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2023/10/07

サマリー

鶴岡慶子さんは日々の学びや感じたこと、考え方のコツを通じて、自分に力を蓄えることの重要性を伝えています。

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて、日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどをシェアしています。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
合格の喜びと気象予報士のイメージ
昨日は、第60回気象予報士試験の発表日でした。 今回、私の友達が合格しました。すっごい嬉しいです。
その知らせを受けたのが、昨日の午前中のことでした。 すぐにおめでとうとメールを返しました。
そうしたら、ありがとうございます。 号泣するかと思っていましたが、意外とウルウル来る程度でした。
今回はよくできたので、合格を確信しているところがあったからかもしれません。 とはいえ、はがきはまだ見ていないので、まだ本当かなと思っているところもありです。
といただきました。 受験番号の合格一覧がネットで発表されるんですね。
それを彼女は先に見たということなんでしょう。 でも私はそれを見るのはとても怖かったので、私の合格発表の時は、
はがきが来るのをひたすら待っていました。 そして、はがきで見てから、ネットの番号を見て、やっぱりそうだと思ったのですが、
彼女はネットの方が先だったということです。 ネット上では、合格者の受験番号一覧が出るのと同時に、
統計資料も出るのです。 この統計資料を見るのが、私はとても好きです。
それによると、実際に受験したのは4290人であったと。 うち合格者は206人。
今回は4.8%の合格率であったということでした。 合格者の内訳は、男性が151名、女性が55名、
そして最年長者は男性が76歳、女性は65歳でした。 最年長者は男性が16歳、女性は19歳でした。
今回は第60回気象予報士試験だったんですが、 これをもって歴代の合格者は12,281名、
うち男性は15,019人、女性は1,762人しかいません。 意外に思われるかもしれないんですけれど、女性の方がぐっと少ないんですね。
割合としては2対8で女性が少ないということなんです。 気象予報士と聞いて、もしかしたら一般の方々がイメージするのは気象キャスターなんじゃないかと思うんですけど、
気象キャスターって喋るのがお仕事ですからね。 予報もしていますし、原稿も組み立てるんですけれど、
いわゆる気象予報士らしい仕事をしている人っていうのは、気象業務をしている人なんですね。 喋る仕事ではないということなんですね。
ですからあれはほんの一部なんですよ。 そして喋っている人は若い女の人が多いので、
そしてNHKの朝ドラのおかえりモネも、10代の時に受け始めていますから、若いうちに撮りましたし、気象キャスターを経験し、
その後地域の防災の方に進んでいくという流れになっていましたけれど、やっぱり女の子、若い女の子っていうイメージが、もしかしたらそういうところからもあるかもしれませんね。
いずれそのように2対8で女性が少ないっていうイメージ、あんまり持てないんじゃないでしょうか。
こんなにも割合として少ないってびっくりされると思うんですけど、私もびっくりしましたから、本当にそういうイメージがあったんでね。
半々ぐらいなのかなっていうふうに思っていたんですけど、なるほど試験会場に行くと、まあ男の人が多いです。
さらに若い人っていうよりは、割と仕事を終えたというか、リタイアしたぐらいの方々がたくさんいるなっていうのが印象なんですよ。
若い子もいないことはないです。結構いるんですけど、でも割合として多いのはリタイア後のチャレンジっていう感じに見受けられました。
そうなんです。ですから若い子がキャリアのために受けているっていうイメージもあるんだろうと思うんですけれど、決してそんなことはなくって、いくつになってからでも学び直せるって本当に思います。
そして受験生だった時に忘れられないことがあって、その資格を取って、あるいはそんな勉強をして何になるのって言われたこと、これ忘れられないんですね。
私はどう思っていたかっていうと、私ラジオの生番組をやっていたので、ワイド番組、情報番組をやっていたので、ニュース、天気、交通情報ってやっている時に、
天気情報のコーナーで気象予報士にお話を伺うんですけれど、その気象予報士が言っていることをもっと理解して、私の質問が変わればラジオを聞いている人たちへの伝わり方が全然違うんだろうと、
そのお役に立ちたいということで勉強しようと思ったんですね。勉強するからには資格を目指した方がいいと、そういう流れだったんですよ。
力を蓄えることの意義と孤独さ
ですから、この資格を取って何もキャスターを目指すわけでもなければ、気象業務会社を立ち上げるでもなければ就職するってことでもないでしょうと、
ただただ自分の中の力を蓄えるっていうことが目標だったっていうことだったんですよね。だからそれやって何になるのと、モチベーションを下げるような意地悪な言い方をされたこともあるんですけれど、
何になるっていうか、でも今やっていること、今努力していることがどこかには繋がるっていうふうには思っていました。
力を蓄えた自分が見える景色って変わるわけですから、力を持たない私が進んでいく道と、力を蓄えていった私が進んでいく道は、
おのずとゴールは変わるわけですよね。だから、今こうやって力を蓄えていることがどこかには繋がるということは信じていました。
それは、多くの力を蓄えようとしない人たちとは絶対に違う道を歩いていくことになりますから、ちょっと孤独になります。
孤独にはなるんですけれども、今力を蓄えているこの時が、どこかに繋がるって信じているんであれば、他の多くの人と違う道を歩んでいても、自分に自信って持てるようになってくると思うんです。
さらに、その先には、自分と同じように力を蓄えようとしていた人たちと、また出会うことになって、孤独は解消されていくんじゃないかなって思います。
現に、私は付き合う人たちが変わりましたし、変わり続けているんじゃないかなって思っています。
たまたま私は資格を取るという形になりましたけれど、資格を取らずとも力を蓄えるっていうことが、どれだけ大きなものを自分にもたらしてくれるのかっていうことをすごく感じます。
結果が出始めてくると、それやって何になるのって誰も言わなくなりました。
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ぜひつながってください 鶴岡慶子でしたまた明日
07:30

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