次回戦の開催
はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の12月22日、月曜日です。 本日は第1394回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、響きになったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
昨日はですね、第24回全国自主怪獣映画選手権 特撮のまち須賀川大会に参加してきました。
第24回全国自主怪獣映画選手権、略して次回戦。 ウルトラマンZやウルトラマンブレイザーを手がけた
拓地清高監督がプロデュースしている怪獣映画オンリーのコンテストです。 この次回戦がここ須賀川で開催されるのは、
決作戦も含めると今回で4回目。 今回はその須賀川大会を現地で見てきましたよというお話です。
次回戦というのは、日本全国から自主制作の怪獣映画だけを集めて上映し、観客投票などで評価するコンテスト形式の上映会。
2016年頃から始まり、コロナ禍という大きな山も乗り越えて今回でなんと24回目。 こうして続いているというだけでもすごいイベントだなと思います。
会場はおなじみ、須賀川市民交流センター徹底の1階、松明ホール。 今回は全部で14作品が上映されました。
12時スタートで終わってのが17時30分過ぎ。 休憩を含めるとなかなかの上場です。
田口監督曰く、怪獣が出てくる自主制作映画なら何でも ok というのが次回戦の基本スタンス。
ただ今回は時間の関係で2、3作品なくなくお断りしたそうです。 見る側としても5時間半ぶっ通しは正直体力的にきついので、この判断はありがたかったですね。
今年の須賀川大会は5月に行われた東京大会から約半年後の開催。 自分は東京大会も見に行っていたので、もう半年経ったのかという気分でした。
11時30分会場ということで少し早めに行ったんですが、入口付近にはすでに物品コーナーが設営されていました。
さらに須賀川特撮塾で制作された怪獣が3体ドーンと展示。 もうこの時点で特撮イベントに来たなぁという気分が高まります。
実はですね開催前はちょっと心配していたんです。 須賀川で次回戦が毎年のように開催されるようになって地元の人が飽きてしまっていないかとか、
例年より1000年が少なめに感じがれて、もし人が集まらなかったらどうしようなんて思っていました。
ところが蓋を開けてみると200人収容の会場がほぼ満席、 しっかり埋まっていました。
マスコミの姿も多くて、あーちゃんと注目されてるなぁとちょっとほっとしました。 須賀川市長の挨拶の後、プロデュースの田口清高監督、そして司会の島崎潤さんの振興でいよいよ上映スタート。
大怪獣イナワシロンの成功
上映された作品は長さも内容も本当に様々。 短いものは3分ほどで、長いものでは44分クラスまで。
監督の年齢層も幅広く、歓歴を過ぎたベテランから中学1年生まで。 このごちゃ混ぜ感こそが次回戦の面白さだなぁと思いかえ思います。
途中10分間のトイレ休憩を挟みつつ、全作品を最後まで鑑賞。 正直体力は削られますが、それでも全部見たいと思わせる力があります。
全体としての感想なんですが、例年だとこれは頭一つ抜けてるなぁという作品が一本ある印象なんですよ。
でも今回はそれが少なかったかなぁと。 悪い意味ではなくて全体的に傾向していて、いわばどんぐりのセクラベー状態でした。
それと塚川特撮塾の活動ももう4年目。次回戦の塚川開催も4回目。 そろそろこの流れに感化された県内初の特撮作品がもっと出てきてもいい頃だと思うんですが、
こんない監督以外なかなか続く人が出てこないのはちょっと残念なところです。 そんな中で県内作品として強く印象に残ったのが大怪獣イナワシロン。
この作品はプロデュース側漫才コンビはたおころの関篤さん。 出演者には福島中央テレビのアナウンサーやリポーターといったプロの方々が名を連ね、怪獣の声を担当しているのがなんと漫才界の大御所
おぼんこぼんさんです。 さらに白樺市のご当地ヒーローダルライザーのわちさんを出演しています。
2021年にクラウドハンディングで資金を集めて制作された作品で、実は自分もこのクラファンに参加してささやかながら支援しました。
その返礼品として完成した映像をいただき、さらに撮影に使われた中野沢温泉の西松屋旅館も見学させてもらって特撮の現場を間近で見たんですよね。
ただこのイナワシロンは塚川特撮塾とは全く別ルートで生まれた作品。 偶然が重なって形になったものです。
こういう動きがもっと県内各地で自然発生的に起きてくれるといいんですが、今のところ大きな広がりは感じられていないのが現状です。
イナワシロンの制作スタッフも一本作り切って満足したのか、燃え尽きたのか、その後の動きがあまり聞こえてこないのはちょっともったいないですね。
とはいえ今回は大怪獣イナワシロンが塚川市長総合受賞、これは素直におめでたい出来事でした。
塚川特撮塾出身のこんない監督によるチビエスターガ初めての冒険は特撮塾の活動を通して制作された怪獣たちを使った作品。
エスターガシリーズのスピンオフ的な位置づけですね。 ただその分新しさという点では少し弱い印象でした。
次回作にぜひ期待したいところです。 すべての上映が終わった後は来場者全員の投票で金銀銅層が決定。
これもまたほんのわずかな差で決まった感じでした。 次回の塚川大会ではぜひ福島県内からおおっと言わせるような作品が複数出てきて欲しいですね。
なんせ特撮の街塚川大会なんですから。 怪獣が出ていればプロもアマも関係なし、県内の映像クリエイターの皆さんぜひ挑戦してほしいなと思います。
というわけで今回は第24回全国自主怪獣映画選手権 特撮の街塚川大会を見てきましたよというお話でした。
はいそれではまたもしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聴きくださいまして誠にありがとうございました。