00:00
はい、おはようございます。本日の放送は、2026年5月8日、金曜日です。 本日は第1531回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
今回は、ちょっとしんみりした回です。
特撮ファンとして、これは語らずにはいられない。 俳優の大葉健二さんが亡くなられたということで、今回は追悼回です。
5月6日に亡くなられたそうです。71歳。 2018年に倒れられて、その後も治療を続けていたという話は聞いていたんですよ。
だからずっと、また元気な姿を見せてくれるんじゃないかって、どこかで思っていたんです。
新作ギャバンインフィニティに、もしかしたらまた一乗自列として登場してくれるんじゃないか。 あの乗着をもう一度聞けるんじゃないか。
そんな期待を特撮ファンはみんな持っていたと思うんです。 だから今回のニュースは本当にショックでした。
心からご冥福をお祈りいたします。 特撮を見て育った世代にとって、大葉健二さんって単なる俳優さんじゃないんですよね。
ヒーローそのものだったんです。 まず有名なのがバトルフィーバーJのバトルケニア、そして電子戦隊デンジマンのデンジブルー、
さらには伝説になった宇宙刑士ギャバンのギャバン。 スーパー戦隊とメタルヒーロー。
その両方の歴史にものすごく大きな足跡を残した人なんですよ。 しかもただ出演しただけじゃない。とにかく動きがすごかった。
今でこそ変身前の俳優さんとスーツアクターさんは別れているのが普通です。 安全面もありますし撮影効率もありますからね。
でも大葉さんは自分でやる。しかも無茶苦茶動ける。 だから画面の説得力が違うんですよ。
あ、この人本当に強い。そう思わせる力があった。 大葉賢治さんてもともとは本名の高橋生で活動していたんですが、千葉新一さんの下で鍛えられていたんですよね。
あのジャック。ジャパンアクションクラブです。 今のアクション俳優文化の礎みたいな集団ですね。
そして芸名を変えるときに師匠である千葉新一さん。 海外名義だとソニーチバから葉の字をもらって大葉賢治になった。
なんかこの時点ですでに継承って感じがしてかっこいいんですよね。 そしてバトルフィーバーJ。
今見るとかなり異色なんです。 まず何々戦隊がついていない。
しかも今みたいに赤青黄緑ピンクがはっきり役割分担されている感じでもない。 名前もレンジャーじゃないフィーバーですからね。
03:01
いやフィーバーってなんだよっていう。 当時映画サタデーナイトフィーバーが流行っていてフィーバーという言葉が流行りだったからですね。
でもこの作品って実はめちゃくちゃ重要で今のスーパー戦隊につながる 巨大ロボロ戦が本格的に始まった作品なんですよ。
つまり戦隊シリーズの歴史の転換点。 その中で大葉さんが演じたのがアケボノシロ。
変身するとバトルケニア。 アケボノシロほぼターザン。ジャングルの野生児みたいなキャラクターでした。
でもその野生児と大葉さんのアクションが異常に合っていた。 走るだけで速そう。ジャンプするだけで強そう。
敵に向かう時の圧がすごい。 だから子供の頃はバトルケニアが一番強いんじゃないかって思ってました。
続く電子戦隊デンジマンではデンジブルー。 これ前年に別の戦隊ヒーローを演じていた人がまた別のヒーローをやるっていう
今だとなかなか珍しいパターンなんですよね。 だから当時の子供としては、あれ去年ケニアだった人が青になってるってちょっと混乱したんじゃないでしょうか。
しかも演じる大目大頃はアンパンが大好きというどこかキレンジャーっぽいキャラクター。 でもやっぱり動くと違う。
アクションになると一気に空気が変わる。 あ、この人だけ次元が違うっていう感じがあったんですよ。
そしてやっぱりなんといっても宇宙刑事ギャバンです。 これはもう伝説。
一乗自列宇宙刑事ギャバン。 変身前から強いんですよ。普通ヒーローって変身してから本番じゃないですか。
でも列は違う。変身前でも敵をボコボコにする。 で、乗着してさらに強くなる。
さらに敵が3倍強くなる真空空間に行くとなぜかもっと強くなる。 どんだけ強いんだと。
なんか頼れる兄貴そのものだったんですよね。 しかもギャバンって特撮指摘にもかなり挑戦的な作品でした。
レーザーブレード、乗着シーン、メタリックヒーロー、宇宙刑事という設定。 当時としてはかなり未来感があった。
だけど途中から戦闘シーンが予算の都合ですごいことになる。 蛍光灯を振り回してチャンバラ始めるんですよ。
いや子供の頃はかっこいいだったんですが、大人になって見返すと、 東映さんだいぶ勢いで撮ってるなって思うんですよね。
でもその勢いを成立させていたのが、おばさんの身体能力だった。 動きだけで見せられる人だったんですよ。
あと個人的に印象深いのが、宇宙刑事シャイダーの終盤。 ギャバン、シャリバン、シャイダーの3人が揃う豪華会があったんですが、
その時一乗自列の神が亡くなってるんですよね。 先輩どうしたんですかってなりました。でも劇集では深く説明されない。
まあなみたいな感じ。いやいやまあなーで済む変化じゃないだろうと。 実はその頃、光太郎マカリトールという実写映画がありまして、
06:09
福島県いわき市出身の漫画家、ヒルタ達也さんの作品ですね。 これをジャックメンバー中心で実写化していたんですが、
まあかなり勢いのある映画でした。 原作ファンほど、これは実写化が難しかったのでは?となるタイプのやつです。
そこで大葉さんは、主人公のライバル、 天光寺照彦を演じるために頭を丸めたんですよ。
それがきっかけでその後もスキンヘッド系の役が続いていった。 だからギャバンの髪型変化にもちゃんと理由があったんですね。
そして大葉さんは、1980年代後半にお母様の介護、看病のために故郷の愛媛に戻られます。
人気絶頂だった時期ですよ。普通だったらもっと東京で仕事を続けたかったと思うんです。
でも家族を選んだ、そこもまた大葉賢治さんらしいなぁと思うんですよね。
だから当時はもう一乗自列には会えないだろうなぁって思っていたんです。 ところが2010年代、映画版の宇宙刑事ギャバンザムービーや、
海賊戦隊ゴーカイジャーガラサス宇宙刑事ギャバンザムービーに登場した時は本当に嬉しかった。
もう画面に出てきただけで泣きそうになるんですよ。 あーギャバンだーって。
ヒーローって不思議ですよね。子供の頃に見たヒーローって、年をとっても心の中に残り続けるんです。
疲れた時とか落ち込んだ時とか、ふと主題歌を聞くだけで元気が出たりする。
その記憶の中のヒーローを作ってくれた人が大葉賢治さんだったんです。
今日は思いつくままに話しました。本当はもっともっと語りたいことがあります。
ギャバンだけじゃない、戦隊だけじゃない、ジャック時代の話もアクション論も後輩俳優への影響も。
でも今日はまず感謝を伝えたい。テレビの前でワクワクさせてくれてありがとうございました。
そして今でもヒーロー言っていいなと思わせてくれてありがとうございました。
本当に素晴らしい人が亡くなられたなぁと思います。
それではまた、もしよろしければぴょん吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。