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2025-06-01 16:21

#1190 【科学系ポッドキャストの日】お米と地球温暖化の話

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#科学系ポッドキャストの日 に参加しました!

6月のトークテーマ「米」 ホスト「アメリカンナイトGOLD」

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今回、「科学系ポッドキャストの日」に初参加ということで「お米と地球温暖化の話」という話をさせていただきました。かなり前から知られていて、多くの日本人が知っていないといけないと思うのに、知っている人が少ないようがしたので。知っている人は知っているので、他の人とネタがカブりそうでドキドキです。

サマリー

このエピソードでは、お米の栽培が地球温暖化に与える影響について詳しく見ています。特に、水田からのメタンガスの発生とその抑制方法に関する重要な情報が提供されています。お米の栽培方法が気候変動に影響を与える中、米の生産を維持しつつメタンガスの排出を減少させる方法が紹介されています。また、日本でのネオニコチノイド農薬の使用や、新しい技術としてのアヤガモロボットの研究についても触れられ、環境保護と農業の両立が考えられています。

科学系ポッドキャストの日の紹介
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の6月1日、日曜日です。本日は第1190回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ、漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことを、だだー楽し押していくという番組です。
よろしくお願いいたします。
いつも同じ前振りで始めましたけどね、今回この番組を初めて聞くという人も多いと思いますので、改めて簡単に説明いたします。
特撮アニメが大好きなオタク親父がですね、毎日約10分ぐらい一人語りを続けているという、とっても痛い番組なんですよ。
ですがね、今回はいつもと違いますね、科学っぽい話をしようと思っております。と言いますのもね、今回この番組、科学系ポッドキャストの日に参加しているからですね。
科学系ポッドキャストの日というのはですね、毎月10日頃にですね、共通のテーマについて話をするというですね、ポッドキャストのイベントなんです。
科学的な話をしているポッドキャスト番組が参加することが多いんですが、普段雑談系の話をしている番組もね、参加しても良いってことなんでね、オタク親父もね、無謀にも挑戦してみようと思ったようなわけです。
で、今月のね、科学系ポッドキャストの日の共通テーマはですね、ホストがね、アメリカ留学ポッドキャスト、アメリカンナイトゴールドさんからですね、お提供でね、お米なんですよ。お米、米っていう字ね、それをね、アメリカと呼んでね、アメリカでも良いし、米米クラブでもね、予熱原子でも良いらしいんですけどね。
予熱原子とね、アニソン、特撮総務の話でもしようかなと思ったんですけども、やはりですね、直球勝負でお米の話題でいきたいと思っております。
まずはですね、余裕アイデアがないかと思いましてね、チャットGPTさんにね、聞いてみたんですよ。
するとね、お米は生きている、発芽玄米と酵素の秘密とかね、炊飯茶の科学、なぜ復活するのかとかね、米と酒、発酵のミラクルワールドなどなどですね、7つほど面白そうなアイデアをいただきました。
その中にですね、米と気候変動っていうのがありましてね、あ、そのキーワードなら行けると思ったんですね。
というわけでね、今回はですね、それに関連した話をしようと思います。
稲作と地球温暖化の関係
地球温暖化でとても大事な話ですからね。
さてさて、自分がね、このお題に気づいたのがですね、6年前なんですよ。
福島県郡山市にあります福島県農業総合センターというのがありまして、そこに訪れた時のことです。
そこにですね、ちょっとおしゃれな木造のホールがありましてね、木材を引っ張る力に強いという性質を生かしましてね、木材を金属で引っ張って建てるという珍しい工法で建てられたホールでした。
そのホールの中にですね、その農業総合センターで研究されている方たちの研究成果を求めたパネルが置いてあるんですよ。
それを見てみましてね、へーっと驚いたんですね。
それはね、稲作は地球温暖化を進めているって話なんですよ。稲作は地球温暖化を進めている。
お米を作っているとね、地球温暖化はどんどん進むぞっていう話なんですよ。
皆さん知ってましたか?
これ気になって調べたらですね、もう1991年の農業土木学会にも載っている話なんでね、農業だとか環境に詳しい人はね、とっくの昔に知っている話なのかもしれません。
でも一般にはね、あんまり知られてないんじゃないかと思うんですよね。
とりあえずですね、6年前の自分は知らなかったですよ。
稲作って言いますよね、稲そのものは温暖化を進めるわけじゃないんですよね。
稲はね、空気中の二酸化炭素をせっせと吸いまして、お米を実らせるんでね、むしろ地球温暖化を抑える方向に進んでいると言えます。
じゃあ何が問題かというとね、育て方なんですよ。
お米って畑じゃなくてね、水田、つまりですね、沼みたいな場所で育てますよね。
あの沼の環境はですね、実は温室効果ガスの一つ、メタンガスを発生させてしまうんですね。
メタンガス、昔はですね、正気なんて漢字で書いたりしたそうです。
正気っていうのはね、沼の木って書く方ですよ。我がガスの方じゃないです。沼の木。
それで正気って言うんですが、それはメタンガスを指すんですね。
あの沼って言うとね、ポコポコってガスが湧き出しているイメージがありますよね。
あの幅、あれがメタンガスなんですね。
沼の中に落ちた有機物はですね、水に覆われるとね、酸素の届かない状態で腐敗しまして、そしてメタンガスを発生してしまうんです。
暖かい時に田んぼに行きますね、ポコポコって田んぼが湧き出しているのね、それもよく見ることがありますよね。
つまり、田んぼでお米を作っているとね、どうしてもメタンガスは発生してしまうわけですよ。
このメタンガス、実は二酸化炭素にね、ずっと温室効果を進めている力が強いわけですね。
水田の利点と課題
二酸化炭素の約25倍と言われているんですよね。
それを抑制するためにっていうのはね、よく牛のゲップから出るメタンガス、それを減らそうっていうね、その話がニュースで出ますよね。
餌を変えたいとかね、環境を変えたいっていうので、よく見聞きしますよね。
しかし、水田から発生するメタンガスを抑制するって、あんまり聞いたことがないような気がするんですね。
自分がね、水田農家をしている家、いないせいでしょうかね。
この稲作をね、地球温暖化を進めているって、あんまりニュースにならないような気がするんですね。
発生したメタンガスはね、水田から出たものか、あるいは自然界にある沼から出たものか、区別は難しいってこともあるんでしょうね。
あるいはですね、そのニュースを見たら水田農家さんがね、手引きに反発するかもしれないってことをね、気にしているのかもしれませんね。
でもね、今はね、ちゃんと計算されていまして、日本国内でね、人員的に発生するメタンガスの発生量がですね、農業分野が78%でね、
工業だとかね、家庭にかぶって多いんですよ。
そしてそのうちですね、稲作が42%になっているんですね。
というわけで、日本ではね、畜産より多い感じだらしいんですね。
で、2022年にはね、国立環境研究所がですね、東アジア地域、日本、中国、韓国などでですね、
水田からメタン放出量についてシミュレートしているんですがね、
そうすると、メタン発生のね、12分の1が水田が出ているという報告をしているんですよ。
全メタンのね、12分の1が水田と驚くのか、たった12分の1しかないのかと思うかね、まあ人によって違うんですけどね。
でも自分なんかはね、米を食べないと元気ができないんですよね。
で、そんな自分としてはね、この問題、非常に気になるんですよね。
このメタンガスの怖いのはですね、まあ平均気温が少し上がるとですね、有機物の分解もね、早くなりまして、
ますますメタンガスが出やすくなるってことですよね。
南極大陸の恒例の中でね、メタンガスが吹き出してくるぞっていうのがね、その2012年にね、ネイチャーが発表されたんですよ。
その当時はね、そんなことあるの?なんて言ってたらさ、現在たくさん吹き出してきているのが発見されています。
もう少し気温が高まればね、海底に眠っているメタンハイドレート、次のエネルギー源とも言われていますが、
そのメタンハイドレートはね、ガスになって海からボコボコ出てくるぞとも言われているんですね。
本当にそうなった場合ですね、地球温暖化はね、現在より加速度的にですね、どんどんどんどん進むわけですよね。
じゃあね、現在のお米どうしたらいいのか?
お米って畑でも育てられるって知ってました?
むしろね、もともと陸上に生えている植物なわけですよ。
で、陸島とかね、オカボと言いましてね、海外ではですね、こっちの育て方の方が一般的な国もあります。
日本でもね、関東以南ではですね、畑で育てられる品種のお米があるそうなんですね。
しかしですね、全てのお米の品種がね、畑で育てられるわけじゃないですし、
また、水田のお米でね、ちょっとね、おいしくないっていうお米が多いらしいんですよね。
陸に生えていた稲をですね、わざわざ水田に育てたっていうのはね、やっぱりいろいろメリットがあるんですよね。
例えば、川の水をひいてね、土にミネラルを補うことができる。
それかあと、水で覆って蓋をすくとね、雑草を生えにくくすることができる。
それから、病害虫が出にくくてですね、連鎖障害を少なくすることができる。
それから、稲がね、暖かい地方の植物なんで、遠くなど寒い地域ではですね、水はね、寒さから稲を守ることができる。
そんなね、利点があるんですね。
紀元前4,000年前からですね、水田の栽培跡は見つかっているらしいんですがね、
さすがね、6,000年の栽培技術と言うことが多いらしいんですね。
水田にはね、こういった優れた利点がたくさんあるのでね、
簡単に、じゃあ全部畑でって余計にいかないんですよね。
仮に品種改良してね、陸上でおいしいお米が作れるようになったとしてもね、
雑草の管理をどうするんだ、だとかね、毎年同じ場所で作れないぞ、とかなりますからね。
ですから、水田だからこそね、解決してきた問題がね、発生してくるわけですよ。
だからやっぱりですね、水田で稲作を続けたいと思ったらですね、
どうやってメタンガスを減らすのか、というのが大事なんですね。
ここでね、最初の話に戻しますけどね、福島県の農業総合センターでね、
自分が見たのはね、水田のメタンガスの発生を減らす実証実験、
お米とメタンガスの関係
それはね、そこでやられていましたね。
その結果、良い結果が出たというのがね、パネになっていたんですね。
やることは単純なんですよ。
もう栽培の途中でね、水を抜きましてね、土を乾かす時期、いわゆる中干し時期を作ることでですね、
これで地面の中に酸素が入ってきまして、メタンガスが発生しにくくなるという寸法なんですよ。
極めて簡単な方法ですよね。
中干しすることによってですね、稲作に害が出そうな気もしますが、
お米の収穫量に影響はほとんどないらしいんですよ。
そして、根が地面にしっかりと張ることでですね、稲を元気に作ることができるという利点もあるそうなんですよね。
福島県の農業総合センターの報告ではね、これによりメタンガスの発生量を30%減らすことができたそうなんです。
この方法ね、他の地域でもね、同様な実証実験がどんどん行われていまして、
この方法でね、現在どんどん各地に広げているということなんですね。知らなかったです。
ネオニコチノイドと新技術の研究
別の国でね、別の方法でね、検討されているんですよ。
アメリカではですね、水田で魚を飼ってね、それでメタンガスの排出を抑制するという研究がされているんですね。
魚が水中にある微生物を食べましてね、微生物のバランスを変えるとですね、メタンガスの発生を抑えるんだそうです。
この方法ですね、お米以外に水田で養殖した魚も収穫ができるというのでね、
農家の方はね、収穫が増えるということで、一石二鳥の方法なんですよ。
日本でもね、昔からですね、水田養魚って言いましてね、船だとかね、土壌を使ってね、怒られていた方法なんですよ。
ということで、非常に良い方法と思えるんですが、日本ではね、あんまり研究されていないようなんですね。
というのもですね、日本のお米作りではね、現在ほとんどですね、
ネオンニコチノイドと呼ばれる殺虫剤、そちらの方の農薬を使っているんですね。
これはね、お米に付く小さなカメムシ、その被害を防ぐためにですね、とっても有効な殺虫剤なんですよ。
ネオンニコチノイド。ですからね、その殺虫剤、魚にも影響が出る可能性が高いんですね。
今ですね、世界ではこのネオンニコチノイド系の殺虫剤を減らす動きが進んでいるんですね。
そのきっかけはね、2006年にミツバチが巣から離れた後、戻ってこないという現象が発生したんですね。
それで巣がなくなってしまうんですね。
原因を突き詰めたらですね、ネオンニコチノイド殺虫剤、それはミツバチの神経に影響を与えましてね、
巣に戻れなくなってしまう、それは原因だと言われてるんですね。
そこからいろいろと研究されまして、EU、アメリカなどは殺虫剤の危険性が指定されて死傷しない方向にどんどん進んでいるんですね。
ところが日本ではね、全然見直ししないんですよ。ずっと規制は見送りのままなんですね。
先月の5月21日にもニュースに出ていたんですね。あんまり話題になっていないんですけどね。
日本ではですね、この殺虫剤がなくなるとお米に黒い反対が出て売れなくなるって言うんでね、農家の強い反対がありましてね、とても止められないらしいんですね。
そういう殺虫剤などが養殖した魚だとね、やっぱりあんまり食べる気にならないですよね。
今でも実際、田んぼに土壌だとかね、カネシ、アメリカザリがありましてね、食べる気になれば食べれるんですよ。
でも食べたいという人いないですよね。
でもお米がありがたくて食べてるんですよね。なんか変な気がするんですよね。
昔ですね、田んぼで稲葉を採って食べていた親父としてはですね、多少ね、変な色のお米が混じってもいいからね、安心してね、水田に座った土壌だとかね、食べたいと思うんですよね。
この魚の養殖に似た方でね、日本ではですね、アヤガモ農夫を機械化したアヤガモロボットというのを研究されているそうです。
太陽光をエネルギー源としまして、自動的に水田の中を動き回ってね、スクリューでね、助走するんですね。
その助走するときですね、一緒に水をかき混ぜることでね、メタンガスを減らすという効果があるんだそうです。
東北大学の研究グループはね、2022年に行った実証実験では、このアヤガモロボットによりましてね、水田から発生するメタンガスが50%減ったというんですよ。
これはすごいですよね。
中干しでもね、魚でもね、アヤガモロボットでもいいですけどね、少しでも早くですね、宿温暖化に関係ないですね、お米を食べたいと思ってるんですよね。
そして安心してね、アニメとか特撮見たいんですけどね。
ということでね、今回ね、オタク親父がですね、無謀にも科学系ポッドキャストの日の共通テーマ、お米に参加してみたっていう話でした。
はい、それではまたもしよろしければ、キョンキチのオタクの話をお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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