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2026-01-13 07:19

#1416 熱海で心を洗うアニメ『綺麗にしてもらえますか。』の話

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アニメ『綺麗にしてもらえますか。』第2話までを観て、
「これは今期のダークホースだ」と確信しました。

舞台は静岡県・熱海。
路地裏の「キンメクリーニング店」を営む主人公・金目綿花奈(きんめわかな)さんを中心に、温泉街の穏やかで温かい日常が丁寧に描かれていく作品です。

派手な事件は起きないけれど、洗濯物に込められた思い出や、人と人との何気ない会話が、じんわりと心に染みてくる――そんな魅力があります。

しかし、金目さんには「2年前以前の記憶がない」という秘密も。明るさの裏にあるミステリー要素が、物語に深みを与えています。

映像、音楽、声の演技、そしてご当地アニメとしての完成度が高い。熱海という街の空気感まで伝わってくる、静かだけど確かな良作について語りました。

サマリー

アニメ『綺麗にしてもらえますか。』は静岡県熱海を舞台に、主人公の金目若菜が心温まるクリーニング店での生活を描いています。物語にはミステリー要素が織り交ぜられ、若菜の過去の記憶の喪失が関わる人間関係が深まることで、視聴者を惹きつけます。

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はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の1月13日、火曜日です。 本日は第1416回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
アニメの舞台とキャラクター
よろしくお願いいたします。 アニメ、綺麗にしてもらえますか。第2話を見ましてね、
ああ、これかなり出来の良いご当地アニメだぞと思ったんですよ。 正直放送まではそこまで期待していなかったんですけど、第2話まで見て確信しました。
これは今期アニメの堕落ホースだなぁと。 今回はその、綺麗にしてもらえますか。についてのお話です。
物語の舞台は静岡県熱海。 温泉地として有名なあの熱海のちょっと路地に入ったところに、
金目クリーニング店というお店があります。 そこで店主として働いているのが主人公の金目若菜さん。
この若菜さんがですね、とにかく働き者。 接客、洗濯、アイロン掛け、染み抜き、配達まで全部一人でこなしている。
しかも美人で、いつも明るくて勘違いに、朝から晩まで笑顔を絶やさず、
行ってらっしゃい、お帰りなさいが自然に出てくるタイプ。 そんな若菜さんを中心に、少しのんびりしていて、ちょっと騒がしくて、でもどこか温かい、
熱海の日常が描かれていきます。 この作品のいいところは、派手な事件が起きるわけじゃないのに、
毎回必ず人と人との心の交流が描かれるところ。 お客さんとの何気ない会話、
洗濯物に込められた思い出、それを丁寧に受け取る若菜さん。 こういう積み重ねがじんわり効いてくるんですよね。
ところがこの若菜さん、実は2年前より前の記憶が全くないという設定なんです。 自分が誰だったのか、
なぜここにいるのか、過去に何があったのか、 それは全くわからない。
不思議なのは、クリーニングの技術だけは体が覚えているということ。 シミ抜きの手際もプロ級、
素材の見極めも完璧、それを若菜さん本人は、 私、過去の記憶をクリーニングしちゃったんですかね、なんて冗談っぽく笑うんですが、
アニメの完成度と影響
いやいや、絶対何かあるでしょと。 この明るさの裏側が気になって、どんどん作品に引き込まれていきます。
このあたりのミステリー要素が実はかなり効いているんですよね。 原作は、ハットリミツル先生による漫画、
綺麗にしてもらえますか。 スクエアエニックスのヤングガンガンで、2017年から2023年まで連載。
単行本は全11巻です。 連載は終わっていますが、その後も読み切りが発表されているそうで、
根強い人気がある作品なんだなというのがわかります。 その原作をアニメ化したのが、アニメスタジオオクとのぼる。
正直、自分はこれまであまり名前を意識したことがなかったスタジオなんですが、 調べてみると、ゴンザ出身のスタッフが立ち上げたスタジオとのこと。
なるほどと思いましたね。 映像の作りが全体的にとても手堅い。
オープニングとエンディングの主題歌の心地いいですし、 声優さんの演技も変に強調せず自然。
背景美術も丁寧で、海の光、夕暮れの色、味わいあるバテも。 特に光の表現がいい。温泉地のあの少し湿った空気感。
海沿いの潮の香りまで伝わってくる。 いや、普通によくできたアニメです。
そして、ご当地アニメとしての完成度が高い。 熱海の街並み、温泉、美味しそうな名物料理。
しかも、舞台が熱海ですから、温泉が出てくるイコール若菜さんの入浴シーンが自然にある。 サービス過剰にならないのがまた好印象。
見ていると、熱海行きたいなーって普通に思ってしまいます。 それにしても、漫画やアニメって料理、お酒、釣り、麻雀、キャンプ、
本当にいろんな材材が使われてきましたが、 クリーニングをテーマにした作品ってかなり珍しいですよね。
料理漫画では調理工程や素材の知識を教えてくれますし、 お酒の漫画では醸造や歴史を楽しませてくれる。
この作品ではクリーニングの技術や考え方が書かれています。 正直、自分で染み抜きを真似するかと言われたら多分しないんですが、
それでも、こういう仕事があるんだ、こういう工夫をしているんだと知るのは素直に面白い。 ただし、一つだけ難を言うなら、
若菜さん、ちょっと完璧すぎる。 仕事ができて、性格が良くて、聞くばりもできて、料理もできそうで、
なんというか、理想のお嫁さん候補感が強すぎる。 もう少し失敗するとか弱いところが見えると、さらに感情移入できそうかなと思いました。
ところで、熱海といえば、実は怪獣映画の聖地でもあります。 キングコング対ゴジラや大巨獣ガッパなど、昔から怪獣が暴れがちな場所。
実写版のパトレイバーネクストジェネレーションでも怪獣が出てくる回の舞台になっていました。 最近では、アタミ怪獣映画祭が開催されたり、温泉防衛バスダイバー、温泉シャークなどの作品も生まれていて、もう完全に怪獣の街。
そこに今回、こんな穏やかで丁寧なアニメ作品が加わったのは、ちょっと羨ましいですね。
自分の地元氷山市にも、バンダイアタミという温泉地があるんですが、 どうでしょう、何か便乗、いや、コラボできないですかね。
というわけで、アニメ綺麗にしてもらえますか。 ド派手なヒット作、いわゆる覇権アニメにはならないかもしれませんが、でもじわじわと話題になるタイプの良作であることは確かです。
ご当地アニメといえば、大洗のガールズ&パンツァー、広崎のフラインウィッチなどが有名ですが、そこに並ぶ新しい名前が一つ増えた、そんな印象を受けました。
今後の展開も楽しみです。
はい、それではまた、もしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聞き下さいまして誠にありがとうございました。
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