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2022-11-24 11:07

#270 福島市で開催中の丹治匠絵本原画展に行ってきた(前編)の話

福島市出身の映画の美術などを担当することが多い丹治匠さん。新海誠監督「すずめの戸締まり」公開に合わせて、福島市写真美術館で「丹治匠絵本原画展」を開催中。11月23日はギャラリートークということで丹治匠さんのお話を聴くことができました。今回は、前編として展示会の模様についてお話しております。

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はい、おはようございまーす。
本日の放送は、2022年の11月24日、木曜日です。
本日は、第270回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画
大好き親父のピョン吉が響きになったことを
だらだら話をしていくという番組です。
そんな親父の一言を聞きになりまして、
もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、
ごめんなさい、悪意はなかったんです。
不幸にもこの番組に興味を持ってしまったら、
ぜひ今後もご協力のほど、よろしくお願いいたします。
昨日は勤労感謝の日。
というわけでね、1週間の真ん中のね、
水曜日お休みっていうことでね、非常に嬉しかったですね。
昨日はですね、福島市で行われている
炭治匠絵本原画展に行ってまいりました。
色々とね、得るものがありましたのでね、
そんなわけでですね、今回その話をしたいと思いますけども、
多分分量から言いますと2回になる予定です。
炭治匠さん、福島市出身でね、
映画などの美術をされている方なんですね。
現在公開中のね、
新海誠監督のね、
あの雀の閉じまり、そちらの方の美術監督もされております。
以前中国のね、アニメのね、
時効代理人でもね、
美術監督をしているって話をいたしましたからね、
その他にもですね、色々な仕事をされてるんですね。
例えばですね、マークロスデルタのね、
あの歌姫、ワルキューレたちにですね、
楽曲を提供している正体不明のね、
アネタウムヤさんという方がいらっしゃるんですがね、
その方がね、プロデュースしているシンクロっていうですね、
作品があるんですよ。
その映像のね、キャラデザインを担当してるんですね。
これ昨年からしてるみたいなんですね。
炭治さんってこういうキャラも描けんだーってね、
っていうのでちょっと驚いてる感じなんですかね。
今回はですね、先ほど言いました雀の閉じまり、
その公開記念ということもありまして、
故郷の福島市の方でですね、
絵本の原画展が開催されるってことだったんですね。
そしてですね、嬉しいことに昨日23日ですね、
炭治さん自身がね、来られまして、
ギャラリー投稿を行うっていうね、
っていうので申し込みしたわけなんですね。
場所はですね、福島市写真美術館というところです。
ここは私知らなかったんですけどね。
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旧電気計器検定所、福島試験所という建物らしいんですね。
大正時代にね、作られた建物らしいんですよ。
最近なかなか見かけないですね、
重き深い建物ですね。
素敵な場所でしたね。
震災でね、10年間ですね、
復旧感があっていたそうなんですね。
でもとにかく復旧させて、
このようにですね、美術館として使っているみたいですね。
まず入口開けましてね、
入場料200円を払って展示品を見学いたしました。
今回はね、
多分その展示品のご覧下さいで終わっちゃうと思います。
そこでですね、炭治さんのね、
花ちゃんの帽子とカーカーモーモーっていうね、
2つの作品の原画、そちらを見学いたしました。
花ちゃんの帽子はですね、
自分もね、既に持っている絵本だったんですね。
以前から見ていたんですけどね、
画材が何かなーっていうのがね、
気になっていたんですよね。
後でギャラリートークで知るんですけどね、
画材は水彩絵の具だとかパステルとかね、
いろいろね、混ぜて使用されているようです。
そして一部ですね、
イラストを切り張りしたりとかしていた他ですね、
絵を描いた後ですね、
コンピューターで一部色の処理だとかして作ったら
ものらしいですね。
この絵本ができるきっかけですけどね、
ユリイカっていう雑誌にいる編集の知人からですね、
絵本を描ける作家いないかっていう話がきまして、
絵本に挑戦したらしいですね。
自分にもですね、
絵本を読む年齢の子供がいるってことでね、
そのきっかけだったみたいです。
別の仕事の合間にね、
1年弱かけてね、制作したらしいです。
登場人物のハラちゃんっていうのもね、
タンジさんの娘さんの名前らしいんですね。
これは絵を描いてから文字を埋めたんではなくてですね、
文章の方もですね、
配置なども考えてから絵を描いたそうです。
主人公の帽子はね、男の子らしいんですね。
青色にしてますし、僕と言ってんね。
次から次とですね、その帽子のね、
持ち主が変わっていったら面白いだろうなっていう
発想で生まれた作品らしいです。
自分的にはですね、子供の時によく聞いた、
飛んでいったバナナを思い出しましたね。
バナナンバナナンバーナナっていうやつですね。
バナナがですね、旅をしていってどうなるかなーとね、
毎回毎回ワクワクするっていう歌ですね。
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それと同じようにですね、帽子がね、
次から次と持ち主が変わっていくっていう話なんですね。
続いて見たのはですね、カーカーモーモーです。
びっくりしたのはですね、
展示である玄関にですね、
色がほとんどないってことなんですよ。
キャラクターの二つはあってね、
あと灰色っぽい色が載っているんですけどね。
別に色がないと。
これはですね、普通のね、印刷の場合、
4色の色を混ぜてね、
色を作るフルカラー印刷っていうのをするんですけどもね、
オレンジみたいなね、赤と黄色を混ぜるみたいな感じですとね、
だんだん色がくすんでしまうんですね。
というわけで、特色印刷っていうね、特別な印刷ね、
明るさの色が変わらない印刷方法を使って、
印刷するためなんだそうです。
そのためですね、玄関には色がないんですね。
あとですね、あのコンピューターで色を載せていくんだそうです。
もう多くのね、
絵描きさんがですね、コンピューターで絵を作っている時代ですからね。
玄関そのものはね、紙として存在していないのでね、
これからの玄関展ってね、
こうなってしまうのかもしれませんね。
あとでギャラリー特別してるんですけどね、
この話のきっかけはですね、
古民館に住んでいる時にですね、
剥がした神々のね、裏にあった模様がですね、
カラスと牛が喧嘩しているように見える模様だったらしいんですよ。
それを元に作ったらしいんですね。
カラスと牛が全く違うもの同士がね、
恋を自慢し合う話が生まれたそうなんです。
自慢し合ってね、途中仲が悪くなりそうなんですけども、
最後はね、互いに褒め合って仲直りするっていう話なんですね。
このお話ですけどね、
やっぱり戦争のイメージするっていう人はね、
結構いるらしいんですね。
自分もそのようにね、思っていたんですね。
それで、カラスはどこの国?
牛はどこの国?とか読みしちゃったんですけどもね、
単なるね、あの壁の汚れだってことを聞いてね、
なんだと思いましたね。
幼稚園の方ではですね、
カラス組とね、牛組に分けてですね、
子供たちにね、演じさせてっていう話ですね。
この発想なかったですね。
それやると確かにこの絵本楽しそうですね。
続いてね、見たのはですね、
福島民放社でね、連載している
歌人のね、小間田明子さんのエッセイにですね、
イラストを描いているものです。
そのエッセイをですね、タンジさんが担当してるんですね。
小間田明子さんはね、同じく福島市出身でね、
タンコを作っている方なんですね。
で、仙台市在住だそうです。
毎月ですね、福島民放にエッセイを載せているんですが、
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そのエッセイに合わせたイラストを描いているんですね。
これ見てみますとね、
なぜか番号があちこち飛んでるんですね。
言うんで、なんでかなーと思ったらですね、
えっと、タンジさんが担当してるのはね、
半年だけだそうなんですよ。
1月から6月まで担当して、
あとは強い人がバトンタッチしてなってるそうらしいんですね。
タンジさんのところにはですね、
今度こんな話が来ますっていう連絡が来ましたね。
そして描いてるんでね、
毎回エッセイの内容とね、
合っているかなーと思いながらですね、
描いているそうです。
その絵なんですけどね、
漫画チックな絵の時もあれば、
写実的な時もありましたしね、
抽象的な絵みたいな時もあります。
様々なんですね。
なんでこの絵がね、違うのかなーっていうと、
実験的に色々試してるからだそうです。
というわけでね、
まずはタンジさんのイラストをね、
じっくりと堪能しまして、
次にエッセイをね、読みましてね、
サッと読みまして、
そして最後にね、
単価を読んで、
イラストをもう一度見るっていう風に参集いたしました。
なかなか良い展示でしたね。
というわけでね、
この展示会ですがね、
12月6日まで行っているそうです。
よかったら見に行ってはどうでしょうか。
というわけでですね、
明日はいろいろですね、
ギャラリートークの様子です。
タンジさんの個人的な話、
いろいろと聞くことができました。
はい、それではまた次回よろしくは、
ぴょん吉のお互いの視聴をお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして、
誠にありがとうございました。
11:07

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