野村美月の発見
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の8月6日、水曜日です。
本日は第1256回目のお話となりまーす。 このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことを
だだーたなしをしていくという番組です。 よろしくお願い致します。
昨日ですね、ふと気づいてしまったんです。
えっ、野村美月さんの文学少女シリーズってアニメ化されていたの?って、完全に脳幕でした。
慌ててね、Dアニメストアでね、関連作を一気見しました。 ということでね、今回はですね、福島県出身の小説家野村美月さんとその文学少女シリーズのアニメについてのお話です。
野村美月さんといえば、以前からね、すごく気になっている作家さんなんですね。 特に気になったのはですね、2003年に出ました
あだたら卓球場決闘ラブソングという作品です。 あだたら卓球場決闘ラブソング。
タイトルからしてですね、福島県が関係するらしいということで、そのうち読もうと思っていたんですよ。
思っていたんですけどね、読み忘れていましたよね。 さらにですね、最近
最後の本屋さんの長い長い終わり、2022年の作品です。 この作品がですね、
郡山駅前にありました東北書店をモデルにしていると知りまして、またびっくりしました。 東北書店といえばですね、自分も学生時代に通い詰めた駅前のアーケードにあった
3階建ての本屋さんですよ。 2007年にね、おしまいつつ閉店いたしましたが、あの思い出の場所はね
小説になっているなんてって、そりゃ読みたいに決まってますよね。 けどまだ読んでないんですね。すいません本当にね。
野村さんの作風はですね、氷室紗友子さんやね、 新井本子さん、それからあと児童文学の赤毛のあんだとかね、
若草物語の影響を受けているそうなんですよ。 そんなのでね、私あの新井本夫さんの作品に青春時代を捧げたんですよ。
ということでね、多分絶対好きになる予感しかしないんですよ。 なのになのにですよ、この前一冊も読んだこともなかったんです。
申し訳ないです。 ちなみにですね、野村さん、作家デビューはね1996年なんです。
前年にですね、かやまあき子という名義でですね、 りんご畑の木の下でという作品でコバルトノベル大賞を受賞しています。
そして翌年にデビューしたんですね。 2001年からですね、野村みずきっていう別の名前で活動しましたね。
そしてずっと活動していたんですが、 2024年にですね、昨年ですね、かやまあき子はね、野村みずきであるってことを公表されたんですよ。
しかもね、昔の作品、かやまあき子時代の作品とかね、そういったね、コバルトに出てた作品はですね、
Kindleで再販しているらしいんですよ。 知らなかったです。
そんな野村さんの代表作はですね、今回のね、主役、文学少女シリーズなんです。 2006年からね、2011年にかけまして長編短編集合わせまして、全16冊刊行されました。
主人公はですね、自称文学少女の天野透子さんです。 トレードマークはですね、長い三つ編み。
文学を愛しすぎる甘いですね、小説だとかね、原稿を食べてしまうっていうですね、 食べちゃうんですよ。なかなかインパクトのあるキャラクターですね。
学園内の事件を小説になぞらえて解決していくっていう、文系ミステリーみたいな作品らしいんですよね。 そしてこのシリーズ、2010年、今から15年前にですね、劇場版文学少女としてですね、アニメ映画化されていたんですよ。
皆さん知ってました? 制作をあのプロダクションIGです。
タツノコ系のアニメスタジオですね。 サイコパスだとかね、ハイキューだとかね、怪獣8号などを手がける、あの超有名なスタジオです。
アニメ映画の感想
最近はですね、取締役にね、エヴァのね、庵野秀明さんが入ったっていうのが話題になりましたね。 しかもですね、劇場版文学少女、その前後にあるですね、
押井守監督のね、スカイクロラだとかね。 あと西田俊樹さんがね、声優を務めた猛威の手紙などもね、この箇所で作っていたんですよ。
すごいですよね。 なのにですね、自分、昨日まで知らなかったんですよ。ショックでした。
そしてこの映画の前後にですね、OVAも作られているんですね。 公開前にですね、文学少女、今日のおやつ、初恋っていうのを出していまして、
あと公開後にはですね、文学少女メモアールっていうね、その前3巻です。30分のやつね。 そちらの方をですね、出しています。
これもね、ありますんでね。 1時間43分の映画以外にですね、OVA4本という、なかなかボリュームのあるアニメシリーズなんですね。
というわけで、早速見てみました。 まず映画の方ですかね。映画の方がですね、2010年代前後らしい雰囲気でしてね。
とんがっているというですね、落ち着いた仕上がりですね。 劇場版のストーリーはですね、宮沢賢治の銀河鉄道の夜がモチーフでして、原作第5巻。
文学少女と同国の巡礼者パルミエーレという作品。 それがね、ベースにしているみたいです。
そこにですね、他の作品のエピソードね、ちょこちょこ詰め込んだような形になってみたいです。 ですがね、原作を読んでない自分としてはね、正直ちょっとわかりづらかったです。
電ドラのね、総集編を見ているような感覚というかですね、 あの人誰?重要人物?と思っていたらですね、あ、そうでもなかったのか?みたいな感じが続くんですね。
多分原作を知っている人向けのね、ファンサービスなところ、それともあると思うんですね。 ですけど声優陣は超豪華なんですよ。
OVAだけのキャラクターもいますけどね。 主人公のね、井上コノハ。これ、イリノミユさんがね、やっています。
あの、グレンダイザーUで主人公やってましたよね。 あと文学少女、天野トークの役はですね、花澤花菜さんがやっています。
数々のアニメでね、主人公やっている方ですよね。 その他ですね、宮野守さんだとかね、三石琴之さんだとかね、藤原恵二さんだとか、平野綾さんだとか、
水木奈々さんだとか、ではね、豪華な声優が勢ぞろいしてるんですよ。 これでも一見の価値があることがわかると思います。
アニメだけで見た感想としましてはね、原作を知っている人向けのアニメって感じですね。 原作を知っている人はね、あ、このシーンあそこなんだって感じで楽しめるんじゃないかと思います。
ただ逆にですね、これを見てね、原作が気になった自分のような人間にはですね、ちょうどいい入り口なのかもしれませんね。
ということでですね、ようやく今ですね、野村水木さんの先に手を出そうとしているところです。 ずっとそのうち読もうと思っていた自分にとってね、今がようやくそのうちなんですね。
そんな中でね、昨日はですね、福島県出身の小説家、野村水木さんの文学少女シリーズが実はアニメ映画になっていくぞっていう驚きとその感想をお届けいたしました。
今後こそ本当に読みます。 はい、それではまたもしよろしければペンキとオタクの話をお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。