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2025-05-09 07:40

#1167 弐瓶勉さんの「大雪海のカイナ ほしのけんじゃ」を観て妄想した話

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郡山市出身の弐瓶勉さん原作の「大雪海のカイナ 」その映画「大雪海のカイナ  ほしのけんじゃ」をNetflixで観ました。

弐瓶勉さんにしては、宮崎駿監督作品っぽい冒険モノになっていて驚きました。イメージ的にいろいろしびれさせる作品になっていました。、物語のラストがちょっと釈然としなかったので、もしかして弐瓶さんのイメージはこんなだったのかなと、アニメに描かれない世界背景について妄想しました。

サマリー

ポッドキャスト第1167回では、『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』の映画が取り上げられ、その壮大な世界観やストーリーの完結性について語られています。特に鬼道樹の運命やアニメの制作会社ポリゴンピクチャーズの技術の進化が印象的です。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2025年の5月9日、金曜日です。
本日は第1167回目のお話となりまーす。このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きウェジのピョン吉が響きになったことを
だだだ話をしていくという番組です。よろしくお願い致します。
大雪海のカイナの世界観
昨日はですね、大雪海のカイナ ほしのけんじゃをようやく見ました。
実はですね、今年の1月からですね、ネットフィックスね、こっそりと公開されていたんですね。ネットフィックスのおすすめ欄に出てくるので、その存在に全く気づきませんでした。
この作品のね、原作はですね、郡山市出身の漫画家ミヘイツトムさんなんですね。シドニアの騎士だとかね、ブラムなどね、独特の世界観で知られる漫画家さんです。
これらのね、すでにアニメ化済みなんですね。 そして今回の大雪海のカイナでね、3作目のアニメ化というわけですね。
福島県出身の作家でね、アニメ化3本ってね、かなりレアな実績じゃないでしょうかね。 他だとね、スカワシ出身の鈴木中葉さんくらいですかね。
7つの大罪、目白の四騎士、ライジングインパクトで3作目ヒット飛ばしましたからね。
まあ話を戻しまして、大雪海のカイナ、これ2023年の1月から3月にかけましてね、 アマゾンプライムなどのテレビで放送されました。全11話。
その続きがですね、その同年、2023年の10月にですね、劇場用アニメとして公開されたんですね。 今回ね、見たのはその映画なわけですね。
テレビ放映時ですね、その世界観に本当に土銀も抜かれました。 鬼道寺と呼ばれるですね、巨大な木がありまして、その木の上に張り巡らされたね、
天幕に人が細々と暮らしていましたね。 木に住む虫を食べて生きているという世界です。
鬼道寺の下にはですね、水とも雪ともつかないですね、大雪海が広がっていましたね。 そこにもですね、生物や人々がね、暮らしているみたいだと。
こんな世界ですね、他のアニメではあまり見たことないです。 スケールで言えばですね、SF小説ですね、あのブライアン・オーディスっていう人のね、地球の長い午後だとかね、
あるいはラリー・ニーヴァンっていう方のね、インティガラル釣りと、その方を並べるようなレベルのスケール感なんですね。
でもね、それをアニメ化でやっちゃうとはすごいですね。 地球の長い午後ではですね、地球と月がね、植物で繋がっているんですよ。
また、インティガラル釣りではですね、無重力空間にですね、巨大な木がね、浮かんでいるという、巨大な植物がありまして、その中にですね、文明を忘れた人類が冒険するって物語なんですね。
大雪海の海の中でですね、そんな壮大なイメージの中でね、少年と少女が出会いまして、一緒にですね、未知の冒険に旅立っていくんですよ。
それもですね、少女が下界から登ってきましてね、で、天幕にす少年と出会いまして、やがて二人はですね、地上に降りまして、大雪海を冒険して、世界の秘密に迫っていくっていう構図になっています。
少年が天井から降りて、少女と地上と運命を歩む。どこかですね、あの、ギンシャ神話とかね、日本の神話に通じるものがありますよね。
しかしですね、テレビアニメですね、続きは映画で、ってね、唐突に打ち切られましてね、謎は深まるばかりだったのでね、ちょっとモヤっとしたんですね。
その続きとなる今回の映画はですね、劇場数が少なかったんですね。この当時ですね、自分は見ることができなかったんですよね。
今回、やっと見ることができて、非常に嬉しかったです。で、見て驚いたことね、3つあったんですよ。
アニメ制作と技術
まず1つ目、ちゃんと話が完結していたとですね、あの壮大な世界をですね、テレビでね、11話、それから映画で1本でね、まとめちゃうなんてすごいですね。
これ拍手だと思います。で、2つ目ですね、ストーリーがですね、宮崎駿監督のね、ナウシカだとかね、ラピュタ、それをね、彷彿させるんですよ。
それがね、あの二兵士さんがこういうわかりやすい冒険感を描くの?という感じでね、非常に驚きました。
ですがこれ、神話的な構造をなぞっているからね、必然的に宮崎駿さん風になっちゃったかもしれませんね。
3つ目、これはネタバレなんですがね、なんと鬼道樹が消えてしまうんですよ。鬼道樹、少年の国王である天幕の人々は、つまり全滅ですよね。
てっきりですね、国王に帰ってハッピーエンドと思っていたらですね、まさかこのようなね、さよなら国王のエンドなんですね。
天空の城ラピュタのラストを見てですね、巨大な飛行石によってね、清掃券まで運ばれてね、でラピュタがね、運ばれまして、それを見てね、えーって思いませんでした?
住んでいた狐人とかみんな死んじゃうじゃんと思いませんでした?そんな感じでしたね。
この物語でね、この世界はですね、他の惑星か、あるいはね、一度滅んだ地球かもしれませんけどね、そこを再び生き返らせるための鬼道樹と呼ばれる装置がですね、テラフォーミングを進めていたと考えられるんですね。
でも人々はね、その技術を忘れまして、テラフォーミングが完了した今ですね、鬼道樹は切り離されるという運命だったわけですね。
とはいえですね、これってハッピーエンドから主人公の自分のルーツを壊して終わるなんて。
作者がこの終わり方を選んだのはね、やっぱりなんか理由があるはずと思うわけですね。
で、そこでね、妄想モードに突入するわけですよ。これ自分の妄想ですよ。もしかしてですね、鬼道樹ってね、タンポポの種、タンポポの種じゃないんでしょうかね。
宇宙に人類をばらまくためですね、星に着地しまして、そしてテラフォーミングして、で、垂れ巻き完了したらですね、次の星へ旅立つ。
そんなメカニズムが隠されているかもしれないと思うわけですね。
で、鬼道樹にはですね、人類や生物の遺伝子が保存されていますね。星ごとに人類を再起動する存在。
まるで宇宙版の創生の旅人って感じですね。で、アダムとイヴが現れることはですね、次の惑星に行くスイッチになっていると。
まあここまで来るとね、完全に私の妄想だけになっちゃうんですよね。
このアニメを作ったのはですね、3Dアニメで知られるポリゴンピクチャーズです。
静のネアの騎士ブラムもね、ブラムを手掛けた会社ですね。無機質な世界に強い印象がありましたが、大雪海のカイナのようにですね、有機的な世界でもね、違和感なく仕上げてきておりましてね、非常に驚きました。
そしてコンピューター技術のね、技術の進化も感じましたね。このアニメ一見とっつきにくいですがね、想像力を刺激しまくる名作だと思っております。
もっとね、大勢の方のね、話題になってもいいのになるなと思っております。機会がありましたら是非見てほしいと思います。
はい、それではまた次回よろしければ、ピョン吉のオタクの話にお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。
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