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2025-06-29 06:44

#50 いわき市立美術館「日本の巨大ロボット群像展」スタート

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ピョン吉の航星日誌「#1218 いわき市でスタート「日本の巨大ロボット群像展」が良かった!という話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。対談は特別企画として行われたもので、当然、図録には入っていません。メモを勘違いしたようです。

サマリー

福島県いわき市で開催されている日本の巨大ロボット群像展について、熱いメッセージが寄せられています。展覧会では、巨大ロボットのデザインや文化的な影響について深い考察が行われています。

巨大ロボット展の魅力
今日は、リスナーの方から、福島県いわき市で今やっている、日本の巨大ロボット群像展、これについてのすごく熱いメッセージをいただいたんです。ありがとうございます。
巨大ロボット展ですか?
なんでも大正解、期待以上だったと大絶賛で、いったい何がそんなに良かったのか気になりますよね。
それは気になりますね。美術館がこういうポップカルチャーを扱うっていう試み自体も興味深いですけど、期待以上の理由ですか?
そうなんです。今日はこのメッセージを手がかりにして、巨大ロボットのデザイン、魔法みたいなものがどうして私たちをこんなに引きつけるのか、ちょっと探っていきたいなと。この展示、8月24日まで、いわき市立美術館だそうですよ。
なるほど。福岡から始まった巡回展の最終地点なんですね。東北では初めての開催と。美術館がこういうテーマを美術としてちゃんと扱ってくれるっていうのは、メッセージからも感謝の気持ちが伝わってくる感じがしますね。
本当に。メッセージによると展示は鉄人28号からスタートして、特に80年代の作品がすごく充実してたと。
ほほ、80年代。
で、面白いなって思ったのが、アニメ本編だけじゃなくて、プラモデルとかおもちゃ、あと雑誌のイラスト、それからパッケージアート、そういうものまで網羅してる展なんですよね。ロボット文化っていうその全体を見てる感じがするって書かれてました。
ああ、なるほど。単に映像作品の歴史を追うだけじゃなくて、それがどういうふうに商品になって、当時の子どもたちとか大人もですけど、に受け入れられて文化として根付いていったか、その広がりを見せてるってことですね。デザインの移り変わりだけじゃなく、なんか時代の熱気みたいなものも感じられそうですね、それは。
特にですね、巨大感に圧倒されたって書いてあるんですよ。実物大のガンダムとか、ボトムズのイラスト、あとルパン三世のさらば意識ルパンよに出てくるラムダっていうロボットのイラストとか、どうやってあのスケール感を出してるんだろうって。
そこがまさにデザインの腕の見せどころってやつでしょうね。リアルじゃない存在をいかにリアルに見せるか。巨大さっていうある種の非現実、嘘をですね、ディテールであるとか構図、描き込みの密度、そういうデザインの力で説得力を持たせるわけですよ。その工夫の積み重ねが本物らしさを生む。そこが確信にあるんでしょうね、きっと。
なるほどなぁ。他にも見どころが本当にたくさんあったみたいで、例えばスタジオぬえ。はいはいぬえ。当時革新的なSF設定を次々生み出してたクリエイター集団ですけど、そこの宇宙の戦士のパワードスーツ、これがリアルロボット表現の原点だみたいな指摘があったり。
ええ、より兵器としてのリアリティーを追求していかがられの、まあ起点になったと言われてますよね。それからマジンガーZ、内部図解で有名な宮田部一喜さんの巨大イラストがあったって。おー、宮田部さんの投資図解ですね。あれってなんで描かれたんですかね。ただの設定画とは違うような。
うーん、あれは単なる設定画以上の意味があると思いますよ。あの、なんていうか、この巨大な機械はこれだけ複雑なメカで実際にこう動いてるんだぞと。見る人の心に技術的なアンカーを下ろすみたいな。そういう心理的な仕掛けだったとも言えるかもしれないですね。架空の存在に実在感を与える非常に強力な手法だったと思います。
へー、実在感を与える仕掛け。そして、プラモデルの箱絵、パッケージアートの高荷芳野さんの展示もあったそうです。
ああ、高荷さん。
箱の絵そのものの芸術性に着目してる点がすごく興味深いって書かれてました。
いや、そうでしょうね。高荷さんの箱絵っていうのは、もうただの商品紹介じゃない。それ自体が物語を凝縮していて、もう買う気をめちゃくちゃそそる完成されたアート作品でしたから。
プラモデル文化を支えた本当に大きな要素だと思いますよ。それぞれのデザイナーがいかにリアルさとか魅力を追求したかっていうのがよくわかりますよね。
文化としてのロボット
あとその高荷さんが岩岸ご出身のイラストレーター小林玄文さんの師匠筋にあたるっていうつながりもまた面白いですよね。
そうなんですよ。そういうつながりも紹介されてたと。あとこれ嬉しいポイントだと思うんですけど、写真撮影がほぼOKだったらしいんです。
それは嬉しいですね。
このリスナーの方ももうかなり興奮して、3600円超えの図録とあと限定Tシャツを買っちゃったそうです。
いやー展示の熱量が伝わってきますね。その図録には記念対談も載ってたと。そこで触れられていたっていう1985年を境にテレビでの巨大ロボットアニメが再三割れで撤退していったという話。
これもこの文化の移り変わりを考える上ですごく興味深い視点ですよね。
確かに。
単なるブームが終わったってだけじゃなくて、そのメディア環境とかビジネスのあり方とかそういう変化が背景にあったんだろうなと考えさせられますね。
いやーメッセージを読んでるだけでもなんかこうワクワクしましたね。巨大ロボットっていうある意味嘘じゃないですか。
それを本物に見せるためのデザイナーたちの情熱とか工夫、そしてそれが文化として広がっていく力強さみたいなものをすごく感じました。
巨大な存在をいかに説得力を持って描くかっていう挑戦はデザインとか映像表現におけるある種普遍的なテーマなのかもしれないですね。
現代のCGとか特撮にもその精神は間違いなく受け継がれていると思いますよ。
この展示、ロボットファンの方はもちろん80年代のカルチャーとかあるいは作るっていうこと自体に関心があるあなたにとってもきっと何か刺激的な発見があるんじゃないかなと思います。
さて今日の話を踏まえてですね、あなたに一つ問いかけをしてみたいなと。
なぜこれらの巨大ロボットというよくよく考えれば非現実的な存在がこれほど長くしかも世代を超えて私たちを魅了し続けるんだと思いますか?
その魅力の根源は一体どこにあるのか。ちょっと立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれないですね。
いやー深い問いかけですね。ぜひ皆さんも思いを巡らせてみてください。
というわけで今日の探究はここまでです。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。
さようなら。
06:44

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