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2026-02-13 05:34

#267 疑問を抱えて走り続ける『仮面の忍者 赤影』

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ピョン吉の航星日誌「#1447 『仮面の忍者 赤影』展開が唐突すぎて、思考が迷子になるという話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。

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- こんにちは。
- こんにちは。
- さて、今回はですね、送ってくださった方の、
えーと、かなり詳細なメモをいただきまして、
1960年代の特撮ドラマ、
仮面の忍者赤影の世界に、こう深く入っていこうと思います。
- はいはいはい。
- なんかもう、視聴を続けるうちに、不思議な展開が多すぎて、脳内が付箋だらけになってると。
- なるほど。
- それで、ジェットコースターから降りたい神経にまでなっていると、
この面白くも過酷な体験の正体を、今日は一緒に探っていければなぁと。
- いやー、これは非常に興味深いテーマですね。
送ってくださった方のメモ、これ単なる感想じゃなくて、
もう物語の構造そのものへのこう、鋭い分析になってますよね。
- そうなんですよ。
- なぜここまで視聴者の脳を揺さぶるのか、そのメカニズムを解き明かしていきましょう。
- お願いします。
まずは、メモの冒頭にある第12話、九州本能寺の混乱からですね。
- 本能寺ですか?
- 悪の組織が、特にこれといった理由もなく、織田信長を襲撃するんですけど、
メモにあった、明智光秀はどこに?とか、信長を警備する人がほぼいないっていうツッコミ、
私も確かに?って思わずうなずいちゃいました。
- えー、普通は考えられないですよね。
- しとも、信長本人がラスボスみたいに強くて、赤家たちのおかげで生き延びてしまうっていう。
- あー、生き延びちゃうんですね。
- そうなんです。歴史が大きく変わったのに、その後何も説明なく進んでいくんですよ。
これってどういう意図なんですかね?
- ここに、この作品を理解する最初の鍵があると思うんです。
- 鍵ですか?
- おそらく、作り手にとって史実との整合性っていうのは、あんまり重要じゃないんですよ。
- 重要じゃない?
- メモにもありましたけど、敵は邪教っぽいから悪っていう非常にシンプルな倫理観で動いている。
- はいはいはい。
- この倫理観が、歴史っていう社会の共通認識よりも優先されてるんですね。
理屈よりも、悪そうな奴らが歴史上の有名人を襲うっていうその瞬間のインパクト。
- あー、なるほど。
- そして次の展開への勢い、これを重視しているんだと思います。
- 理屈より勢いですか?
そのインパクト重視っていう視点で見ると、あ、もしかして次の巨大な金目像の謎も。
- 金目像ですね。
- はい。圧倒的な力を見せる巨大な像を、なぜか悪役の原容材が人間サイズに小さくしちゃうんです。
- 普通は逆ですよね。
- 逆じゃないですか。大きくして暴れさせるのが定番なのに。
- ええ。
- メモでは過去の特撮で、千年釜が思ったよりでかくないって言われた製作側の反省かも。なんで推察もあって面白いなと。
- その推察も鋭いですね。しかもこの展開の不快なところは、小さくなった方がスピードも戦闘力も上がってる点なんです。
- そうなんですよ。じゃあなぜ巨大だったのかってなりますよね。
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- なりますよね。ここでもやっぱり目的とか理由よりも、まず巨大な像が動くっていう奇抜なビジュアル。
- はい。
- そしてそれが縮むっていう異表をつく展開。そのインパクトが最優先されているということでしょうね。
- なるほど。視聴者を驚かせること自体の目的なんですね。
- そういうことです。
- その勢いは物語の伏線にまで及んでるみたいで、メモによると金目像とか新信長のその後はもう放置されたまま赤い毛が突然パワーアップする。
- ああ。
- その理由も実はそういう体質なんですよみたいな後付けの説明らしいんです。
- まさに思い出し式の説明ですね。物語の都合に合わせて後から設定がポンと追加されていく。
- はい。
- 白い毛が死んだことになってるのに死ぬシーンがないっていうご指摘も非常に興味深いです。
- そうなんです。視聴者は絶対生きてるって思うのに物語は新しい白い毛を探し始めちゃう。
- 視聴者の予測とか期待をもう軽がうとくすぐいってとにかく前へ前へと進んでいくんですね。
- ああわかりました。だから送ってくださった方が回収より加速が新情って。
- まさに。
- 視聴者は常になぜって思うのに答えをもらう前に次のなぜが積み重なっていく。これが脳が付箋だらけの
- 原因でしょうね。視聴者は物語の謎という名の借金をさせられ続けるわけです。でも返済される気配がない。
- うわーなるほど。だからマラソンなのに給水所がないって感じるんですね。面白さの源泉と疲労の原因が全く同じところにあるんだ。
- その通りです。
- 嫌いじゃないむしろ面白い。でも脳が追いつかない。この感覚すごくよくわかります。
- ええ。物語に説明とか感情の要因っていう給水を求める視聴者とひたすら加速し続ける作品との間に生まれるまあ心地よくも激しい摩擦ですよね。
- 摩擦ですか?
- この独特の疾走感こそがこの作品がカルト的な人気を得た要因であり、同時に視聴者を激しく選ぶ理由でもあると言えるでしょうね。
- 今回のメモを深く読ませていただいて一つ大きな問いが浮かみ上がりました。物語において説明を省略した勢いとか謎は一体どこまでが魅力として成立し、どこからが視聴者の混乱や疲労につながるのか。
- うーん。
- 送ってくださった方のこの体験はその非常にデリケートな境界線について私たちに考えさせてくれますね。
- 次回の配信もお楽しみに。さよなら。
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