物語の期待と警戒
こんにちは。こんにちは。さて今回は、送ってくれた方が共有してくださったブログ記事ですね。
特撮ドラマ、仮面ライダーゼッツの第六話、封じる。これについてのまあ、考察と感想を一緒に見ていきたいと思います。
はい。いやー、ファンの方の熱い思いと、なんか鋭視点が詰まってて、面白い記事でしたね。
そうですね。特に、物語の展開への期待と、でもまた裏切られるんじゃないか、みたいな、そういう警戒心、これが混ざっている感じがすごく興味深いです。
うーん。
なんで、この記事を手がかりにして、作品の構造とか、あと視聴者がどういうふうに体験しているのか、考えていきましょうか。
はい、お願いします。えっと、まず、送ってくれた方が指摘してたのは、2話構成の前半パートですね。そこで出てくる謎について。
ええ。
なんか、前半の情報だけじゃ、後半の展開なんてわかるわけないだろうって感じで。
ああ、まあ、そう感じちゃう部分も。
で、真面目に推理して大丈夫なのかなって、ちょっと疑い心になっていると。そういう点ですね。
うーん、まあ、前回の経験がありますからね。そこである種、学習しちゃってるというか。
ああ、なるほど。
作り手が意図的に情報を足してないのか、サスペンスを高めるために。
それとも、まあ、単純に説明不足で後出しじゃんけんみたいに感じさせちゃうのか。
はい。
この辺のバランスって結構難しいですよね。
難しいですね。
記事にあった夢落ち体制が必要っていうことは。
ありましたね。これなんか、視聴者がこの作品とどう向き合うべきか、確信をついている感じがします。
確かに。で、その不信感みたいなものは、今回のミッション、全ての囚人と脱出せよ、にも向けられてますね。
ああ、はいはい。結局囚人はゼロでした、みたいなオチもあり得るぞって警戒されてる。
なるほど。
あと終盤でね、ムが実は4年前から昏睡状態だったっていう、あの衝撃の事実。
うーん、あれは驚きましたね。
で、最初家族って言ってた関係性も否定されたりして、もう誰の言葉を信じたらいいのか分からない状況だと。
でももしかしたらその何を信じればいいか分からないっていう感覚自体が、作り手の狙いなのかもしれませんね。
ああ、なるほど。
夢の中っていう設定が、もう情報の信頼性を根本から揺るがしちゃってる。
確かに。
登場人物たちが見ている現実すら、実はもっと多層的な夢の一部かもみたいな、そういう考察も面白いですよね。
面白いですね。美女儀社長が本当に夢主なのかっていう点も、まあ意図的なミスリードの可能性は十分ありますよね。
うーん、結果的に視聴者自身が囚人のようだって感じるっていう表現、これはなんかすごく滝を引いてるなと思いました。
いや本当そうですね。で、それから現実境に突如現れたミステリーサークル。
ありましたね。
これには、なぜ今って思わず突っ込みつつも、バクが言ってた監獄イコールナイトメア説を補強する要素かもとは推測されてますね。
ただ唐突感は否めないと。
うーん、まあ唐突ではありましたね。
次回への期待
一方でそのナイトメアという存在が牢獄そのものっていう発想自体は、なんかサイボーグ009のオマージュを感じて好意的だとも書かれてました。
あーなるほど。ミステリーサークルっていう一見ちょっと異質な要素がこれから物語にどう絡んでくるのか、悪夢とか精神世界とかそういうテーマとどう繋がるのかは注目したいですね。
ええ。
過去作へのオマージュは気づいた視聴者にとっては物語をより深く楽しむためのまあ仕掛けとも言えますしね。
そうですね。あと新アイテムテクノロームマシーナリー。
はいはい。
これについても触れてましたね。
見た目の派手さはまあ良いんだけどと。
機能がなんか巨大なロボットアームみたいな感じで物理法則無視してるように見える点。
それに際には嫌いじゃないけどもうちょっと説明が欲しいなっていうちょっと複雑な気持ちみたいです。
なるほど。
まあ新アイテムの能力がまだ全部見えてないのは今後の展開で重要な役割を果たすためのいわゆるためかもしれませんね。
あーそういうことか。
ええ。あとキャラクターの活躍についても。
はい。警察開示家コンビ。
現時点ではあんまり目立ってないように見えても後々その存在が効いてくるっていうのは連続ドラマではよくある手法ですから。
うーん。
彼らの動きが実は別の伏線になってるなんて可能性も。
なるほどなー。
でまあこういう色々な要素を踏まえて送ってくれた方は次回の推理はもう半分諦めモードと結論付けてましたね。
あーそうなんですね。
そして最後にタイトルの封じるっていうのは一体何を指してるんだろうと。
夢なのか心なのかそれとも視聴者の理性かって問いかけて締めくくられてました。
封じられるならまだしもっていう一言もなんか印象的でしたね。
うーん。作り手の仕掛けを読みここうとしつつもその複雑さとか裏切りに翻弄されること自体をある種楽しんでるようなその姿勢が感じられますね。
ええ。
なんか現代的な物語との付き合い方なのかもしれません。
そうかもしれませんね。
タイトルの意味が多層的に解釈できる点も作品のミステリアスな魅力を高めている要因でしょうね。
この記事のようにですね作り手の裏切りをまあ警戒しつつもその予測できない展開に引き込まれていくっていうのは物語を楽しむ上で非常に興味深い関わり方だなと思います。
はい。
送ってくれた方はこういう先の読めないストーリー展開のどのあたりに一番魅力を感じていらっしゃいますか?あるいはどんな結末を期待されているんでしょうかね?
次回の配信もお楽しみに。
さようなら。
さようなら。