世界のリセット
ノオト・ブク子
こんにちは。
ノオト・ブク太郎
こんにちは。
ノオト・ブク子
さて今回はですね、視聴者の方からいただいた、
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーの第16話、
新救世主ナンバーワンについての、
これすごい熱量の感想メモがありまして、
はいはい。
これをもとに、あの驚きの展開を一緒に深掘りしていこうかなと。
ノオト・ブク太郎
おーいいですね。
ノオト・ブク子
このなんというか怒涛のストーリーが、一体何を意味しているのかっていうその確信に迫るのが、
まあ今回のミッションですね。
ノオト・ブク太郎
いやーメモ拝見しましたけど、本当に、え?の連続だったっていうのがもうひしひしと伝わってきました。
ノオト・ブク子
ですよね。
ノオト・ブク太郎
うん。その衝撃とあと、何とかこれを理解しようっていうその考察の熱意がすごいなって。
ノオト・ブク子
まず度顔を抜かれたのが、あの前回のラストで、世界が作り直されるみたいな示唆があったじゃないですか。
ありましたね。
あれが本当にそうなってたと、世界がリセットされてて。
ノオト・ブク太郎
まさかの。
ノオト・ブク子
主人公のトの吠えが、記憶も失っているし、返信能力もなくなってて。
ノオト・ブク太郎
うんうん。
ノオト・ブク子
あのコンビニ店員に逆戻りしてたっていう、まさかの振り出しみたいな。
ノオト・ブク太郎
しかもメモにもありましたけど、その前と同じような強盗シーンが繰り返されるんだけど。
あ、そうそう。
細かいとこ変わってるんですよね。ジャンボフランクがアイスキャンディーになっているとか。
ノオト・ブク子
そうなんですよ。あの季節感の違いなのか何なのか。
ノオト・ブク太郎
そこに新しいキャラクターが登場するわけですよね。熊手真白五重ポーラー。
ノオト・ブク子
出てきましたね。
ノオト・ブク太郎
しかもオープニング映像とか、主題歌まで変わっちゃうっていう。
ノオト・ブク子
いや、あれはびっくりしました。
ノオト・ブク太郎
これはなんか相当大胆なテコ入れだなって感じですよね。
ノオト・ブク太郎
戦隊シリーズで追加選手って定番といえば定番ですけど、世界観ごとリセットしてオープニングまで変えるっていうのはかなり異例じゃないですか。
ノオト・ブク太郎
なかなかここまではやらないですよね。
ノオト・ブク太郎
しかもこの熊手さん、強盗倒した後報酬を要求するっていう。
ノオト・ブク太郎
そうそう、そこなんかヒーローらしからぬというか。
ノオト・ブク太郎
ちょっとこう価値観を揺さぶってくる感じがまた面白いなと。
ノオト・ブク太郎
ここで特に興味深いなって思ったのがメモでも指摘されてた点なんですけど、この世界のリセットが実は不完全だったっていう。
ノオト・ブク太郎
あー、不完全。
ノオト・ブク太郎
破滅の王子手が殴るって言いましたよね。
ノオト・ブク太郎
はいはい、敵の?
神話的背景との関連
ノオト・ブク太郎
彼が正しい結婚で生まれなかったことが原因だみたいな説明があって。
ノオト・ブク太郎
へー。
ノオト・ブク太郎
これなんか日本神話のイザナギイザナミの話をちょっと思い出せますよね。
ノオト・ブク太郎
あー、イザナギイザナミ、ヒルコが生まれた話ですか。
ノオト・ブク太郎
そうそう、手順を間違っちゃったから不完全が神であるヒルコが生まれたっていう。
あのエピソードがなんかバックボーンになってるのかなと。
ノオト・ブク太郎
なるほど、神話との関連それは深い読みですね。
ノオト・ブク太郎
単なるオマージュっていうだけじゃなくて、もしかしたらこの世界の不完全さ自体が物語の核心部分になってくるのかなとか。
ふむふむ。
あのヒルコもね、後にエビス様として祀られたりするじゃないですか。
ノオト・ブク太郎
あーそうですね。
ノオト・ブク太郎
だから手が殴るも単なる失敗作で終わらない可能性みたいな、そんな含みも感じちゃいますよね。
ノオト・ブク太郎
いやでもそれだけがないんですよ。メモが指摘したさらり核心に迫る驚きがあって。
え、まだあるんですか?
なんとですね、そのクマで真っ白の正体が第1話の回想シーンで、ユニバース大戦とかで他の戦隊ロボをバッタバタ倒してたあの五重ウルフだったっていう。
ノオト・ブク太郎
えっと?あのウルフ?
ノオト・ブク太郎
そうなんです。つまり前の世界のナンバーワンはこの人だったってことなんですよ。
ノオト・ブク太郎
うわー、それは読めなかった。マジですか?
ノオト・ブク太郎
全然予想してなかったです。
ノオト・ブク太郎
まるでこう仮面ライダーギーツみたいに世界がリセットされて勝者が入れ替わるみたいな。
ノオト・ブク太郎
あー確かに。そういう構造を連想しますよね。メモでも触れてましたけど。
ノオト・ブク太郎
物語のルール自体がなんか更新されていく感じがしますね。
ノオト・ブク太郎
でさらにその不完全な神である手が殴るが、クマでによってグーデバーンって名付けられて。
はいはい。
なんか仲間になっちゃうっていう。この展開の速さもまたすごいですよね。
ノオト・ブク太郎
いやー勢いがすごい。
ノオト・ブク太郎
ただまあこの目まぐるしい展開を経て最終的には他のメンバーも記憶と力を取り戻して御従者が復活するわけですけど。
メモの筆者であるあなたは大人の自分でもついていくのがやっとだと。
ノオト・ブク太郎
いやほんとそうなんですよ。
ノオト・ブク太郎
子供は置いてけぼりじゃないかってちょっと心配もされてましたよね。
ノオト・ブク太郎
なりました。情報量がとにかく多かったですからね今回は。
ノオト・ブク太郎
確かに処理が追いつかない感じはありました。
ノオト・ブク太郎
それに加えて世界ごとリセットできるっていう設定の危うさみたいなものにもちょっと言及されてて。
ノオト・ブク太郎
その点も書かれてましたね。
ノオト・ブク太郎
はい。命とか人生の重みみたいなものがゲーム感覚で軽くなっちゃわないかっていう懸念ですよね。
これってもう少し大きな視点で見ると物語におけるやり直しっていう要素が我々視聴者に何を問いかけてくるのかみたいな。
その一度きりの人生をどう生きるかっていう結構普遍的なテーマにつながってくるんじゃないかなと思うんですよね。
ノオト・ブク太郎
それは非常に重要な指摘ですね。
そう思います。
ノオト・ブク子
というわけで今回は五十蛇第16話の文字通り世界をひっくり返すような衝撃展開。
それとあなたのその熱い感想メモを深掘りしてきました。
ノオト・ブク太郎
いやー濃かったですね。
ノオト・ブク子
世界リセットがあって新ヒーローの正体が判明して神話的な背景も絡んできて本当に濃密な回でした。
ノオト・ブク太郎
物語が提示してくるそのやり直しの可能性。
今回のメモはなんかその意味を深く考えるすごく良いきっかけになったなぁと。
ノオト・ブク子
本当にそうですね。
ノオト・ブク太郎
もしね現実がこんな風にリセットできちゃうとしたらそれって希望なんですかね。
それとも。
ノオト・ブク子
あなたはどう考えますか。
ノオト・ブク太郎
次回の配信もお楽しみに。
ノオト・ブク太郎
さようなら。