最終決戦の分析
さて今回はですね、送ってくれた方が共有してくださった、仮面ライダーガヴ最終回の第50話目指せ美味しい未来の感想メモですね。
いやー、熱い分析ありがとうございます。
えー、本当に最終回の重要な出来事から、過去作との比較、あと演出面への言及まで、すごく読み応えがありますよね。
ですね。じゃあこのメモを頼りに、最終回の見どころと、送ってくれた方ならではの深い読み解きを一緒に見ていきましょうか。
はい、ぜひ。
まず物語のクライマックス、やっぱり主人公ショウマと兄のランゴの最終決戦ですよね。
ええ。
あの戦いの直前にランゴがいきなり父親殺しを告白するっていう。
あれは衝撃でしたね。
えー、送ってくれた方のメモにもありましたけど、兄弟殺しと父親殺しっていう、二人が背負ってる業の重さが、なんかこう際立つなって。
そうですね。ここで一つメモがすごく鋭い点をついてるんですよ。
なんでランゴは、もっと前にショウマ勝ちが弱ってた時があったじゃないですか、あの絶好の機会に攻めなかったんだろうって。
あー、確かに。あの時ならって思いましたよね。
結果的にショウマはその間に回復して、御地蔵でしたっけ、あの不思議なお菓子。
はいはい、御地蔵。
あれを得てパワーアップする時間ができちゃったわけですよね。
うんうん、でその結果がマスターモード、ショウマの究極フォーム。
これで互角以上に戦えるようになったと。ただメモでは最近の特撮で、時々見られる急なパワーアップには少し苦言というか。
ああ、なるほど。
精神論だけじゃなくて、伝承おじさんの技術的な貢献とか犠牲とか、そういうのをもうちょっと描いてほしかったっていう意見ですね。
うーん。
昭和ライダーの橘投兵の特訓シーンとかにも触れてて、これは長年のファンならではの視点かなって思いました。
確かに、その視点は面白いですね。あと戦闘の演出についても言及があって。
はい。
次々フォームチェンジしながら戦うじゃないですか。あれを時代劇のチャンバラで刀をどんどん持ち替えて戦ってるみたいになって。
ああ、なるほど。チャンバラ。
CGはすごく使ってるんだけど、どこか投影のルーツを感じさせるって好意的に見てますね。
それは面白い見方ですね。で決着のシーン。
はい。
最初に手にしたポッピンググミフォーム、いわば最悪フォームで勝つっていうのはある種のお約束ですけど。
定番ですよね。
ええ。でもメモでは、「じゃあなんでそれで倒せたの?」っていう疑問が残るって指摘してますね。
ランゴが消耗してたからとか、あのライダーキックの後の謎の羽もあれは何だったのかとか。
ああ、羽もありましたね。
確かに、はっきり説明されない余白みたいなものはありました。送ってくれた方もこのあたりはちょっと気になったのかもしれないですね。
そうかもしれませんね。一方、他のキャラクターたちの結末、ここにも触れておきましょうか。
お願いします。
ハンティーとリゼルの戦い。
はい。
ここでリゼルをかばってジープが命を落としてしまう。
うーん、悲しいシーンでした。
で、双子のシーターが登場して、一人残されたリゼルは、まあ人間にとってはちょっと危ない存在かもしれないけど、メモではこれを映画への伏跡かなって推測してますね。
なるほど、映画に繋がるかもと。
ええ。
そしてラキアですね、グラニュート、あの異世界の存在でしたっけ?
そうですそうです。
彼らとの世界の繋がりを立つために扉を破壊しましたけど、でもメモは鋭いですよ。
いや、過去の技術、特に人間を無理やり変えちゃうヒトプレスとかを考えると、完全に繋がりが立てたって保証はないんじゃない?って。
ああ、なるほど。その視点、確かに。
ええ。ラストでショーマが、あの扉にそっと手を触れるシーンもありましたし、この含みがいいんだっていう評価ですね。
物語の結末と余韻
うーん、終わり方に余韻がある。
そうですね。
で、物語は3ヶ月後に飛んで、日常が戻ってきたハピパレが描かれる。
はい、いつもの場所。
ショーマは人間界に残ったグラニュートのために、闇歌詞じゃなくて新しい光歌詞を作ろうとしてるんですよね。
ええ。
この日常に戻るタイプのエンディングをメモでは、仮面ライダーアギトみたいで良いって好意的に見てますね。
ああ、アギト。なるほど。
あとグラニュートっていう異質な存在が、日常の中に改善に溶け込んだわけじゃなく残ってるっていう点は、ファイズのラストにも通じるんじゃないかと。
はいはい、ファイズ。
主人公がなんか神様みたいになっちゃう壮大な結末じゃなくて、ちゃんと血に足はついてるんだけど、でもどこか不安の種も残ってる。
このバランス感覚が良かったって。
うーん。
アキライダーへのバトンタッチも綺麗に決まって良かったねと締めくくられてますね。
いやー、このメモからは単に最終回の出来事を追ってるだけじゃなくて、演出のテクニックとか、過去作との繋がりとか、あと物語の語られてない部分への想像力とか、そういうのがすごく伝わってきますよね。
本当にそうですね。
特にパワーアップ描写へのこだわりなんかは、やっぱり特撮を長く深く愛してる方ならではだなぁと感じました。
作品としっかり向き合ってる熱意が伝わる素晴らしい分析でした。
さて最後に一つちょっと考えてみたい問いかけなんですけど、物語は人間界に残ったグラニュートっていうある種の残り火みたいなものを残しましたよね。
えー、残しましたね。
しょうまが作ろうとしているあの光火種、これって彼らと本当の意味での共存への道になるのか、それとももしかしたら意図せず新しい対立の果実を生む可能性もあるのか?
うーん、それは深い問いかけですね。
この結末のその先をちょっと想像してみるのもまた面白いかもしれないですね。
ええ。
というわけで今回の深掘りはここまでです。次回の配信も楽しみに。
さよならー。
さよならー。