最終回の展開
こんにちは。こんにちは。さて、今日はですね、リスナーの方から、あの熱いメッセージをいただきまして。
機動戦士ガンダムジークアクスの最終回、だから僕はについての考察メモです。ありがとうございます。ありがとうございます。いや、拝見しましたけど、すごい熱量でしたね。
いやー、最終回やっぱりすごかったみたいですね。メモにもありましたけど、相変わらずの情報量に脳が追いつかずって。
一旦冷却時間を置いてから考えたけど、まだぐちゃぐちゃとも書かれてましたね。まあ最終回って情報がギュッと詰まっていること多いですからね。
ですよね。なんかこう、一回じゃ受け止めきれない感じわかります。その考える時間も含めて楽しむみたいなところありますよね。
ありますね。で、今回はですね、そのいただいたメモの中でも特にこう中心になっているかなと思われる説明不足感。
ああ、そこですね。
ええ、そこを軸にちょっと一緒に掘り下げてみたいなと。
はい、ぜひ。メモではえっといろいろな点が挙げられてましたけど、まず最終回の展開自体がもう目まぐるしいというか。
そうなんですよ。シャア対マチューがあって、そこにシュージが介入してきて。
で、正体がわかるんですよね。向こう側の世界から来た存在だと。
しかもララーが作ったこの世界を、まあ消すために来たと。
で、さらにイオマグヌスソ、あれの真の目的も明らかになる。
シャロンのバラ、つまりララーを元の世界に送り返すための装置だったっていう。
そこにシュージがあの白いガンダムを召喚して。
そうそう、唐突に出てきましたよね、あれ。
で、ララーを殺して世界を終わらせようとするっていう。
一方で、そのララーにもシャアを救うために世界を何度も作り直してきたっていう、なんか壮大な過去があって。
失敗続きで、最後にこのジークアックス世界戦に来たと思ったら、今度はシャリアブルーが出てきて。
ああ、シャリアブルーあれも、え?なんで?ってなりました。
シャア暗殺を試みて結局相打ちに。
うーん、その後のマッチとニアン対シュージのガンダム戦も、ガンダムが巨大化したりとか。
そう、巨大化。あの原理は痛いってなりますよね。
で、ジフレグを破壊して。
クライマックスはジークアックス、あれ、アムロの魂が宿ってるみたいな感じで。
あの演出。それでガンダムを倒す。
最後はララーが目覚めて感謝して別の世界へ行って、シュージはマチューの愛を受け止めて消えて、マッチとニアンは浜辺に。
はい。一応の決着は見たわけですけど、やっぱりリスナーさんのメモが指摘しているのは、その背景にある説明の部分なんですよね。
説明不足の指摘
そうなんです。ここからが本題というか、メモの言葉を借りると、説明なし、ノンパレード。
まずシャア、5年間でどうやって技術者素人になりすまして、イオマグヌストなんてものを改造できたのか。
その科学知識はどこからとか、そもそもソロモン消滅の後どうやってこの世界線に来たのとか。
そこ全く説明がない。まさに説明なしですよね。
シュージもですよね。
U体から実体化したり瞬間移動みたいなことしたり。あれ超能力?
あのU体状態は何だったのかとか、能力の原理も不明。
しかも動機が、バブルイコールララーを殺すこと。なんで?っていう。
そう。シャアを元の世界に戻せばいいのでは?っていう疑問もメモにありました。結局彼の妄想だったのか?っていう。
意味がわからないって書かれてましたね、ここは。
あとはララーが時間凍結されてた件とか、誰がやったのか、シュージなのか、それとも別の要因なのか。
これも説明なし。戦闘描写もキシリアに賞賛はあったのか?とか。
さっきも出たシャリアブルの行動理由も、動機がちょっと見えない。
ガンダム巨大化の原理もそうだし、ジークアクスとアムロの関係も。
オメガサイコミューだけで魂が宿るのか?っていう疑問や、あの最後の歯を剥き出す演出の意味とか。
あとシュージが言ってた、ガンダムが言っているっていうセリフ、あれも結局アムロじゃなくてシュージの妄想だったの?って。
そういう解釈もできちゃうんですよね、説明がないと。
ラストシーンの大気圏突入方法とかも、まあツッコミどころ満載というか。
全体を通して説明不足の嵐だったというのがリスナーさんの率直な感想のようで。
でも面白いのは、それでも毎回楽しめたとも書かれてるんですよね。
総括として、プロ中のプロが全力で作った二次創作的ガンダムという表現がすごく適用しているなと。
熱量はすごい伝わってくるんだけど、人物描写とか背景説明にもう少し踏み込んで欲しかったっていう物足りなさ。
うーん、なるほど。
さらに、この説明を省く手法自体への疑問も呈されていて。
過去作を知ってる前提で進めるのは、逆に作品スケールを小させてるのでは?と。
この傾向は避けてほしいという意見ですね。
これはなかなか鋭い指摘ですよね。もしかしたら時代の流れも関係あるのかなと。
あ、メモにもありましたね。
短く刺激的な映像を連続させて、詳細は外部情報、ネットとかで保管してねっていう現代的なスタイルに合わせた結果なのかも?って。
でも、リスナーさんご本人は、こういうアニメばかりになったら嫌だと感じてらっしゃる。
うーん、難しい問題ですよね。
どこまで説明して、どこから創造に委ねるか。
そうですね。物語の解釈の幅を残すことと、単なる説明不足でフラストレーションをためさせることのその境界線というか。
特にガンダムみたいな歴史の長いシリーズだと、新規の人もいればずっと追ってる人もいるわけで。
ええ、そのバランス感覚が非常に問われるところだと思います。
今回のメモは、バランスに対するすごく正直な問いかけだった気がしますね。
面白かったけど、でもなんかモヤモヤするみたいな。
ええ、その説明の在り方が視聴体験にどう影響するか。
その点、このジークアックスの最終回は、すごく感慨させられる事例だったのかもしれないですね。
いや、本当に貴重な考察ありがとうございましたという感じです。
こちらこそ非常に興味深いご意見でした。ありがとうございました。
次回の配信もお楽しみに。さよならー。
さよならー。