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2025-11-03 06:38

#165 リメイク版「仮面の忍者 赤影」の話

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ピョン吉の航星日誌「#1345 リメイク版「仮面の忍者 赤影」を2話まで観ての感想の話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。「赤影」を「あかえい」、「横山光輝」さんを「横山みつき」さん、「白土三平」さんを「しらつちさんぺい」さん等、誤読だらけ。すいません。対処方法がわかったら、直します。

サマリー

リメイク版「仮面の忍者赤影」について、1967年の特撮版や横山光美の作品を基に、その魅力と新しい解釈が議論されています。視聴者の感想を通して、リメイクが元の作品とどのように異なるのか、またそこから得られる教訓が探求されています。

リメイクについての考察
こんにちは。さて今回はですね、送ってくれた方から頂いた情報、これをもとに、仮面の忍者赤影の世界をちょっと深く見ていきたいなと。
特に最近リメイクされた三宅隆監督の作品、これのレビューが中心になりますね。そうですね、1967年の特撮版から始まって、原作者とされる横山光美さん。
それからその誕生に意外な形で関わっている素人三平さんまで、なんか興味深い繋がりが見えてきそうですよね。
送ってくれた方の感想を手がかりにして、赤影という作品が持つ魅力と、今回のリメイクがどう受け止められているのか、掘り下げていきましょうか。
はい、まずその送ってくれた方がご覧になったリメイク版、福島県では放送がなくて、ティーバーで視聴されたということなんですが。
ちょっと期待はあった一方で、少し複雑な感想を持たれたっていう感じですかね。
もともとの1967年版は伝説的な特撮時代劇ですけど。そうですよね。
送ってくれた方はリアルタイム世代ではなくて、再放送にもあまり恵まれなかったと。
ただ少し上の世代の方からは、仮面ライダー以前にすごい時代劇があったんだぞっていう、その熱気みたいなものは聞いていたということですね。
横山光美さんの作品というと、伊賀の影丸とかは記憶にあるけど、漫画版の赤い絵って意外と印象にないと。
1987年のアニメ版は、ちょうどロボットアニメ全盛期でスルーしちゃったと。
2001年の映画レッドシャドウ赤い絵も、なんかあんまりピンとこない。
だから個人的な思い入れはそこまで強くないんだけども、でもなんか上の世代の熱は感じてたっていう、そういう状況なんですね。
ここですごく面白いのが、赤毛の誕生の背景ですよね。
元々はシラクト・サンペイさん原作の映画で、黄忍術映画渡り1966年のこれのテレビシリーズ化っていう企画がまずあったらしいんですよ。
ところがそのシラクトさんご本人が映画の出来にちょっとご不満だったみたいで、それでテレビ化の許可を出さなかった。
そこで同じように忍者漫画を描いていた横山美月さんに話が持ち込まれて、仮面の人形赤毛が生まれたと。
じゃあ渡りのテレビ版がもし実現してたら赤毛はなかったかもしれないってことですか?
そういうことになりますね。だから渡りのテレビ化とんざんは結果的に赤毛誕生のきっかけになった。これって結構重要な背景だと思うんですよ。
いやーそれは面白いですね。その上で今回のリメイク版1話と2話をご覧になった感想ですが。
オリジナルのYouTubeとかで公開されてるのを見るとテンポがいいのに比べて、今回のリメイクはちょっとテンポが遅いと感じられたと。
あーなるほど。もったりしてる感じ。
そうなんです。で、赤毛に悲しい過去を背負わせたりとか、青アゲとの絆を妙に強調したりとか。
はいはい。
あと織田信長を絡めたシリアスな歴史ドラマ風味が、これ赤毛でやる必要あるのかなっていう疑問に繋がったみたいですね。
うーん。もっとこう、出たな怪しき敵赤毛参上みたいなシンプルな爽快感を期待してたのにっていうところでしょうね。
まさにそういうことだと思います。
あとコメディ要素がなんかちょっと滑ってる感じがするとか。
歴史と展望
あー言われてましたね。
それから巨大ガマガエルのCGVFX。これが昔のあの海竜大決戦1966年の映画ですけど、あれの着ぐるみの方がむしろ迫量があったんじゃないかと。
へー着ぐるみの方が。
なんか現代の技術なんだけど、質感が軽くて怪獣的な重みみたいなものがかえって出しにくいんじゃないかっていう考察もされてて、これは鋭みなと思いましたね。
なるほど。CGならではの軽さが出ちゃうみたいな。
そういうことかもしれないですね。
それとピンチで次回へ続くっていうクリフハンガー展開。
はいはいお約束の。
1話のラストでガマに食べられちゃって、2話ではアオカゲと一緒に捕まっちゃう。これもまあどうせ助かるんでしょってわかってるからあんまり緊迫感がなくて盛り上がりにかけると。
うーんまあ予定調和というか。
あと東映の時代劇なのに肝心のチャンバラとかアクションが少ないっていうのもちょっと疑問に思われた点みたいですね。
つまり送ってくれた方が感じたのは、期待してたその分かりやすくて勢いのあるヒーロー活劇とのズレってことですよね。
そういうことですね。
毎週なんか怪しい敵が現れて、それを赤貝、アオカゲ、白カゲがこう力を合わせてスカッと倒すみたいな、そういうシンプルな形をもっと見たかったというご意見ですね。
うーん、まあ三池監督だからここからこうグッと面白くなる可能性もっていう期待は少しは持ってるみたいですけど。
ええもちろん。
ただ現時点ではなんか物語の描き方ちょっと違うんじゃないのっていうこうモヤモヤが残ったっていう非常に率直な感想でしたね。
この感想ってリメイク作品がまあ常に直面する問題ですよね。原作の精神性と新しい要素のバランスというか。
確かに。
特に赤絵画の場合、その誕生自体がさっき話に出た博都三平さんの渡りの映画界の不満、そこから横山幸喜さんによる赤絵画誕生っていうその縁因がある。
そもそもの成り立ち自体が本案をめぐるちょっと複雑な事情も含んでるっていうのがまた興味深いですよね。
なるほどなあ。始まりからしてもすでにアダプテーションというかそういう要素が絡んでるわけですね。
そうなんです。だから今回のリメイクもその歴史を踏まえるとまた違った見方ができるかもしれないですね。
送ってくれた方非常に資産に富む面白いレビュー本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
このリメイク版がこれからどう展開していくのか、そして赤絵画というヒーローが持つ本来の魅力、あるいは時代とともに変わっていくヒーロー像の中でどんなふうに着地していくのかちょっと気になりますね。
そうですね。本案から生まれたヒーローがさらに本案される中で何を守って何を変えていくのか、オリジナルを知ってる世代知らない世代、それぞれの目にこれがどう映るのかっていうのは非常に興味深いテーマだと思います。
はい。では今回の深掘りはここまでとしましょうか。
はい。
次回の配信もお楽しみに。
さようなら。
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