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2025-11-24 05:05

#186 「赤影」の微妙さと「イクサガミ」の面白さが振り幅デカすぎ問題

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ピョン吉の航星日誌「#1366 明治バトロワ爆誕!イクサガミ沼から帰れませんという話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。

サマリー

今回のエピソードでは、特撮作品「イクサガミ」と「赤影」が比較され、日本の時代劇アクションの進化や多様性が探求されています。特に「イクサガミ」では、歴史やアクションを交えた新しいストーリーテリングの可能性について考察されています。

日本の時代劇アクションの進化
こんにちは。送っていただいた感想文、非常に興味深かったですね。
ネットフリックスの新作、イクサガミと特撮の仮面の忍者赤鯛、この2つを並べて考えてみると、
なんていうか、日本の時代劇アクションがどう進化してきたか、その幅がすごく見えてくるなと。
確かにそうですね。
なので今回は、特にこのイクサガミがどうやって、歴史時代劇というジャンルに新しい波を起こそうとしているのか、その確信に迫っていきたいなと思います。
面白いテーマ設定ですね。
イクサガミの原作は、今村翔吾さんの小説ですけど、送ってくれた方が書いていた明治版バトルロイヤルっていう表現、あれは本当に的確だなと。
まさに。
明治11年っていう舞台で、292人の亡者が、たった一つの目的のために殺し合うっていう。
うわー。
あの、孤独って言葉がありましたけど、まさにそれを彷彿とさせますよね。
孤独、あの毒虫を壺に入れて強食いさせるっていう。
そうですそうです。最後に残った一匹が最強になるっていう、あの古代の呪術ですね。
あの異常な設定がもう、物語全体にものすごい緊張感を与えてるんですよ。
その感覚すごくよくわかります。少年ジャンプ漫画の実写化っていう表現も、もうしっくりきすぎて。
あー、はいはいはい。
主人公が家族を救うっていう、この王道の動機。で、歴戦の兵士みたいな人もいれば、なんで参加したんだって聞きたくなるような素人までいるっていう、あのカオスな感じ。
ええ。
あれこそ、読者を引き込む少年漫画のもう鉄板の構造ですよね。
そうなんですよ。で、この少年漫画的っていう視点って、実はすごく戦略的だと思うんです。
ほう、戦略的。
これは単なる日本の時代劇じゃなくて、世界中の視聴者がトーナメント戦とかサバイバルゲームっていう、いわば共通言語で理解できるフォーマットなんですよね。
なるほど、グローバル市場を意識していると。
そういうことだと思います。だから、歴史を知らなくても楽しめるし、逆に知ってると、あの大久保鳥光が裏であすみ祖水事業に奔走してるとか、そういう史実と重ねて物語に深みが出てくるっていう。
ストーリーテリングの可能性
いや、巧みですよね。その歴史の深みもすごいんですけど、やっぱりアクションの話に行きたいなと。
来ましたね。
主演とアクション監修を兼ねる岡田純一さん、感想文に、刀が空気を切る音が違うとまで書かれてて、もう単なる俳優じゃなくて職人の域ですよね。
まさに世界鬼人のアクションだと思います。ただご指摘の通り、実際の日本刀ではありえない動きも多い。
ああ、はいはい。
これはもうリアリティよりも映像的なカタリストを優先した結果でしょうね。
安倍平さん演じる達人が歩いてるのに走って逃げる相手に追いついちゃうシーン。
あれですね。私も思わず、いや歩いてるよねって声出ましたもん。
ですよね。でもあの説得力はすごかった。送ってくれた方の物理法則とは仲良くないけど、映画的には100点っていう言葉がもう全てを物語ってるなと。
まったくです。一方でもう一つのテーマの仮面の忍者赤毛は、あの特撮ならではの様式美というか、ファンタジーが魅力でしたから。
ええ。
戦神のリアル思考のアクションと比べると、時代劇っていうジャンルの表現の豊かさを改めて感じますよね。
本当にそうですね。リアリティとエンタメ性のバランスって常に問われる部分ですから。
ええ。映画としては100点っていう評価はすごく面白いんですけど、まあ一部の武術ファンからすると、エンタメに寄りすぎて武術の本質から離れてるみたいな批判ももしかしたら出るかもしれない。
ああ、なるほど。
そのギリギリの線を攻めているのがこの作品の巣紙であり、まあある種のあゆささでもあるんでしょうね。
なるほどな。歴史×アクション×少年漫画っていう、この新しい科学反応がちょっと停滞しがちだった時代劇を活性化させる起爆剤になるかもしれない。
ええ。本当にそう思います。大きな可能性を感じますね。
ですよね。
ただ、お送りしてくれた方の文章が最後に提起していた最も重要な問題が残ってるんですよね。
そうなんですよ。この物語がまだ完結していないっていう最大の問題が。
はい。
これだけの熱狂を体験させられた後で、この続きは一体いつ見られるのかと。
いや、本当に。
この問いかけって、作品の完成度が高いからこそより切実に響いてきますよね。
ええ。
そして、これって続編目の期待だけじゃなくて、ある意味問いでもあると思うんです。
この物語は単なるサバイバルゲームで終わるのか。それとも明治っていう時代の光と闇、そのものをえぐる作品になるのか。
うーん、なるほど。
その答えが続編の正義を分けるのかもしれないななんて思いました。
次回の配信もお楽しみに。さよなら。
次回の配信もお楽しみに。さよなら。
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