1. ピョン吉のAI日誌
  2. #141 怪獣映画「カミノフデ ..
2025-10-10 06:03

#141 怪獣映画「カミノフデ 怪獣たちのいる島」感想

spotify

ピョン吉の航星日誌「#1321 アマプラで怪獣映画「カミノフデ 怪獣たちのいる島」を観た話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。

サマリー

映画『カミノフデ 怪獣たちのいる島』は、村瀬圭蔵監督の初監督作品で、怪獣の描写や手作りのミニチュアセットが特に注目されています。この映画は単なる怪獣映画ではなく、作り手の思いと温かい雰囲気が伝わる作品です。

カミノフデの映画体験
- こんにちは。さて今回はですね、送ってくれた方が共有してくれた、ある特撮映画の鑑賞記について、ちょっと深掘りしてみたいなと。
- おー、いいですね。
- 映画、カミノフデ怪獣たちのいる島、これですね。
- あー、はいはい。怪獣造形の、まあレジェンドですよね。村瀬圭蔵さんの。これが初監督作品ね。
- そうなんですよね。
- で、残念ながら異作にもなってしまったという。この鑑賞記から、ちょっとその魅力、探っていきましょうか。
- ぜひ、送ってくれた方の資料をもとに、この映画がどんな体験を提供してくれるのか、そのエッセンスを探っていきましょう。
えーと、まず基本的な情報からいきましょうか。
- はい。
- これ、Amazonプライムで見放題になったタイミングで、鑑賞された感想なんですよね。
- そうですね。配信開始がちょうど村瀬監督のお誕生日、10月5日だったっていう。
- へー、それはなんか粋な計らいですよね。
- うん、なんかこう特別な感じがしますよね。で、物語の始まり方もちょっとユニークで。
- と言いますと。
- あの特殊美術造形家の、時宮健三っていう人物が出てくるんですが、これが明らかに村瀬監督自身がモデルなんです。佐野志郎さんが演じてらっしゃいますね。
- あー、なるほど。
- で、その時宮健三のお別れ会、つまり亡くなった後から話が動き出すっていう、この虚実が入り混じる感じがまず面白いなと。
- 確かに。で、その健三さんの死後、主人公たちが迷い込むのが怪獣たちのいる島。
この島が鑑賞記を読むと、単なる舞台設定じゃないぞと、なんか特別な意味があるみたいですね。
- そうなんです。ここが鑑賞記で特に強調されているポイントで、その島全体がCGとかじゃなくてですね、昔ながらの手作りのミニチュアセットで作り込まれているっていう。
- へー、ミニチュアですか。
- 送ってくれた方は、これを時宮健三、つまり村瀬監督自身の内的宇宙が形になったものじゃないかって捉えてるんですね。
- うわー、手作りの宇宙。資料にもありましたね。懐かしさと職人の技に涙がゆるむって。
- うーん。
- これはもう特撮ファンにはたまらないでしょうね。鑑賞記によると、この特撮で作られた世界そのものがこの映画の肝なんだと。
- そういうことですよね。だから鑑賞記でもなんていうか、個人の心の中の世界みたいなものだから、細かいストーリーの辻褄とかそういうのを気にするよりも、この独特な世界観に浸るのがいいんじゃないかって書かれてましたね。
- なるほど。あと鑑賞記にはファンがニヤリとしちゃうような仕掛けもなんかたくさん紹介されてましたよね。
- あー、ありましたね。
- えー、大魔神とかネズラ、北京原人へのオマージュとか。
- はいはい。
- あと雑誌の宇宙船が出てきたり、樋口真則監督とか、なんと村瀬さんご本人も亀を筆絵にしてたりとか。
- まさになんか特撮ファンの夢を詰め込んだおもちゃ箱みたいな感じなんでしょうかね。
- あと鑑賞記の筆者の方が個人的にツボだったって書いてたのが、マンホールの蓋の小ネタ。
- あー、ありましたね。
- 主人公あかりのお母さん役が釈弓子さんなので、
ムラセイズムの探求
- 彼女が仮面ライダージオーで見せたマンホール女優ネタがしっかり盛り込まれてるんだと。
- そういう遊び心ももちろん楽しいんですけど、この鑑賞記が本当に深く掘り下げているのは、やっぱり怪獣の描かれ方かなと。
- ほう、怪獣の描かれ方。
- 単に恐怖の象徴とかそういうんじゃなくて、人のいろんな思いですね。それが形になった存在として出てくるんだと。
- 人の思いが形に。
- そう、これをこの鑑賞記の筆者はムラセイズムって呼んでるんです。
- ムラセイズムですか。なるほど、じゃあ怪獣そのものがムラセ監督の観客へのメッセージとか、あれは意思に対なものだとこの方は読み解いてるわけですね。
- そういうことだと思います。あとその福島県の菅川市でのスカガワ特撮塾での活動が映画作りにもつながっているっていうエピソードも紹介されてて、
例えば塾生がヤマタノオロチの総演を担当したりとか、塾生のためにデザインした怪獣エスターガっていうのが映画にも出てきたりとか、
そういうなんていうか監督の温かい人柄とか情熱、そういう思いがちゃんと作品に反映されてるっていう。
- なるほどな。
- この鑑賞記を書かれた方は以前、菅川でムラセ監督ご本人にお会いしたことがあるらしくて、
- そうなんですね。
- その時の監督の穏やかで優しい笑顔が、そのままこの映画全体の温かい雰囲気になっているように感じたと。
- いやー、作り手の人柄がそのまま作品に溶け込んでるってなんかいい話ですね。
- そう思います。
- だから単に怪獣が出てきて暴れるっていう映画じゃなくて、
作り手の哲学とか愛情、あと特撮という表現方法そのものへのリスペクトが詰まってるんだなっていうのが、
この鑑賞記からすごく伝わってきますね。
送ってくれた方がこのレビューに惹かれたのも、そういう作り手の内面を探る旅みたいな、
そういう部分だったのかもしれないですね。
- そうかもしれませんね。
- それで全体を通しての感想として、怖い怪獣も出てくるんだけど、
根っこはすごく優しいファンタジーだったっていうのが、
なんかこの映画の本質を表しているような気がします。
- うーん、クリエイターが致した世界観にこうして鑑賞者が触れるっていうのは、
なんかこう、時を越えてその人と対話するような、
そういう感覚に近いのかもしれないですね。
- 全くですね。
さて、今回の資料担保はこの辺りにしましょうか。
- はい、送ってくれた方いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
- 次回の配信もお楽しみに。
- さようなら。
- さようなら。
06:03

コメント

スクロール