さて、今日は仕組みが動かない原因がありまして、
その原因を解消してどうやって仕組みを動かしていけばいいのか、
仕組みを動かすためのポイントについてお話ししていただきたいと思います。
それでは松田さん、よろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
ここも分けると大きく7個ぐらいあるのかなと。
7個。
もっと考え方の部分も含めていくとすごいたくさんあるので、
まずはパッと分かりやすいところの7個をご紹介していこうかなと思うんですけれども、
仕組みを動かすために1つ大事になってくるのが、
やっぱり仕組みの導入の意図を説明するというのがすごい大切になってきます。
前回か前々回でもお話ししたんですけれども、
意図が伝わらないとそれがやっぱり動かなくなる。
仕組みを動かしてくれなくなってしまうので、
ちゃんとなんでその仕組みを導入するのか、
これをやるとどういうメリットが皆さんにあるのかっていうのを説明をする。
説明しないとやっぱり分からないところがたくさんあるじゃないですか。
特に仕組みを導入する立場の人って社長さんであったりとか幹部の方が
メインで仕組みを導入っていうふうな形になると思うんですよね。
その仕組みを導入する社長や幹部の皆さんは普段忙しいですか?忙しくないですか?
忙しいんじゃないですかね。
忙しいとこういう説明をやっぱりすっ飛ばしがちになっちゃうんですよね。
これは私もすごいよくやるので、気をつけなければいけないなと思うんですけれども、
やっぱり丁寧になんでこの仕組みが必要なのかっていうのを説明していく。
それこそ最近だと本当に生成AIですね、話題になりまくってますが、
生成AIもなんで生成AIを現場の人に使ってもらいたいのかという説明がないまま、
生成AIを使えというふうに号令を出しても、
多分二極化すると思うんですね。
使う人、使わない人。
でも私たちは、生成AIは経営計画書の方針で、
AIに関する方針というのを作って、目的は業務効率化するためにみんなで使っていきましょうね、
というふうに定義して、その方針をちゃんとみんなに意図を共有している。
なので、生成AIに対しての反発みたいなのはすごい少ないんじゃないかなと思うんですよね。
なので、意図を説明するというのはすごい大事なことじゃないかなというふうに思います。
説明がなく、新しいシステムとか新しい仕事が導入されると、
やっぱりまた面倒な仕事が増えたなとか、
なんでこれをやらなきゃいけないんだろうなというのはスタッフが不満に思うところなのかなと。
ちなみにこの仕組み以外にも何か新しいことを始めるときに、
導入の意図を伝えるって非常に重要だと思うんですけど、
意図の伝え方にも何かポイントとかあるんですか?
意図を伝えるときには、基本的な背景情報から伝えるのがいいですね。
こういう背景があったので、
例えば、日時業務報告というふうな、私たちが最近取り入れた仕組みを導入するとお伝えするとしたら、
まず背景情報ですね。
今までは毎週単位で皆さんの仕事の進捗を確認をしていたが、
この仕事の業務効率をもっと上げるためには、
毎日単位で皆さんの仕事をどういうふうな動き方をしているのか分かる方が分かりやすいと思うんですよね。
キーエンスさんとかって、1日3回PDCA回してるという話とかってあるじゃないですか。
なので私たちは、決定サイクルを回せば成果が出るというふうに言っているのであれば、
もう少しこのサイクルを早くできるといいんじゃないかなって思うんだ。
これ背景情報。
に対して、今現在こんな問題があります。
この週1回の業務の進捗確認だと、
とにかくイレギュラーな仕事って多いじゃないですか。
お客様がいるような、もちろんお仕事になってきますので、
そうすると本来立てていたスケジュールがどんどん過変的に変わってきてしまう。
そうするとスケジュール、どういう動きをするのかがそのまま未来の成果になってくるので、
そこの業務の過変性があまりに高い、突発的な仕事が多いよね。
なのでそこのやってること、未来のためにやるべきことと、
それがあまりに変動しすぎるという問題があるので、
それを毎日業務管理を進めていくことによって、
この課題ってなくなっていくよねっていう問題があって、
そのためにこういうのを導入します。
それを導入することによって皆さんに得られる得ですよね。
これを導入することによって、
仕事ができる人って基本的には仕事の管理がものすごく上手な人が多いよね。
なぜならば先ほどお伝えしたけれども、
何をやったかの積み重ねが成果なわけで、
それを毎日自分でやること管理をしていて、仕事をやっていって、
しかも月単位でちゃんと振り返りをすると、
自分の仕事の動き方がわかるじゃないですか。
しかも明確にやることが残っていってるんですよね、スプレッドシートで。
あれって自分が評価をもらうときにものすごく役に立つと思いません?
役に立ちますね。
私はこの半年間で何十社のクライアント様のところに出向き、
いくらの売り上げを作ったので、なので私はA評価ですと。
私は今回このような仕組みを導入して、この仕組みをさらにブラッシュアップして、
それを全社に横展開したことによって、
おそらくこのぐらいの業務効率化のインパクトを与えたと思うんですよ。
だからA評価ですと。
っていうふうに自分のやったことがちゃんと残っていくんで、
自分の評価面だの役に立つ。
ああなるほど確かにって思ってもらえれば、
ちゃんと人が伝わりやすくなるんじゃないかなみたいなところを
一つのテンプレートとして使ってもらうといいんじゃないかなと思います。
確かにそうですね。
そういうふうにやって、選択と集中で集客だ、
でもやるのはYouTubeだけだ、みたいな。
YouTubeがうまくいかなかったら全部終わりじゃん、みたいになってしまうので、
ここは考え方は持っておいていただくのはいいかなと思います。
なるほど。ありがとうございます。
では続いての仕組みを動かすポイントを教えていただいてもよろしいでしょうか。
はい、次は仕組み運用をチェックする仕組みが必要ということで、
これも仕組みを導入しました、
でもその仕組みを導入したがその仕組みのチェックをしない、
みたいなことが起きると、まあやらないですよ。
やらないですね、チェックが。
やらないです。
なのでちゃんと仕組みと導入とともに、チェックの仕組みもセットで入れてあげると。
これすごい大切になってきます。
なので例えば私たちで言うと、
お客様に対する営業の準備ができましたとなったら、
私に確認してくださいというふうに言ってますと。
営業のご提供する内容とかもこういうふうにやってねという仕組みがあるけれども、
それを私がチェックしていなければみんな各自自由にやりだしてるんですね。
でも仕組みというのは成果が出たことを仕組みにしているんですね。
なので皆さんがオリジナルなやり方をやるほうが多分成果は出ないんです。
なのでちゃんとこうやったら成果が出るんじゃないかというテンプレートがあるんです。
おいしいチョコレートクッキーの作り方があるんですよ。
それを急にオリジナルで、
これ砂糖じゃなくてカレー粉を入れた方がうまいんじゃないか、うまくないよね。
なのでそういう部分はやらない、やらせない。
成果が出る仕組みをちゃんとやってもらうために、
じゃあできたら私に1回あげてねっていうチェックを設けてます。
さらに言うとそれが売り上げを作る肝になってくるので、
強化制度にも私はひも付けてます。
チェックする仕組みを設けないとやらなくなってしまったり、
形骸化されてしまうので気を付けたほうがいいよねというところがあると思います。
今のは営業資料をチェックするっていう仕組みと、
営業資料をチェックしてもらったかどうかを
評価制度でチェックするっていうようなところですね。
評価制度に入れることによって、より本人がやらざるを得ない仕組みになると思うんです。
評価制度もチェックの仕組みっていうようなものなんですね。
チェックをボトムアップ的なチェックなのか、
トップダウン的なチェックなのかっていうのがまず分かれます。
全部が全部トップダウン、つまり私が全てのことをチェックしようとしたら
膨大な時間がかかりますし、マイクロチェックにもなるんです。
でもボトムアップのチェックでやると、
ボトムアップしない人もいるじゃないですか。
つまりチェックしてくださいって言わない人もいる。
じゃあボトムアップのチェックをしてくださいってやってもらうために
人事制度に入れてる。
そうするとボトムアップで確認してくださいってやらないと
自分の評価が下がるから、ボトムアップ的にちゃんと上げてくれる。
なんでそこは、そういうボトムアップ的なチェックなのか
トップダウン的なチェックなのかというのを分けていただいて、
もちろんトップダウン的にトップが自らチェックを入れるっていうのも
すごい大事なんですけれども、やりすぎると本当にまた時間がかかるんで
うまく自社に対する壺はどこなのかというのを見極めていただいて
チェックの仕組みを構築していただくのがいいのかなとは思います。
何事もバランスよくしっかり見てというところですね。
ありがとうございます。
では続いての仕組みを動かすためのポイントを教えていただいてもよろしいでしょうか。
次4つ目が仕組みを動かす勉強会などをして
仕組みが運用できるように教育をするというところですね。
仕組みを導入しても、その仕組みの使い方がわからなければ
当然うまく運用することができないじゃないですか。
例えば日本革命を導入しました。みんな日本をあげてねという風に言ったとしても
何をあげればいいのか。なりません?
なりますね。
これ海鮮というよりはうちの会社であげていいんだっけみたいな。
不安に思ってなかなか使えないというのはありますよね。
なのでちゃんと勉強会をする。
今回は日本革命という日本の報告ツール
社内SNSみたいなツールを導入しました。
この仕組みを導入することによって皆さんの声をもっと聞かせてください。
そして皆さんの頑張りを私に教えてください。
その中で皆さんにやっていただきたいことは大きく3つです。
1つはお客様の声をぜひあげてください。
私たちのビジネスを良くするヒントというのはお客様の声に隠れているんです。
2つ目は皆さんの仕事をやっている上での改善提案。
もっとこうやったらお客様が喜ぶのにな。
もっとこうやったら業務効率が上がるのにな。
そういうことを教えてください。
最後3つは皆さんがどんなふうにお仕事を頑張ったかをぜひ教えてください。
私は皆さんの頑張りを正しく知って
ちゃんとそれに対して取り組んでいきたいと思っています。
なのでこの3つをぜひ日本革命を通じてあげてくださいねって言ったらどう思いますか?
使い始めますよね。
ですよね。
これは意図を説明しつつちゃんと
本来は具体的な操作からの勉強までした方がいいんですけれども
そういうふうな形でやっていただくのがいいと。
意外と仕組みを動かす勉強会をやらない会社様が多いので
じゃあ日本革命を導入しました。
日本ツールを導入しました。
ってなった時にみんながみんな
じゃあパソコンを使えるかスマートフォンを使えるかだったらそうじゃない?
じゃあ日本ツールをサファリで開く。
URLを入力する。
そのコピーの仕方って分かんない人いるんですかね?
いますよね。
そこの皆さんの自社のITリテラシーっていう部分を
ちゃんと見極めて導入したりとか教育したりとかっていう風にしていかないと
それはなかなか仕組みが定着しないので
教育していくことによって動かすっていうところもポイントになってまいります。
仕組みもシステムも新しいものって怖くて触れないっていう人が多いので
最初の使い方とかどういう意図があって導入したかっていうのがないと
なかなか使ってもらえないのかなというところですね。
私たちだと生成AIの使い方も勉強会社内でもものすごくやってるじゃないですか。
あれはなぜやってるかというとほとんどの人は
ChatGPTなりPowerPlexityなりGeminiなり何でもいいんですけれども
英語が出てきた瞬間に閉じるんです。
閉じますね英語出てきたら。
登録までもいけないっていう。
思考停止みたいな。
やばいバグったみたいになっちゃうんで。
大丈夫だよ。
右クリックして翻訳してごらんとか。
ここのログインっていうの押してみてもらっていいかなとかってやると
最初そこの壁を突破できればみんなできるようになる。
なので勉強会っていうのはすごい大事なことだと思います。
ありがとうございます。
続いて5つ目ですかね。
5つ目の仕組みをご課題にポイントを教えていただいてもよろしいでしょうか。
次はですね現場が使いやすい仕組みにすると。
現場にメリットが感じるように。
つまりゲーミフィケーション的な要素を導入するといいかなというふうに思っています。
ちなみにゲーミフィケーションってどんな意味ですか。
ゲーミフィケーションっていうのは本当に仕事をゲーム化するみたいに
捉えてもらえるといいと思います。
例えば私たち古着屋さんやってます。
普通に洋服を100着売り場にかけるだけ。
これは普通に作業的な感じになっちゃうんですよね。
だけれども100着を何分で出せるかっていうストップウォッチを持って
タイムアタックをします。
そうするとゲームになるじゃないですか。
そうですね。どれだけ早くできるか。
何々さん30分かかったけど私25分でできた。
どうやってその5分埋めたの?こういうふうにやったんだよ。