松田幸之助の仕組み化経営のヒント。このチャンネルでは、仕組み化経営コンサルタントの松田幸之助より、
仕組み化経営の考え方や成果を出すためのヒントをお届けする番組となっております。
皆さん、こんにちは。パーソナリティを務めさせていただきます、仕組み化経営コンサルタントの本間亮介です。
前回は、仕組み化経営の考え方、チェックの仕組みについて松田さんより解説いただきましたが、
本日は決定サイクルのまとめということで、松田さんにお話を聞きたいと思います。
改めて前回のお話を簡単に振り返っていきたいと思いますが、実施をしてもらうためのチェックのポイントについて教えていただいてもよろしいでしょうか。
はい。前回お話しさせていただいたのは、チェックの仕組みというものを経営の仕組み、そして事業の仕組み、そして業務の仕組み、
それぞれのステージに合わせてチェックの仕組みを構築していくことが重要ですよというお話をさせていただいたとともに、
大事なのは何をチェックすると一番成果につながるのか。逆を言えば、何の実行をしてもらうと成果がつながるのかというふうなところを踏まえて、
例えば営業活動をもっとちゃんとやってもらえれば成果が出ると思えば、営業のチェックをした方がいいと思いますし、
今度は飲食店さんとかであれば、例えば料理の早く出せるかどうかというところがお客様満足度、そして売り上げにつながるのであれば、
どれだけ早く料理を提供できているかというチェックをした方がいいと思いますし、何の実行をすると成果が出るのかっていうのを、
さらにその実行率を高めるためにチェックをしていくというところが、前回のお話の中での一番のポイントになってくるのかなというふうに思います。
そうですね。食事のおいしさなのか、提供の速さなのか、従業員の接客なのか、ここどこが一番インパクトあるかというところを見定めて、どこにチェックの仕組みを作るかというようなところですかね。
ちなみに本間さんは採用とかだと何かあったりするんですか?このチェック、特に重点を入れているチェックってあったりするんですか?
そうですね。採用でいうと、基本的に自分で実行が多いんですけれども、最近内定者の子とかにやっていただくところで、チェックしているところでいうと、オファー、学生さんにスカウトのオファーを送るんですけど、その承認率ですからね。
送った数ももちろん重要なんですけど、数打っても承認してもらわないと、そもそも学生さんが説明会に来てくれないので、そこの承認率を見てオファーの内容を変えていこうかとか、そういったところは見てますね。
私だったらそこに時間も見るかもしれないですね。
送るまでにかかっている。
結局それが生産性という観点で見ると、8時間かけて100通送っているのか、4時間かけて100通送っているのか、8時間かけて100通で承認率が2%、4時間で100通送って2%だったらどっちがいいですか?
後者ですね。
というふうなところも見ないと、それが本来正しいのかどうかもわからないというふうなチェックのツボがあるんじゃないかなと思います。
ちょうど今日は画面外のそこにお手伝いとして手伝ってもらって、内定者の子がいろいろ、次回からオファーのスピードもチェックさせていただきます。
ありがとうございます。
本日は決定サイクルのまとめということで、今までお伝えした内容を振り返りながらお話ししていただきたいと思います。
松田さん、よろしくお願いいたします。
お願いします。
もう皆さん覚えて、そしてアンキーしていただいていると思いますけれども、業績というのは、まさに何でしたっけ、業績イコール。
戦略確率×実行確率。
戦略確率とは。
報告・決定。
実行確率とは。
実施チェック。
ということで、これらのサイクルのことを何て呼ぶんですか。
決定サイクルです。
さすがです。
ありがとうございます。むしろこれ答えられないと、仕組み家系コンサルタント名乗れないので。
ということで、この報告と決定と実施とチェックの仕組みをちゃんと構築して、これらをより精度高く質高く早く回すことができれば必ず業績は上がります。
まず決定サイクルのまとめのところで言うのであれば、報告と決定と実施とチェックを回します。
これはいろんなレベル間での決定サイクルというのがあると思うんですけれども、
例えば、最初このポッドキャストも始めましたと。
今日で多分第9回目とかになっているんじゃないかなと思うんですけれども、
このポッドキャストをやるということを私が意思決定します。
意思決定して、これを実際に実行しましたと。
こういうふうに収録をしています。
で、チェックしますね。
チェックをすると、良かった、反響があった回とか、そうじゃなかった回とか、
これがすごい勉強になったというお客様の声とかですね、いただきますよね。
で、例えば実際前回いただいたのは、この決定の仕組みの部分の話がすごくわかりやすかったですっていうふうな声を実際にお客様からいただきました。
ってなったとしたら、大事なのが決定サイクルを回すと、
〇か×かが出てくる。
つまり、良かった、悪かったが出てきます。
で、良かった、悪かったっていうのを、ちゃんと次また報告をする。
例えば、チェックをして本間さんが数字のチェックなどをしていて、
これがこういうの反響があったんだ。
例えば、どこで一番このポッドキャストが見られているかというと、
意外とYouTubeポッドキャストの視聴率が高い。
圧倒的に割合が高いとなったとしたら、
YouTubeポッドキャストに関しては、今フルテロップじゃないですよね。
なんならテロップないですよね。
本当はフルテロップあったら良いかもしれないですね。
だって見られてるんですから、これだけ。
そう考えると、そういう数字を今度また報告をする。
それを報告をもとに、また私が意思決定する。
このサイクルをちゃんと回すとともに、まず1個ですね。
ぐるぐるぐるぐるちゃんと回しましょうねっていうのが1つと、
あと上手くいったことは、ちゃんと横展開していったりとか、
それの再現性を高めるためにまたマニュアルを作れたり、
チェックリストを作ったりとかっていうのが大事になってきます。
決定サイクルを回して、金の卵が生まれるんですよ。
売上利益だけで見ちゃうと金の卵を逃してしまう可能性もあるというところですか従業員満足度とか。
もちろんですもちろんです。
そこはいろんな種類のものがあると思うのでそこを見極める力というのもすごい大事だと思いますし
逆を言えば金の卵を見つけるためにやらなければいけないのは
必ず可視化という作業がある。
この可視化もやっぱり苦手な人ってすごい苦手で
可視化というのは要は言語化するというものしか基本的にないですね。
言葉にしなければそれが金の卵だったかどうかわからないじゃないですか。
もしくは数字で見てですね。
なった時に多くの人は金の卵を言語化できない。
もしくは文章として言葉として伝える力がなかなかやっぱりない方多いなという印象があるので
そうすると私たちがやっているのが
例えば面談の時とかを通じて
じゃあ先ほどの例で言うとオファーボックスの承認率が上がりました。
当たってるじゃないですか。
上がりました。
多くの会社さんとか多くのリーダーは
そうなんだすごいね。
これ何の意味もないです。
そうなんだ。
それって何で上がったの?
いや何でなんですかね。
そうかそうか。
じゃあ原因ちょっとわからないみたいな感じ?
そうですちょっとわからないですね。
OKOKOK。
じゃあどんなことをやったのか教えてもらっていい?
そうですね。やったのは今までここの冒頭3行目の
こういう風な導入だったんですけども
これちょっと違うかなと思ってこういう風に変えたんですよね。
なるほど。
じゃあこれとこれってどういう部分の違いがあるのかな?
そうですね。この最初の導入は
なんかいきなりプリマベラですみたいな感じで入ってたんですけれども
こっちは学生さん目線で
学生さんが先行の悩みを解決できるみたいなのを
学生さんの満足を伝えるような産業にしたんですね。
なるほどね。
それが金の卵なんです。
いわゆるマニュアルに入れ込む。
そういうことですね。
この金の卵の発掘作業に関しては
これはやっぱりマネージャー以上じゃないと難しいですし
これができる人がマネージャーなんです。
なるほど。
で、少なくても自分自身でこれができない人はマネージャーに上がらない。
私は少なくともそういう視点で見てます。
なので私から仕組みにしてねって言われない限り仕組みにできない人は
マネージャーに永遠に上がる。
だって自分ができないことを他人にできないとね。
なのでその仕組みを作る前には可視化っていうプロセスがあって
何が金の卵なんだのかっていうのをちゃんと見極める能力とか
探していく能力っていうのは
決定サイクルをたくさん回しても
金の卵がわーって割れていってたら
何も意味ないですね。
ちゃんと金の卵を仕組みにするのが大事なのであって
金の卵を仕組みにするための言語化であったりとか
探し出す力であったりとか
っていうのがすごい私は大事だと思うわけでございますね。
これが本当になかなかできるような人を育てる仕組みを
やっぱり作りたいなって私も思ってます。
難しいところなのかなって思いますね。
決定サイクルいくら回しても金の卵流出してたら本当に意味がないですね。
決定サイクルってそこが見極められる人はセットでいないと。
なるほどね。
決定サイクルなんですけれども
報告決定実施チェック4種類あると思うんですけど
大きく分けたら戦略確率実行確率
どこから手を入れるかっていうのは
自社の今の現状を見定めて
一番足りてないところから始めるのがいいんですかね。
そうですね。これ今おっしゃったように
自社の足りてないところから手を付けるのが一番理想なんですけれども
ある程度の従業員数とかでも
どこから手を入れるかというのが
一つの基準になるかと思っていて
従業員数はそんなに多くない。
分かりやすく言うと20人未満ぐらいの会社さんであれば
社長の戦略と実行が
社長は一人で両方できちゃうんですよね。
プレーニングマネージャーとして
ってなってくると
社長が実行をある程度補えるようになるのであれば
大事なのは戦略の部分になってくるので
まずは戦略確率を上げるような取り組み
早い段階から報告が上がってくる仕組みであったりとか
それをベースに意思決定する仕組みであったりとか
っていうのを整えた方がいいかもしれないですね。
特に経営計画書とかは
早いうちからあった方がいいと思います。
そうじゃない場合ですね。
組織がものすごく大きいと
30人以上100人以上ですってなってくると
社長が決めた方針と実行する人が分かれますね。
そうなってくると先ほど前回お伝えしたように
ゼロの実行確率をかけてもゼロなんです。
もはや無なんです。
卵が金かダメな卵かも分からない。
など大事なのは実行確率が優先されるので
組織の規模の大きさ的に
まだまだこれから社長が目の届く範囲であれば
戦略確率を上げましょう。
ちょっと目が届かないなと思ったら
実行確率を上げましょうっていうのを
一つの軸にしていただくといいんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
戦略確率実行確率を上げるときに
いわゆる仕組みを導入というか
作っていくと思うんですけども
やっぱりなかなか仕組みを作っても
実施されないというか
仕組みが定着しない会社あるかなと思うんですけど
これなんでなんですかね。
なんでなんですかね。
これ結構前提と大事なのが
まず二つあって
一つ目がちゃんとその仕組みの
導入の意図を伝えるということ。
なんでこれが必要なのかが分からなければ
それは浸透しない。
反発が起きると思います。
それをなくすためにも
早い段階から経営計画書は絶対作っていった方がいい。
これどういうことかというと
例えば10人20人の組織のときに
経営計画書という方針書があれば
それで勉強会をしていけば
価値観が合ってくるじゃないですか。
10名20名で価値観が揃っていれば
そこに新しい人が入ってきても
その考え方に尺に染まる。
よく言われているのが
50%60%くらいの過半数取れれば
その色に変わっていくんです。
これ大変なのが
50人とか100人になったときに