成功体験の欠如
倉木 凪です。最近ね、人間は理想に近づくのって、後は落ちるだけだから、あまり看板しくないといい事ばかりではないみたいな事を言ったんだけど。
まあでもこれ、正しいと言えば正しいけど、ひねくれてますよね。なんでこういう考え方になったかなと思ったらね、やっぱり成功体験が少ないからだって事を今日ね、気づきました。
成功体験があった時に、それを嬉しいと思う事は少ないんですよ。3つ理由があってね。1つ目がね、元々うつ病気質。だから何かうまくいった時に、それまですごい必死に追い求めてたのに、なんかそこまでテンションぶち上げって感じになんね。
大人たちってね、いい事あった時にみんなで乾杯ってやって、ビール飲みまくってるイメージあるけど、うまくいってないのに変わらず、特に何か成功したとかでもないのに変わらず、何か一段落、一段落、終わった時にそういう事をやるけども。
クラキは何か成功体験があってもね、理屈抜きでもあんまりそんな気分が高揚しないというかね。これと連動するようになんだけども、こっちとの兼ね合いというか、ニヒリズムなんですよ、クラキは。これ2つ目ね。
でね、これもう生まれ持った勝負だろうね。だから何かうまくいっても、もううまくいく直前ぐらいからもうそうだね。オリンピックなんか見ててもね、ずっと応援してた人が優勝しそうな時に、何で応援してたかなってなっちゃうんですよね。不思議な所があるんですよ、クラキには。
これニヒリスティックな所。で、しかも二重人格でしょ。だから何かいい事があっても、これの何の意味があるんだと考えてしまって、しかもうつるよ、気質。だから全然気分は盛り上がらないと。
で、3つ目がね、今日これ話したかったのは、これが一番の理由なんだけど。例えば高校入試の時の例にとるとね、何だろうな、上がった時全く嬉しくなかったんだけど、運が悪いっていうかね、一言で言うと。
いろんなクラキの能力の問題だと思うんだよ。それを達成した時のメリットとか、何て言うんだろうな、他の人と何かずれてるんだろうな。
他の人なら、目標設定の仕方とか、いろんな所に問題あるんだろうね。だから目標達成しても達成感がないんですよね。
3つ目はね、いくつかあってね、これと似たことが。受験で言うと性格的な問題ね。もっと上を目指したのではないかとか。欲が出てしまうっていうこととか。自己評価があまりできてないとかとか。
あと完璧過ぎすぎて、結果的に上手くいったけども。あとはね、これをすごい食べたいな、たくさん食べたいなと思ってて、実際食べてみたら、何だこんなものかと。
これも想像力の欠落なのかな。だいたい普通はこの人なら、これたくさん食べたところで、想像力って言うか何だろうな。これたくさん食べたところで飽きるだけだとか、ある程度かちょうどいいとか。いい大人ならわかるだろうけど。
そこで突っ走ってしまうクラキがいるんですよ。で実際やってみて、あれ特にお餅だのと違うってなることが今では多かった。これすごいたくさん食べたいなと思って食べたら、具合悪くなったとか、吐いてしまったとか、腹を壊したとか。
何か理想に近づいて、あれ目標達成して、もう手放しに喜べた、もうその後上手くいったと経験が思い当たらないんですよね。何か問題があったりね、さっき言ったように、もう全然達成する前からもう達成しても意味あるのかなとか考えてしまったり、もっと高い目標ができてしまったり。
中学校ですごい部活頑張って練習してたのに、なぜか直前だってね、もうどうでもよくなってね、マラソンのやる気が出てしまって、ウエアをね、ゼビを買いに行ってましたよね。しかも前日に、大会前日に。こういうところあるんですよ。
あと本当、これも二重人格だからとしか言いようないんだけど、最近だとICレコーダー買って家に届いた瞬間、やっぱりこっちが良かったなってなってしまう。
過去に考えてた別のもののメリットの方が大きくなってしまう。感情が変わるからなのかな、なぜかだからそういう変な感情の動き方ですよね。前の別のものの方がよく感じてしまう。しかも届いた瞬間。
やっと待ち望んでたものが来た。今の話で言うと目標が達成したという時ですよね。その瞬間にそうなるんですよ。本当だから成功体験、これも成功体験なんですよ。なかなかないと思って色々探して、うまく条件重なってあって家に届いた。
やっと手に入れたという時に限ってこっちの方が良かったと迷ってたもう一方の方がよく感じてしまう。受験で言うとここを受けようとしてたのに妥協してたわけじゃなくてここを目標にしてたのにもっと上、欲が出てしまう。もっと上を目指したのではないかと考えてしまうわけですよね。
だからクラキは成功すること、あるいは目標を目指して何かすること、あるいは理想に近づこうと計らうこと、これに危うさを感じるんですよね。
目標達成の感情
それでは明日だけ。