2025-10-01 07:35

第4540回 恋愛&哲学雑談 理想が叶う前がいい。でもその状態にとどまろうとするとというパラドックスな話

発達障害当事者です。そして宗教2世でもあります。ハイブリットなこの生きずらさによって起きた過去にあった学校や家庭での事件や悲喜こもごもな話を赤裸々に語ることによって、特性や特異な考え方をすることを知ってもらいたいです。

発達障害の特異な感性ゆえに世の中の理解できないことや、宗教をやめてから哲学的に考えてきたこと、そして音声配信者としての苦悩などの話もPodcastでしています。

発達障害専門家、当事者、興味がある人が発達障害を考える材料になればと思い、日常の考え行動を細かいところまで話しています。番組登録よろしくお願いします。コメント待っています。

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サマリー

このエピソードでは、恋愛における理想的な状態と、それを維持しようとしたときのパラドックスについて探求されています。また、人生のさまざまな状況における理想と現実の間で感じる複雑な感情について話し合われています。

恋愛におけるパラドックス
今回はですね、恋愛話じゃないんだけど、よく聞く話として、
まあ、よくでもないか。倉木なんかこういう性格なんだろうなと思うけど。
じゃあ付き合い始めると、それはそれでって感じで、それまでのなんかお互いムチグチ言ったりしてるぐらいの
つかず離れずで、でもなんか付き合いそうだっていう期待感もあったりして。
で、これが、まあ、なかなかいい状態。これに類似する恋愛以外のこともね、そうなんではないかっていうことを今までわかってたんですけど、
ちょっと新たに気づいたことがあったので話していきたいんですが、早速どういうことなのか説明しておきますが。
いや、その状態でいいのだよあれば。
じゃあもう、この人とはなるべくお付き合いするっていう方向に向かわないようにしようとしましょう。
それはね、それで気持ちがめいってしまう。
だからお付き合いできるっていう、期待感混じりの多幸感なんですよ。
それもそうだし、まあこれパラドックスみたいな話なんですが、冒頭お話しましたように、お付き合いし始めたらし始めたで。
なんかそれも違う。なんかこれから付き合えるんじゃないかどうか、その状態がもしいいのであれば、その状態にとどまってた方がいいわけじゃないですか、付き合い始めるよりも。
でもそれは、あくまでも自分の中では、もう付き合えるかもしれないって考えてることが前提なんですね。
付き合えるかもしれないと思っていて、そういう状態でいるのと、そういった思いはなくて。
で、全く同じようにお互いグチグチにやってるのと、行動も状況も全く同じなのに、それは幸せと感じないってこれ、不思議ですよね。
それとですね、他のこともこういう風にできてると思うんですよ。これってでも皮肉なものじゃないですか、この世界の。
だってそのお付き合いする前の理想が叶う、目標が叶う、前のその状態がなんだかんだいいっていうのであれば、そこに踏みとどまってればいいのに。
でもその目標に突き進んでいかなければ、その状態を楽しむことはできない。
そういう状態で留まっていたほうが、そういう人にとって幸せだってわかってるのに、その状態で留まっていてもいいんだと考え始めた瞬間、不幸せになってしまう。
この人とはもう、お付き合いするより今の状態が一番いいから、友達の状態でいれるようにあまり勘違いされたりしないようにしようとした瞬間、ダメになってしまう。
皮肉なものですね。人生の皮肉ですよね、これね。
理想と現実の感情
恋愛以外ももちろんそうですよね。
受験とか辛いことであったとしても、案外必死にやってる間が幸せで、で終わったらもう完全燃焼して、
なんだったんだと受かったこと自体、受かること自体に意味を感じてたのに、受かったら受かったでなんだったんだろうとなることってないですかね。
案外やって充実してた時の方がよっぽどよかったとなることってないですかね。
例えば中学生の時、一生懸命バレーボールやって、でその後受験勉強も頑張って、で高校入って後は遊びたいなと思ってね。
でもすごい急遽な感じとか、虚無感が出てきて、東方にくれるこんなことがあって、まああるあるだと思うんですけど、
あとは何かな、行列に並んでスイーツを買い求めることができました。
で買ったら買ったで一気に落着したってなんとも思わない。
待ってる時間が案外楽しいみたいな。これも同じことですよね。
で今回話したいのは受験生で、あの時のように充実させようと思ったらやっぱり本当はやりたくない受験、そして受験勉強をやってる時だからこそあれなんですよ。
これで受験もないのに全く同じことをしてもまた違うんですね。
あとスイーツ店に並ぶ、その時間がもし安だと言うなら、何でもいいからとりあえず並んでおけばいいじゃないか。
それも違うんですよ。クラキもね、でも今まで似たようなことをした経験はありますね。
虚無感が出てきて、あの充実してた頃を味わおうとして、同じことをやるんだけど同じようにはならない。
今まで何度も経験してきました。例えば中学生の時の部活ですね。
必死にね、やるんだけども以前のようにはならない。こういうことがありましたね。
逆に嫌なことだったらどうでしょうね。理想の逆です。
理想的にないこと。がたしそまってる。嫌なことが目の前にある。
これやってる最中は案外大丈夫で、その前のことが、まあ時が一番嫌な感情で。
で急に終わる。急に終わることもあるわけだし。
だから最中は辛くて、あ、辛くなくて。
終わった後、まあ分からないけどあまり辛くない。急に終わることもあるし。
で、やる前が一番辛い。
でもさっきと違っていて、全く同じことをしたとしてもですね、
その何か目の前の嫌なことがあるかどうかで全くやっぱり感情が変わるんですね。
これ不思議なもんですね。
それでは下っ毛。
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