完全燃焼と喪失感
今回は完全燃焼しないためにはどうすればいいか、という話なんですが
では早速ですが、アイドルの話を聞いて思ったんですよ。 そのアイドルが言ってたのは、前も聞いたことあるけどあるあるなんでしょうね。
ライブ終わって家で髪乾かしてたら、ものすごい喪失感があって虚無的になると。
うーん、別にアイドルじゃないけどとてもわかりますね。
自分は普通の人間でしかないんだと。 だからフィクションの中にいたけど
現実に戻ってきてしまったことですよ。
人間でそういう風になっちゃうんですね。
傍観の境地とか、もう何かで没入してきて、それこそドラマを見てる時とか、あと何かで寝中してる時。
でもふと終わりに帰ったら、うーん、こんなことしてて何の意味があるんだと思ったり
ああ、そんなのも一瞬で終わってしまうんだということに気づいたり してしまうわけですよ。
でまぁ、うーん、特に何もない健常者であれば
まあ基本問題ないかもしれないけど、人生ね、何が起こるかわかんないですから。
ものすごい喪失感で、うーん、起こしてはいけない変化を起こしてしまうかもしれない。
そういう感情的になっている時って、普段では起こせない変化を起こしたりしますから。
つまり知能がだいぶ落ちちゃってるんですね。
ものすごい喪失感で。
それを避けるっていうことを考えなきゃいけないと思うんですよ。
ただでさえ人間、感情の起伏が大きいとはやっぱり、うーん、
行動が回らないことも多く発生しますよ。
逆に喪失感とかをなくそうとして、
夢から覚めないように、そして今までの自分を肯定する側のごとく、
スポーツ選手が引退してからも、あるいは
アマチュアの高校野球までで、大学まで行って、
で、それから小学校の先生になって監督になったり、
なんとかその道を続けていると思ってるけど、
なぜこういうことをするかっていうと、
喪失感があるからなんだけど、人間で死に対する恐怖ってありますよね。
そのうちの何割かは、今までやってきたことがパーになる。
でも人間の死って、命だけじゃないんですね。
こうやって、仕事だったり、スポーツだったり、
習い事だったりでも、いずれ終わる時が来るわけですよ。
その時に、今まで何をやってたんだと。
どうせこうなるんだら、さっさと辞めてればよかったんじゃないかと。
今まで身に着けてたもの、もう3ヶ月も得られなくなったら、
もう何の能力も、すべてやってきたこと、全部無駄になって、
能力も落ちて、今までやってきたのは何なんだという思いに、
普通ならなるんですよ。
で、大抵の人は、また、
最期分かるわけだけど、別の道を歩むわけですけど、
でもここで、今までやってきたことに執着して、
監督になっても別に、自分がプレーするわけじゃないから、
全く自分がやってきたこと、パーにはならないとしても、
鍛えてきた体、どんどん衰えていくばかりですよ。
でも監督をやってれば、あるいは、
体を動かし続ければ、競技をやってなかったとしても、
無駄にならない。
そういうスポーツ選手いますからね。
終わってからも、まだトレーニングしてるっていう。
何人かは知ってるけど、
そういう、今までやってきたことを無駄にしたくないんだろうね。
でも、そんなことやっても自己満足でしかないのに。
そうやって執着してしまうこともあるわけですよ。
関連練習はしてないかもしれないけど、
執着してしまってるわけですね。
さっき冒頭で話した話とは、
この2ついずれも問題だと思うんですよ。
自己満足を見出す方法
これを防ぐためには、ということですね。
じゃあここから本題ですけど、
クラケは思うには、ワクチンを打つようにして、
たまに、
生活のうちのどこかで、
自分が全く意味のないと思うことをするわけです。
こういう関連練習をする人ってね、
ものすごく物事に意味を感じてるんですね。
一瞬一瞬大切にしてるわけですよ。
だから普段から、
例えば、
スポーツ選手であれば自分の
肉体を鍛えることばっかり考えてるけど、
たまにボランティアしてみるとか、
人のために何か料理を作ってみたりしてみるとか、
自分が意味を全く感じないこと。
全く感じないと意味ないんですよ。
そういうことをやってみる。
っていう癖をつけることが大事なんですね。
分かりやすいのはスポーツ選手だけど、
このシーズンは怪我して試合に出れないけど、
トレーニングしてみるとか、だからイチローなんかはね、
それができるから、
引退してからも試合に出るわけじゃないのに、
トレーニングできるわけですよ。
なかなかこれ真似できるもんじゃないけど、
イチローは引退前の年、
試合に一切出れないと分かんないのに、
毎日トレーニングができたわけですね。
こういうことを普段からやってれば、
関連練習なんかしなくて済むんですよ。
でも普通はスポーツ選手であれば、
その結果を求める状況じゃない。
つまり試合に出れないことにも関わらず練習するなんて、
する人いないですよね。
それは何でかというと、
練習することにものすごく意味を感じている。
試合で結果を出すことに意味を感じている。
だから普段から試合もないのに練習する。
っていうような、そういう、
明らかに普通であれば意味のないだろうと思うようなこと。
その癖をつけると、それにさえ意味を感じる。
ことによって引退したときに、
完全燃焼しないでいられる。
あとは例えば、
新学校の部活なんかだと、
大学のことが頭にあって、
スポーツなんかは適当にやるって感じの部活もあると思うけど、
あえてそこで一生懸命部活やってみる。
ことによって何かそれが大学につながる。
ことが感じられたりして、
自分なりの意味を見出すことができるっていうのかな。
完全燃焼しても、第二の人生を歩めることになるってことですね。
それでは、したっけ?