飽き症の克服方法
人間が何かを飽きないでやるために、どうすればいいかなんて、誰もそんなのわかんないですよね。
でも倉木はね、自分の場合はこれが最善だってものがあって、それを今回話してきたんですけど。
倉木もね、熱しやすく冷めやすいところがあってね。
飽き症かどうかって言われるとどうかわかんないんだけど、ミーハーな性格でもないしね。
でも割と興味は堅定的だし、一つの事を続けられる性格ではあるんだけど。
でもね、熱しやすく冷めやすいんですよね。
途端に興味が薄らいだりするんですよ。
というかね、倉木の場合はうつ病気質だからね、なんか意味がないなと思ってきちゃうんですよ。
完璧的なところと相まって、また悪い意味での相乗効果で。
悪循環となり、早くその物事がつまらなくなってしまう。
あと倉木はね、ほんと変な性格なんだけど、苦手なことは続けられるんだけど、得意なことはすぐ飽きちゃうんですよ。
出来ちゃったらもうなんかね、それをやる意味が感じられなくなるんですよ。
これ宗教の異性ならではの変な気質なんですよね。
なんか高い壁がないとね、それをやる原動力がないというかね、なくなってしまうというかね。
でね、これ仏教でも言われてることなのかな。
人間がね、何かに対して虚無な考え方を持ってたりすると、
まあこんなことやっても別にどうでもいいし、勉強でもね、これ何になるんだ、どうでもいいやみたいな。
自暴自棄な感じ。
まあそういう意味での虚無ですよね。
の場合はね、あるいは倉木のにひるな感情もそうだけど、
まあ一つ良い方法があると思ってて、
それをね、続ければいいんですよ。
勉強を続ける。
そしたらね、それまでこんなのやって何になるんだ。
どうでもいいしって思ってたのか、不思議でね、そうでなくなるから。
あと倉木のね、にひるなとかもこれに関してはね、全くそうじゃなくなるんですよ。
まあ割にかえってね、にひるになるんだけど、続けてたものは続けれるんですよね。
ここがね、ミソなんですよ。だから今回の話は。
愛着の芽生え
続けてると何故かそれが意味あるように感じる。
でね、ひきこもり地で一つこういうことがあったんですよ。
パブリックドメイン、音楽のパブリックドメインでアルロドしてて。
で、新たなものを追求したくなる倉木としてはね、
他の作曲家もやりたいなとかなるんですよ。
で、そこで同じ作曲家のものをやっぱりこだわって、ずっとこだわってこだわっていると、
ものすごくその人の曲が魅力的に感じるんですよ。
それまでね、もっとたくさんの曲、何千曲もやりたいななんて思ってたんだけど、
その何百曲がものすごく輝いてみるんですよ。
で、これを一年間続けたんだけど、どんどんどんどん集着するっていう思いが強まってね。
だからね、人間何か飽きたらね、まあ次、次って行くわけでしょ、大抵は。
でもね、それ自体に慣れるじゃないですか。
わかりやすく言うと、タバコで言うと、
例えば1本吸ってたのを次の日2本、次の日3本ってやっていくと、
1本ずつ減らすっていうのに慣れてしまうんですよ。
だから1本が5本になり、5本が20本になりって、そういうことなんですよ。
ちょっとやそっとのね、付け足しが物足りなくなる。
人間はそういうふうになってるんですね。
慣れる、慣れですよね、慣れ。
慣れって車の運転なんかだとね、慣れることは良いことでしかないんだけど、
ただそういうね、楽しみとしているものが慣れるってことは、
無意識がしてしまうわけだから。
で、それをやることはね、楽しむものだと。
飲まないって意味がないって思ってるから。
じゃあね、やっぱりね、
どんどんタバコで言うとどんどん増えていくし、
増やす量を増やすってことなんだからね。
そういうふうに人間でできてるんだけど、
飽きたら次のもの、飽きたら次のものっていう、
そういうね、サイクルができますよね。
でもね、そこで、
これもね、できれば最初からそうしてるよと言われるかもしれないけど、
飽きても、
次のものに行かない?今までやってきたものを続ける?
で、やってるとさっきのクラキの話みたいに、
次第にそれに愛着が芽生え、
でも飽きてまた次行く?でもまたそれを続けて?ってやってるとね、
なんかそれを続けることは時代に意味を感じてきて、
いや飽きるのは飽きてんだけど、
だからね、例えば、
毎日朝に目玉焼き食べてみるとしましょう。
もう飽きて全然味も感じなくなって、
それでも続けてるとね、なぜかね、
それが美味しく感じる瞬間ってあるんですね、これ。
医学的に何かそういう、
この現象の名前なんかあるのかな?わかんないけど。
クラキも、ある作曲家の曲ね、
ある時からものすごく愛着が出てきて、
また他の作曲家とは別物になったんですね。
何回も聴いてるわけでもないのにね、
ものすごく愛着が出てきたんですよ。
それがどんどんどんどん強まってくるんですね、この1年の間。
だからね、ずっと同じことやってる、
同じスポーツやってる選手なんか見てたら、
まあ飽きてるだろうなと思うじゃないですか。
なんかね、その、
ストイックにそれを極めてる感じ、
楽しくなっちゃってるんですよ。
そうしてるとね、もうね、
これが宿命だなって気になってるから、
これは自分とは切っても切り離せない存在なんだなってね、
思えてくるんですよ。
それでは明日だけ。