JAMの尺についての議論
月曜日のオノマトペの平田順です。
オイデオRスタジオRです。
個人ラジオオノマト、ヤギラメイです。
考えすぎな3人が持ち回りで配信について向き合う番組『JAM』、今回のMCは私、ヤギラメイが担当させていただきます。
よろしくお願いします。
ということで、今月も3本目、頑張っていきましょう。
ということでね、今回話に入る前にですよ。お二人どうですか?このJAMの尺。20分っていう尺。
短くない?
難しい質問でした。
短い?もしくは長い?長いとは思ってないと思うんだけど。
短くないですか?20分っていう尺。
どの目線で答えるかによるな。
自分本位で答えてほしい。
自分本位で。
喋ってる側とすると、この話もっと話したいし、この話の根底にそもそもこういう理論があるからこの考えになってるみたいな繋がりも話したいんだけど、
これ話すと俺絶対尺オーバーするな、から表層だけ喋っとくかみたいなことは多々ある。
あるよね。あるあるある。
丸さんもある?
あるけど、あるけどだよ。
けどだよ?
このJAMっていうスタイル、いわゆる3人がそれぞれMCをやってまとめて出すみたいな。
この形式を維持するのであれば、これ以上長くなると3倍になるわけじゃないですか、結局。1本が長くなると。
ああ、そういうことか。
編集的なテーマとか言ってるじゃないですか。
いや、編集というかシンプルになんだろう、この形式を取るんだったら割と、まあトータルね、結局1時間は喋ってるわけじゃないですか。
3本1セットだからね、これね。
そうそうそうそう。そうなると、まあ確かに1テーマは足りないけど、トークの総量としてはちょうどいいんじゃないかなと思いますよね。
なるほどね。総量としてね。1テーマをちょっと掘り下げるには20分短いかもしれないけど。
それはそう。
今回ね、話したいのはここなんですよ。要はその番組の尺。結局さ、我々としてはもっと話したいけど、でも20分っていう尺に設定してるわけじゃないですか。
じゃあこれなんで20分なのかって、3本合わせて1時間だからっていうのもあるし、やっぱそのなんとなく皆さん聞きません?20分ぐらいがちょうどいい長さって。
どうね。やっぱ15分20分ぐらいが一番聞きやすいとかね。
ちょうどいいって聞くでしょ。だから20分ってところもやっぱあるじゃないですか。
はいはいはい。
配信の頻度と尺のバランス
だからここの要は尺って、確かに20分が一番その一般的にはいいのかもしれないけど、実際のその配信者としての思いってどこぐらいまでの尺が一番いいんだろうねっていう。
あと聞く側として実際のところ本当に20分がいいのか10分がいいのか40分50分がいいのかみたいなとかもね、あるし。そういう話です。
なるほどね。なんかこう、ジャムもちろんね、あるさんが編集してくれて15日にアップになるじゃないですか。
アップしてくれたら聞くんですよ僕。でもその時は配信者というよりはリスナーという目線で聞くようにしてるんですけど。
やっぱね20分ぐらいがちょうどいいのはちょうどいい。
あーやっぱり。
気軽に聞けるしサクッと聞けるし。
なんか重すぎないし気を構えてというか、よし聞くぞって思って聞かなくていい時間尺の限界は20分という気がするね。
なるほどね。確かにね。1時間って見ちゃうとうってなるところあるよね。
そうそうそうそう。お昼休み終わっちゃうよってなっちゃうからね。
そういう意味で言うとその3人のやつが1本で1時間より3つに分けて20分ずつの方が手は伸びやすいんだろうね。
そうだね。
まぁまぁまぁ実際割と再生数も全く全部一緒かっていうと、これだけ聞いてるって人もいるんで。
はいはいはい。
テーマ的なものもあるだろうしね。
これってさぁもう1個ここ考えなきゃいけないのが、じゃあその例えば1時間、3人合わせて1時間っていう配信を、
例えば3日に1回やってますっていうのと、1ヶ月に1回ですっていうのがまた違うわけじゃないですか。
違いますね。
やっぱ尺を考える時には頻度も一緒に考えなきゃいけないなと思っていて。
ここをどうバランスをとっていくのが、例えばこれからね配信をじゃあ始めようとかちょっと考え直していこうなんていう人に対して、
どういうのがいいんだろうというところです。
なんか僕スペースとか、アフターセブンとかね、アフターセブンというポッドキャスト番組で、
こっちは生配信を1時間やって、それを切り抜いたものをポッドキャストにしてるんですよ。
これをやってて思うのは、やっぱり人に聞かせる配信に乗っけるべき話と、
このライブ間の場だから盛り上がってこの話をしてるけどみたいな配信に乗っけなくてもいい話っていうのはあって、
この配信に乗っけるべき話っていうのの選別っていうのがある程度経験値を積むと見えるようになってくると思うんですよ。
だから配信の中では別にこれ喋んなくていいかっていうところは自分で勝手に切るじゃないですか、僕らも。
これが自分からどれぐらい出てくるかっていうのがベストなところではあると思うんですよね。
配信に乗っけるような話が5分できる人がいれば、20分できる人もいれば、1時間できる人もいれば、
いろいろいると思うんで。で、経験値にもよると思うんで。これによるとは思うんですよね。
ただこれはやってみないと分かんないところもあるからな。
まあね。そういう時ってさ、例えばですよ。いつも例えば2時間の配信をしてますっていう人が、
その音源をまとめて1時間にしてアーカイブとして出しますっていう風にしてる人がいたとしてさ。
じゃあその人が頭の1時間で、うわ、今回めっちゃ撮れたかったやんって言ったら、残りの1時間のモチベーションってどうなるんだろうね。
本当だよね。そうそうそう。
そういうの考えたくなる。もう終わってもいいんじゃない今日みたいな。
実は私がやっていた番組、他のノマドっていう番組は今でこそ50分で1時間ぐらいのを
週に1回という形をとっていたんですが、その前、その形になる前は月に1回に1時間だったんですよ。
なったんだけど、やっぱ話が盛り上がって盛り上がって1時間っていう尺に収まらない時があって。
そういう時ってもう2本に分けてたりとかしたんですよ。
このアプローチが是なのか非なのかってところもあって。
やっぱその、なんだろうな、その1時間を、1時間に収めなきゃいけないものが1時間半になって、
じゃあそれを45分45分で分けましたっていう時に、前半45分が分かんねえと後半45分が面白くなかったりするじゃん。
これを出すタイミングってどうするのとかさ。
そもそもやっぱ難しいなと思ってるのは、配信者としては実はもっと話したい。
もっとさっきね、ジャムでも、この話でもう30分1時間喋れますよみたいのもあるじゃん。
話題の中にね。あるんだけど、でも20分って尺があるからその上辺の話しかできないよねっていう。
これをその上辺しか喋れてないものをリスナーさんに出すことが果たしていいのかっていうね。
そこもやっぱ考えたいところでもあるんですよ。
なるほど。でもですよ。
食い気味にきたね。
1時間だったらじゃあ足りるんですか?
そこなんですよ。
2時間で足ります?
そこなんですよ。
なんとなく我々一緒に飲み会とか行くと、なんか気づいたら1日経ってますけど。
朝から晩までずっと喋ってるからね。
ほんとだよ。なんでだよ。
それでもたぶん足りてないんじゃないですか?
足りてないよね。だからまた飲み会やるんだからね。
足りるなんてことがそもそもないっていう。これはどうですか?
足りるなんてことはもちろんないと思うんですよ。
人間の欲求はそこがないっていう話?
そうそうそう。だってこれだけ聞いてくれる人がいて、合図打ってくれる人がいたらそれは喋っちゃうじゃん。そんなもん。
それはそうだよ。
しかもさ、こないだあそこに行って楽しかったんだよみたいな話じゃなくてさ、ポッドキャストってさみたいな話をしてると、それは各々の考えがやっぱり出てくるわけじゃないですか。
それは酒も進んじゃうわな。
でもそこって絶対その盛り上がりがずっとピークにいるかというとそうでもないじゃん。
まあまあそれはそうだね。
じゃあどこでそこを落とすのかっていうのももちろんあると思っていて、落ちてくるところまで喋る必要ないと思ってるんですよ。
ただその落ちてくるところっていうのは少なくともこのジャムの中では20分ではないと思ってるの。
じゃあこの20分を30分にして10分追加して、尺は長くなっちゃうけどより聞きたい人からすると嬉しい話にしたいのか。
それともそこを抑えてでも20分に収めて誰しもが聞きやすいという形に落としていくのか。
もしくは仕方ないからじゃあ今までは月に1回配信だったのを月に2回配信にして頻度を増やすことでそこを賄うのか。
リスナーの期待に応える
このアプローチここのバランスって結構配信始めた頃ってすげえ悩んだんですよ実は。
1時間がいいかな10分がいいかな2時間がいいかなみたいな。
基準がないからね。
そうなんだよね。
まあ何でもオッケーですからね。
何でもオッケー。
やろうと思えばいくらでもやれちゃうからね。
別にね自由型だからさ。
別にそこにこうやらなきゃいけないみたいな指針もないわけね。
そうなのよ。
そこにはタブーはないんですよだから。
そうなんだね。
そうなんですよ。
っていう中でじゃあみんなが決めてったその20分とか15分から20分っていうところに収まっていくべきなのかどうなのかっていうね。
そこの話です。
それはテーマとかにもよるんだろうしね。
まあ難しいよだからその完全フリーの20分と。
そういえば音楽紹介の20分ではまた意味が全然違うってくるしね。
それはそうですね。
もちろんコンテンツに合わせてっていうところはあるんだと思うんだけど。
そうね。
例えばじゃあその1時間20分の番組を1時間に増やします。
3倍に増やしますっていうのと20分の番組を月に3回いたしますっていう形。
つまりトータルで言ったら1時間なんだけど。
3倍になるんだけど。
1本を伸ばすっていうアプローチと頻度を増やすってアプローチはどっちの方がリスナーさんに優しいと思います?
リスナーさん目線で言うと頻度なんじゃない?
やっぱりそこは頻度なのか。
やっぱり一発で聞かなきゃいけない時間が伸びるってことは1日の中の箇所分時間っていうのは限られてるから。
だったらその箇所分時間は分散した方がまだいいのかなっていう気はするけどね。
1時間って言うとねやっぱりそのぶつづけで聞きたくなっちゃうしね。
そうそうそうなんだよね。
1時間を途中まで聞いて後で残り聞こうってスタイリーな人ってどれくらいいるんですかね。
そこもね。
でも僕はそっちっすよ割と。
そうなんだ。
やっぱ好きな時に聞けるっていうのがいいところではあるからね。
配信の尺の考慮
例えばそのうち私やってる個人ラジオノマドとかでコーナーが分かれてるじゃない?
だからコーナーで区切って聞くっていうのは分かるんだけど。
1時間後ずーっと楽しいトークで繋いでいる人っているわけじゃないですか。
それを途中で切るのってなかなか難しくない?
よしって1時間作れたぞっていう時に聞くべき。聞きたいなって思っちゃうのかなって。
やっぱだからそれが時間が長い番組の宿命ではあるよね。
やっぱりちゃんとした場所でちゃんと聞かなきゃいけないって思うから後回しになっていくっていう。
でもこれやっぱりリスナーさん目線ではなくて配信者というか普通に喋ってる人間からすると
20分こだしより1時間喋った方が喋りやすいところあるよね。
ある。それはある。
あるよね。正直。
大前提の説明が必要なくなるから。
そうそうそうそう。
毎回大前提の説明しなきゃいけないから。
そうそうそうそう。ヘッダーとフッターいらねえじゃん。だって。1時間ぶっ続けらればさ。
確かに。それもそうだし20分決まってて最後もう残りあと2、3分だなってないとみんなソワソワしだすんですよ。
着地をみんな意識しだすから。
あーなるほどね。
そうそうそうそう。それもありますよね。
で、着地を意識したがあまりみんなすごいふわっとしたことしか言わなくなって。
あんまり広げないように広げないように。
そこから広げちゃうときついぞみたいなところを考えながらね落とすわけじゃないですか。
そうだね。
確かにそのリスナーさんにとって聞きやすい形にはなってるけど、本来話したいことをそれがちゃんと伝えられているかという観点でいくとそこってうまくいってないんじゃないっていうのもあって。
そうだね。
ここのトレードオフをどう考えていくのがいいんだろうねっていうところをずっと悩んでるんです。私自身が悩んでるんですよね。
僕は割と最初の頃は、ペルソナっていうね。
過去の番組でも話してると思うんですけど、こういう人が聞いてるでしょうっていう架空の人物を設定して、その人に話を向けて喋ってると。
で、月曜日のオノマトペに関しては、武蔵浦和っていうところに住んでる方がペルソナなんで、新宿まで通うのに大体30分から40分喋ってるからこの時間枠ですっていうのを
一応理論で決めてはいたんですよね。ただ、長ぇなとは思ってる。
そうか。
し、その番組の中でエピソードトークみたいなのもするし、スペース、月に2回ぐらいやってるスペースがあって、ここで2本エピソードトークして、で、もう1個アフターセブンでエピソードトーク2つぐらい用意するんですよ。
月で言うと、16本から19本ぐらいのエピソードトークを用意しなきゃいけないんですけど、これ長いとマジで持たない。このエピソードトークが。
まあないですもんね、そんな。ないないない。普通に生きててないじゃん。そんなエピソードトークなんて。だからいかにこのエピソードのもとを水で薄めて薄めて、いかに伸ばすかっていう作業に今度入っていくんだよ。
ってなると、あんまり時間設定を最初から話せるからって長くするとロングタームで見たときに。いやそうですね。息切れは起こしやすいよね。その観点もあるよね。
そうそうそう。いやあるある。 30分ぐらいいけるやろって言って始めてみたものの、最初はね、その手持ちの玉があるからいいけど、まあ正直ねポッドキャスターって別に手持ちの玉だけで喋るっていうわけじゃないと思うんですよ。
個人のね。いろんなものを拾ってっていうのはあるんだけど、とはいえね、自信満々に始めた30分がもう10分ぐらいでね、息せいせい言ってるみたいなのがあるから。
二人ともううううしか言わないみたいな。わかるわかるみたいな。いやそうなんですよね。そうそうそう。難しいっすよね。あるさんだってね、別に一人で配信されてなかなか難しくないからそのその時間。いやというかね、そもそも一人喋りだと、これあのマジックなんですけど。マジックを。はい。
あのね、別に今みたいにゆっくり喋れば時間は過ぎていくんですよ。間をゆっくり持ってね。わかるわかる。なんてことないことですよ。溜めて溜めてゆっくり出すと気づいたら20分とか経っちゃうんですよね。はいはい。
詰め込み方によって時間調整っていうのは割とできるっちゃできる。でもね、あるさんそれ、単力。単力。そう、やっぱ一人で最初やっぱやるとどんどんどんどん情報を詰め込まなきゃいけない詰め込まなきゃいけないってベラベラ早口で喋っていくみたいなアプローチはやっぱり取りがちだったりはしますからね。
結局だから配信者として何分がいいのか、それをさらにリスナーさんが聞くというところで何分にするのがいいのか、頻度はどれぐらいがいいのか。ジャムの配信形式ってすごい特殊じゃない?
3本、3本を1ヶ月に3本って一気に出すっていう、1ヶ月に1回バッって一気に出しちゃうみたいな。なんで分けないのっていうね。そうそうそうそう。そこには有名になりたいとか知名度を上げたいとか目に触れる機会を増やしたいとかいろいろあるんだと思うんだけど、あんまジャムそっちの方に振ってないっていうのもあるんだと思う。
っていうのはあるので、そこはどこに重きを置くかというのはあるんだけど、ここを下手に間違えるとすっげー話したいのに全然話せない尺になったり、全然話せないのにものすごい長い尺取っちゃってるとかね。やっぱり発生すると思うんで、ここはもうちょっと皆さんと会議をしていきたいところです、私は。
今回問題提起で終わりましたけど。問題提起ね。なるほど。皆さん考えていきましょうっていうところで。考えましょうか。そうだね。私がすごい喋っちゃってる。僕らだけじゃなくてリスナーさんも一緒にね。そうね、どれくらいの尺がいいのかみたいなね。あ、でもそのしんくった1時間とうっすい20分はどっちがいいかとかね。
次回の配信予定
あるじゃん!実際あるじゃん!っていう。しんくってた方がいい、いやそうでもねーかー。軽いのを聞きたいっていう人もいればさ、まあしめどきの音レスラーもあるから。軽いからいいよねっていう人ももちろんいらっしゃるので。そこはもうね、いろいろあるんだけど、そうなってくるとやっぱりその配信者たちはどこを狙うのかっていうところもあるんだと思うんですけどね。
っていうところの話でございます。まだまだ20分程度ではまだまだ話はつきませんけれども。いや本当だなぁ。尺ってこんなに話すことあったか?あるんですよ意外と。
まあ本当だからあのまたねどっかでこの尺とかの話もしたいなというふうに思いますので。第2回をご期待ください。はいという感じで。そろそろかな。はいということでここら辺で今月のジャム終わりということで次回のMCは誰ですか?
私平田淳が務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。はい平田さんお願いいたしますということで。はいそれでは今回ここまでとしたいと思います。また来月お会いしましょう。バイバイ。バイバーイ。