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月曜日のオノマトペの平田淳です。
おいでよ!あるスタジオ、あるです。
個人ラジオの窓、矢嫌めいです。
考えすぎな3人が持ち回りで配信について向き合う番組、JAM。
今回は私、平田淳の方から、イコライジング的な話、イコライジング、エフェクター的な話をしていこうと思います。
はい。
どうですか、お三人は。エフェクターお三人お二人は。
お三人は。
誰か架空の一人出てきてたけど。
自分の番組、まず編集はされますか?お二人とも。
はい、してますよ。
してますよ。
はい。
ヤギさんはね、もともとずっとヤギらさんが編集をしてて、相棒のべこさんの方に編集をちょっとずつ渡していったっていう感じですもんね。
そうですね。
そして、あるさんは。
僕も、前回収録した時は相方いたんですけど、今は一人で活動してまして、もう全部編集は自分でやってますね。
なるほどなるほど。今の番組の編集も全部自分だし、今このね、撮ってるJAMも。
そうですね。こちらも僕が担当するので。
あるさんがしてくれるので。
月曜日のオノマトペも僕が基本開始当初から編集をしてるので、編集をしてる三人が編集についてお話をしてくというとこなんですけど。
この編集におけるエフェクターって、お二人ってどうやって勉強しました?
勉強ですか?
勉強か。
要は最初、ポッドキャスト撮るのは楽じゃないですか。
スマホでボイスレコーダーでレックボタンを押せばもう撮れちゃうから。
そうですね。
オーダーシティとかガレージバンドとかに声を入れることはできても、声を入れて揃えることはできても、なんか見たことないカタカナのエフェクターがいっぱいずらーって並んでて。
どれが何なのか、どれを使えばどういう効果が得られるのかとかって、どうやって勉強したんですか?
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そうですね。僕の場合は元からある程度知ってたっていうのはありますね。
音楽に明るい。
音楽もそうなんですけど、動画の撮影とか結構やってたんで、仕事で。
インタビューで音撮りとかもしてたんで、基本的なコンプレッサーとかね、イコライザーとか、その辺は知ってたので。
なるほどね。
別にこれといって勉強してポッドキャストの編集に臨んでるっていうわけではないですね。
もともと仕事で持ってた知識をそのまま転用できたんですね。
ヤギさんはどうですか?
私は全くの無知なので、いまだに改良してます。いまだに何が正解なのかがわかんないんで。
いろいろ。だから実は毎週毎週ちょっと音が違ったりしてるんですよ。
実験してるんだ。
一回実験してますね。特に初めて1年ぐらいはずっと実験してましたね。
それこそ収録環境もそうだし、いわゆる機材的な部分からこの編集の部分までいろんなものを使ってみたりとかやってみたりとかしてますね。
すごいよね。だってノマドどんだけ編集してんだって思うもん。ずっと。すごい編集量だよね。
いやそうでもない。
あ、そうなんだ。聞いてるとすごいなって思うんだけど。
編集量は多分うちの相方が編集してる時の方が圧倒的に多いと思います。
あ、そうなんだ。
私がやるとすっごい簡単になるって感じですね。
じゃあその編集の流れでこのエフェクター周りみたいなところもちょっとずついじってみたりとか。
数値回りみたいなのもいじってみたりとか。
もともと音楽は好きなんでイコライザーは普通にいじったりとかはしてたんで。
あーそっかそっか。この音楽を聴くときにアクリルの中でね。
ただどこを鳴らせば聞こえやすいとか、どこの音を避けた方がいいとかなんとかっていうのはあんまり知識ないままですね。
あーなるほど。
ですね。
じゃあGoogleとかで調べて試してみてる感じですか?
基本は調べないです。
おーすごいね。野良編集者だね。
そうですね。仕事柄もあるんでしょうけど、自分で探していくのが結構楽しかったりするんで。
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あー確かにね。
ここの音かなっていうのをちょっとずついじくってやってみて。
もうエフェクトガンガンかけまくってた時期もありますけど。
最近はもう最低限で落ち着いてますけどね。
これ一番編集に向いてる人ですね。
自分でガンガンいじって自分の正解を見つけていくってね。
時間かかりますけどね。
ちなみにあるさんは仕事でこの知識いろいろ持ってたと思うんですけど、もともとはどうやって知識を入れたんですか?
一緒です、結局。
そうなんだ。
いや今聞いてて思いましたけど、一緒だしなんなら同じく、別に今が正解だとは思ってないです。
あーそうだよね。
なんとなくできてるからやってますけど、本当に音の世界って奥深いんで。
エフェクトもかける順番とかもあるじゃないですか。変な話。
先にそのノイズを消してから上げた方がいいのかとか。
その辺もずっとなんとなくこれがいいんだろうなっていうのをやってるけど、
自信持って正解だとは思えないですよね。
ちなみにですね、僕はもともとバンドとかをやってて、音楽系、スタジオとかに入っていろいろ音をいじることもあったりとかDJをやってたりとかするので、音に結構明るかったんですね、もともと。
今でも音楽のお仕事とかもしたりとかするので、今回はどちらかというと音楽目線なアプローチでこのエフェクトっていうところを紹介していこうと思うんですけど、
これGoogleとかでみんなね、検索すると思うんですよ、エフェクトってなんかいろいろあるけどどれ使ったらいいんだろうとか。
なんかいろいろつまみあるけどどれ回したらいいんだろうみたいなのを調べると思うんですけど、
だいたいのサイトに書いてあることが正解はありませんなんですよ。
あーかもしんない。そのイメージありますね。
でも正解が知りたいから探しに行ってるじゃないですか。
まあまあまあ。
で、これ音楽的な観点でね、ちょっとここのお話をしていきたいんですけど、
はいはい。
正解がないんですよ。
うんうんうん。
あー結局ね。
結局。
結局正解がないんですよ。
うんうんうん。
じゃあなんでそれを配信に乗っけてるのかっていうのがあると思うので、
今回僕なりの正解っていうのをちょっとお二人にも意見を聞きながら。
いいですね。
話していこうかなと思うんですけど。
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はいはいはい。
まずよく聞くような、オーダーシティとかでもね、よくあるようなエフェクトとかを並べていくと、
まあコンプレッサーさっきもちょっと出てきましたが、コンプレッサーっていう機能。
あとはゲートっていう機能。
うん。
ノイズリダクション。
うん。
ノーマライズ。
うんうんうん。
リバーブ。
うんうんうん。
イコライザーみたいなところ。
うん。
まあこう結構よく使われるところかなと思うんですよ。
そうですね。
うんうんうん。
で、まあこれ一つ一つ簡単に機能を説明していこうと思うんですけど。
はい。
コンプレッサーっていうのがまず音のばらつきをなくすものなんですね。
うんうんうん。
なのでちっちゃい音で喋ってます。
例えば合図地の声がちっちゃくなっちゃいました。
はいはいはい。
でその後に急に笑ったら大きい声になっちゃいました。
うんうん。
で急に大声が出るとリスナーさんは耳元で大声が急になるからびっくりしちゃうじゃないですか。
うんうんうん。
だからこの大きい音をちょっと抑制しましょうっていうのがこのコンプレッサーなんですね。
なるほど。
はいはいはい。
なので大きい音を潰すための機能がこのコンプレッサー。
うんうんうん。
これちなみにリミッターっていうのもあるじゃないですか。
はい。
そこ初心者なんか分かんなくなりがちかなと思うんですけど。
そうね。
分かりません。
いいこと言いました。
リミッターっていうのはどんなに大きい声を出してもゼロデシベルって言われる赤いラインを超えないもの。
うんうんうんうん。
ゼロデシベルまで行ったら強制的に音を切る。そっから上の音を切るっていうのがリミッターっていう機能なんですね。
うーん。
なのでゼロデシベルはゼロデシベルのまま。
うんうんうんうん。
なんですけどこのコンプレッサーっていうのはゼロデシベルをマイナス3デシベルとかまで小さくしてくれるっていうのがこのコンプレッサーっていう機能ですね。
はいはいはい。
ほう。
はい。で音楽的に言うと2000年代ぐらいに音圧戦争っていうのがあったんですよ。
えー。
はいはいはい。
でとりあえず音圧を高めろと。どんな音楽でも。
うーん。
そうすればいい曲ができるぞっていう時代があったんですね。
へー。
って言われるぐらい音質とは違うんですけど音圧ってすごく大事なもので。
うんうんうん。
この音圧っていうのを上げるためにはこのコンプレッサーのレシオっていうダイヤルがあるんですけどこのレシオっていうのを高めてあげると声の音圧が自動的に上がると。
うんうんうんうん。
そうすると聞いてる人も耳心地よく音質とは違うんだけどいい音に聞こえるっていうのもこのコンプレッサーは担ってたりとかします。
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へー。
うんうんうんうん。
はいこれがまずコンプレッサーですね。
うんうん。
でゲートっていうのはこれの逆でちっちゃい音を消してくれるっていうのがゲートっていう機能になります。
なるほど。
なので例えばマイクからちょっと距離を空けて咳をした。
うんうんうん。
これ一日編集で切るのめんどくさいじゃないですか。
はいはいはいめんどくさい。
だからこのちっちゃい音をもう一括で消してちょうだいっていう時にこのゲートっていうのをやるとこの音域よりもちっちゃい音は全部消しますよっていうのをやってくれるっていうのがゲートっていう機能になります。
はいはいはいはい。
はいでその次によく使うのノイズリダクション。
うんうんうん大事。
まあこれは読んで字のごとくなんですけれどもノイズを消してくれるもの。
はいはい。
になりますね。
なのでちょっと後ろで物が倒れた音とかそういうちっちゃい音は消してくれるんですけど。
うんうん。
調子に乗ってかけすぎると自分の声までガビガビになるんですよ。
あーあるあるですね。
はいはいはい。
あるあるこれ難しいとこなんですよね設定が。
うん。
そうそうなのでこのノイズリダクションがあるからといってどんな環境でも自由に録れるというのではなくてやっぱり録る時にベストな環境で録ることは大事なんだけどその上でノイズリダクションっていうのでさらにちっちゃいノイズを消していきましょうというのがノイズリダクション。
なるほど。
はいお次によく出てくるノーマライズ。
うんうんうん。
これがちっちゃい声で喋る人と僕みたいに大きい声で喋る人が同時に録音した時。
うんうん。
僕の波形は明らかにでかいんですよ。
うんうんうん。
でももう一人の声ちっちゃい方の方は波形が明らかにちっちゃくなってしまうのでこれを平たの方まで寄せようと。
うん。
っていうのがこのノーマライズというのでこれは自分で指定したデシベルまで一気に増幅してくれる音量を上げてくれる。
ただ一個注意しなきゃいけないのは音をでかくするのでその分ノイズも大きくなります。
はいはいはい。
なのでこれさっき言ってたのとあれなんですけどかける順番がめちゃくちゃ大事です。
あーですよね。
うんうんうん。
ちょっとこの辺も後ほど触れていきますね。
はい。
であとあるのはリバーブとエコー。
うんうんうんうん。
この二つの違い分かりますかリバーブとエコー。
分かりません。
なんか機能的には似てる感じがしません?
確かに確かに。
うん。
でリバーブっていう方から説明しますとリバーブっていうのは残響音を強調してくれるもの。
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うんうんうん。
普段声を出して喋ってて純粋な音として聞こえてる音って実はものすごく少なくて。
はいはいはい。
部屋の中で喋ってたりとかすると壁とか窓とかパソコンの画面とかいろんなものに反響した音を僕らは聞いてるんですね。
はいはいはい。
でこの反響した音を強調してくれるのがこのリバーブ。
うんうんうん。
になります。分かりやすく言うとお風呂場で喋るとはーって後が残るじゃないですか。
はいはいはい。
あの残響音を強調してくれるのがリバーブになります。
うんうんうん。
そしてエコー。
うん。
こちらは声を機械的に繰り返してくれる機能になります。
うんうんうんうん。
なのでハッアッアッアッアッアッって同じ部分を機械的に同じテンポで繰り返してくれるのがこのエコーという機能になります。
どちらもなんかこう結構番組のジングルの中で使われたりとかコーナータイトルで使われたりとか結構すると思うんですけど。
ですね。
どっち使ったらいいんだろうなっていうの結構迷われる方多いと思うんですけど。
あー確かにその掛け具合は難しいとこですよね。
そうそうそうそうそう。
エコーもね掛け具合によってはリバーブと同じような聞こえ方をするんですよ。
うんうんうんうん。
でリバーブも掛け方によるとエコーっぽいく聞こえたりもするんで。
うんうんうん。
ここのリバーブは残響を強調するためのエフェクター。
でエコーは声を機械的にリピートしてくれるための山彦を作ってくれるためのエフェクターっていう風に覚えておくといいかなと思います。
へー。
でヤギラさんの大好きなイコライザーですね。
はい。
このイコライザーに関してはこれ本当に正解がなくて。
いやー深いですよね。
深い。深いのよ。
例えば僕とあるさんとヤギラさんでも声の質、声の響き方、音域っていうのは全然違うじゃないですか。
はいはいはい。
で例えば声の音域がかぶっちゃう人同士。
なんか似た声の2人が喋ってる番組とかだと聞き分けが大変だったりするんですよリスナーさんが。
はいはい。
だからこのイコライザーっていう機能を使ってAさんは中音域をちょっとだけ上げてちょっと甲高い声、甲高く聞こえるようにしてBさんは低音域をちょっと上げてちょっと低い声に聞こえるようにするっていう振り分け方ができたりとか
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あとは作業、試列音って言うんですけど作業の音とかがキンキンして耳が痛いと。
例えばそういう場合の時は高音域を削って聞きやすい音にしてあげるっていうこの音の質を変化させるのがこのイコライザーっていう風に言われてますね。
なるほど。
ちょっと長々喋ってしまったので急ぎで巻きに入りますと。
僕からのお勧めで言いますと、まずは音を標準化してその後弱化強化して最後に調整をするというこの手順をお勧めしてます。
なるほど。すごい大事なこと言いましたね今。
大事なこと言いましたよ今。
どういうことかと言いますと、まずは自分が喋った声、喋った音っていうのをそのまま形に表しましょうっていうのが標準化です。
はいはいはい。
なので自分が喋ってる時はノイズとか入ってないはずなんですよ。
なるほどね。
まず一番最初にやらなきゃいけないのはノイズリダクション。
ノイズリダクション。
ノイズをすべて消しましょう。
なるほど。
そういうのが一番大事。これで声をまず標準値に持っていきます。自分が思ってる。
ゼロの状態にしてこの後に弱化強化をします。
この弱化強化っていうのはさっき言ったエフェクターで言うとコンプレッサーだったりゲートっていうのでいらない部分を弱くしたり必要な部分を強くしたり。
ないしはノーマライズをかけて音圧を音を上げてあげたりボリュームを上げてあげたりとかってするのが弱化強化。
で最後に調整というところでイコライザー。
でCTUならこの後に就職でリバーブエコーという機能を付け加えていく。標準化弱化強化調整就職というこの4手順を踏むと自分が思ってる通りの音が比較的作りやすいんじゃないかなと思います。
なるほど。勉強になりますね。
なんか真面目な回になっちゃいましたね。
ありがとうございます。勉強になります。
でこれ数値とかは本当に正解がないんですよ。ずっと経験されてるあるさんでも未だに正解が見つけられてないっておっしゃるくらいなので。
元々のその録音した時のね質というかそれにもよりますよね。
なのでここの数値周りとかはいろいろご自身で調べていただいたり調整してみたり実験してみていただくとより自分が出したい音リスナーさんに聞かせたい声になっていくんじゃないかなという私からのエフェクターのご提案でございました。
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はい素晴らしい。
ありがとうございます先生。
どうですかこんな感じで大丈夫ですか。あるさんなんか今まで自分が持ってた知識の中でそれはどうだろうみたいなのありますか。
いやいやいやなんかすごい一番特にね始めたての初心者が知りたかったことが詰まってた回なんじゃないかなと思いますよ。
ありがとうございます。間違いはなさそうでしたか大きな。
はいと思います。
よかった。ひやひやしながら喋ってたから。
八木田さんいかがでしたか。ちょっと専門用語もいっぱい出てきましたが。
いろんなことを知れました。
簡潔なお答えいただきました。
ちょっとまあ今回じゃなくていいですけどあの音のいわゆる何だろうな味付けとかの話もちょっとしたいなとは思いますねどっか。
あーより深いところね。
今回かなり駆け足で喋っちゃったんで省いてるエフェクターとかもいっぱいあるんでまたまたぜひこういう話もしていきたいなと思っております。
はい。
さあというところで今回のジャム平田淳からはエフェクターのお話でございました。
次回お話ししていただくのはどなたでしょうか。
はい私あるが担当します。
はい。
それではまた次回お会いしましょう。バイバイ。
バイバイ。