1. PODCAST番組『JAM』
  2. S13: J『編集力』
2025-03-15 22:31

S13: J『編集力』

PODCAST番組『JAM』です。毎月15日配信!月曜日のオノマトペの「ひらた」、おいでよ!あるスタジオ「アル」、個人ラジオ No-MADの「柳楽芽生」の3人が持ち回りで配信について向き合う番組です。番組公式X(旧twitter) ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/pod_jam23⁠⁠⁠⁠#pod_jam各MCの番組は以下リンクから ↓↓◯月曜日のオノマトペ⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/show/3WDu2tabGx7cI9zy0MUhUL?si=94a26e154c574b4a&nd=1⁠⁠⁠⁠◯おいでよ!あるスタジオ⁠⁠⁠⁠https://lit.link/alstudio2022⁠⁠⁠⁠◯個人ラジオ No-MAD⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/show/5oBkS1YZZMhLTEfJW1lyYY⁠⁠⁠

サマリー

ポッドキャストにおける編集力の概念が深掘りされ、編集が作品に与える影響について語られます。また、収録や編集のスタイル、環境の影響も考察され、サウンドデザインの重要性が強調されます。ポッドキャスト編集のプロセスや、さまざまな編集ソフトの使い方についての考えが共有され、参加者たちの編集経験が紹介されます。さらに、効率的な編集方法や編集力を高める秘訣についても議論されます。

編集力の重要性
月曜日のオノマトペの平田淳です。 おいでよ、RスタジオRです。
個人ラジオの窓、矢嫌銘衣です。 考えすぎな3人が持ち回りで配信について向き合う番組
JAM。今回は私、平田淳がメインMCを務めさせていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。
お願いします。 恥ずかしい。間違ってMCとか言っちゃった。恥ずかしい。 あれ、MCじゃなかった。MCでいいと思いますよ。
MCでいいんだっけ。ああ、そっかそっか。恥ずかしくなっちゃった、今なんか。 先日ですね、配信者の方と飲みに行く機会がありまして。
いつもじゃないですか。 いつもなんだけどさ、その方は初めて飲ませていただく方だったんですよ。
でまぁ、その人のポッドキャスト感とかね、いろいろ聞きながら、その中の言葉で一つ普段俺ってあんまこの言葉使わないなぁって思った言葉がありまして。
それが編集力という言葉だったんですよ。 編集力? 編集力。
なんそれ? 番組を聞いていて、この編集力が気になると、やっぱり。
っていう風にその方がおっしゃってて。 編集力かぁと思って、編集力ってどういうことなんだろうなって思ったんですよ。
なので、その時点ではその方が言ってるのはなんとなく理解はしたんですけど、あまり深掘りはせずに、このジャムの場で3人でこの編集力っていうのをちょっと話していこうかなと思いまして。
お土産を持ってまいりました。 ありがとうございます。 どうですか?編集力って言われてどんなイメージ
湧きますか? レタッチみたいなこと? そういうことでしょうね。デザイン、写真で言うレタッチみたいなことなんでしょうね。
そうね、なんかこう、やっぱり素材、CGとか私仕事でよくやることあるんですけど、CGも作ったまんまだと、形は綺麗だけど別に映えるわけではないので、
そこに例えばいろんな光の効果とかいろんな効果をつけたりなんだりかんだりで映える、例えば画角とかね。
っていう意味で言うのであれば、例えばその音質の向上であったりとか、BGMだったりとか、あとはそのマズメとかね。そこら辺を編集力って言ってるんじゃないかなっていう気はしますね。
今のレタッチっていう観点で言うと、エフェクターの話かなと思ったけど、エフェクターも含めてその辺も全部もろもろ入ってくるってことか。
マズメだったりとかBGM。BGMの音量とかもあるんだろうしね。 素材を完成品に持ってくところの力だよね。
っていうイメージです。
収録と編集のスタイル
なるほどね。あるさんはどうですか?
いやそうなんじゃないですかね。ただ分かりやすいのは、ポッドキャストよりも、やっぱりYouTube動画とかだと編集力って言葉はよく聞く気がしていて。
それも編集力を測る企画とか、一時流行ってた気がするんですけど。
へーそうなんだ。
同じ動画素材をいろんな編集者に投げて、それがどういう形で上がってくるかを比較する動画みたいな。
はいはいはい。
そういうので、人によっては、いろいろ足して足してってやる人もいれば、編集があんま目立たないように薄味の、ただ見やすいみたいな。
うんうんうん。
そういうので、編集力っていう言葉がよく出てきてるイメージがあるんで。
はーなるほどね。
まあだから今ヤギダさんが言ったようなのに近いかな。
もとある素材のものに対して強いパンチが効くようにするのか、素材そのものを活かすような味付けにするのか、そこの差が編集力のじゃないか。
ただ、ここをカットするっていうだけでも、活かした上でPEを乗っけるのか、もうバッサリ切っちゃうのかとか、そういうのでやり方が違うじゃないですか。
いろんなパターンがあるから、それをどれを選ぶかっていうセンスの部分とかを含めじゃないですかね。
おお、センスの部分か。なるほどね。
センスは確かにあるな。
つまり、皆さんの番組、やられてる番組は編集はどのようにされてますか。ヤギさんからいきましょうか。
うちはそんなに編集してないです。ほぼ、ほぼノーヘンシュー。
うんうんうん。
最近は本当に、やってるとすると相方の収録の音量が小っちゃかったりするので、それ持ち上げたりとか、あとはノイズ切ったりとかぐらいかな。
でもノイズ切るっていうのも一律でかけてるだけで、マズめしたりとかそういうのはまた関係ない。全然やってない。
フィラー音って言われるやつですよね。AとかAーとか。ああいうのを切ったりはしない。
しないですね。ある意味それの方が、逸材はもう話したと思うんですけど、生感がやっぱり欲しいというのがあって、そこを変に詰めてしまうと、思っていたものの形にならないので、
あえてそこは全部残したまま。だから言いとちったところもよほど変じゃない限りは切らない。
そういったところで言うと、本当最低限です。
それは昔も今も?
それは割と最近のスタイルですね。方針は基本変わってないんですけど、前は個別に、例えばうちはコーナーがいっぱいあるのでコーナーごとに収録したりとかっていうのもあったし、
BGMを後付けしてたというのもあるけど、今はそのコーナーも全部一通して頭から傷まで一気に録っちゃうし、BGMもその場その場で長付けしちゃうので、
別ラインで録ってるその私と相方とBGMの音量感の調整とノイズ切ってくっつけてっていうだけです。
なるほどね。そんなもんですね。
アルさんはどうですか?
だいぶ近しいですね。一人なので、より自由にできるじゃないですか。
もうすでにやってることとしては、BGMとかが乗っけてあるプロジェクトデータの上にアテレコみたいな感じで声入れて、声のボリュームだけ変えてっていう感じでやってます。
BGMは使ってるソフトが自動的に喋りだしたら音量下げてくれるみたいな機能があるんで、それ任しちゃってやってるんで、ほぼほぼ声だけですね、触ってんの。
エフェクターとかは結構使ってますか?
そこもヤギさん同じく、かけてはいるものの微調整してるっていうよりはオートで一括でかけてるみたいな感じなので、
そうです。だからあんまり別に最初だけは決めてますけど、継続してやる上はずっと同じのかけてるだけなんで。
アルさんでもいいマイク使ってるかな?
マイクはいいやつですね。
あんま加工が必要ないのかもしんないですね。
わかんないですけどね、実際。正解っていうのがなかなか音の世界って難しいので。
音質と環境の影響
そうなんですよね。正解がないのよ。
自分の中で正解を見つけてこなきゃいけないですよね。あの番組っぽい音を作りたい。
それもそうだし、自分で自分のどの音域が好きかみたいなのありません?
低音出したい。どこを伸ばしたいかっていうのもあるんだろうし。
イコライジング的なことね。
好みっちゃ好みですからね。
そうですね。特に男性2人女性2人とかで、同性が一緒に喋ってる番組とかだと声の差がわかりづらくなっちゃうから、イコライザーっていうね、周波数帯強く出す部分、ちょっと引っ込める部分っていうのを調整できるエフェクターがあるんで、それを使う人っていうのも多いですよね。
そうですね。そのアプローチもありますね。
月曜日のオノマトペっていう番組は僕ともう一人同性の男で喋ってるんですよ。
なので、僕が収録の時にちょっと高めの声で喋るようにはするのはあるんですけど、やっぱりイコライザーで僕の声はちょっと高い周波数帯を持ち上げて、相棒の方は中低域ぐらいをちょっと持ち上げてっていう、やっぱりイコライジングとかをしますね。
それノマドもやりますね。一応男女ですけど。そこはどこを聞かせたいかで、私が基本低い方に出すので、相方は声高いので。逆に高すぎて聞きにしないようにっていうところもありますけどね。聞きにくいっていう。
聞いてる環境によってね。
環境はむずいですよね。
環境は選べないからね、リスナーさんの環境はね。
選べないですね。
編集する時ってみんな、多分ヘッドホンだったりイヤホンでチェックするじゃないですか。けど、意外と聞いてるのが車の中とかだったりすると、車のスピーカーで聞いてたりするじゃないですか。そうすると高速乗ってる時とかだと周りの音とか結構入ってきちゃって。そうすると意外と聞きにくいとかね。
そっかそっか、エンジン音とぶつかる音だったりとかね。
ありますね。
そこまでいっちゃうと難しいね。編集の時ってどうやってモニタリングというか、出音を確認してますか。
僕はイヤホンでチェックしてますけど、あんまりそんなに、最初はちゃんとヘッドホンでがっつり決めてはいますけど、それ以降は毎回同じ編集なんで片耳イヤホンでやってますね。
なるほどね。じゃあもう純粋に文脈的にいらないところを切るとか、ちょっと変な間が空いちゃったところを詰めるとか、そのぐらいってこと。
ヤギさんはどうですか。
基本的には、私もそんなに毎回毎回設定変えないので、あんまりいじることなんだろうな、一回決めで作っちゃえば、それで流しでやっちゃうんですけど、たまに別のヘッドホンで聞いてみたりとか。
ほんとたまに。ちょっとこれ低音強いかなとか、割とその、今私が基本的にパソコンで使ってるヘッドホンって割と空間的に広がるんですよ。
なんですけど、普段私が音楽聴く時に使ってるヘッドホンってまた違って、割とその平たい感じの、優等生っぽいヘッドホン。空間的に広がりっていうか、音の再現度が高いっていう方に近いので、そこで聞き比べた時にどんぐらい違うのかなっていうので。
今広がってるから低音が響いててもそんな違和感ないけど、これ耳で聞いたら辛くないかなとか。直で聞くとちょっと重くないかなみたいなのはたまに聞いたりしますけど、最近そんないじってないですね。
まあそのオープン型イヤホンとかモニタリングイヤホンとかって言われるのをたまに使い分けるみたいな感じですかね。
いろんなそうですね、いろんなのを使って聞いてみるっていう。
僕めちゃくちゃ心配性で、編集してる時はスピーカーで編集してるんですよ。
編集のプロセスとツール
で、ある程度出来上がったらBGMとかも調整し終わったら、モニタリングイヤホンって言われる、さっきヤギさんが言ってた平均的に優等生なヘッドホンで一回確認して、最後にオープン型イヤホンで調整して、
オープン型ヘッドホンで調整して、これが最後でイヤホンで最後調整して終わりっていう感じなんですよ。なるべくいろんな環境の人に備えておきたいみたいな。
なるほどね。
でも設定は一緒なんですよ、いつも。だからそんな聞かなくてもいいのに心配性だからすごい聞いちゃう。
例えばこの環境だけ違かったとして、その環境で聞きやすいようにしたら逆に他のが聞きにくくなっちゃったりはしないんですかね。
今ね、そこのちょうど中間地点っていうのがようやく見えてきて、オープン型でもモニタリング型でもイヤホンでもスピーカーでもしんどくないっていうのをようやく見つけられたかなという感じですね。
ようやく見つけられたっていうのはそこにたどり着くまでどれくらいかかったんですか。
1年くらいですかね。
やっぱり。
エフェクターいろいろかけてみて、数字いじってみたりとかイコライザーとか、あとは純粋にBGMのボリュームとかそういうのいろいろいじってようやくって感じですかね。
落ち着いてきたかなっていうところ。
なるほどね。そんくらいかかりますよね。
ちなみに皆さんはどうやって編集を覚えたんですか。このソフトとも合わせて聞きたいんですけど。
ソフトはもう、僕なんか誰も使ってないやつ使ってるんで、これを覚えるのはちょっと覚えるというか、見よう見まねで触ってみるって感じですよね。
なるほど。直感的に。
ウェーブラボっていうのを使ってるんですけど、別に会社的にマイナーではないんですけど、周りに使ってる人がとにかくいないんで、ただなんかポッドキャスト特化みたいな打ち出し方をしてるんですよ。
そうなんですね。ウェーブラボね。
なんでそれは、本当に情報も特に出てないんで、いろいろポチポチ触ってみて、これできるのね、これできるのねってやってますけど、もともと多少の知識は動画の仕事とかやってた上であったので。
そっかそっか。
その上で。
そんなにハードルは高くなかったっていう感じですね。
ただ独学できるぐらいの知識があったんで。
はいはいはい。
ヤギさんは?
もうど素人なんで、やってみるしかないっていうところかな。
音楽は好きなんで、いろいろそういう良い音を聞くための、自分が好きなものにするための、例えばイコライジングとかね、そういうのはいじってたことはあるけど、
例えばノイズの話とかってのはあんまりね、わからんので、とりあえずまあなんか多機能そうな感じのやつ選んで、とりあえずやってみて、っていうのでなんとなくやってますね。
だから多分もっと良いのを選べば、もっと多分、もしかしたら使いやすいのもあるのかもしれないですけど、そこまで今調べて気にしてないですね。
まあね、特にその編集点バチバチ入れる、カットバチバチ入れますみたいな編集の方法じゃなければ、ある程度の機能が揃ってる無料のソフトとかでも全然まかなえったりとかするしね。
あとその編集っていう意味で言うと、なんでそんな編集をしなくなっていったかっていうと、番組が1時間あるんで、やってらんねんすよ。10分15分だったらそれはまずめしてね、どうしてこうしてってやるけど。
1時間あるから、それをね、やるっていうとなかなか大変なんですよね。
やっぱ倍ぐらいかかる?
全然、もっとかかるもっとかかる。
本当?何時間ぐらいかかります?
本当に5分10分、これもまた難しいところで、私が編集する分には、例えば1時間のものを編集するのに、始めた頃は2、3時間、いやもうちょっとかかって、
だんだんだんだん慣れてきて、飛ばし飛ばし聞きながら、で3、40分、1時間ぐらいかなで編集するようになってたんですけど、
相方はね、それ1本やるのに8時間とか9時間とかかけるんですよ。
もうやってらんないよねって話になって、どんどんどんどん変わっていって、
だからさっきアルさんがBGMをどれぐらい、例えば話し始めたら自動で下げてくれるとか、そんな機能こっちにないので、
もうあの会心ところでBGMのここから下げると気持ちいいよねってところで、もうあの下げたものを音源として用意して、それを流すって感じしてますね。
あらかじめそうしてあるし、もうポン出しで出してるので、もうフェードアウトとかもそっちでやってっていう感じでやってます。
なるほど。はい、そうですか。いろんな編集の方法あんねー。
ただその序盤にもちょっと言ったけど、その編集の正解点を見つけるっていうのが、
編集体験の共有
一種のこの編集力を高めるための秘訣でもあったりとかするのかもしれないですね。
まあ自己満だからなあそこ。
そうなんだよね。他の人が編集してる姿とかもちょっと見てみたいよね。
あーそれ面白いですね。それは面白いかもしれない。
どうやって編集するんだろうって。
恥ずかしいですけどね。あんま見られたくないですけどね。
見られんのはね。
じゃあジャムで3人で各々編集してみます?
あーいいですね。面白いですね。
同じ音源を。
あーいいですね。
みたいなね。
聞き比べね。
あー面白そうじゃないですか。
じゃあどっかのタイミングでやってみましょうか。
どっかのタイミングで。
どっかのタイミングでね。
さあということで今回は編集力というお話をしてまいりました。
まだちょっと話し足りない部分もありますがお時間となりましたので、
今回はここまでとしたいと思います。
次回のMCはどなたでしょう?
はい私、Rが担当します。
はい、Rさんよろしくお願いいたします。
それでは今回はここまでとなります。
バイバイ。
バイバイ。
22:31

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