1. PODCAST番組『JAM』
  2. S3 : J『ノイズ講座』
2024-05-15 24:06

S3 : J『ノイズ講座』


PODCAST番組『JAM』です。

毎月15日配信!月曜日のオノマトペの「ひらた」、おいでよ!あるスタジオ「アル」、個人ラジオ No-MADの「柳楽芽生」の3人が持ち回りで配信について向き合う番組です。


番組公式X(旧twitter) ⁠⁠⁠https://twitter.com/pod_jam23⁠⁠⁠

#pod_jam


各MCの番組は以下リンクから ↓↓

◯月曜日のオノマトペ

⁠⁠⁠https://open.spotify.com/show/3WDu2tabGx7cI9zy0MUhUL?si=94a26e154c574b4a&nd=1⁠⁠⁠

◯おいでよ!あるスタジオ

⁠⁠⁠https://lit.link/alstudio2022⁠⁠⁠

◯個人ラジオ No-MAD

⁠⁠⁠https://open.spotify.com/show/5oBkS1YZZMhLTEfJW1lyYY⁠⁠


00:18
月曜日のオノマトペの平田淳です。
おいでよ、あるスタジオ、あるです。
個人ラジオの窓、八木良銘です。
考えすぎな3人が持ち回りで配信について向き合う番組、JAMでございます。
今週は私、平田淳から行こうと思います。
お願いします。
前回なんかね、先生みたいな喋り方になっちゃったから。
実際先生でしたよ。
あれ、こんなだったっけ、俺。
音声素人としては助かりますよ。
いやいやいやいや、素人ではないけどね。
でも、なんか結構正解がなくて見えづらい部分じゃないですか。
この音の話って。
難しい。難しいからこそね、独学で突き進みたくなるんですよ。
そうなんだよね。
それこそだって音質って、いい音質って何?って言われても答えられなくないですか。
そう。前回いろいろ聞いてて、もっとざっくりといい音ってどうやったら取れんの?みたいな。
やっぱりノイズとかがどうしても気になっちゃうんで。
ホワイトノイズとか聞いたことありますけど。
そこら辺をね、知りたいって。
じゃあ今回は音質みたいなところとノイズみたいなところの話をちょっとしてみましょうか。
お、素晴らしい。いけるんですね先生。
どうでしょう。
不安でやんの。
あくまでね、僕の知ってる範囲で喋らせていただいて。
ちょっとね、足りないところは補填していただいたり、
XでここよくわからなかったSとか。
質問も。
そうそうそう。
受け付ければ。
はい。お答えしていきたいと思いますので。
まぁまぁちょっと今回は音質とノイズみたいなところから話していこうかなと思うんですが、
まずノイズってどんなのが思い当たります?
まぁ一番わかりやすいのは、何も喋ってないときに後ろでいるサーってやつですよね。
あーそう、サーっていうやつね。
邪魔くさいんだよなあれ。
あれ邪魔くさいよね。
03:02
それこそ音量ね、ちょっと調整しようかなーなんて言って、
ちっちゃいの上げよう、持ち上げようと思ったらノイズごと持ち上がっちゃったりとかして。
あーそうなんですよ。
あとはどんなのがありますか?
あとは何でしょうね。
そうだなー、なんかうちは破裂音とかもそうだし。
あー破裂音ね、パッパっていうやつね。
パッパとかもそうだし、気になるのは布が擦れる音とか。
あーはいはいはいはい。
逆に紙ペラペラしてるのはそれっぽくて好きなんですけど。
あーはいはいはいはい。
あとうちハンドマイクで録ってることが多いんで、ニギニギしてるときの音ね。
あーありますね。
ハンドマイクすごいね、はいはいはいはい。
みたいなね、ポツンポツンって出てくるタイプのノイズ。
ハンドで録ってんのってノマドさんだけじゃない?ポッドキャスト界隈でも。
普通面倒臭いですもんね。
そんなことはないと思いますけどね。
かなぁ、なんかみんなやっぱりね、アームとかスタンドとか使ってるイメージあるよね。
いやですです。
スタジオに行くから。
そう、スタジオに行くからですよ。
そうね、そっかそっか。
そのマイクスタンドがないスタジオもあるからね。
そうそうそうそう。
はいはいはいはい。
まぁノイズというとこんなところでしょうか。
まぁいくらでも他にもありますけど、代表的なのはね。
まぁノイズがない環境なんてほぼほぼないんですよ。
例えば前回もちょっと軽く触れましたけど、自分があって発した音。
口元から出た音が純粋な音だとしたら、
壁から跳ね返ってきた音もまたこれノイズになるんで。
うんうんうんうん。
ノイズを全部消そうっていうのがまずちょっと難しいぞということですよね。
で、その中でも気になるノイズを消していきましょうみたいな話をしていこうかなと思うんですけど、
さっき言ってたあのサーって何も喋ってないときに入っちゃうノイズ。
これアルさん何ノイズですか?
何ノイズですか?
ホワイトノイズですか?
正解です。
気抜いノイズきたね。
試されている。
気抜いちゃダメよ。
あの授業中当ててくる先生ですか?
そうなんですよそうなんですよ。
寝れないじゃん。
単位欲しかったら寝ないでね。
この喋ってないときに鳴るサーっていう小っちゃい音のノイズはホワイトノイズ。
って言われてますね。
06:00
で、これは人間が動いたときに出る音というよりはマイクからパソコンに取り込むときに出るノイズの音なんですよ。
なのでホワイトノイズが乗りすぎてしまう人。
もしいらっしゃったら自分のパソコンマイクから自分のパソコンに音を録音するときにマイクをパソコンに取り込むための機械があると思うんですね。
オーディオインターフェースという言い方をしたりするんですけど。
このオーディオインターフェースのゲインっていうマイクのボリュームを調整するつまみみたいなのがあると思うんですよ。
おそらく。
このゲインを下げてあげるだけでこのホワイトノイズはだいぶ減ります。
ほとんどの場合はちっちゃい音もちゃんと拾えてるのかなって不安になっちゃってゲインを上げすぎてる場合があります。
ありますよね。
合図値を打つときとかこの音ちゃんと入ってるかな、相手の声に負けないかなみたいので上げちゃうみたいな。
なのでこのゲインをちょっと下げてあげる。可能な限りまで下げてあげるとこのホワイトノイズっていうのが一気に目立たなくなりますね。
でもあれですよね。マイクによってはどうしても入っちゃうっていうのは多分ありますよね。
そうそうそう。マイクの種類によってもどうしても電源が必要なマイクっていうのがあるんですよ。
この種のマイクになるとどうしても電流が走るんで、電流が走った時のノイズっていうのが乗ったりとかします。
はい先生。
はい。どうぞヤキラくん。
例えばオーディオインターフェースを介さずにUSBマイクみたいな直挿しでパソコンに挿してて悩んでる人はどうすればいいですか。
この場合は編集ソフトの中にもマイク入力をした時にどのレベルでマイクを入力するのかっていうのは大体選べるダイアログが入ってるはずなので
マイクの詳細調整とかでここの入力値を下げてあげるとこのホワイトノイズっていうのは減ってきたりします。
例えばハード面とかいわゆるガジェット的なものでそこら辺を抑制するみたいのはなんかあるんですか。
基本的には機械は繋げば繋ぐほど電流が流れる量が多くなるので、機械を繋げば繋ぐだけノイズは発生しやすくなります。
なるほど。
から一番大事なのはマイクとオーディオインターフェースの相性。
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あたりが大事になってくると思います。
相性なんだ。
相性ですねこれは。
あとはもう純粋にマイクの性能であったりとかオーディオインターフェースがそもそも電流を多く発射してそのノイズを拾っちゃってるパターンもあるので。
はいはいはい。
自分のパソコンとの相性もあるんですけどここはちょっとハード面になってくるのでいろいろ試してみないことには。
まあですね。
完全に打ち消すっていうのは難しくなるんですけど。
ただ一番簡単にできる対処方法としては入力の感度をちょっといじってあげるだけでこのホワイトノイズは消えてくるのかなというところで。
いいかなヤギラと。
わかりました。
ありがとうございます。
でもあれですもんねホワイトノイズ入っちゃっても割と消しやすいノイズではありますよね。
そうですね。前回お話ししたエフェクターの中で言うとノイズリダクションっていう機能だったりとかノイズ除去っていう機能を使うとこのホワイトノイズっていうのは結構消えるんで。
そんなに気にしなくてもいいのかなっていうところとこれにちょっと似たのがピンクノイズっていう。
ピンクノイズ。
はい。ホワイトに対してピンクノイズっていうのがあってこれはどちらかというと低い音のノイズ。
低い音のノイズ。
ホワイトノイズはサーっていう高い音のノイズなんですけどガーっていう低い音のノイズのことをピンクノイズって言います。
僕たちの生活の中でわかりやすいのが滝とか。滝が落ちてるとこのガーっていう音。
あれとかはピンクノイズに近いですね。
ピンクノイズの方はF分の1の揺らぎって言って人間が安心できたりとかする成分も入ってるので。
雑踏の音とかそれこそイヤギラさんが今やってる番組。雑踏の音とかわざと入れてるじゃないですか。
入れてますね。
これはピンクノイズも大量に入ってるので。
ホワイトノイズを打ち消すためにピンクノイズを乗っけるっていうのも一つの称号だと思います。
ノイズと言いつつ邪魔者ではない可能性もあるんですね。
そうですね。
ノイズのすべてが邪魔者ではない。
意図して入れてればそれはノイズではないと。
そうそうそう。そういうことですね。
音で音を打ち消すっていうのは実際あるんですか?
音で音を打ち消すことはあります。
要は香りを消すのに芳香剤を出して結果カオスになるみたいなことにはならないですか?
音を音で打ち消すっていうのはみんな多分普段やってて、常に技術として使ってて。
12:04
ノイズキャンセリングっていうのが音を音で打ち消すっていう技術ですね。
なるほど。
音には位相っていうのがあって、右左があって、この右左をあえて逆にして流すことでその音を打ち消そうっていうのがノイズキャンセリングの技術であってますか?
はい。
ガジェット先生。
要は波ですよね。
そうですね。
反対の波をぶつければ波はなくなると。
なるほど。
っていうのがノイズキャンセリングの技術だったりとかするので、
これはみんな知らない間にもう使ってる技術。
実は身の回りにあったという。
うんうん。
へー。
まあちょっと今ノイズの話しましたけど、今度自分の努力でどうにかできるノイズの話をしていきましょう。
ホワイトノイズはちょっと機械の関係もあったりとかするんですけど。
そうですね。
はいはいはい。
さっき言ってた破裂音。パとかバとかボとか。
はい。
こういう音が気になるよっていう場合は、そもそもマイクとの距離が近い可能性があります。
うーん。
あとはマイクと口の関係性、立ち位置。
はいはいはい。
位置関係ですね。これがあんまり良くない可能性があります。
基本的にマイクから自分の口は拳1.5個から2個分くらいって言われてるんですよ。
へー。
へー。
で、この距離を保ったまま、自分がバッて発生した時にその息がどこに抜けていくのかを考えて、
その位置からずらしたところにマイクを置けば、この破裂音っていうのは結構防げると思います。
へー。マイクから1.5から2個分。
1.5から2個分って言われてますね。
それは歌でもそうなんですか?歌でも喋りでもそうですか?
歌、はい。今歌の世界ですね。歌の世界では1.5から2個分って言われてます。
うーん。
はい。
へー。そうなんですね。
そうなんです。そうなんですよ。
イメージだとあのなんかポップガードみたいなのつけて収録するのもあるじゃないですか。
ありますね。
そうですね。はい。
あの時はそんな気にしないでいいんですかね。
ポップガードがついてても破裂音が気になる人もいます。
ポップガードをつければポップガードとか風防って言われるものがあって、
なんかマイクの前に置く膜みたいなのがあるんですよ。
あー、それです。それです。
で、これを使えば破裂音がだいぶ軽減されるんですけど、
そもそも破裂音が乗っちゃう人っていうのは
位置関係にまず問題があるっていうところが一番大きいので、
位置関係を先に気にしてみた方がいいと思います。
それでもどうしても解消できない場合はポップガードっていう方がいいかなと。
15:01
個人的にあんまりお金使いたくないんで。
ポップガードはなるべく最後まで買わないっていう。
なるほどね。
で、あとはリップノイズっていうのがありますね。
これは口を開いた時にリップノイズっていうのがあるんですけど、
あとはリップノイズっていうのがありますね。
これは口を開いた時にパッっていう音が軽く聞こえちゃう現象ですね。
はいはいはい。
で、これはさっきあるさんが言ってたポップガードで大体解消できると思います。
あ、そうなんですね。
はい。
先生、僕は鼻からピーヒャラピーヒャラ音が鳴るんですけど、
はいはいはい。
愉快だな。
これは何ノイズですか?
それは何ノイズって言うんだろうな。
ヒシって言うならノーズノイズかもしれないですけどね。
これ結構悩んでんすよね。
それも純粋に入力の感度が高すぎる状態だと思うので、
ゲームを下げてマイクからちょっと離れるっていうのが一番の解消法になると思います。
やっぱり近すぎると良くないってことですよね?
近すぎるとあんま良くないですね。やっぱり声も入っちゃうし。
ある程度声張った方がいいってことですか?離れて。
声張った方がいいです。マイクに向かって喋る時は、
ラジオ業界とかで言われてるのはマイクの向こう側の人に喋る。
マイクに向かって喋らずにマイクの向こう側に喋るっていうのがずっと言われてます。
5メートル先ぐらいをめがけて喋ってる人もいるみたいですね。
5メートルはだいぶ遠いですね。
ライフログ系とかで5メーター先に向かってめちゃめちゃ大声で喋ってるのもちょっと面白いですけどね。
サンキュー!みたいな。
あとご近所さん事情が出てくるからね。
ありますよね。
あとはマイクとの距離が近いと一番良くないっていうのは視察音っていう。
サシスセソにまつわるノイズ。
サシスセソ?
このサシスセソっていうのは歯が擦れる音。視察音って言って。
歯が擦れる音?
すごく不快な音なんですよ。人間が聞いてると。
へー。
っていう音とかが基本的に不快な音って言われてるのでここがあんまり成分が強すぎちゃうとちょっと長時間聞き続けられない。疲れちゃうってなっちゃうんですね。
なるほどね。
なのでこの辺はエフェクターのディエッサーっていうのがあるので。
ディエッサー?
ディエッサーっていうエフェクターをかけるとこの視察音が比較的楽になるかなと。
18:02
初めて聞いたな。
なのでこの視察音で悩んでる方とかはこのディエッサーとかをちょっと調べてみるといいかなと思いますね。
あとは最後ちょっと駆け足なんですけど、ペーパーノイズとかに関してはマイクの指向性っていうのがあって、
無指向性っていうのだと全方位の音を拾ってしまうのでこのペーパーノイズを拾ってる可能性があると。
なのでマイクの指向性を一度見直してみましょう。
そうするといいかなと思います。
なるほどね。
さあ質問です。
良い音質とは何ですか?
良い音質。
はい。
何でしょうね。
難しい。良い音質。
それは話すことにおいてですか?喋りにって言うんですよね?
そうですね。声の良い声。声を取った時の良い音っていうのはどういう状況でしょうか。
何なんだろう。
まあまあ、これどうなんだろう。どういう立場で言ったらいいかわかんないけど、僕の知識でいいですか?
うんうん。
反響するとそれを取り除くのが難しいから、反響が基本的にない音が正解かなって思います。
そうですね。はいはいはい。
まああれですもんね、エコーとかは後で乗っけることができるけど、後から取り除くのが難しいっていうのはよくありますよね。
そうですね。ほぼほぼ100点の答えだと思います。
ありがとうございます。
一番良い音質、声を取るにおいて一番良い音質っていうのは、口元で出た音のみを収録するっていうのが一番良い音なんですね。
へー。
跳ね返りの音もないし、ホワイトノイズも乗ってないし、変に音もボワンボワンボワンってしたとこで取ってないっていう状況が一番良い音質。
うんうんうん。
なので、家の中で言うとお風呂場が最悪です。
はいはいはい。確かに。
で、一番良いのはクローゼットとか。
クローゼット。
洋服がいっぱいかかってて、個室になってる場所。
クローゼットの中とかだと自分の声を洋服が吸ってくれるんで、一番良い音質のものが取れるんじゃないかなと。
へー。
それが難しい方は寝室とかね。
うんうん。
昔は吸音剤とか買ってたな。
なるべくガラーンとした場所へ取らない方が音のものが取れるんじゃないかなと。
よくあれですよね。引っ越したての時にすごい声が響くみたいな。
21:01
そうそうそうそう。
あれがよくないことですね。
うん。そうですね。
うん。
なので自分の家の中で一番良い音質で取れる場所を探して、ノイズの原因になってるものを切り分けて、
じゃあここにノイズが出てるからどういう風に対応しようっていうのが今回わかっていただければなと思うのと、
あとはあるさんがさっき言ってた通りですね、悪くなった音質ってどんなに編集が上手い人でも良くならないんですよ。
うんうんうん。
で、編集をすればするほど音ってどんどんどんどん悪くなっていくんですね。
はいはいはい。
だからエフェクターかければどうにかなるだろうって思ってるとどんどんどんどん音が悪くなっていくので、
なるべく収録する段階で良い音で取る。
はい。
その中でノイズが乗ってしまうのであれば、そのノイズの対策を切り分けてしていく。
うんうんうん。
で、最小限のエフェクト処理、最小限の編集で音声を配信するっていうのが良い音質で配信するコツかなと。
なるほど。
わかりやすい。
どうですか?あるさん。
素晴らしいです。
ありがとうございます。
ヤキラさんどうでしたか?なんかノイズの種類について、良い音についてわかっていただけましたでしょうか?
非常にわかりやすく説明いただいている。対策がよくわかりました。
良い生徒だなあこの子。
まあということで前回に引き続きちょっとねあの真面目なお話になってしまいましたが配信者さんで結構悩んでる方多いと思うんですよこの辺。
意外と技術的なところを取り上げることってあんまないですからね。
そうなんすよね。
僕自身めちゃくちゃ気になってたんで、こういう話を今回させていただきました。
はい。
はい、というところでございまして次回のMCは。
はい、私あるが担当します。
はい、それではまた次回お会いいたしましょう。バイバイ。
バイバイ。
バイバーイ。
24:06

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