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ポッドキャスト総研。この番組は、ポッドキャストスタジオクロニクル代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。
志田良佑介です。
ポッドキャスト総研、最新回、今回も始まりました。よろしくお願いいたします。
今日はですね、ちょっと志田さんにお願いをして、純粋なる告知をさせていただこうかなと思いまして。
なるほど。いいですよ、それは。もちろんポッドキャストは自由ですからね。
そうですね。ポッドキャストは自由ですからね。何でもできる、媒体なんで。
あのですね、私の初めての本が出ることになりました。
いやー、おめでとうございます。
いやー、ありがとうございます、本当に。
いやー、めんどい。来ましたよ。しかもあれじゃないですか、ポッドキャスト絡みの本じゃないですか、そういう意味では。
そうなんですよ。だから、このポッドキャスト総研でも、ご報告をさせていただこうかなと思いまして、持ってきたんですけど。
タイトルがですね、「視点というリベラルアーツ」っていうタイトルでして。
お、なるほど。
視点という教養と書いて、ルビーでリベラルアーツって振ってるタイトルでして。
古典代表の深井隆之さんとの共著になります。
発売が6月20日でして、出版社がイーストプレスさんから刊行されることになりました。
これ、ニュースコネクトって私がやってる別の番組でも、もうすでにお話をさせていただいたんですけど。
ニュースフィックス時代に作っていたポッドキャストのアースコープっていう番組がありまして。
あります。伝説の番組がね。
伝説の、ありがとうございます。
伝説の、アワードも取った伝説の番組がありまして。
そうですね。第3回ジャパンポッドキャストアワードベストナレッジ賞を受賞したあの番組なんですけど。
終わってるのにアワード取れたっていう。
そうですね。
奇跡の。
すいません。持ち上げられると私もどう返していいかっていう。
若干今ドキドキしてるんですけど。
宝石のテレビ通販ぐらい僕は今日相方として頑張ろう。
すいませんね。本当に。
このダイヤモンドを欲しいなみたいな。
すいませんね。本当に。
それが元になって、今回書籍化されたってものなんですよ。
ただ単にポッドキャストの内容を書き起こしてるだけだと全然脳がないんで。
そこに大幅に加筆をしたりとか。
なるほど。
書籍用のオリジナルの対談パートっていうのも撮ったりして。
結構膨らませて。
あと、物理学とか文化人類学とかをどういう風に読んだらいいかみたいな補助線も引きながら作っていったという感じですね。
なるほど。面白いですね。
そういう意味ではポッドキャスト、アスコーブずっと聞いてたよっていう方も全然買っても楽しめるというか。
むしろそういう方にこそ買っていただきたいなと思いまして。
ポッドキャストで聞いた情報っていうのはもちろんあるんですけど。
これってこういう風に解釈すればいいんだみたいなところも結構加筆をしましたので。
その辺りも多分聞いた方も楽しんでいただけますし。
初めてこのコンテンツに触れる方も楽しんでいただけるんじゃないかなと思いますね。
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あとはそれこそ深井さんの2冊目の本になるんで。
そうですね。
歴史志向が第一作、今すごい売れてますけど。
それで深井さんって何者なんだって思った方にはちょっと別の一面も見えるんじゃないかなと思いまして。
なるほど。
手に取っていただけるとすごく嬉しいなと思います。
今ですね、ちょうどAmazonでの予約開始中ですので。
ほんとですか。予約しますよ僕も。
ありがとうございます。お願いします。
てかしなさに検訪しますよもちろん。
僕はそれいつも検訪とか時々いただくんですけど。
例えばじゃあKindle版を買うようにしたりとかしてますねやっぱりね。
だからぜひとも買わして。電子もあるんですか?Kindle版もあるんですか?
電子がね、ちょっと待ってくださいね確認します。
これ自体で多分あると思うんですけど。
これあるある。
これあるあるですよね。
なかなか出版社さん電子書籍のことまで発売直前でバタついてるんで言わないんで。
そうですね。ごめんなさい。私も確かリスナーさんツイッター上でそういうコメント見かけたんですけど。
そうですよね。質問来ますよね。
分かんないなと思って。
なんか出版社によって、というのがその著者というよりはどちらかといえば出版社の事情で同時に発売出すとか、何週間後に出すとかそういうルールがいろいろあるんですよね。
そうですね。
その仕事やってるんであれ。なんでちょっとそれは後日野村さんがツイートされると思うんですけど。
すいません本当に。
いずれにしても俺は買いますよ。
ありがとうございます。
これ僕大体9割くらい同じような返答です。いろんな著者に聞いたら。
そうなんですね。
確認しますみたいなそういうやつですね。
まあまあまあでもそうですね。私も本当に初めてこの著者側っていうのを経験させていただいて。
まああれですね。本当に思い返せば、しだらさんが出した短著、畳荷という選択ありましたねあれ。
ありましたよ。
あれからだから2年ですか?
2年ですよ。
2年ですよね。
まああれねちょっと諸事情あって、もともとはしだらさんと私の協調だったんですけど。
そうなんですよ。だからまさに今回野村さんそのポッドキャストが元になった諸説におめでとうございますなんですけど。
はい。
実は2年前、まあ話で言うともっと前2、3年前から僕と野村さんに似たようなオファーがあったわけですよね。
そうなんですよ。はい。いただいてたんですよね。
いただいてました。で出版社さんからもう正式に実はこれこの話はあんまり表でしてないですけど、2人にオファーが来て編集の方と3人でミーティングして。
そうでしたね。
でやりましょうという話になったんですけど。
はい。
その表現が難しいですけど、その僕と野村さんではどうしようもできない事情で、外部要員で結局僕が1人で出すことになったんですよね。
そうですね。まあまあ平たく言うとちょっと所属組織からストップがかかったっていう。まあまあ平たく言うとそういうことですよね。
そうですね。そうそうそういうことがあったんで。だからこうやむを得ずただ結局ね2人で作ってきたコンテンツだったんで。
ええええ。
でその名前はこうなんでしょう。もちろん後ろにクレジットしてるものの著者という形ではないですもんね。
うんうん。なんか特別スペシャルサンクス。ちょっと被りましたけど言葉が。
そうそうそんな感じになってます。
特別協力みたいな感じでしたね。
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特別協力みたいになってますね。
そうでしたね。だからまあねそこから2年越しに1個ねそのポッドキャスト初のこういう風に本が出せて私としては嬉しいなと思いますし、本当にねこれを聞いてくださっている出版社の編集者さん各位におかれましたら、ぜひですねみんなのメンタールームとかこのポッドキャスト創券の書籍化を検討していただけると嬉しいなと思いますよね。
いやそうなんですよ。空いてますよこれ。
空いてますよね。まだ空いてますよまだ。
空いてるし、まさにさっきの話じゃないんですけれども、以前もオーディブルさんでオーディオファーストパブリッシングという仕組みができてきてますねっていう話も僕らしましたし、ここ数年やっぱりポッドキャスト系の出版も続いてますよね。
そうなんですよね。
で、なんかそういう意味ではこの内容をそのまま本にするっていう状況でもなくなってきてると思うんですよ。なんか僕以前というかもう10年ぐらい前に、当時元頭者でアメーバブックスっていう会社とかライブドアパブリッシングっていう会社を合弁で立ち上げて仕事してたんですよね。
いや当時結構有名でしたよ。ライブドアもアメーバブックスも。
で、それで何やってたかっていうと、両者で合弁で会社を作り、彼らはライブドアブログとアメーバブログを当時持っていたので、そこの内容を本にする専門出版社としてそれぞれ作って、ただ彼ら本は作れないので僕らが流通とか本の制作を合弁会社にして手伝うということをやってた時に、もう似たような話になったんですけど、結局そのブログそのまま本にしても売れないよねみたいな話なんですよ。
だってブログで読めるから。なので工夫すべきは、そういう時はやっぱりいかに本にした時に、さっき野村さんの新刊であってもいろんな要素を加えたって話してたじゃないですか。だからそういう工夫を加えるのがものすごく大事。
そうですよね。
なのでこれをソースに本を作るってことをすると、いろんなことができるなと思うし、結構本の作り方しても新しいと思いますね。
そうですね。でもこれは本当に、私のここ1,2年でやっていきたいことって、今山のように自分の中で順番待ちをしてるんですけど、列をなしてるんですよそれが。ただ本当そのうちの一個で、やっぱりこれ前もいろんなところで話してるし、このポッドキャスト総研でも言ったかもしれないんですけど、ポッドキャストのネタ出しというか構成の仕方と書籍の構成の仕方って結構似てるんですよね。
まあ要はこう、そう、どういう順番でどういう情報を出していくかっていう話。あとはその人の個人の深い考えを掘り下げていくっていうのがポッドキャストっていう媒体なので、それって結局本を作るときの、本ってよく直接著者が書く場合もあれば、まずは喋ってもらって、そのライターさんがそれを構成して、それについて著者が直していくっていうパターン、まあ2パターンあるんですよね。
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そうですね。 で、後者の場合はどっちにしろその人に喋ってもらって、考えをこう1回テーブルに出してもらうっていう作業をするので、だからそのやっぱりポッドキャストからの本ってすごく相性がいいなと思っていて、で、全然これ全く別の文明くらいなんですけど、夏ぐらいに始めるとある先生の番組が1個ありまして、それもですね、なんかもうまだ1回も収録してないんですけど、編集者の方から書籍化できるんですかみたいな話がいただいたんですよ。
そうつけるんですね。 そうなんですよ。で、まあちょっと実現するかはわかんないんですけど、やっぱり相性としてはすごくいいなと思っていて。
なるほど。 はい。だからなんかやっぱりしだらさんが、それこそ源頭者さんと、アメーバとかライブドアとかと一緒に合面してやったみたいに、なんか私もその仕組みとして、なんかその人気のポッドキャストを作りましたからの書籍が出ました、売れましたっていう流れを作りたいなと思ってるんですよ。
そうですよね。全然可能だと思いますし、まあ本当にその、それに気づいている編集者の人も増えてきてるんだろうなっていう気はしますし。
そうですね。おそらくもう企画段階で書籍編集者の方に入っていただいて、で、もちろん私、ポッドキャストのプロデューサーである私もネタ出しをするし、著者の方もネタ出しをするっていう、まあこう3人の制作者が集まって、じゃあどういう順番で何していきますかみたいなふうにやっていくと、結構いいコンテンツ作るんじゃないかなと思うんですよね。
確かに。 で、結局今までって、書籍の場合って、まあ主に担当編集者と著者の1対1じゃないですか、まあライターさんがいらっしゃるとか、出版プロデューサーの方がいらっしゃるって場合もあるんですけど、基本的にそのクリエイティブな部分に最もコミットするのはその2人なんですけど、多分そのポッドキャストプロデューサーの視点がそこに加わることによって、多分その出てこなかったアイデアも出るんじゃないかなと思ってますし、まあ逆にそれは多分ポッドキャスト制作者の側からしてもそうなんですよね。
書籍編集者の人の目が加わると、あそっか確かにこういう流れでいった方がいいですねみたいなのが見えやすくなると思うので、そこはね、やりたいなーってすごく思ってるんですよね。
ンいやーこれ結構ね偶然ではないはずですよね、状況としてね。まさにそこの神話性はめっちゃあると思ってて、なんかそれは野村さんが一番得意とするところだし。
ンそうですね、まあ一応両方わかりますからね、書籍の作り方も。
ンだからそれはね結構可能性になっていくんじゃないかな、でYouTubeとかの書籍化よりもやりやすいしね、本当に。
ンそうですね、YouTubeの書籍化よりは全然やりやすいと思う。
全然やりやすいよね、だからそういうメリットも考えるといいなーと思いますし、なんか僕もこんなことを言いながらもなんか自分が例えば過去にインタビュー番組とかをメディアの方でポッドキャストでやってたりするんですけど、それそのままにしてたなって今思いました。
それなんか使えるなーってよく考えたら。
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全然使えると思いますよ、例えば新しい経済のポッドキャストでまとまって何回かインタビューした方っていらっしゃるじゃないですか。
いますいます。
でそれ多分書き起こすと結構な量になってるはずなんですよね。
2万字とかいくと思いますね。
ですよね。
全然。
でまぁ2万字だと本にならないですけど、でもそれって多分第一章分とかにはなるから、それをもとに最新の動向とか背景知識とかを肉付けしていけば、なんか一冊の本になりそうですよね。
そうですね。
そうですね。
そのパターンもありますね。
そうなんですよ。もしくはテーマ口差しで何人かの著名人が登場するみたいなことはすると、全然もう多分何十本、百本以上インタビューとかして、まぁフレームもあるんですけどね。
はいはいはい。
そういう利活用も考えられるなーと思いましたね。
そうですね。
うん。
僕なんか、最近少しずつ減ってるとは聞くんですけど、やっぱり全体的に出版社さんでよく編集者の悩みとしては、この点数を出さなきゃいけないっていう悩みを持ってる方が結構いらっしゃると聞くんですよね。
で、ちょっと出版ありきなものごと進めるのは、個人的にはあんまり良い態度とは思えないんですけど、ただ、その一から本当に何かを作るよりも、結構ポッドキャスト界にはそういう宝の山が眠ってるよってことは、声を大にして言いたいなと思うんですよね。
そうですね。はい。
で、まあ理想は、やっぱりもう企画段階から、もうその書籍出版を見据えて、編集者の方としっかり組ませていただいて、やっていくっていうのがすごくいいかなと思いますね。
いや、ぜひなので、僕らのコンテンツ、ポッドキャスト総理も含め、みんなのメンタル部も、たたみにんラジオもその後もいっぱい撮ってますんで、第2弾も次は京茶で書くのもできますから。
そうですね、たぶん私としだらさんの場合、前週を作れるぐらい、たぶん喋ってる量はあると思うんで。
喋ってるのあるんで。いやぜひともね、本当にご連絡いただきたいですし、ちょっとすいません、野村さんの新刊の話に、ちょっと今日長いですけど戻すと、あれですか、確かポッドキャスト全32回配信してますけど、これ基本的には全部要素は入ってる?
もう全収録です。
全収録なんだ、じゃあこの人はカットしてとかないんだ。
ないですね、もう全員入ってます。だから7名の研究者の方と、あと深井さんソロっていうのを入れてて、そこにそれぞれ肉付けされてるっていう感じです。
なるほど。
で、あれです、ポッドキャストの時には尺の都合でカットしたような対話も、書籍の時には戻してるんで。
すごい、いいですね、放送前そういうことか。
そうです。
なるほどなるほど、それはちょっと聞きたいな。
ありがとうございます。
なるほどね。
そうですね、なんか本当にこの視点というリベラルアーツっていうタイトルの通りなんですけど、やっぱりこの学問から世の中を覗いていくと一体何が見えるのかみたいなところを、7人の研究者の方の視点から喋っていただくっていう形になっていて、
本当に特にそのポッドキャストですごい反響があった回は、一番反響があったのが仏教の回で。
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いや、仏教は面白かったですよ、これ。
で、二番目に反響があったのがキリスト教の回なんですよ。
はいはいはい、そうなるほどね。
で、もう仏教もキリスト教もしっかり入っていて、やっぱり仏教の視点で世の中を眺めると、あ、あれなんだ、この参法良しとかステークホルダー資本主義って、もう2000年前にお釈迦様が言ってたんだみたいなことに気づけるみたいなこと、そういうですね、お得な体験が得られますので。
なるほど。
だからあれですよね、そういう意味では言っちゃうとポッドキャストもまだ残ってるから、まだ予約しつつ、予約しようかどうかなって迷っている人はアースコープと英語で検索してもらえれば聞けるしね。
そうですね、そうなんですよ。
という状況があるので、ぜひともね、このポッドキャストにはもちろんリンク貼っておきますが、ご興味がある方はチェックしていただきたいなというところです。
最後にちらっとだけ申し上げると、アースコープですね、続編始まります。
素晴らしい。
これは7月かな、今のところ。なので、もう少ししたら正式にいろんなことがお伝えできると思うんですけど。
なるほど。
今、続編を作るために営意調整制作中ですので、そちらも合わせてお聞きいただけると嬉しいなと思います。
ということで、すみません、今回長くなりましたが、告知及びポッドキャストと書籍の相性はいいぞというお話をさせていただきました。ありがとうございました。
ありがとうございます。
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
ちなみにこの番組は、しだらの村が音声プラットフォームボイシーで配信している風呂敷タタミニンラジオにもアップロードしていきます。
タタミニンラジオでは音声コンテンツの話だけではなく、ビジネスやキャリアの話もしていますので、ぜひお聞きください。
また、オーディブルではみんなのメンタールームというリスナーの皆さんのお悩みにお答えをしていく番組も配信していますので、合わせてお聞きください。
この番組への感想は、ハッシュタグポッドキャスト総研、ポッドキャストは英語、総研は漢字で投稿いただけると嬉しいです。
それではまたポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
さよなら。