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2022-03-11 15:57

#07 音声にも「ライバーの時代」が来るのか?

制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、おもしろい音声コンテンツや、音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。毎週火曜・金曜配信。第7回のテーマは「音声ライバー」。

【出演】

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) twitter.com/nmrtkfm

設楽悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長) twitter.com/ysksdr

【参考URL】

年1000万円を稼ぐ50代おじさんも登場! ラジオトーク飛躍の理由(日経XTREND)

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00819/

【関連リンク】

・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607

・Audible「みんなのメンタールーム」公式情報 : https://www.audible.co.jp/pd/B09PWM1R7Z

・Podcast「News Connect」https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

・Podcast「あたらしい経済ニュース」https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX

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ポッドキャスト総研。この番組は、ポッドキャストスタジオクロニクル代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、
面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。こんにちは、野村高文です。
志田良佑介です。
はい、ポッドキャスト総研第7回始まりました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
我々、どこかの番組で言ってると思うんですけど、ツイッターでサーチをしまくっておりまして。
しまくってますよ。
しまくってますよ。ポッドキャスト総研とタグのついた投稿は全部拝見しております。
いろいろコメントいただいてて嬉しいですね。
嬉しいですね。そうなんですよ。
もうちょっとこっちの方をお話しするのがいいのかなっていうようなヒントになる投稿とかもいっぱいいただきまして嬉しいなと思いますので、
ぜひぜひ皆さん反響をお寄せいただけると。反響だけが唯一のモチベーションだったりしますので、
お寄せいただけると嬉しいなと思いました。
今日はテーマとして、音声ライバーの時代は来るかというようなお話をしましょう。
ライバーといえば志田良さんですよね。
僕はライバーではないんですけど、実はなんでこのテーマを選んだかっていうと、
僕が気になってるのは音声に限らず、いわゆるこういうコンテンツとか配信するもの、デジタルコンテンツっていうのは、
何か先行したものを追いかける傾向にあるんだろうかっていうことを日々よく考えるわけですよね。
なんとなくそのポッドキャストよりも先行している類似メディアとして、
僕はやっぱりYouTubeとか動画メディアっていうのがあると思っていて、
要はプロが作るものから、テレビラジオの関係じゃないですけど、
そういうプロが作るものからユーザージェネレイティブなYouTube、ポッドキャストみたいなものがあるっていうところも似てると思っていて、
そこで生まれてくるエコシステムとかも重なってくるかもしれないとか、追いかけていくかもしれないと思ってるタイプなんですよ。
それで言うと、ポッドキャストはこれを別の回で議論したいんですけど、
YouTube化していくのかとかそういう議論もあるんですけど、
そういう意味では僕が知り合いで、一度教会セネスっていう本を作らさせてもらった、
菅本悠子さん、ユーコスですね、元HKTのユーコスと最近と打ち合わせとかで話していて、
彼女はもう1年ぐらい前から、
元々彼女はYouTuberとかいろんなインフルエンサーをやっていて、
全部でもう100万人以上かな、もっと超えるぐらい、もう200万人いったかな、なんかフォロワーがいる人なんですけど、
僕が出会った数年前は、本当にYouTubeがこうしたらいいとか、ああしたらいいとか彼女はずっと言ってたんですよ。
でも彼女は去年、一昨年ぐらいから、もちろんYouTubeも媒体の人質では認めているものの、
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これからはもうYouTuberの時代じゃなくて、ライバーの時代が来ますよ、しだらさんってずっと言われてたんですよ。
実際にその動画の話なんですけど、彼女はその後321っていうライバー事務所を立ち上げて、
何千人もの今ライバーを抱えてます。
コロナっていう影響もあったんですけど、結局なかなか外出できないみたいな時間が増えたんで、
ライバー市場がこの2年、めちゃくちゃ今実は伸びていて、
彼女のライバー事務所も年賞10億かな、起業した1年で、すさまじいリアリティを上げてるんですって、この間ニコニコ話してたんですよね。
年賞10億!?
いやーすごいわ。
プラス、これ公にイベントとかで言ってることでいいと思うんですけど、彼女は自分のインフルエンサーとか、あとD2Cとか、
これも広げちゃうんですけど、いわゆるライブコマースも来ると彼女は言っていて、
ライブ配信に足すコマースですよね。
実際彼女がやってるライブコマースとインフルエンサー事業でプラス10億ぐらいあるんですよ。
意味がわかんないですね。もう大社長じゃないですか。
そうです。今や渋谷のすごいおしゃれな、もう誰でも知ってる一等地みたいなところに、この間も行ってきましたけど。
話してて彼女は、要は動画はYouTuberの時代から確実にライブする人に変わっていくという話をずっとしてるなーって思ってたんですよ。
で、ごめんなさい前置きになったんですけど、音声もそうなるかなみたいなことを考えた時に、
確かにこの1年ぐらいで音声もいわゆる生配信をして、いわゆる投げ銭をもらうみたいなライバーみたいなものも出てきたし、
それこそレディオトーク?ラジオトーク?
そうですね、ラジオトークさん。
結構それで稼ぐ人増えてきてるみたいなの聞くじゃないですか。
聞きますね。
だからそこら辺はどうなっていくのかなみたいなことを常に考えてるような感じですね。
そうですね。これはね、私も結構考えるところでして、ラジオトークさんの話は前別の番組でもしざらさんとしたことがあったんですけど、
最近なんかね、記事も出てたんですよ、どっかの新聞で。
本当に普通のおじさんがライブ配信を毎日やって、月に100万円ぐらい投げ銭で稼いでるみたいな話があって、結構すごいですよね。
僕そのニュース見て実は1回だけライブ配信したんですよ。
はい、知ってます。
匿名で。恥ずかしい告白ですけど。
いやいや全然恥ずかしい。
それを野村さんから聞いて一晩やってみるっていう。
いかがでしたやってみて。
でもね、結構楽しくて、やっぱりこうやってポッドキャスト収録で撮ってて、ある程度企画を想定したんですけど違って、本当に逆に企画立てない方がいいんだなと思ったんですよ、他の方も聞いても。
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でもそれはそれで心地よかったですし、やっぱりリアルタイムで、相手の顔も見えないし状況もわからないですけど、
リアルタイムでつながってる感っていうのが、この圧倒的に録音ポッドキャストと違っていて、
2,3人集まってくれると、ゆったりとした放送時間が作れるんですね。
確かにね。
2,3人の人がコメントで、ちなみに今日昼何食べました?カレーライスだよーとか。
カレーといえばさ、近所にカレー屋さんができてねみたいな。
だから予想しないトークも展開できるし。
僕も逆に人のライブ配信とか音声で結構聞いてるんですけど、それはそれで面白さとか学びもあったりとかするんですよね。
だからよりSNS感が強いっていうかな。
実はその後フォローしあったりとか。
だから、よりもしかしたら音声ライバーっていうのは、そもそも音声コンテンツ自体がエンゲージメント率高そうだっていう話はいつもしてるじゃないですか。
そのコンバージョン率が高いんじゃないかと。
で、より音声ライバーの方が深い気がした。コンバージョンが。
確かにね。それはそうですね。きっと。
たぶん電話と変わんないと思うんですよ。
そうだよね。
本当にその人の時間を共有してる。空間は別に共有してないんですけど、耳で聞いてると限りなく空間も共有してるような感じになるじゃないですか。
そうなんでしょうね。
私がちょっと確信持ってこの話できないのが、ライバーの価値パターンとでも言うんですかね。
逆に言うと、リスナーとか視聴者の方々が投げ銭までしたくなるほどの何かっていうのが、あんまりしっくりきてなくて。
アーカイブコンテンツは割と価値を出すのが明確にできるんですよね。
それはたぶん情報としての価値っていうのもそうですし、心地よさとしての価値、空間としての価値っていうのも両方あると思うんですね。
だから結構これも、ほどけさ草券で言ったかな。何の情報を並べるかっていうのも大事なんだけど、
例えば音質であるとか、声質であるとか、あとBGMであるとか、空間としての心地よさも非常に大事っていうのは、アーカイブコンテンツがそうなんですよね。
なんだけど、ライブの場合って、たぶん情報量で言うとアーカイブよりも落ちるじゃないですか。
落ちますね。
絶対落ちるじゃないですか。一応コミュニケーションみたいのはあるけど、何だろうな、ずっとコミュニケーションしたいのかなみたいなことを思っちゃって。
最初は物珍しさで来るんだろうけど、だからその辺がまだ自分で確信というか、感覚がないから、ちょっとどっちとも言えないなって感じなんですよね。
でもね、まさにそういうタイミングだと思ってて、実はこの同じ質問を、ユーコスの話から転用して音声ライバー来るから、ちょっと僕音声ライバーになろうと思ってるんですよねみたいなことを、
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それこそ音声配信といえばのボイシーの尾形社長にも一回あるときに聞いてみたことがある。
どうでした?
岡田さんが言ってたのは、確かに今市場として盛り上がってます、他社プラットフォームでもそういう話は聞きますと。
でもやっぱり永続性があるかにはまだハテナがついていて、要は固定ファンを抱えて常に投げ線であるというところがマネタイズポイントの方がちょっと不安で、
ゲームの重価金車みたいなリスクもあり、その人たちがどこかでお財布がちょっと辛くなってきたら、結局ドカーンとマスに認知を広げて広告を入れるのだと、
常に自分の持っているアテンションが多いので継続できるんですけど、結構ライバーって少ない数で成立しちゃうんですよ、給料が。
だからこそ逆にその人たちが離れた瞬間が、タレントさんがポーンと終わるときみたいに一気に急降下するから、果たして永続性はあるのだろうか。
今まではそうやって投げ線することに価値を持っていたけど、なんでこんなことをしたんだろうかみたいになる瞬間も人々のフェーズによってあったりするので、だから実はボイシーさんは投げ線機能はつけていなくて、生放送終わった後の差し入れ機能にしているという話。
その哲学があるという話を大和さんはされている。 そういう意図だったんですね。面白いですね。
それを放送中に今もこれを聞いている方に、いやでもちょっとなんとか僕に今くださいとか言ったら、もしかしたら誰か聞いている人が吐き出しちゃうかもしれないですけど、そういう煽りができないような仕様をボイシーさんは考えているって現時点で。
なるほど。面白いですね。
もう一例あるなと思っていて、ただ僕の考えとしては、やっぱりポッドキャストと違う可能性はすごく感じているんですよ、ライブに。まだ言語化できていないけど。それを投げ線に頼っちゃう、ギフティングに頼っちゃうのは確かにスケールしないんだろうなと。
ただだから本当にユーコスが動画で言うライブコマースなのかもしれないけど、生放送で物を売るとか音声で物を売るとか、もしくはまた違う何かっていうのはビジネスチャンスとして出てくるんじゃないかなっていう。またいわゆる固定ポッドキャスター、収録ポッドキャスターと違う音声ライバーみたいな市場が出てくると面白いなと思ってます。
確かにな。なんかその今んところのライバーさんの勝ちパターンというか上手くいってる人って、私のイメージではなんですけど、とにかく長時間配信ってイメージなんですよね。あーなるほどね。
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だからもう6時間とか8時間とかずっと張り付けて、これはゲーム実況やってる方もそうですし、何か芸能系のことをされてるアイドルみたいな方もそうだと思うんですけど、張り付けとにかくずっと配信をして、張り付く期間が長ければ長いほど投げ線も増えていくみたいな感じだとすると、結構やってることが労働集約的な感じがする。
野村さんらしい考え方ですね。
そう、それが結構個人的に気になってるところで、ただ別に労働集約的でもその分すごい来るんだったら、それはそれでいいと思うんですけど、ずっとやり続けられる人はやっぱりどういうモチベーションとか、継続のコツって何なんだろうなっていうのは純粋に気になります。
いわゆる企画を決めず、ただ放送するみたいな場合のやつってことですよね。でも時間だけ決めといて、毎日例えば夜9時から2時までやりますとか、次の日の決めてる人いますよね。
いやだからちょっとね、あとスペースとかクラブハウスもある意味生じゃないですか。またこれまた違う話ですよね。そこはマネタイズが見えてないけど、でもスペースなんかは場合によってはこれ課金してもいいんじゃないかみたいな。
スペースは意義がわかりました私は。あれはわかります。要はあれはツイッターのフォロワーを互いに交換するっていう機能だなと思ったんですよね。
なるほどなるほど。
それはすごく有効に活用できるなと。まさに今小麦さんとかはめちゃめちゃされてますけど、すごくいい機能だなと思いましたけどね。
そうね。だから要はそのツイッターのフォロワーが増えやすいというのがある意味金銭に代わるインセンティブとなっていて、それなりに盛り上がっているっていうツイッタースペースにかけた状況ですね。
今やっぱりもうツイッターとかインスタグラムとかそういうそのメジャーなSNSのフォロワー数ってもう資本ですからね。
そうだよね。ずっとやってる人はある程度もう頭持ちしてるんですよ。ただ僕らもそうですけどやっぱりクラブハウスやった後、全然違いますよね増加数が。
クラブハウスツイッタースペース?
ごめんなさいツイッタースペースやった後全然違うなと思うので。
そうなんですよね。というわけでちょっと今後の展開に期待というようなオチになってしまったんですけど。
でもね僕はだからちょっと音声ライバー目指しますんで。
目指してくださいぜひ。
ゲリラ的に僕はいろんなライブをするかもしれませんので、よろしければツイッターなどフォローしていただければと思います。
楽しみにしておりますね。
昔ねボイシーで僕もずっとサウナ行くまで道を中継するっていう全然バズんなかったコンテンツ作ったりとかしてました。
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ちょっとね実験したいなと思う。だから今日なんかね気になってます本当にライブが。
いいですね。ちょっとユーコスさんの話はぜひ私も詳しく伺いたいですね。もうめちゃめちゃすごいなと思いました。
そう面白いですよ。
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
ちなみにこの番組はしだらのむなが音声プラットフォームボイシーで配信している風呂敷畳人ラジオにもアップロードしていきます。
畳人ラジオでは音声コンテンツの話だけではなくビジネスやキャリアのお話もしていきますのでぜひお聞きください。
またオーディブルではみんなのメンタールームというリスナーの皆さんのお悩みにお答えをしていく番組を配信していますのでそちらも併せてお聞きください。
番組への感想はハッシュタグポッドキャスト総研。ポッドキャストは英語。総研は漢字で投稿いただけると嬉しいです。
それではまたポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
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