そうですね。
編集してるんですよね。具体的にどういう編集を施しているかというと、AとかAとか止まるじゃないですか。
止まるやつを、そのAとかAとかっていうのを切って間を寄せてるんですよね。
寄せてます。
ちなみにこのポッドキャスト総研は限りなくノー編集に近い状態で出してるんで。
そうなんですよ、それは。
それはあるんですけど、例えば我々が他でやってるみんなのメンタールームっていう番組とか、あと私が朝やってるニュースコネクトっていう番組とかですね。
そういうのはかなり的かテンポっていうのは編集しているんですよね。
割とリズムよく聞けるように心がけてるんですけど、結構この的テンポっていうのが奥が深くてですね。
単に寄せればいいってもんじゃないっていうのが最近はわかってきたんですよ。
なるほどね。
なんでそう思ったかっていうと、まずもともとその的テンポが大事だよっていう話は、それこそ古典ラジオのプロデューサーである樋口さんと、
ちょうどこの前撮らせていただきましたけど、ポッドキャストアワードで受賞作のアスコープっていう番組を一緒にやらせてもらってるときに、いろいろ編集談義をしていく中でその話を教えてもらったんですよ。
なるほどなるほど。
そういうふうにやっぱり寄せていくっていうのがすごい大事っていう話を聞いて、私最初はやっぱりYouTuberさんのトークの感じで場をどんどんどんどん詰めていってる作りをしてたんですよ。
はいはいはい。
わかります?ほぼほぼ呼吸の、
してない、ブレスがないってことだよね。
そう、ブレスがないようなやり方をやってたんですよ。
うんうんうんうん。
自分が手掛けた最初の頃は。
でもそうするとどうなるかっていうと、音声はやっぱ不思議なもので、理解できないんですよね、そうすると。
なるほど。
間を詰めすぎると、その情報を理解してる間に次の情報が来ちゃうから、すごい忙しなく感じるんですよ。
受け手に、リスナー、聴き手にとってちょっとこう、追いつけなくなってくるってことですかね?
そうなんですよ。
結構これ不思議だなと思ったのは、YouTubeで字幕付きのやつを見ていると、そういう風にブレスをできるだけ詰めても全然理解できるんですよ。
うんうん。
なんだけど音声って聴覚情報だけだから、そのペースでやっちゃうとすごい忙しなく聞こえるなっていうのが、私の学びなんですよね。
なるほどね。
だから、とはいえ、間を詰めなさすぎても、そのまま素材のまま出しても、遠くの店舗って持たれちゃうんですよね。
すごい言葉を選ばずに言うと素人感が出ちゃうんですよ。
そうね。
だから、ちゃんと呼吸音は確保するんだけど、一気に言うところは間として詰めるっていうような、そういう絶妙な間の詰め方が必要だなってことが分かってきて。
なるほど。
これやっぱりやりだすと、すごいマニアックな世界になるっていうか、うわここちょっと聞き返すと、ちょっと忙しないからちょっと間を開けようとか、ここ持たれるから、ちょっと間を詰めようみたいな世界になってくるんですよ。
そうですよね。
本当にこれ極め始めると、何巡も何巡も聞いて、彫刻のように気になったところを詰めたり開けたりするっていう風になっちゃうんですけど、そうすると時間がいくらあっても足りないんで、現実問題としてはどこかで妥協して、こんなもんかなって出してるんですけど、ただそれくらいこれって本当に彫刻を削るような世界だなっていうのが、最近分かってきましたね。
ただまあ原則としてはそんな感じで。
なるほど、ちなみに僕のやってる新しい経済では2018年の下旬ぐらいにメディアをローンチしてから1回も休まず平日毎日ポッドキャスト配信してるんですよ。
すごいですよね。
だからもう何百本っていう500超えてるのかな、配信してるんですけど、それを実はここ2,3年ある一人のインターンの子が編集してくれてるんですよ、毎日。
平日毎日夕方素材が集まってきて、しかもいろんな人が録音した素材を編集して6時ぐらいに放送するっていうことをやってるんですよ、もう毎日。
彼は毎日音声編集をしすぎて、今やですよ、波形を見てだいたい切るところがわかるようになっちゃって。
だから彼は聞かずにまず切るんですよ。
それはすごいですね。
最後に聞いて直すっていう。
少なくともこれ再現性があるかわかんなくて、少なくとも僕とかうちの編集部員の。
声だったらってことですね。
絵とはもうこの形だって頭に入ってる。
もちろんそれ聞き返して、ダメだったらもう一回やり直すんですけど。
一旦視覚情報として音を触ってみた方が早いっていうプロフェッショナルを生んでしまいました、うちのメディアは。
すごいですね。
でもちょっと似たような話で言うと、私も自分が喋るあのーとかそのーとかえーとはわかりますね、波形で。
わかるよね。俺もそれはわかる。
いやでもねこれすごいですよね。なんか波形で言ってることがわかるって。
多分編集する前の自分からしたら何その謎すぎるって思うんですけど。
いや思うけどね、わかるんだよね。やっぱりえーとだなっていう。
そうやっぱりえーととあのーだなみたいな風に。
わかったりしますよね。
そう。
でもねやっぱそうなんでしょうね。きっと手作業をすればするほど音声編集の速度ってやっぱ上がってくるんでしょうね。
でもね実は皆さんが何気に聞いているポッドキャストでも編集してるものから編集してないものまで。
ポッドキャストって本当にね、もうシンプルに言えばiPhoneとかで録音してぺっと上げられちゃうわけじゃないですかアンカーとか。
そうですね。
ただやっぱりその中で体験価値っていうのはだいぶいろんなものがあると思うんですよね。
差が生じますからね。
そう。やっぱりねちゃんとした的テンポで詰めるだけじゃない。だからまあちゃんと心地よい感じですよね。
ちょうどいいって言うとすごい言葉があれですけど、そういうようなものを作るっていう。
そこには結構時間かけてるんですけどその意味はやっぱりすごくあるかなと思いますよね。
そうですね。
だから仮にその趣味でポッドキャストとかやってる方も一回編集してみてもいいかもしれないですね。
もしそのまま上げてるって方がいて、それで聞き比べてみたりするとやっぱりこっちのほうがいいなって思うと思うな。
本格的にやろうと思ったらアドビオーディションがいいんですけど、オーダーシティだったかな。
フリーソフトもあって、それだけでも簡単な切り張りはできるんで、そういうのをトライしてみてもいいかもなって思いますね。