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2022-03-08 13:03

#06 「音でNFTを配信する」新技術。いったいどういうもの?

制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、おもしろい音声コンテンツや、音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。毎週火曜・金曜配信。第6回のテーマは「音でNFTを配信する新技術」。

【出演】

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) twitter.com/nmrtkfm

設楽悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長) twitter.com/ysksdr

【参考URL】

SUSHI TOP MARKETINGとエヴィクサー、音でNFTを配信するソリューションを開発、販売を開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000092249.html

【関連リンク】

・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607

・Audible「みんなのメンタールーム」公式情報 : https://www.audible.co.jp/pd/B09PWM1R7Z

・Podcast「News Connect」https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

・Podcast「あたらしい経済ニュース」https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX

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Podcast総研。この番組は、Podcast Studio Chronicle代表の野村貴文と、新しい経済編集長のしだるゆうすけが、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村貴文です。こんにちは、しだるゆうすけです。
Podcast総研第6回ですね。始まりました。よろしくお願いいたします。よろしくお願いします。第6回です。
前回は、露骨にポジショントークで話が終わったんですけど。
ポジショントークと宣伝でしたね。
宣伝で話が終わりましたが、今回はもうちょっとニュース寄りの話をしていきたいなと思いまして。
これ、しだらさんが持ってきてくれたやつなんですけど。
すしトップマーケティングとエビクサ音でNFTを配信するソリューションを開発・販売を開始っていうニュースが出てるんですけど。
ごめんなさい、これ音でNFTを販売するソリューション、ちょっとこれどういうものか説明してもらってもいいですか?
これ面白いですよね。実はNFTってこれ聞いてる方、どこまでご存知かわからないですけど。
すごくざっくり言うとブロックチェーンの仕組みを使って、そのデジタルデータに唯一性を持たせられる技術で。
それを今画像とかと一緒にすることで、実際今までコピーし放題だったデジタルデータを、もちろんそのデジタルデータ自体はコピーできるんですけど。
それを持ってる所有権っていうのをパブリックなブロックチェーン、イーサリアムとか皆さんもちょっと聞いたことあると思うんですけど、
そういうところに記録することで、いっぱいみんな画像が世の中に溢れてるけど、そのいわゆるオリジナル持ってるのはドムラさんだけだよ、みたいなのが証明できるのがNFTの技術で。
去年ぐらいからすごいいろんなアーティストとか、このコンテンツとNFTを紐付けて、それが何億円で売られたとか、アートが何億円になったというニュースがあって。
日本でもすごいマーケットプレイスもできて盛り上がってきてるという状況ですね。
僕も知り合いがやってるところもあるんで、このスシトップショットマーケティングっていうのは、初めにお寿司屋さんとコラボして、スシの普通にNFTを作ってたプロジェクトがあったんですよ。
おだしょー スシのNFTって、スシって実体があるじゃないですか。
そうですそうです。すみません、説明不足。スシ職人が料理する映像が、動画ファイルがNFTと紐付いたものが日本で売られたんですね。
ある意味NBAトップショットっていう海外でNFTがあって、それはバスケットのNBAの名シーンが動画としてNFTになってコレクションできるみたいなのが、
実は1年以上前からアメリカですごい流行って売り上げが上がってるプロジェクトがあって、それをある意味パロディーにして、バスケのダンクシュートじゃなくて、
スシ職人がマグロさばいてるシーンをNFTで売るっていうようなのが、ちょっとミームっぽい意味も込めて、一部のブロックチェーン界隈では流行ってたりしたんですよね。
そのプロジェクトから派生して、だからスシトップマーケティングっていう会社が今できたんですけど、ここが何やってるかっていうと、スシのNFTを配る段階で色々技術革新してた時に、何度かテストもやってたんですけれども、
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NFTっていうのは、それを転売したりできる、ある意味価値のあるデジタルデータです。それって今、ウェブ上で送ってもらったりすることができるんですけど、色々コンテンツビジネスに使えるよねって今言われてるんですよね。
僕が考えたのが、音響スカッシという技術を、このエビクサーっていう会社のを使って、例えばポッドキャストとか、動画でもいいんですけど、音の中に人の耳で聞き取れないけど、スカッシ、簡単に言うとQRコードみたいなのを入れられると。
例えば音楽流すじゃないですか。その音楽の中には、人の耳には分からないんだけど、特定の周波数か何かで配信していて、それが受信側が適切な手段で受信すると、人の耳には聞こえない情報が受信できるっていう感じですか。
そういうことです。なので、その技術とNFTの技術を掛け合わせて、このスカッシトマーケティングっていうのは、これを実際ソリューションとして色んな会社に提供していくみたいなんですけれども、例えばこのポッドキャスト総研でも、実はオープニングの15秒にスカッシ入れてましたって言って、その間にそれを例えばパソコンで聞きながらスマホのNFTを受信できるウォレットを表示してもらうと、
その要は音からトークンが届くみたいなことができるよっていう技術なんですよね。
例えばオンライン上で音声ライブなのか動画ライブとかやるじゃないですか。それで聞いてる方はスマホで受信してねみたいなふうにすると、これをちゃんと見てくれたんだっていうふうに何か届くってことですか。
だからこれ実はポッドキャストに限らずいろんな利用用途があって、例えば有名アーティストのライブ中に流して、そのライブに行かないともらえない、例えばパンフレットとかクリアファイルとかあったわけじゃないですか今まで。
それのデジタル版をその会場にいる人だけがスマホをかざせばゲットして帰れるみたいなことだったり、もちろんテレビ番組で。
実は違う会社なんですけど、去年白鳳堂さんをやってたプロジェクトで横浜のテレビ局で実際にテレビ番組中に今からNFT飛ばしますって音楽が流れてる間、携帯をテレビにかざすとそのアイドルのNFTがどれかもらえるっていう企画もあったりしたんですよ。
おもしろ。そんな企画あるんですね。
そうです。だからちょっとここら辺もうまくPodcastとつなげていくと、例えば期間限定でしか配信しないPodcastとか作って、それを聞いてくれた人にはNFTをあげる。
だから極端に言えばこういう技術使えば別にNFTだけじゃなくてもいいんですよね。何らか要はその相手の端末にアクションを起こせるっていうことなんで、こういうのが広がっていくと色々音声コンテンツも立体的なマーケティングとかができるんじゃないかなと思って取り上げた感じですね。
06:08
ああそっか。なんか今お話聞いてて思ったんですけど、これってだから音響透かしっていう技術とNFTっていうのは別物ですね。
別物です。別物です。
ですよね。だから例えばNFTって固有性とか個性があるじゃないですか。そのものずばりっていうかなんていうんですかね、こういうの。つまり同じものが二つないっていうのがNFTの強みですよね。
でもそれをロットもできるんで、例えば2000個限定とかできるんですよね。1万個限定とか。それもNFTなんで、要は1個でも1万個でも数を固定できるって感じです。
そういうことですね。コピーできないようにするってことですね。
そうです。それ以上。
そうか。だから例えばポッドキャスト総研を聞いてくれた先着2000人に、我々の喋ってる中に、最初だとみんなアクセスできちゃうから、冒頭から10分ぐらいのところに電子スカシを仕込んでおいて、
なるほど。
ウォレットその間に表示しておいてもらって、10分まで聞いてくれた人にはスカシを元に何かしらのグッズが行くみたいな。
そうですそうです。
そういう感じってことですか?
でも野村さんこれちょっと放送したくないぐらいいいアイデアで思いついちゃったんですよ今。
何ですか何ですか。
ポッドキャストで、例えばもう我々もこれからも頑張っていきますけど、100回400回とかやってる人いるじゃないですか。
いるいる。
その人たちがマーケティングとして400回のうち1個にスカシ入ってますってしたら、それが結構いいプレゼントをもらえるとしたら、みんな全部聞こうとするじゃないですか。
そうすると、爆発的にみんなが再生させて、ラッキング1位とかもうできないかなとか一瞬思っちゃった。
できますねそれ。
できるかもしんない。
できるわ。
宝探しですよ。
宝探しですね。ちょっとね少し本題から外れるんですけど、やっぱりコンテンツのですね、肝はストック化なんですよやっぱり。
なるほどなるほど。
過去のコンテンツでどれだけ聞いてもらって、そこで再生数が上がるかっていうのがすごく重要で、そうじゃないともう延々にフローのものを出し続けるってことになっちゃうんで、持続可能性がないんですけど、これはやっぱたまに第236回にスカシを仕込んでおくみたいなことをやれば。
そうですよね。
確かに再生数上がりますねこれすごいわ。悪魔的なアイデアですね。
悪魔的なアイデアですよ。これちょっと誰かにやられちゃうかもしれないですけど、まあ放送しましょう。
そうですね。確かにすごいなそれ。
でもなんか今まで要は音で反応させるってことができなかったんで、多分NFTに限らず、なんかね今みたいなアイデアも含めていろいろ使いがあるなと思うし。
確かに。ちなみにその音声スカシでもらえるものとしてはどういうものがあるんですか。
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今はこのスシトップマーケティングという会社はNFTのマーケティング会社なので、あくまでNFTだけなんですね。
ただこれが想像ですけれども、いろんな、例えばURLを単純に送ったりとか、いわゆるNFTが送れるのであれば、デジタルデータが送れるっていうことはあると思うので。
でURLが送れるとすると、結局そこになんかデータを置いておけば結局そこからダウンロードできると。重たいもので。なので特典映像、別にNFTじゃなくても、
例えばそのポッドキャストでも収録してる動画もスカシでダウンロードできますよとか。
そうかそうかそういうこともできるんですね。それ面白いですね。
なんかもちろんそれ概要欄にリンク貼ればいいじゃんって話もあったりするんですけど、うまくこのあたりがあとはスマートスピーカーとかイヤホンとかとスマホとかといろいろ今聞く端末、受ける端末ってあるわけじゃないですか。
なんか連動してくると、いわゆる聞こえないスカシっていう技術も面白いなっていう気がします。
ああそっかそういうことですね。特典映像とかか。あとは本当に先着1名だけパーソナリティが直接会いに行きますみたいな話でもいいかもしれないですよね。
いいかもしれない。それを拾った人がね。
拾った人が。そっかそういう可能性ありますねこれ。
そうなんですよ。
音声スカシ、音響スカシ、私全然イメージ元々わかなくて。何に使うんだろうなって思ってたんですけど。
一応説明によるとね、音声信号に暗号化を施した文字情報などを埋め込む技術って書いてますよね。
ねえすごいですね。そんなことができるんですね。
すごい。だからもう昔の暗号、モゴルス信号みたいな話ですけど。
うーんですよね。そうそう。敵には防御できないけどみたいなことですよね。
そう。すごいですよね。すごいなんかクリーンな平和を語るようなポッドキャストの中にスカシですごいなんか革命を起こすぞとか入れてる人とかいるから。
それは面白い。
わかんないですけどそういうこともできたりするっていう。
できちゃいましたよね。
僕もねちょっとこの音声スカシには明るくないんですし、音響スカシには明るくないんですけど、いくつか聞いたことがあるんですよね。
多分このスカシの技術ってDRMにも使えるんですよ。デジタルセキュリティ。
要はスカシを入れといて勝手にコピーしたりしたら、ユーザーはわかんないけどコピーされた人側は後でチェック。要は勝手にうちの音楽使ったじゃないかみたいなこともね。
そういう技術にも使われてたりする技術だと思うので。
なんかちょっと僕らもポッドキャストやってるし、NFTをポッドキャストに取り入れるみたいな話も伊藤上一さんのポッドキャストでもやってたりとかするわけですよね、ピットパスさんが。
だからなんかねちょっとこの辺りのテクノロジーとの絡みみたいなのも出てくると、今後もなんかちょっと紹介していきたいなと思ってる感じです。
そうですね。ということで今日なかなかいいアイディアがしずさんからいただいたので、ぜひですね。もしリスナーの皆さん気になる方がいたら試していただいても。
10年ぐらいポッドキャストやってる人がどこかに財布を埋め込んだ。もうワンピースじゃないですか。
12:05
ワンピースだわそれ。
どっかに埋めたぜっつって。
これ10年分の音声のどっかに入ってる。
どっかに入ってるっつって。本当に10ビットコインぐらい入れてくれたらすごい。
10ビットコインすごいですね。財宝じゃないですか。
4000万円ぐらいですね。
4000万円ぐらい。いやすごいわそれ。
でもね、なんかねそういうようなこともできたりしたら面白いなと思いながら。ちょっとまあ法律とかそういうことはごめんなさい。全然クリアしてないですよ。
いろいろ考えない。経費方法とかあるんですけど、なんかちょっと思いつきました。よかったら使ってください。
確かにね。いやー面白いわ。というわけで、今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
ちなみにこの番組は我々2人が音声プラットフォームボイシーで配信している、風呂敷タタミニラジオでもアップロードしていきます。
タタミニラジオでは音声コンテンツの話だけではなく、ビジネスやキャリアの話もしていますので、ぜひお聞きください。
また、オーディブルではみんなのメンタールームという、リスナーの皆さんのお悩みにお答えしていく番組を配信していますので、合わせてお聞きください。
番組への感想は、ハッシュタグポッドキャスト総研。ポッドキャストは英語、総研は漢字で投稿いただけると嬉しいです。
それではまたポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
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