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この番組は、Podcastスタジオクロニクル代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。 志田良佑介です。 はい、Podcast総研第21回始まりました。よろしくお願い致します。
このPodcast総研はいつも、だいたい音声の時事に関する話と、あとは音声コンテンツの作り方みたいな、制作者目線の話って両方あるじゃないですか。
はい、あります。 今日ちょっと時事の話にしようかなと思って。 最近始まった番組でですね、スポティファイ独占配信で始まった番組なんですけど、すごいのが始まりましたよ。
大沢優里とドクマムシサンダユーのジージー砲弾。 ジージー砲弾ですよ。ジージー砲弾と読ませるんですかね。Gが英語で2つですね、これね。
まあ、ジージー砲弾って読み上げてるんですけどね。 なるほど、失礼しました。 すごくないですか? これはね、僕も
これ画面今見て、やばいですね。まずアイコンのインパクトがやばいのと、あとあれですよね、確か大沢優里さんが、僕ちょうどその時車で運転してて聞いてたんですけど、
ユーユーラジオあるじゃないですか。これわかりますかね、皆さんこのリズムが。ユーユーラジオの最終回だからね、かなりの年月やったのが終わって、その最終回をちょうど聞いてて、大沢優里さんのユーユーワイド終わっちゃうんだと思ってたんですよ、最近。
終わったなと思ってたら、なんとスポティファイでポッドキャストってめちゃくちゃイケてる気がする。
大沢 いやーそうなんですよ、これ企画した側もすごいなと思いますし、おそらくスポティファイの方だと思うんですけど、あとこれにやっぱりトライしてみようと思った大沢さんとドクマムシさんもすごいなと思ってたんですよ。
すごいですよ、ほんとに。 で、一応、このお二人、もうほんとにラジオ界のレジェンド中のレジェンドなんですけど、一応どういう方かってお話しすると、大沢さんはですね、現在オン年ですね、81歳。
おお。 で、もともとアナウンサーさんされていて、TBSのアナウンサーだったんですよね。
で、フリーランスになって、50歳でフリーになったらしいんですけど、それ以降もラジオをずっと出られていて、まさにしだらさんがさっきおっしゃった、大沢有利のYou You WideっていうのがTBSラジオで、平日帯で30年以上、朝の顔として放送されていたってやつなんですよね。
で、今見てびっくりしたんですけど、1986年放送開始らしいですよ。 なるほど、すごいっすね。
はい、ちょっと年齢バレますけど、これ、私生まれる前なんですよ、86年って。 なるほど。
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なんですよね、そう。で、昨年、ラジオを引退するという宣言をして、あ、ごめんなさい、昨年じゃないですね、今年3月か。今年3月に引退を宣言して、もともと平日番から土曜に移行していたんですけど、今年3月でラジオを引退されたっていう方なんですよね。
もう一人、ドクマムシサンダユーさんはですね、びっくりですね、御年、86歳。 いや、すごいですね。
で、本業は俳優さんなんですけど、TBSラジオも出られていて、1969年開始、ドクマムシサンダユーのミュージックプレゼントとかですね。 なるほど、なるほど。
あとはですね、A.ロックスケさんの番組にも出られて、これも1970年代から出ているっていうですね、本当に、なんかわかんないですけど、歴史上の人物っていうぐらい。 いや、本当にそうですね。
そうですね、もうレジェンドですね、本当に。で、おそらくお二人の声聞いたら、かなりの日本人が多分わかると思うんですよ。 そうですよ。
ああ、聞いたことあるって思うと思うんですけど、やっぱこう何十年もラジオのマイクの前に立ち続けるというか、喋り続けるって、本当に偉大だなあと思うんですよね。
だってなんか、このポッドキャスターの端暮れ、我々もやってるじゃないですか。 いや、やってますよ。
でも本当に、こんな大先輩の前で言うと、もう本当我々のキャリアなんて吹いて飛ぶようなもんですけど、でもやっぱり毎日毎日配信してると、この喋ることがいかに肉体労働かっていうのがわかるじゃないですか。 そうですね、はい。
もうなんか、何時間か喋った後ってもうヘトヘトになりますよね。 うん、なる。
で、大沢さんもドクマイスさんも、本当毎日毎日何時間も喋ってるわけなんですよね。 そうですね。
しかもそれを何十年と繰り返していて、途中体調崩されたこともあるのかもしれないですけど、基本的にはその体元気なまま、そういうふうに喋り続けるって、アスリートのようだなあと思うんですよね。
そうですね。
今、非常にレジェンドのお二人がなんとですね、スポティファイで番組を始めるっていうですね。
すごいですね、確かにスポティファイの独占番組で多分最高齢じゃないですか。
最高齢でしょうね、はい。だって今、私が今日見てる時点でのランキングって、上の方に入ってるのがスパイファミリー、アニメの。
あとそのこの番組には取り上げた渡辺直美さんの番組とか、呪術回戦とか、かぐや様憧れ祭、これもアニメですよね。
なるほど。
まああとその、ジェーンスーさんとホリーヤンさんの番組とか、カノシマのファブラスワールドとかクリーピーナッツとか、なんかやっぱ基本、若めの芸能系とかアニメ系なんですけど、今私が見てる時点でこの大沢さんと独占さんの番組がスポティファイランキング2位に入ってるんですよ。
すごいんですよこれ。
いやー収録時ね、これ4月下旬に撮ってますけど、なるほど。
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なんですよ。だから一気にその平均年齢が上げてるというか、あの多様性を増してるっていう感じなんですよね。で、聞いたんですよ私早速。
うん。
聞いたんですけど、これね是非皆さんにも聞いてほしくて、あのね結構すごい話してるんですよ。
なるほど。
まあ1時間、多分これ台本なしでひたすらアドリブで喋ってるんだろうなって思うんですけど、なんかですね、戦争中の話とかしてるんですよ。
いやさすがですよ。でもそれできんのってこの人の時代だもんね。
で、まあその戦争中多分この方々お二人とも子供時代だと思うんですけど、まあこんなような記憶があって、戦後のやけの原はこんな風になっていて、で、走行してるうちにその芸能プロモーターから声かけられて、なんかこんな風にこの道に入って行ってみたいな話をずっとしてて。
ほうほうほう。
で、これをですよ、スマートフォンで、しかもSpotifyのアプリをタップして聞いている不思議さと言ったらもうって感じだったんですよね。
いや本当ですよ。
なんか普通ってか絶対できない話ですよね、この話って。
いやだからすごいなあ。でもめちゃくちゃいいことですよね。要はSpotifyで、勝手なすごいイメージですけど、Spotify聞いてる人ってこうパーカーを頭にかぶりながら、
エアポッツかなんか、もしくはヘッドホンでかいやつを、高いでかいやつを耳にしてヒップホップとか聞いてるんですけど、その合間にちょっとPodcastも聞いてみるかみたいな人だと仮定すると、そういう人たちが昔の戦争の話とか聞く、しかもこの今ウクライナとかのこういう状況の中で、この人たちの話聞くようなチャンスがある。
でそれがでも2位になってるってことは、なんかすごくなんだろうなあ、めちゃくちゃクロスカルチャーというか、クロスカルチャーの気がして。
現代の最先端のテクノロジーで、戦争時代の話を聞くんですよ。
いやそれは素晴らしいことだし、これが後世にも残るってことですからね、Podcastって。
そうでしょうね、だからSpotifyが運営として続く限りは、これは残っていくでしょうね。
残っていくと。
だからまあその貴重なアーカイブですよね。
でまた、大沢さんも読まれましたよね、これ当たり前なんですけど、本当に声が良くてですね。
やっぱりこう、何でしょうかね、音として80代を超えていくと、だんだんと聞き取りづらくなってくってしょうがないじゃないですか。
これはもう人間は誰しもそうだと思うんですけど。
そうね。
この2人って86と81なんですけど、もうね、淀みないんですよトークが。
なるほど。
ですごいね、ああいい声だなあっていうふうに思うんですよね。
大沢さんの場合は、ああこれ本当にラジオで流れてきてたわっていう。
うーん。
あのことを思ったりとか。
まああと、何でしょうかね、互いにですね、大沢さんはドクマムシさんとかって呼んでて。
はいはいはい。
で、ドクマムシさんは大沢さんのことをユーリさんとかユーリちゃんとかそんなふうに呼んでるんですよね。
うーん。
でなんかね、80代になってもその関係性ってすごい良いなと思って。
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いや良いね。
何でしょうかね、こういう歳の取り方をしたいと思いました、本当に。
ああなるほど、ちょっとこれ聞いてみますね、僕も。
まあだからね、私としだらさんが。
いやそうですよ、僕もそれ思った。
40年後とかに。
うん。
まあ私70代でしだらさん80代になった時に。
いやもう本当ですよ。
こういう番組やられてるかって話ですよね。
そうです。
まあやっていたいなと思いましたね。
やっていたいし、で最後、いやとはいえしだらもう聞き取れなくなったと思ったら
はい。
引導を渡すのはもう野村さんに渡してたじゃん。
だめですねみたいな。
でもね、たぶんね、続けてきたから
このお年でもこういうことができるから
やっぱり続けるって大事なんでしょうね。
それこそさっきのちょっと
あの体力いるっていう話もそうですし。
うんうんうん。
そうなんですよね。
あのなんていうか基本的にやっぱ原液感が
あるなと思っていて。
あのSpotifyで配信されてるのは
昔話なんですけど
でもなんかその語り口とか
その頭の回転とかっていうのはすごく原液感があるなと思っていて
はいはいはいはい。
それは今しだらさんがおっしゃったように
もうずっとやり続けてきたから。
あの引拠しなかったからだと思うんですよ。
そうですね。
だから結構これまあ内容としては
戦争の話がやっぱインパクトあったんで
すごく聞いていただきたいんですけど
なんかもうちょっとメタな立場で考えると
あのやっぱりこの
80代になって
あの今までその
ラジオ局でずっと喋っていたっていうのから離れて
うん。
メタフィールドでやってみるっていう
この好奇心も本当に素晴らしいなと思いまして
そうですね。
だってわかんないですよ
例えばだって我々が80代になってするじゃないですか
はいはいはい。
で我々例えば
今スマートフォンというのを当たり前のように
原液自体は使ってるじゃないですか
でひょっとしたらこの先なんかメタバースみたいなのが
原液として触れるかもしれないですよね。
うん。
でひょっとしたらもっともっとテクノロジーが先に進んでいって
うん。
今まで聞いたことあるんですけど
脳に電極を挟んで喋るみたいな世界になるかもしれないじゃないですか。
うんうん。
でそのなんていうか
スマートフォンで育った我々が
脳に電極を挟んで
それでなんかコンテンツ作りましょうって
80代の自分に言われた時に
それができるかっていう話が
まあそうだよね。どう操作するの
わかんないやったことないよみたいになるもんね。
そうそうなる。だしまあ戸惑うだろうなとは思って
うんうんうん。
まあただそれもやっぱ面白いと思って
やるっていうのがすごくいいなと思って。
確かに。
でなんか別に
なんでしょうかね
そうじゃない人をディスるつもりは全くないんですけど
例えば私の田舎とかって
スマートフォンを
全く操作できないおじさんおばさんって
いっぱいいるわけですよ。
でさすがに
キャッチアップしようっていうか
使えないのはいいんですけど
いやもうちょっとね
こういうのはわからんわっていうふうに
あの言う方々ってのも結構いらっしゃるじゃないですか。
でまあしょうがない態度だとは思うんですよね。
はいはいはい。
あの新しく覚えるのって大変なんですけど
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でもやっぱこの2人が
このスポティファイで喋ってるってのを見ると
やっぱこの新しいテクノロジーに
あの触れるかどうかって
意思の問題だなっていうのをすごく感じて。
確かにね。
はい。でまあ自分も
まあきっとこの先華麗はしていって
好奇心も摩耗してくるんでしょうけど
やっぱりどの年になっても
新しいものに触れてたいなって思いました。
確かに。
それは思いますね。
なんすよね。
だからまあちょっとこの辺で時間が来たんで
そろそろ締めたいと。
でもちょっと1個だけいいですか野村さん。
これニュースについてもう1個だけ。
なんか思ったのが今回のこのニュースって
TBSラジオがプレスリリース出してるんですね。
なんか意外とそれポイントだなと思っていて
でやっぱり今
日本放送もTBSラジオさんも
ラジオ局かなりポドキャスト積極的だなっていう
形の1個の現れだと思ってます。
なので放送終わって
でもそれでも
だから番組ってやっぱりいつか
ラジオ局ってどうしても編成と枠があって
電波は有限じゃないですか。
ポドキャストと逆ですよね。
だから別にベテランに限らず
番組で終わらせていかなきゃならないですよ。
で、その時の
アウトプット先として
ポドキャストが定着しつつ
だから今オールナイトニッポンも
ポドキャストワークを作ったりして
あれはどっちかというとチャレンジワークに近いじゃないですか。
あれでもしかしたら
めちゃくちゃ人気になったら
いわゆる地上派でもやりますよみたいな。
逆に終わってった番組も
ポドキャストで
形を変えて残っていくとか
そういうのが
結構これから増えていきそうだし
もうすでにTBSラジオさんは
積極的なんだなと感じました。
逆に
それをスナッチしていくというか
人気ラジオが終わって
番組が終わって
ラジオ局さんがウカウカしてると
どっかが
似たような企画を
パクってきて
いわゆる出てた人とかにオファーして
作るみたいな状況も起こってくるのかなと
今後。
たしかに
番組終わったら別に独占契約でもない限りは
所属してるのでもない限りは
別に他から行ってもいいわけですもんね。
他から行ってもいいですし
そのような屋台骨でやるのもいいじゃないですか。
そうですよね。
だったらね、その局としては
もう終わった後も含めて
設計した方がお付き合いが続きますよねそれは。
そう。だから僕はじめこのニュース
実は見たときに
そうかと思ったんですよ。要はTBSラジオさん
飛び越えて
スポティアがガツッといったのかと思いきや
TBSラジオさんって
ちゃんと手組んでやってんだなと。
だからそのあたりも今後
いろいろ増えてきそうで
チェックすべきとかなと思いました。
話が前後いろいろしちゃいました。
でもそのラジオ局がどんどん
ポッドキャストっていう動きは
一回ちょっとやってみたいなと思いますね。
歴史がありますからね。
TBSさんが結構しっかりやっていた時期があって
ちょっとお金がかかりすぎて
辞めてしまって、でも今また
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そのアンカーみたいな配信ツールが
整備されたことで、もう一回
浮上してるみたいな話がありますからね。
そうなんですよ。
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
ちなみにこの番組はしざらの村が
音声プラットフォームボイシーで配信している
風呂敷タタミニンラジオにもアップロードしていきます。
タタミニンラジオでは
音声コンテンツの話だけではなく
ビジネスやキャリアの話もしていますので
ぜひお聞きください。またオーディブルでは
みんなのメンタールームというリスナーの皆さんの
お悩みにお答えしていく番組も配信していますので
合わせてお聞きください。
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漢字で投稿いただけると嬉しいです。
それではまたポッドキャストでお会いしましょう。
さよなら。