指示が結構なファンに引き裂かれたんですね。
明らかに目視できる状態だったんですよね。
引退されたばかりで、コーチをやってるわけでもないですし、なんとかなるかもしれないです。
でも、僕は何にも接点がないです。
いきなり知らない会社から電話を事務所にして、
YouTubeやりませんか?やってくれないだろう?というふうに思ったので、
どうしたもんかな?と思っている時に、そもそも、
上原さんってどこの事務所なんだっけ?というところを調べた中で、スポーツバックスという会社で、
そこの代表の方が、沢井義信さんというのは、たぶんこれの前に出ていらっしゃるかなと思いますけど、
その沢井さんという名前が分かったという時に、ちょっとあれ?と思ったんですよね。
なんか聞き覚えというか見覚えというかあるなと思って思い出したら、
あのバースデーという番組に、彼自身が出てるんですよ。
松坂世代のその後みたいな企画で、
沢井さん自身が出ていらっしゃって。
あれ、もともと甲子園で準優勝した時のキャプテンですからね。
京都戦勝高校のキャプテンということで、
あ、そうだったのかというふうに分かり、僕も松坂世代ですから、
ものすごく共感じゃないけど、あの京都戦勝のキャプテンがマネジメントしてるんだというふうになり、
しかもバースデー出てると。ようやく接点が見えてきた。
同い年だし、バースデーという共通項があったんで。
そっかーと思って、じゃあもうどうアタックしようかな。
やっぱり電話は無理なんで。
って思った時に、やっぱり今はもうダイレクトメッセージを送れる時代ですから。
なるほど、SNSなどかな。
僕がやったことは、まず沢井義信という名前をFacebookで検索しました。
それで発見したんですよ。あ、いた!と思って。
そうなってしまえば、もう友達申請をして、OKが出れば連絡ができるようになるじゃないですか。
そしたら沢井さん、意外と早くOKしてくださって、
僕はこういうものですと。
で、実は新しく野球界を盛り上げるという意味で、
YouTubeの方を考えています。
ぜひ上原浩二さんと一緒にやりたいという企画を温めております。
どこかで一度、僕のお話を聞いていただけませんでしょうか?ということをお送りしたところ、
割と2つ返事で、そんなことで本当に会ってくださることになって、
ようやく接点が生まれて、会社の方に行かせていただいて、
しっかりと資料の方も作って、こういったことでチャンネルをやりたいです、というところから始まった感じで。
そうですか。
沢井さんの方から上原さんの方に。
そうですね。まずはでも、当然ながらタレントがいきなり出てくるわけじゃないので、
どういったお話ですか?という形になったので、
僕らとしてはこういうYouTubeを考えていますということで、企画の方をプレゼンをしました。
っていうのを上原さんにも言ってもらったので、そこがすごくまず1回目のターニングポイントだったかなと思います。
上原さんが初めて、ご自分の意見を言ってくださったんですよね。
なるほど。
これってね、YouTubeでもめちゃくちゃ大事なことだなと思ってて。
テレビってやっぱり台本があり企画があり。
企画というと、実はスタッフの方が全部考えてるというか、環境を全部整えて、
じゃあその中で暴れ回ってくださいというようなやり方をするんですけど、
やっぱりYouTubeってそれだとあんまりうまくいかない。
やっぱり自分が発信するものだからこそ、自分で考えるぐらいのことっていうのがすごく必要なんですよね。
上原さんの場合は最初は全然そんなのなかったというか。
そうでしょうね。YouTubeなんかっていうのもね。
全然おっしゃられなかったんですけど、
初めて、だから俺はもっと違うことがしたいんだと言ってくださったんで、
上原さんの中でもちょっと一つ自分事になったんじゃないかなと思ってて。
なるほど。
であれば、僕らはそんな押し付けるよりは、自分たちの考えを押し付けるよりは、
やっぱ上原さんが躍動するチャンネルの方が当然ながらファンも楽しいだろうし、
っていうことだったんで、じゃあもう切り替えましょうっていう話をしてる中で、
アシスタントが本格的に必要ですよねっていう風になったんで、
誰かいらっしゃいますかね?とかっていう風に聞いてる中で、上原マリアさんとかっていう名前が出て。
すごく野球もね、詳しい。
めちゃめちゃ詳しい。こんな詳しいって。
もう高校の時に、大英ホークス大好きすぎて、
毎月月刊ホークスっていう雑誌をカバンの中に入れて、電車の中も。
そうなんですね。
学校生活の休憩、合間の休憩あるじゃないですか。
その時もずーっと友達と喋んないで月刊ホークスを読みつけて。
すじ金入りの方なんですね。
そういう方なんで。
じゃあ話ももうむちゃくちゃ弾んで。
だから打ち合わせで僕らが基礎知識なんて言う必要も全くないですよ。
あーなるほど。
むしろ彼女なりの視点があったりとか、
じゃあいろんな野球のOBのゲストをバンバン呼ぼうということまでにはなってなかった。
なるほどなるほど。
ですよね。
ていうかまあできなかった。
まだそんな状況じゃなかった。
ていうので、しばらくは上田さんと二人のリモートっていうやり方をしてたっていう感じですね。
だからいろいろありました。そういう意味で。
なんか天気になった回っていうのはあったんですか?
まあだから一つは、雑魚魂っていう名前にも変えたし、
その上田さんが出てくださったっていう回が一つまず変わった点だったんです。
あと2つぐらい、まあちょっと多いかもしれないけどあって、
一つはリモートの撮影になってしまった中でどうやっていくっていうのがあって、
やっぱり上原さんが一騎一遊したりとか、感情を表に出す回っていうのは面白いんですよ。
当たり前ですけど。
あーなるほどなるほど。
だけどやっぱ上原さんはすごく素直というか、という方なんで、
僕らが出したパスが面白くない場合は、そんなに乗ってこないです。