1. 音声で聴く スポーツ、ここが知りたい
  2. バリュエンスHD社長・嵜本晋..
2022-06-08 14:52

バリュエンスHD社長・嵜本晋輔さん 元J戦士社長が描く「南葛」の未来

◆略歴 嵜本晋輔(さきもと・しんすけ)1982年4月14日生まれ、堺市出身。関大一高から2001年にG大阪に加入。1年目からMFとしてリーグ戦2試合に出場したが、02年オフに戦力外通告を受ける。日本フットボールリーグの佐川急便大阪SCに所属した03年限りで現役引退。家業のリサイクル業を手伝いながら経営を学び、ブランド品のリユース業へ。11年にバリュエンスHDの前身のSOUを設立。18年に同社を東証マザーズに上場し、Jリーガー初の上場企業社長となる。21年4月に南葛SCとパートナー契約を締結し、同年7月に取締役に就任。

 

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産経Podcast「音声で聴く スポーツ、ここが知りたい」は、アスリートご本人やコーチ、団体運営者の肉声インタビューをお届けします。

【制作】産経新聞東京本社・運動部
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♪ 音楽
産経新聞のPodcastでお届けする 、スポーツ、ここが知りたい。本日はバリューエンスホールディングスの
崎本真輔社長にお話をお伺いします。 崎本社長は岩場大阪に所属していた元Jリーガーで21歳で戦力外通告を受け
22歳で現役引退、その後は家業の理由修行を手伝いながら経営を学び、2011年にブランド品などの買取や販売を行う会社を設立しました。
2018年に東京マザーズに上場、元Jリーガー初の上場企業社長としても大きな注目を集めました。
今回はキャプテン翼で知られる漫画家の高橋洋一先生がオーナーを務める関東一部リーグの南轄SCとのパートナーシップについて話していただきます。
それではよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
パートナーシップをそもそも結ぶことになった経緯と理由を改めて教えていただけませんでしょうか。
元々私がんば大阪で高校卒業と同時に入団したんですが、3年で戦力外通告を受けて退団しまして、その後坂川急便でサッカー選手を引退するという形で22歳に離れたんですけれども、
その後父親が経営していたリサイクルショップで経営を学び、3兄弟で会社を立ち上げ、少しずつ業績も伸びてきたところで、
自身のターニングポイントであったがんば大阪の戦力外通告というのが私にとってのターニングポイントだったので、
そういう感謝の気持ちを込めてがんば大阪をスポンサーするというところを行ったんですが、今も今年で最後のずっと続けてはいるものの、
スポンサーだけをする、これも価値はもちろんいろんな経験になったんですけれども、それだけではなくてもっと自分ごととして選手やサッカー界に恩返しをするためにどうすればいいかということを考えたときに、
やっぱり自分たち自身がクラブの経営に携わるべきだというふうに思い、そして南轄SCのGMである岩本さんに、私の方からアプローチさせていただいて、直談判させていただいた結果、
3分の1という形なんですけれども、株式の取得をさせていただいて、去年経営に参画させていただけたと、そのような流れにはなっています。
南轄に経営参画しようと思ったというのは、南轄SCのポテンシャルをすごく感じていらっしゃった?
そうですね、正直当初はJ1、J2のクラブに関わるというような視点でしか見れていなかったんですけれども、過去一緒にプレイした、岩場の方でプレイした青倉正さんからのアドバイスであったりだとか、
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本当にひょんなそういうご縁から南轄SCというチームが、もちろんあることはしてたんですけど、より深く見ることにつながり、そして当時はまだ関東2部というようなステージだったんですけれども、
知れば知るほど南轄SCが持っているポテンシャルに無限の可能性を感じまして、むしろ金の卵じゃないですけれども、このチームしかないというような確信を持って参画させていただきました。
サッカーファンの人、あるいはアニメ好きな人というのは、やっぱり南轄SCというとキャプテン翼君のチームだというのがあるんですけど、そこのところのポテンシャルですか?
そうですね。やはり高橋雄一先生がオーナーであるというところから、その高橋先生が今まで描かれたキャプテン翼のあらゆるキャラクター、IPが世界で唯一使えるサッカークラブということで、
例えばマグカップやタオルに大空翼のキャラクターを入れたものを販売できるという、他社には全く真似できないそういう強みがあるということと、
これは日本のみならず、世界で圧倒的な知名度を誇っているキラーコンテンツであるというところで、これからのJリーグチームはやはり日本だけのマーケットで戦うのではなくて、
アジアやヨーロッパ、世界に向けてしっかりと知名度を上げていかないといけないと、グローバルにビジネス、サッカー系をしていかないといけないというところでも、
この40年の歴史をしっかりと活用できるというのは、私たちにとっても非常に大きなコンテンツになるというふうに確信を持って関わらせていただきました。
今年からムネスポンサーもされていらっしゃると思うんですけれども、パートナーシップを結ぶことがバリューエンスホールディングスにとってどんなメリットがあるというふうな感じで考えていらっしゃるんですか?
そうですね、やはり私たちも今このコロナ禍においてもかなりグローバル積極展開している中で、もちろん本業といいますか、あらゆる実物資産、ブランド品や骨董品などの買い取り販売をメインに世界展開しているんですけれども、
その中でも単純にその事業だけではなく心が満たされるようなSDGs的な要素をかなりスポーツとは密接に関わる部分だと思っているので、単なるブランドリユースだけをやっている会社だけではなく、
こういうサッカー経営にも携わり、またこういうアートにも携わっているというようなことをしっかりと世界で打ち出していくことによって、私たちにとってもより多くの可能性が受け取れているというのは非常に大きなメリットなのではないかなというふうに思っています。
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先ほどもおっしゃっていましたけれども、知的財産ビジネスの部分でもバリューエンスホールディングスにとってメリットがあるという感じですか?
そうですね。今、我々は世界にもニューヨークやパリ、イギリス、そしてシンガポール、香港、ドバイト、世界に現地拠点を持っているので、そこでしっかりと提案する材料をブランドリユースだけではなくて、
そのIPというデジタルアセットのような価値というものを世界で展開することによって、本業のリユースのビジネスにも機会、接点をいただける可能性もあるので、自分たちが引き出しの数をそれだけではなくて、
さまざまな分野で、さまざまな方々と一緒にビジネスとご一緒することによって、自分たちの可能性も広げ、企業価値も向上させていくというような、そんなことが今少しずつ実現できているので、目先の利益では全くなく、中長期的に企業価値向上に南轄SCの経営というかIPがつながっていければなというふうに思っています。
一方で、ご自身のサッカー、ずっと一生懸命やってこられたサッカー界への思いというのもおありじゃないかと思うんですけど、その辺はいかがですか。
そうですね、小学校3年生から22歳までサッカーをやり続けてきまして、やっぱりスポーツというもの、チームスポーツから得られたことが、今こうして自身の経営にもかなり活かされている部分がありますし、
自分がこうしてスポーツ界、サッカー界に育てられたからこそ今があるように、スポーツ界である意味セカンドキャリアなどの問題で悩まれている方であったりだとか、
次のキャリアをどうしたらいいか分かっておられないような方がもしいたとしたら、私たちがそういった方々に手を差し伸べ、何かこう次のキャリアがキャリアアップにつながるような、そういうお手伝いをスポーツ界、アスリートに向けて行うことができればいいかなというふうに思っているので、
そういったこともサッカー系のみならず、しっかりとバリエンスとしても、アスリートに対してのそのような機会を作っていければなというふうに思っています。
アスリート採用とかも積極的にやってらっしゃるとお伺いしました。
今、デュアルキャリア採用ということをバリエンスホールディングスの方で行ってまして、これまで累計で100名以上の方、アスリートの方と面談させていただき、現状今20数名の方がバリエンスで実際に働いていただいてまして、
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そういった意味でアスリートは必ずそのやっぱり現役というものが40、50になっても続けられる人が非常に少なくなっている中で、遅かれ早かれキャリアチェンジを行わないといけないという中で、これまでの考え方でいくと一つのものにある意味やり続けるとか忍耐みたいなところが正しいとされてきていたかもしれないですけど、
これからの新しいアスリートのスタイルというものを確立すべく、現役時代からより多くの選択肢を持つということも一つのアスリートの生き方としてはありなのではないかと思いますし、そういった成功事例を作っていくことで新しいアスリートの形というものを導き出せると思っているので、
ある意味そういう実験的な部分もありますけれども、しっかりとアスリートの持続可能な未来を作るべくサポートは続けていきたいなというふうには思っています。
バリエンスホールディングス及び佐木本社長ご自身がスポーツ界との関わり、いろんな形でやっていらっしゃいますけれども、将来的にこうしていきたい、あるいはもっとこうなってほしいと思っていらっしゃる希望とか夢とかがございましたら教えてください。
そうですね、やはり僕は今アスリートの社会的価値、地位というものはそこまで高くない、日本においては特に高くないのではないか、ある意味夢のない職業にもなってしまっているのではないかというふうに思っています。
なのでやはりそれは市場規模、日本とアメリカを例えば比較したときに市場のポテンシャルであったり市場規模が影響している部分もあると思うんですけれども、やはりそこに諦めることなく今あるものをしっかりと有効活用しながら、今あるものでしっかりとマネタイズをして、
よりアスリートやクラブの社会的価値、地位が上がるようなことをやっていかないと、それこそサステナブルではないという状況かなというふうに思っているので、まだ私もこのスポーツ界に入って経営に携わって間もない状態なので、具体的なアイデアがあるかというとまだ今考えているところなんですが、
やはりアスリートやスポーツが秘めているポテンシャルというのはとんでもないものがあるというふうに思っているので、それらをしっかりと活かす形でアスリートがそういうことを気にせず競技に専念できるような状況を作っていければなというふうに思っています。
今は南勝石市の取締役にもなられていらっしゃいますし、先ほどおっしゃった今あるものを有効活用するとか、サステナブルという部分はバイオレンスホールディングさんの本業の部分ともすごく親和性の高いお話ではないかなと思うんですが、
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その部分で日本のスポーツ界の現状を変えていく部分でも、そういう本業との親和性の高い部分との視点も持ちつつ働きかけを行っていきたいというような感じですか。
そうですね。やっぱり私たちが今、バイオレンスホールディングスとして本業で行っているのは、不必要になったものを必要な人につないでいくことで、ある意味新品を作ること、抑制することにつながるというようなことも、今非常に世界的にサステナビリティだったりだとか注目されている中で、
自分たちの事業というものが非常に世の中から世界から求められるような事業に、より注目される事業になってきているというふうに思っていて、やっぱり多くのお客様との接点を今いただいているんですが、やっぱりどちらかというと、
私利私欲を重視した購買や行動を行うことによって、そういう地球環境、環境破壊につながってしまっているというところがあるんじゃないかと思っていて、僕たちはやっぱりそういうことを事業活動を通じて、それらの社会課題や環境問題を解決するということをモットーに事業をやっているので、
今、多くの顧客様、接点をいただいているお客様に対して、単なるリユースビジネスを提供するだけに留まらず、私たちと接点を持ったからこそ、今社会で起こっている問題や課題、また環境問題とか温暖化みたいなところの問題定義をサービスとともに行って、
かつ、それらの私たちの価値観に共感いただいたお客様と共に競争社会、共に作ると書いての競争社会を作っていくことが冒頭お話ししたファンコミュニティの形成にもつながっていくんじゃないかなというふうに思っているので、
それらを南勝SCのファンコミュニティをいろいろ学ばせていただきながら、本業のバリエンスの方でもしっかりといい意味でシナジーを与え合いながら、共に成長するということを実現していきたいなというふうに思っています。
すみません、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ご視聴ありがとうございました。
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