中高一貫校の授業の印象
迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
今回のテーマは、中高一貫校の授業と塾事情、夏休みです。
夏休みです。毎日毎日暑いですよね。
いつも以上に家事に追われつつ、一応毎食のご飯作りも頑張っております。
子どもたちも夏バテしないようにと思って、一応、タンパク質と野菜とちゃんとしっかり食べられるようにと思ってやっております。
普段は、次男がお手伝いはすごくしてくれるんですけど、今年は塾の夏季講習で忙しいということもありまして、
でも、その代わり長男が手伝ってくれてまして、やっぱり手伝ってくれるとやる気がしますね。
私も頑張れるなというところがあります。
運動もして汗もかきつつ、体力健康維持して生活できております。
皆さんもくれぐれも熱中症に気をつけて、いろいろと夏のイベントを共に乗り切っていきましょう。
今回は、この前中学受験の算数の話をしたときに話そうと思ってて、ちょっと長いからなと思ってやめた話題なんですね。
1学期に長男の中学校、今長男は中二でして私立の中学校に通っているんですね。
その授業を見に行った話なので、ちょっと前々回と系統は似た話になるかな、どうかな。
授業参観的なのは、これまでは少し見て帰ってきちゃってたんですね。
でも直近に行ったときは、結構長く滞在したから、今回その話をしたいと思います。
どうしても長男の中学の話が中心で、あとはそこで聞く他の学校の話、長男のお友達の兄弟が通っている学校とか、そういうところの話になるんですけど、一つの例として聞いてもらえたらと思います。
中高一貫校、羨ましいけど勉強大変。
授業参観、公開授業、いろいろ言い方はあると思いますけど、小学校でもありましたね。
小学校は1,2時間目と3,4時間目の間に結構長い休み時間があったんですよね。
いくつかの区の公立中を調べたら同じだったから、これ私立だからっていうんじゃないんですけど、中学校は長い休み時間がないっていうのがまず印象的でしたね。
音楽や理科の実験だってことで、教室を移動するっていうことがある。その時間も必要なのに、休み時間が10分しかないんですよね。
保護者は保護者同士でおしゃべりしてたら、あれ、もう生徒たちいないよみたいな。次の授業始まっちゃってるみたいな感じだったんですよね。
それで授業の内容なんですけど、公立の中学校と比べてどうかっていうのは見てないから比較っていうのはできないから、あくまで自分が中学生だった頃の感覚と比べてお話ししようと思います。
私、地元の公立中学に通ってたんですね。それと比べてなんですけど、主要教科でいうと、もう授業自体が気が抜けないなと思いました。
内容が濃いんですよね。進度も早いし、難しい文章を読んでたりっていうのもあるけど、そういう内容も内容なんですけど、待つ時間、無駄な時間みたいなのが極力ないんですよ。
これは音楽の授業でも感じました。すごく効率的に進められてる感じがあって、テキパキ感というか、公開授業の日だから先生も普段よりもよりそういう感じで進めてたっていうのも、もしかしたらあるかもしれないんですけど、すごくそれを感じたんですね。
考えたらギャップがあるのは当然で、親としてこれまで見てきた公立小学校の授業では、もう生徒みんながそんなにポンポン進められるわけじゃないっていう中で、先生もみんなの理解度を確かめながら、できる子は先にやっちゃって待ってるし、逆に授業が早くて分からない、できないっていう場合もあるだろうし、
そんな中で、やっぱり多くの子に理解してもらえるようにということで、メリハリをつけて進めてらっしゃるんだと思うんですね。
一方で私立の中学ということで、受験を経て入学している子たちは、それは学力にもちろん全く差がないわけではないんだけど、一定範囲の学力の子たちが集まっているわけですね。
先生もそのレベルに合わせてるから、必然的にみんな分かるのが当たり前っていう、そういう感じになるのかなと思ったんですね。
授業がダラダラするっていうこともないし、むしろ気が抜けない。進度も早いしね。
中学校の授業の進め方と比較
みんなができる前提だから、空気感としてもちょっと違う答えを言っちゃう子とか、当てられて悩んでる子とかに周りの子がポンポンとヒントを言ったりするんですよ。
だからできないまま流されるっていうことがなかったんですね。少なくとも私が見てた範囲ではっていうことなんですけど。
だから授業も緊張感があるし、ある意味で先生にもよるんですけど、子どもたちも楽しんでる感じがしたんですね。
だからいろいろ新鮮でした。
私が中学の頃とか、授業が楽しいってそういう雰囲気はなかったし、分からない子がいたとして、別のできる子が当てられて答えを出したら、もうそれで進んじゃってたんですよね。
私通ってた高校も、わりと進学校ではあったんだけど、県立だから先生たちは単に異動でやってきてるわけで、はっきり言って熱意なんてほとんど感じなかったしね。
こなしてるなっていうね、高校生になるとそういうの分かっちゃいますよね。
授業の工夫ももちろん先生によってすごくされてるっていう方ももしかしたらいたんだろうけど、あんまり感じられないのが多くて。
みんな全然聞いてなかったり、内職したりとか、手紙回したり、女子が回して男子は迷惑だったと思いますけど、そういうのとか漫画読んだりっていうのもあったし。
積極的に、能動的にみたいな、そういう雰囲気はなかったんですよね。
高科にもね、自主自立って歌ってる学校で、自由な学校。自由はね、自由がいいですよ、それはね。自立も大事なんだけど、宿題もほとんど出なくて、夏休みも課題なし。
高校生になるとね、チャート式とか数学ね、ありますけど、それも別に宿題にはならず。
それでもね、それはみんなそれぞれ自学自習するとはいえね、生徒の自主性に任せすぎじゃねみたいな、そういう感じはしてたし、そういう話になったりもしましたね。
何というか放置されているというかね。
先生も課題チェックない方が楽だよねっていうことをね、生徒の方でね、ちょっと話したりとかもありましたし、だからないっていうのもあるよねみたいな、あったりとか。
夫もね、別の同じ県の県立高校の出身なんですけど、全く同じことを言ってて同じ感想なんですよね。
まあでもね、高校自体、自分の高校生の時の思い出自体は、すごい青春というかね、楽しかったし、思い出もたくさんあるんですけど、でもそれは授業以外の時間の話なんですよね。
だからね、特に親目線で言うと、子どもたちの大半の生活時間を使うのが授業なんですよね。
だからやっぱり、そこは充実したものであってほしいなと思うんですね。
そんなね、私の母校もこの度中高一貫校になるらしいんですけど、もうすでにね、すごい人気が出てるみたいですね。
まあもう時間も経ってますし、雰囲気、興奮なんかもね、変わってはいるみたいなんですけど、この中高一貫校でね、また確実に大きく変わるんだろうなと思います。
それで今回中高一貫校ということで話す中で、触れたいなと思う話題が、塾問題、塾事情。
塾事情。中高一貫校に行って、さらに塾も行って、しっかりお勉強してる子もいる。
高校受験を目指すお子さんは塾に行く。時期はバラバラとはいえ、何かしらの形で塾にお世話になるっていう子が多いのかなと思うんですね。
でも中学受験をして私立に入って、また塾っていうのはね、我が家は親も子もありえないっていう意識で入学したんですね。
もう夫もね、はっきり中学では塾は行かなくていいっていうか、むしろ行くなぐらいのニュアンスでね、入学前から言ってたんですよね。
親としては学費と塾、ダブルの費用っていうのに抵抗があるし、子どももせっかく中学生になって、また塾っていうのはやっぱり抵抗がありますよね。
部活も忙しいし、ゆっくりする時間も欲しいし。というので、我が家は入学してから2年目になりますけど、進学塾も行ってないし、英語塾も通信講座もね、夏休みの特別講習みたいなそういうものも何もかも行ってないんですね。
完全に学校任せっていうことでやってきたんですよ。
学校にもよるんですけど、入学前の説明会なんかでも塾通いは推奨はしてないっていう、そういうことを学校が言うパターンが結構多いんですね。
中高一貫校と塾事情
なんですけど、よく耳にするような進学実績のあるような学校、結構どこもね、結局塾に通ってさらなる先取り、しかもそれを繰り返すスパイラル学習っていうのを、中学受験が終わった後も続けてる、大学受験に向けて続けてるっていう子もかなりいるっていうことを聞くんですね。
これ具体的な学校名とともに耳に入ってくるわけですよ。
もちろんその割合というかね、雰囲気は学校にもよるわけですけど、それが自発的なものだったら、むしろ応援したいって思うんですけど、親が中学生になってもこの塾に入れっていうことで大きく関わっていく形っていうのは、
私自身は掘りたくないなというのがあるんですね。
これが中学受験を経てなければ、高校受験が初めてっていうことであれば、またちょっと違ったとは思うんですけど、もう一旦中学受験で中学校を選んで入ってるわけだから、なるべく親の手は離していきたいっていうふうに思ってまして、
これはあくまで我が家のスタンスで、それぞれのご家庭でいろんな考え方があると思うんですけども、そういう感じでやってきてるんですね。
割と中一の時の担任と副担任の先生が、強く自立を促してたっていうのもあるんですよね。
例を出して、通学時間が長くて塾にも通って、そうなるとやっぱり犠牲にするのは睡眠で、中一からすごく疲弊して睡眠不足でっていうこの話も聞いたりしてたんですよね。
だからうちはもう子供任せにしてまして、何かの教科が本当についていけなくなって、本人が塾に行きたいとなったら、それはいいんじゃないかと思うんですけど、ちょっと夫はどう考えるか今の段階では知らないですけど、
だけど親が塾に行かせるっていうのは、なんかちょっと我が家はしたくないなって思って、もともと中学受験もそういうスタンスでやってきたんですけど、これまでいろんな学校説明会に行って聞いたりとか、人に聞いたりもするんですけど、
一般的に中高一貫校は学習進度が早いし、実際学校も中二で中学生の内容は終わります、みたいなこともよく言うんですよ。
英語について言うと、公立の中学校が週に3または4時間やってるところを、私立だと週に5、6、場合によっては7なんていうところもあるんですね。
土曜も授業があるっていう、それが大きいのかなっていうのもありますけど。
だからその進度についていくための中高一貫校生に向けた塾もあるんですよね。
それとはまた趣旨の違う、最難関大学に進むための塾みたいなのもあるし、塾産業はどの段階でも一大産業ですよね。
こういう大学受験に向けての進学塾で優秀な生徒を取り込んで、学校よりも何倍も早い進度で高校2年とかまでの学習を先取りして、その後は繰り返しのスパイラル学習をさせるっていうことで、
この間聞いたのが、中二の時点で高校生までの勉強を4週だったかな?もしてるっていう話を聞いて、それが全然苦にならないような子が集まってるっていうのもあるかもしれないし、
もうすごいの一言なんだけどね。改めてこの東京砂漠じゃないけど、田舎出身の私としては、東京のこの迫力というか圧というかね、そういうものに吹き飛ばされそうになりながら話を聞いておりますね。
中学受験に対する考え方
スパイラル学習っていうのは、中学受験の塾もだいたいそういう形で学習をさせてましたよね。復習をうまい具合に繰り返すことで定着していって、より難しい問題にも自力がついた状態で挑戦できる、立ち向かえる。これは確かに効率的な学習法だと思いますね。
正直言って、長男を見てるとね、いろいろ羨ましいっていうのをずっと思っていたし、今も羨ましくもあるんですけど、勉強する環境が整ってて、友人関係でもそういう勉強が特別なこととかでもなくて、先生たちもつかず離れず見てくれてるっていう感じがすごくいい環境だなと思うんですね。
でも、改めて勉強ということで言うと、羨ましいけど、それはそれで大変なんだなっていうのを改めて思いました。授業をして部活して疲れて帰ってくるっていう、それも当たり前だし、土曜日も学校行ってるし、なんというかね、子供への敬意というかね、頑張ってるなっていうのを思いました。
夏休みだらだらしててもしょうがないかっていうのも思ったりもしますね。
それと、そこからの中学受験に対してなんですけど、中学受験っていうのは全然ゴールではないっていうことも思いました。
分かってはいたけど、それを改めて思ったっていうことですね。
どういう環境で勉強とか青春とかやっていくのかっていう、それを選んだっていうことであって、あくまでスタート地点だっていうことですよね。
本当にそんなことは理屈では分かってはいたんですけど、今回そうやって授業を見に行って、改めてそういうことを思ったんですね。
中学受験の勉強ね、小学生、本当に大変だけどもね、夏休みは特に大変だけども、やった勉強は絶対無駄にはならない。
勉強習慣も大事だし、コツみたいなものもあるしね、基礎があってこその学校生活っていうところもあるし、
そういうのも小6の次男がいるっていうこともあって、より実感として感じたりもしました。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
皆さんね、ともかく夏休み、体調管理が一番大事ですよね。
睡眠と食事と大事にして、我が家も家族全員、夏バテをせずに乗り切りたいと思います。
皆さんもぜひご試合ください。
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