1. 政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]
  2. [単話#27] 船に凧をつけたら燃..
2025-05-23 08:25

[単話#27] 船に凧をつけたら燃料10%削減!海運にとんでもないインパクトを起こす風の力のイノベーションとアイデア、約10年で260倍以上の市場に【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介


▼本日の番組チャプター▼

() 川崎汽船、「たこ」で燃費10%超改善 海運脱炭素は風次第

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC153LY0V10C25A4000000/

() 風をより受けるためには?を工夫するために上空300mまで凧をあげます

() 商船三井は軽量で強度の高いガラス繊維強化プラスチック(GFRP)を使った「硬翼帆」を張り、風速や風向きなどを予想した上で、自動で風を捉えるシステム「ウインドチャレンジャー」を開発

() アイデアはやりつくされてもうイノベーションは出来ない発明はない、というのはただの愚痴です

() 世界中の物流の90%以上は海運なので、海運の輸送効率のイノベーションは価値が高い

() 海運業者ではなく、ガラス繊維強化プラスチックによるイノベーションだから素材業者や工業も絡めるんです



※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年5月9日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣旨:私たちが目指すこと

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

Spotify・Apple Podcast・Amazon music・Pockets Castで配信中。「政治経済」で検索

X(旧:Twitter)はじめました。#PESUや番組名で検索。


■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

船に凧をつけることで燃料を10%以上削減する革新的なアイデアが紹介されています。このシステムは川崎寄生が開発し、風力を利用して石油の使用を減らし、海運業に大きな影響を与える可能性があります。

凧による燃料削減の発想
政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース1本のコーナーです。
マクロ担当・解説の野村です。
ミクロ担当・インタビュアーの飯田です。
本日のニュースは飯田持ち込み。ニュースタイトルはこちら。
川崎寄仙、凧で燃料10%超改善、海運脱炭素は風次第、ということですね。
これ野村さんはご存知なニュースだったということで。
そうですね、知ってましたね。
これはもうですね、記事見てもらった方がいいです。
バンって写真が出てくるんですけど、えらいこっちゃってなると思います。
海に走ってるタンカーみたいなクソでかい船あるじゃないですか。物流系の。
パラグライダーのパサって開くやつが船にピューンってくっついてるんですよ、タコみたいに。
で、どうやらこれで走ったりブレーキしたりで燃料が10%以上の削減ができると。
すごくない?
10%の削減できるのね。
写真見たらわかるんですけど、これつけて燃料10%変乗って見たら絶対になるから。
これはね、アイディアの勝利ですよね。
このさ、何百年もたってさ、何百年言い過ぎか。石油で船が走ろうになってからさ、ITがこんなに発達してさ、
映画映画でアタラコータラとか漁師コンピューターがアタラコータラ言ってる時代に船にタコつけたら燃料減りましたって。
いやーこれ痺れる。
おもろすぎる。
僕は好きっすね。
あの、初め見た時あの何やろ、面白画像かなって思う。
だってほんまにパサってこう、嘘でしょみたいな。
いやーこれ風の力を使うってことですよね。
そうなんですよね。記事タイトルにもある通り風次第って書いてあるんですけど、10%ですかって感じよね。
いやもう本当に船ってすごい石油使うんですよ。正直。
走るのにね。
そう。皆さんもね、ご存知の通りエネルギー効率を高めたりとかSDGs ESGの文脈でね。
再生可能エネルギー、非化石燃料っていうものをどんどん使っていきましょうねって時代の流れとしてあった中で、
どうしても石油出ないと動けへんみたいなのが、コスパ的に収支が合わないっていう理由で、
船だけはどうしても難しかったんですよ。
水素とか風力とか太陽光で作った電気で電動とかいろいろチャレンジしては、
いやー収支合わないっすねーって言って、
せいぜい石油を使いながら燃料効率を上げるぐらいしかできてこなかったのが、
これ面白いですね。
面白いよ。
面白いです。
しかもこの発想がね、風で船走るっていうのはさ、人類史ずっとやってきたんだけど、
新技術による海運の効率化
風をより受けるにはどうするかって話で、
これなんでタコやねんって話なんですけど、
やっぱり海行って風ビンビン吹いてるんですけど、
上空に行けば行くほどさ、それは科学的にって言ったらいいの?
天候ってそうなってるやん。
だからこのタコ、上空300m程度の高さまで。
これ300mまで上げるの?
そう、上げると海面に吹いてる風速が全然違うから、
それによって強力な風のパワーを使うみたいな。
5m、10mの話じゃなかったのね。
そういう発想らしくて。
はー。
なるほどね、みたいな。
チラッとしか読んでなかったから、そこまであれでしたわ。
高いとこには強い風吹いてますやん。船タコ上げますか、みたいな。
すごいな。
だから浜じゃなくてタコっていうところにポイントがあるみたいね。
妙がね、あるんだよね。
すごいな。
今のは川崎寄生の話なんですけど、
所川って同じ記事に書いてるんですが、
小船光は甲翼船って言って、
甲翼船。
硬い翼の穂って書くんですけど、
特殊なプラスチックを使った硬い羽の塔みたいなのを立ててて、
それによって風を受けて、
それによって石油の輸送を効率化するみたいな。
やってるみたいで書いてますね。
軽量で強度の高いガラス繊維強化プラスチックを使った甲翼船を張って、
風速が風向けにを予想して帰る。
ウィンドチャレンジャーっていうシステムらしいんですけど、
これによって約10万トンの石炭輸送船では、
甲翼船1本で5から8パーセントの燃料節約に成功と。
大分大きいね。
5から8パーは。
で、これを詰める船をどんどん増やしたいよ、
みたいなことをやってるみたいなんですけど、
タコ、カイトによってやろうとしてるところもあれば、
こういうやつをやってるところもあるし、みたいなね。
本当に自然にあるものをどのように生かすかみたいなところは、
文脈としては、硬い文脈なんだなっていう感じはありますね。
上空300m絶妙よね。
よく考えたなっていうか。
コナンさん、気づいたもん勝ちやん。
すごいなと。
よくね、どんどん時代が発展していって、
産業はやり尽くされたし、アイデアはないし、
新しい特許なんか出ないし、みたいなって、
よく愚痴は聞きますけども、ありますな。
無限にありますな。
しかも気づいてしまえばさ、
簡単とは言わないけど、
その発想はなかったってやつよね。
しかもそれが結構自然だとかね、
今までにも既にね、
我が身の生活で感じていることとかにも眠っていたりするから、
面白いなーっていうか。
まあね、バイオエネルギーとかさ、
水素燃料とかいろんなことは言ってるけど、
結局これさ、どの燃料で走ってもさ、
物流における更なる展望
風の力でスピードがどうたらの話やから、
使える技術なわけだし、
そこも強いし、
掛け合わせとしてもね。
聞いている方々はね、
もう経済ニュースをお付き合いながらいただいてますから、
得意かもしれないんですけども、
世界中の輸送は未だに99%は海運ですから、
その99%の物流で使える技術となると、
これ熱い。
そうなんです。
そういうふうな聞き方をしていただけると、
海運に関する何かにチャレンジするとか、
そういう企業と組むってできえんだなみたいな。
ああ、それはそうですね。
そういう聞き方していただいてもいいかなと思って、
この記事は取り上げたんですけど。
なるほど。
どうですか、その観点から何か。
物流って、海運に限らずね、物流って結局もうインフラだから、
物流って少なくとも人足りてないって言われてる分野だし、
海に関してもね、結構人手が不足とは言わへんけど、
やっぱり集まりづらいな、
集めるためにはちょっと工夫しないなって言われてる分野で、
テクノロジーだったり、アイデアだったりで、
進化させていきたいよねっていう分野ではあります、実際。
特に我が国はもう海あってなんぼの国なんで、
そうなんです。
他の国ですらものすごい大きいインパクトのある分野ですから、
そもそもね、今回の記事ちょっと詳しく読まなかったんで、
今更になりますけども、
このシーウィングシステムをやってるのは、
フランスに本社を置く会社、川崎寄生の参加ですよっていうことなんで、
フランスがやってるわけですよね。
考えたら、日本からもっと出てもいいんじゃないみたいなね、島国ですからね。
とかは思いつつ、楽しみな世界でございますけども。
結構製造業とかメーカーの方とかでも、
アイデア一つでね、提案というか企画とかできたりするかもしれないね、
とかっていう夢があるなと思いました。
だってガラス繊維強化プラスチックですからね、
商船三井さんに関しては。
この交浴船をさ、もっと発達させてさ、
もっと風受けれて、もっと壊れにくくて、
もっと畳みやすくて、もっと安くて、
作るみたいなのができたら、こっちに持って、
素材メーカーとして持っていけたりも。
そうです、うちの素材でとかっていうこともできるだろうし、
IT屋さんとかやったら、風の予測とかでね、
ITシステム技術を使ってっていう提案もできるかもしれないし、
いろんな業種の方が絡むことができるというか、
発想一つでね、いろいろ提案できるんじゃないかなと思いました。
やっぱ一つの産業にね、無数の産業がくっついてて、
やっぱり複雑回帰っていうのがこの時代のあれですから、
その辺が見えるといいですよねってことですね。
その通りです。
こんな感じでビジネスマンのアイデアや
ひらめきのきっかけになる大きなニュースとしては
取り上げづらいものっていうのを紹介しております。
面白いと思っていただけたら、お友達に紹介していただけたり、
Xやノートをフォローしていただけると嬉しいです。
お願いします。
マクロニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ
インタビューワーの飯田でした。
そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
話し手の野村でした。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
08:25

コメント

スクロール