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2025-03-28 10:52

[単話#19] 錦鯉が海外人気で過去最高の輸出額。何年も積み重ねられた産業構築や技術開発に学びあり/ミクロ飯田【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介


▼本日の番組チャプター▼

() 「ニシキゴイ」人気が海外でノボリ調子 輸出額が過去最高の72億3000万円 8割は成田、羽田空港から / 東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/391577

() 新潟や広島や岐阜などの地方で育てられるほとんどの錦鯉が成田空港に集まるのはなぜ?

() 半導体は高速と空港に近い場所に工場が建てられる

() ウィスキーやホタテや緑茶?年間50億円や100億円の輸出金額(売上)がある商品品目ってどういったもの?ミクロ担当の飯田が調べてみた

() 錦鯉は季節性のある商品。主に輸出されている国はどこ?国の輸出重点品目に選ばれているが?

() 錦鯉はいつから存在する?発祥の地や観賞用の産業が出来たのはいつか?歴史の話

() そもそも"泳ぐ宝石"ニシキゴイは1匹何円で取引されているんだろう?

() 【★活用】輸送専用の発泡スチロールの開発や二酸化炭素の吸着剤など、錦鯉輸送は何年もかけて積み重ねられた産業


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年3月17日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

錦鯉の人気が海外で高まり、輸出額は過去最高の72億3000万円に達しています。これは日本の伝統的な魚として、特に成田羽田空港からの輸送が重要な要素となっています。また、錦鯉の海外人気の高まりは、技術開発や産業構築の成果であり、社会人が学ぶべき重要なポイントです。

錦鯉の輸出額の増加
政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース一本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビュアーの飯田です。
本日のニュースは、飯田持ち込み。ニュースタイトルはこちら。
錦鯉。人気が海外で上り上し。輸出額が過去最高の72億3000万円。8割は成田羽田空港から。
ということで。
はい、このまま全文読ませてもらいます。
日本発祥で国魚に指定されている錦鯉の人気が海外で高まっている。
ここ数年、輸出金額は過去最高を更新し続け、2024年は前年比8%増の72億3000万円に上った。
注目すべきは、このうち約8割が東京税関管内の成田と羽田の2空港から空輸されていること。
です。
へー。
はい。
増えてるのは知ってたんですよ。
あ、ほんまですか。
近年。
さすが野村さんでございます。
いや、ありがとう。
いや、ありがとう。
まあいいや。
72億円にもなってるっていうのはちょっとびっくりなのと。
そうなんですね。
あと、成田羽田なんですね。
うん。本文に書いてあるんですけどね。
東京の税関から両空港で輸出した錦鯉の金額ベースで言うと、58億2000万円はそこから。
へー。
それなんか理由が、産地の問題ってこと?
産地の話で言うとね、それも書いてるんですけど。
錦鯉の養殖場所は新潟、広島、岐阜、福岡など地方が多いって書いてるんですね。
だから関空とかに送るんじゃなくて。
へー、成田羽田、東京税関か。
はい。
担当者のセリフに、錦鯉に限らず、一般的に行くものは直行便の多い成田と羽田が選ばれる傾向にありますよって書いてますね。
あー、なるほどね。
その次しちゃうと、荷降ろしとハブ空港の中でね、直射日光に当たったりすると、速攻で生き物が弱ると。
あー、生き物ならではやなー。
なので直行便以外では、時間の短縮もなんだけど、荷物の積み降ろしで厳しいという。
なるほどねー。
半導体とかは、よく高速と空走に近いところってよく言うんですよ。
はいはいはい。
まあ、観空経由とかもあるし、結構、もちろん羽田成田経由が多いのは多いんですけどね。
国内空港からハブ空港送って、振動よくないから、結構気にしたりとかもしたりするんですけど、
なるほど、生き物はそのような理由でと。
そう。で、しかもね、この58億円ね、全体で72億円っていうのが、どんなもんかって正直マクロがわからない人間からするとイメージがつかないんですよ。
あー、なるほど。
この記事には書いてないんですけど、諸々頑張って調べたんですよ。
素晴らしい。
そもそも50億円から70億円ぐらいって、どういう商品なんですかね。
はいはいはい、そうね。
で、調べたんですけど、ビールの輸出金額が60億ぐらいでした。
ビール輸出60億か。
で、焼酎が12億円ぐらい。
あ、焼酎はね、12億はそんなもんやろうな。
でもアルコール類がね、だいたい言っててもね、30億とか40億とか。
あ、他だね。
で、ウイスキーだけ飛び抜けてて、250億円とかあるみたいなんですけど。
分かる分かる分かる。
あとね、野菜がね、全体で30億円、40億円ぐらいみたいな。
そっか、野菜そんなもんか。
はい。
とか、あとはですね、ホタテとかがなんかね、海産物が90億円とか言ってるやつもあったんですけど。
これちょっと数字間違ってるかもしれないですが。
ま、データ年にもよるかもしれないですね。
あ、そうです。もちろんそれはそうです。
そうね。ホタテに関してはね、ちょっと中国産が買う買わないの問題があった年なんで、そこ挟むとちょっとデータ変わってくるかもしれないですね。
そうですね。
ちなみにホタテはめちゃめちゃ減ってて。
あ、やっぱり。
はい。37%減で240億円みたいな。
はー。
ウイスキーも当然減ってて、でもその数字。
あー、なるほどね。
あとはね、多分近年伸びてるんでしょうけど、ちょっと前のデータなんですが、緑茶が150億円ぐらいあるみたいな。
緑茶増えてるね。
うん。で、ビールもめっちゃ増えてるみたいで、なんか韓国でヒットしてるみたいですね。
日本のビールが。
そうです。なんで輸出総額70億円って、これぐらいの貧乏ぐらいのパンチがある。
すごいね。
特にでもね、よく有名なソースが、お好み焼きソースが確かあれですよね。中東で人気の。
あー、そうそう。
で、ソース類とかマヨネーズ類のソース混合調味料は輸出金額が伸びてて、300億円近くあります。
300億円あるの?
あるみたいです。
あれそうなんや。伸びてることは知ってたけど。
でもそれで見てもさ、錦鯉で70億円はすごくない?
いや、単価もあるんやろうけどもちろん。
もちろんね。
とはいえ、かなりの産業ですよね。
そうそうそうそう。
金魚とかもね、日本ならではでとかって聞いたことあるんですけど。
しかもね、これ面白くて、夏で暑さに弱いんだって錦鯉は。
はいはいはい。
だから、それが落ち着く12月頃に輸出がバコーンってピークになって。
露骨にね。
露骨なグラフになるみたいで。
季節性がね。
季節性がすごいみたいな。
8月に激減するんだって。
ほんまに?
みたいなことが書いてます。
えー面白いな。
ちなみにマクロにつなげる話としまして。
輸出額はどの国が多いのかってことなんですけど。
基本的には鑑賞用に使われてて、
米国と中国で30%超えると。
けど東南アジア、欧州でも人気で、意外と世界各国に人気みたいな。
アメリカも輸出されるんですね。
みたいですね。
よく持つなって感じなんですけど。
欧州もそうですけどね。
中国はすごくイメージできるんですけど。
アメリカさんです。
そんなに。
持っていってるみたいです。
しかも国の輸出重点品目に選ばれたと。
そっか。
こんだけの売り上げがあるんやったらね。
かなりですから。
国は結構重点品目って入れて作業進行したりするんですけど。
ニシキゴイさん入りましたか?
入ってるみたいです。
ニシキゴイさん言うとちょっと某漫才っぽく聞こえてしまう。
タチンだと言えちゃいますけど。
ニシキゴイさんそうなんですね。
こっちはカタカナのニシキゴイ。
ちなみにあとはですね。
全日本ニシキゴイ振興会っていうのがあるらしくね。
ニシキゴイは国魚とされてるんだけど。
発祥が面白くてね。
江戸時代後期に新潟県で生まれた鯉の突然変異だそうです。
そうなんや。
錦鯉の歴史と人気
突然変異としてニシキゴイではないマゴイっていう。
真実の真に養殖してる中で現れた突然変異タイネって。
そうなんや。
それが綺麗やからっていうので増やして。
江戸時代にね。
みたいな感じで。
意外と新しいんだなっていうのとか。
もっと昔からあると思ってたらその感じなもんですね。
だから本当に鑑賞用の輸出品目としてここ2,300年作られてるっていったんじゃないかな。
っていうような感じだそうですね。
やっぱインバウンドの影響なんですかね。
あるんじゃない。
あるよね。
たぶんね。
やっぱり浮世絵とは今の時代は違うかもしれないけど。
日本の和柄的な美しさはあるやろうから。
さっきの金毛の話もそうだと思うんですけど。
だって未だにね。
東南アジア中国は置いといて。
欧州米国だとだいぶ減ったんですけどね。
だいぶ減ったんやけど未だに忍者って言うとウェーって言ってくれるからね。
そうそうそうそう。
日本のイメージまだというかいい意味でそういうイメージはすごく残ってるんで。
そっちの方向の産業の人というかはやっぱりインバウンドとかね。
輸出っていうところはやっぱり一つポイントになるんじゃないかなとは。
僕は思ってますっていう感じかな。
なるほど。
今ね喋りながらというか喋るのを止めて調べてみたんですけど。
1匹なんもないんやろなって。
そうね。
記事にはなかったんですけど。
調べてみると1匹数千万円から2億円を超える取引まであるやって。
1匹数千万円超える海外浮遊層の人気と。
中国でよく2億円単位の取引がされてて。
それは全然昨年、昨年ぐらいから。
良い昨年ぐらいからやってるみたいですね。
じゃあもう100匹とかでそれぐらいいっちゃうってことか。
になるよね。
そういうことやんな。
希少価値やね。
でも2023年のニュースで中国への輸出ができなくなったっていう。
輸出の成功と戦略
中国東京で執行したって書いてますね。
2023?
じゃあ原子力発電所の問題とかいろいろあるんで。
その辺でちょっと水産物の停止とともにもしかしたら。
すごいなと思って。
ちなみに泳ぐ宝石って言われてるそうです。
そうやね。
あと記事調べるとめっちゃ面白くて。
認識語彙だけでGoogle検索かけるといっぱい出てくるんですけど。
2019年の時代で新型の生産者が効率的に海外輸送するための戦略的な活動をしてるとか。
そういう記事が出てきたりとか。
じゃあ4年越し5年越しでしっかり育てた結果。
で増収増益をしっかりしてる。
素晴らしいね。
専用の発泡スチロール開発したりしてるみたい。
すごいな。
日本通運と東宝工業さんと提携してそれ専用の持ちがいいんでしょうね。
売り上げの95%は海外だそうです。
日本国内の需要源と海外での需要っていうものを合わせた結果海外に売って出るっていう方がリスクはあるかもしれないけどリターンというか。
勇気ある決断だったと思うんですけどマクロにも適したいい判断いい決断。
2018年時点でビニール袋とかCO2の吸着剤とかを開発して水の中で元気にできるだけ輸送中を過ごしてもらうように。
この記事が2019年の記事なんですけど。
それ見ると前年比18%増で2018年は43億円に達したって書いてある。
そこから考えたらここからまた6年後に72億円になってるわけだから。
ほぼ倍ぐらいですもんね。
倍倍倍でございますね。
ミクロのニュースを持ってくるのは私で。
いやいやいやもうもうもうマクロにも適したニュースでした。
というところでございます。
これ以外にもシリーズ等々お楽しみいただけましたらXのフォローとかこのラジオ面白いよっていうのを友達にご紹介していただけると嬉しいと思ってます。
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオインタビューワーの飯田でした。
そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている話し手の野村でした。
ありがとうございました。
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