政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース一本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビュアーの飯田です。
本日のニュースは、飯田持ち込み。ニュースタイトルはこちら。
錦鯉。人気が海外で上り上し。輸出額が過去最高の72億3000万円。8割は成田羽田空港から。
ということで。
はい、このまま全文読ませてもらいます。
日本発祥で国魚に指定されている錦鯉の人気が海外で高まっている。
ここ数年、輸出金額は過去最高を更新し続け、2024年は前年比8%増の72億3000万円に上った。
注目すべきは、このうち約8割が東京税関管内の成田と羽田の2空港から空輸されていること。
です。
へー。
はい。
増えてるのは知ってたんですよ。
あ、ほんまですか。
近年。
さすが野村さんでございます。
いや、ありがとう。
いや、ありがとう。
まあいいや。
72億円にもなってるっていうのはちょっとびっくりなのと。
そうなんですね。
あと、成田羽田なんですね。
うん。本文に書いてあるんですけどね。
東京の税関から両空港で輸出した錦鯉の金額ベースで言うと、58億2000万円はそこから。
へー。
それなんか理由が、産地の問題ってこと?
産地の話で言うとね、それも書いてるんですけど。
錦鯉の養殖場所は新潟、広島、岐阜、福岡など地方が多いって書いてるんですね。
だから関空とかに送るんじゃなくて。
へー、成田羽田、東京税関か。
はい。
担当者のセリフに、錦鯉に限らず、一般的に行くものは直行便の多い成田と羽田が選ばれる傾向にありますよって書いてますね。
あー、なるほどね。
その次しちゃうと、荷降ろしとハブ空港の中でね、直射日光に当たったりすると、速攻で生き物が弱ると。
あー、生き物ならではやなー。
なので直行便以外では、時間の短縮もなんだけど、荷物の積み降ろしで厳しいという。
なるほどねー。
半導体とかは、よく高速と空走に近いところってよく言うんですよ。
はいはいはい。
まあ、観空経由とかもあるし、結構、もちろん羽田成田経由が多いのは多いんですけどね。
国内空港からハブ空港送って、振動よくないから、結構気にしたりとかもしたりするんですけど、
なるほど、生き物はそのような理由でと。
そう。で、しかもね、この58億円ね、全体で72億円っていうのが、どんなもんかって正直マクロがわからない人間からするとイメージがつかないんですよ。
あー、なるほど。
この記事には書いてないんですけど、諸々頑張って調べたんですよ。
素晴らしい。
そもそも50億円から70億円ぐらいって、どういう商品なんですかね。
はいはいはい、そうね。
で、調べたんですけど、ビールの輸出金額が60億ぐらいでした。
ビール輸出60億か。
で、焼酎が12億円ぐらい。
あ、焼酎はね、12億はそんなもんやろうな。
でもアルコール類がね、だいたい言っててもね、30億とか40億とか。
あ、他だね。
で、ウイスキーだけ飛び抜けてて、250億円とかあるみたいなんですけど。
分かる分かる分かる。
あとね、野菜がね、全体で30億円、40億円ぐらいみたいな。
そっか、野菜そんなもんか。
はい。
とか、あとはですね、ホタテとかがなんかね、海産物が90億円とか言ってるやつもあったんですけど。
これちょっと数字間違ってるかもしれないですが。
ま、データ年にもよるかもしれないですね。
あ、そうです。もちろんそれはそうです。
そうね。ホタテに関してはね、ちょっと中国産が買う買わないの問題があった年なんで、そこ挟むとちょっとデータ変わってくるかもしれないですね。
そうですね。
ちなみにホタテはめちゃめちゃ減ってて。
あ、やっぱり。
はい。37%減で240億円みたいな。
はー。
ウイスキーも当然減ってて、でもその数字。
あー、なるほどね。
あとはね、多分近年伸びてるんでしょうけど、ちょっと前のデータなんですが、緑茶が150億円ぐらいあるみたいな。
緑茶増えてるね。
うん。で、ビールもめっちゃ増えてるみたいで、なんか韓国でヒットしてるみたいですね。
日本のビールが。
そうです。なんで輸出総額70億円って、これぐらいの貧乏ぐらいのパンチがある。
すごいね。
特にでもね、よく有名なソースが、お好み焼きソースが確かあれですよね。中東で人気の。
あー、そうそう。
で、ソース類とかマヨネーズ類のソース混合調味料は輸出金額が伸びてて、300億円近くあります。
300億円あるの?
あるみたいです。
あれそうなんや。伸びてることは知ってたけど。
でもそれで見てもさ、錦鯉で70億円はすごくない?
いや、単価もあるんやろうけどもちろん。
もちろんね。
とはいえ、かなりの産業ですよね。
そうそうそうそう。
金魚とかもね、日本ならではでとかって聞いたことあるんですけど。
しかもね、これ面白くて、夏で暑さに弱いんだって錦鯉は。
はいはいはい。
だから、それが落ち着く12月頃に輸出がバコーンってピークになって。
露骨にね。
露骨なグラフになるみたいで。
季節性がね。
季節性がすごいみたいな。
8月に激減するんだって。
ほんまに?
みたいなことが書いてます。
えー面白いな。
ちなみにマクロにつなげる話としまして。
輸出額はどの国が多いのかってことなんですけど。
基本的には鑑賞用に使われてて、
米国と中国で30%超えると。
けど東南アジア、欧州でも人気で、意外と世界各国に人気みたいな。
アメリカも輸出されるんですね。
みたいですね。
よく持つなって感じなんですけど。
欧州もそうですけどね。
中国はすごくイメージできるんですけど。
アメリカさんです。
そんなに。
持っていってるみたいです。
しかも国の輸出重点品目に選ばれたと。
そっか。
こんだけの売り上げがあるんやったらね。
かなりですから。
国は結構重点品目って入れて作業進行したりするんですけど。
ニシキゴイさん入りましたか?
入ってるみたいです。
ニシキゴイさん言うとちょっと某漫才っぽく聞こえてしまう。
タチンだと言えちゃいますけど。
ニシキゴイさんそうなんですね。
こっちはカタカナのニシキゴイ。
ちなみにあとはですね。
全日本ニシキゴイ振興会っていうのがあるらしくね。
ニシキゴイは国魚とされてるんだけど。
発祥が面白くてね。
江戸時代後期に新潟県で生まれた鯉の突然変異だそうです。
そうなんや。