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2025-08-22 07:38

[単話#37] トヨタが値上げを決定&関税の影響ではないという広報。物価上昇率に合わせたものか?大人の建前なのか?トランプ関税への大企業の読み【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

※今回の収録はトランプ関税交渉が決着する前の【2025年6月23日】収録の内容です


経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介


▼本日の番組チャプター▼

() トヨタが米国で値上げ、7月から平均3万円超 関税の直接影響を否定

https://jp.reuters.com/markets/world-indices/J7S2AKEBLRKVZHJRNXNP4VWKDQ-2025-06-21/

() トランプ関税の影響では値上げしませんよ!というお話を収録した我々ですが…

() 大人の建前ってヤツがこれですか?リアルな値上げと静観とオペレーションコストのお話

() トヨタは関税は上がったままだという読みをしたのではないか?というお話

() トヨタ以外の他社も車業者は販売価格を値上げしている

() 米国の現状のインフレ構造を考えると、数%の値上げ=物価上昇率にあわせた対応とも読める

() 自動車の関連会社・サプライチェーンの中にある中小企業はどのように対処するか?がマクロ経済の使い道


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年6月23日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣旨:私たちが目指すこと

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政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

トヨタは7月から米国で平均3万円の値上げを発表し、関税の影響を否定しています。これにより、トヨタの市場予測や競合他社の動向について議論が巻き起こっています。

トヨタの値上げ発表
政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース一本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビューワーの飯田です。
本日のニュースは、野村持込、ニュースタイトルはこちら。
トヨタが米国で値上げ、7月から平均3万円超え、関税の直接影響を否定。
はい、来ましたね。
トヨタ自動車は、7月1日から米国で値上げする計画を明らかにした。
トヨタ広報は、通常の価格改定の一環とし、トランプ米政権の関税による直接的な影響を否定。
ということですが、
そう思います。
そうなんです。
ちょうど取り上げたんです。
ちょうどこのコーナーで、トヨタさん、めちゃくちゃ太っ腹で男前っすよねって話をしたじゃないですか。
関税分値上げしませんというか、そのままいきますってやつですね。
上げるって言っちゃったから、これは取り上げなあかんってなりまして。
3万円から4万円ぐらいとかっぽいんですよね。
入ってますね。
上げる幅っていうのが。
総合的な幅からすれば、数パーセントのはずなので。
物によったら1パー程度だよね。
市場の影響と競合他社の動向
そう。原価からしたらね、もうちょっとあるかもしれないですけどっていうのはあるんですけど。
でもまあそこまで大きな額じゃないですよねっていうところで、もちろん男前なんですよ。
男前なんだけど、とはいえ上げたねっていう事実はあるので。
トヨタさんは、関税を利入したものではない。
記事にもありますけれども。
関税を利用にした短期的に値上げするという場当たり的な対応は取らないと書いてます。
関税によるコスト上昇、当面原価低減で吸収する方針を締め切りしていた。
上げたやんけと。
でもコウホーさんの説明にね、商品性に加えて、市場や競合他社の動向を踏まえて決定したと。
お聞きしたいという事は、これが大人の建前という。
いやー、かなーっていうところと、リアルな話をするとね、もちろん大人の建前に含まれるんやけど、
関税交渉期間中って、関税回1回取ったじゃないですか。
うちのスタンスも含めてお伝えした回があったじゃないですか。
回8回のシリーズだったと思います。良かったら聞いてください。
あの時に、僕ですらが、この関税交渉の結屈末も見えへんから、正観が正解やと思うでって、当時言ってたじゃないですか。
実際にどう考えてるかっていうと、元の関税に戻ったら万一、オペレーションコストの方が高くついちゃうんですよ。
販売価格を上げたり下げたり、サプライチェーンを云々かんねんするコストの方が高くついちゃうから。
で、僕ね、販売価格の上げや下げを、それでしなかったっていうところをとうとうしてきたわけでしょ。
僕、トヨタさんの読みとして、マクロ経済として、これ関税は上がったままって、6割、7割っていう想定をしはったんじゃないかなっていう、僕は読み方をしました。
つまりもう、関税このまま行くっていう読みをトヨタがしてるってことね。
少なくとも元には戻らないっていうことが、ほぼ確なんちゃうかなっていう判断をしはったんちゃうかなという。
でも値上げ数パーでしょ。
数パー。
関税何パーやったっけ。
関税25パー以上ですね。
全然違うっちゃ違うけどね。
ここからもうちょっと、行くかどうかだと思います。
吸収すると言ったからには、25パー上げるわけにはいかない。
でもやっぱりちょっとだけでもお願いねっていうところはあるんじゃないかなっていう、塩梅かなとは思っております。
何万台とかやってるやろうからね、輸出。
そうなると、たった数万って言っても、数万かける数万ですから。
日本からアメリカって考えると25パーですけどもちろん。
メキシコからだったらまた税率違いますから。
っていうところもあるんで、3パーっていうところの値上げっていうところが、そういうところの兼ね合いもあるんじゃないかなっていうパーセンテージ設定かもね。
ただトヨタさんの公式は、関税のせいではないとおっしゃってますから。
我々がこう言ってるからといってトヨタの公式さんにですね、お前関税で上げたやんけって言ったら、いや違いますって言われますから。
僕らもそんなこと言ってないですからね。
そうそうそうそう、言ってないですよ。
記事に書いてる通り、僕らの勝手な会社公式をやってますけども。
他社も値上げにすでに踏み切っているということで、例えばフォードモーターがメキシコで生産した3社種ね。
最大2000ドル引き上げるとか、フォードは結構な上げ方してるんですよ。
で、スバルさんも複数モデルの値上げを実施したり。
三菱さんもね、米国で販売価格ベースだと思うんですけど2%ぐらい引き上げて貼るんで。
いやそうじゃないかもしれないけど、アンプまで憶測ですよ。
他社が行くとやっぱり行きやすいんですよね。
とか、いろんな事情がといろんな想定があっての手のひら返しじゃないんですけどね。
闘争を見てますよっていう中からのちょっとだけ上げさせてもらいますねっていう。
経済全体への影響
で、もちろんね、関税関係なく普通にアメリカはインフレ、基本インフレ構造だから。
年数パーセントずつ上がっていくのはある意味当たり前なんですよ。
だって高インフレに6%10%って言ってた時代の前からも1%2%は普通に上がってるんで。
それで言うと通常の値上げですよねっていう見方も確かにできる。
これね、あまりにも状況複雑だから。
状況複雑だから、実際記事にもある通り関税の直接影響とまでは言えないとは実際あると思います。
これが僕の読み方かなっていう感じですね。
難しいね。
いや難しいっす。マクロ難しい。変数が多すぎる。
そんな単純やったらもうもっと経済艦隊もんね。
そうなんですよね。
こんだけもう毎日5時間6時間見ててもこれぐらいしか言えないっていうところが限界ではありますね。
正直なところ。
逆に言うとこれ影響としてはトヨタさんの協力業者さんだとか中小企業まで降りてくるサプラーチェーンがありますから日本国内に。
そこにどういった影響があるかっていうところが日本国の経済としての影響には1つなっていくんじゃないかなという。
高くても売れるのか。2%3%だったらウルペース一緒だから利益がちょっと利幅が上がってちょっと限界もかけることができるよねっていう方向になっていくのか。
2%3%も米国の消費者が許さないってなっていくと台数減って利益が減ってっていう循環に入っていくから。
当然日本国内の工場だったり従業員がどうっていうところまではちょっと分からないですけど。
トヨタさんは基本的にそういう経営はしないから。
そうね。
トヨタさん以外もこれ基本的に半額は上げていく方向っていうことなので。
米国の消費者がどこまで許せるのかっていうところとのちょっとせめぎ合いっていうところがマクロ経済的にはちょっと状況にはない。
なるほど。
はい。
完璧ですね。
ありがとうございます。
喋るとこなかったですね。
いやいやどんどん。
こんな感じでビジネスマンのアイデアや閃きのきっかけになる大きなニュースとしては取り上げられづらいものを紹介しております。
面白いと思っていただけましたらお友達にご紹介していただけると嬉しいです。
嬉しいです。
毎日ニュースを日常に落とし込む政治経済女性活用ラジオインタビューワーの井田でした。
そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている話し手の野村でした。
ありがとうございました。
07:38

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