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2025-04-08 10:07

[単話#22] 必聴!サブスクサービスに廉価版が出たらインフレの転換点。企業が考えるべき価格(プライシング)戦略の参考事例【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介


▼本日の番組チャプター▼

() YouTube Premiumに「40%安い」廉価プラン登場--どんな人向け? まず米国で提供開始

https://japan.cnet.com/article/35230185/

() 廉価版の新プランは機能面では何が違う?

() これはミクロな経済(いち企業の行動)ではなく、マクロ経済の現象です。米国のインフレは限界ではないか?というひとつの指標

() インフレの段階の話。途中段階では機能を追加して価値を高める(高付加価値)方向に進むが、臨界点に来ると機能制限の廉価版へと進む

() 我々の産業側・サラリーマンとしては何を考えて行動すればいい? 高付加価値か廉価版市場シェアの獲得か?

() YoutubePremiumの廉価版はMusic機能が無いので、音楽業界のプラットフォーム構造が変化するかも?



※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年3月17日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

私たちが目指すこと

⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

最近、YouTubeプレミアムは米国で40%安い廉価プランを導入しており、消費者にとって魅力的な価格設定が注目されています。この変化は、インフレの影響を受けた市場の動向を示しており、企業が価格戦略を再考する必要があることを示唆しています。また、日本の経済ニュースでは、サブスクリプションサービスにおける廉価版の登場がインフレの新たな転換点になる可能性が議論されています。特に、消費者の購買力が影響を受ける中で、企業が価格戦略を再考する必要性が強調されています。

YouTubeプレミアムの廉価版
政治経済情勢活用ラジオ。本日は、ビジネスマンのための面白い経済ニュース1本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビュアーの飯田です。
本日のニュースは、野村持込。ニュースタイトルはこちら。
YouTubeプレミアムに40%安い廉価プラン登場。どんな人向け?まず米国で提供開始。
ふんふん。
ということですね。
おお。
はい。まあ、読んでいきますね。
うん。
米国なしでYouTubeを視聴できるYouTubeプレミアム。その月額料金が半額となる新プラン、プレミアムライトが米国で登場したと。
ほう。
はい。日本での展開も待望されるんですけど、まあ一旦アメリカにしかなくて。
日本はまだなんですね。
はい。日本はまだなんですね。
まあ最大の魅力は価格設定だということで、通常プランが、ちょっとドルなのでイメージしづらいかもしれないですけど、13.99ドルなんですね。
まあだいたい1500円、1600円、1700円っていうゾーンやと思うんですけど、プレミアムライトは約4割引きの7.99ドルと。
おお。
まあだいたい1000円いくかな、いかんかなぐらいですね。日本円で。
うん。
まあ800円ぐらい安いよみたいなイメージだと。
うん。
さまざまな商品やサービスの値上げが続く昨今において、消費者にはとってありがたい価格設定ですよね。
うん。
ニュースには書いてるんですね。
で、YouTubeプレミアムとどう違うのかと。
うん。
今度の動画を広告なしで視聴できるっていうのは一緒なんですけど、バックグラウンド再生とオフライン再生の機能が利用できないと。
へえ。
機能限定版なわけですね。
まあなるほどね。
まあ当然なんですけど、はい。
うんうん。
で、まあポッドキャストみたいな感じで、それこそね、皆さんお聞きいただいてるように。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
バックグラウンド再生していただいてる方も多いと思うんですけど、
インフレと価格戦略
はい。
バックグラウンド再生をちょっとYouTubeプレミアムでは使えなくなる、ライトでは使えなくなるよっていうところが不便な点としてはあるんだけど、
まあそれを使わない人たちにとってはすごく魅力的なプランですよね。
なるほどね。
あれね、iPhoneとかスマホピーって閉じちゃったら止まっちゃうってことですね。
そうそうそうそうそう、そういうことなんですね。
でね、僕がこれに何のマクロを感じたかと。
そうですよ。今ニュースタイトル聞いていつツッコもったんですよ。
マクロの村はどこに行ったんだと。
めちゃめちゃミクロじゃないかと思ったんで、ぜひ聞きたいですね。
僕はここからね、マクロの経済循環の感覚としてインフレが限界点まで進むと人々の消費っていうのが減少しがちという捉え方をしていて、
つまり価格があまりにも高すぎるとそもそもそのサービスを使うのをやめたりだとか、
普段だったらもうちょっと安かったら頑張って買っちゃおうっていうのが、いや頑張っても買えないよね、なりがちだと思うんですよね。
で、生活に必需ではないもの、その必需っていうのが人によっては違うんですけど、
ただ自分にとって音楽は必需だよっていう人もいれば、音楽必需じゃないけどあったら嬉しいなっていう人もおられて、
必需ではない順に解約されていくと思うんですよね。
で、そうなると解約されるくらいならと企業は火のおしぼった廉価版を出していくっていう傾向がやっぱりあるんですよ、マクロで見たときに。
だから考えると逆算するとね、これ米国でその循環が起ころうとしているの仮説っていうのが仮説として。
逆端値で見れるってことね。
逆端値で。
インフレが限界点まで来たら企業は廉価版を出すということは、企業が廉価版を出しているなら今インフレは限界ではないかってことね。
ないかもしれないかな。
それは野村視点ですね。
はい、どうでしょうねっていう。ただ単に顧客層を広げるっていう可能性もあるんで、
今後他社がどういうサービスを出してくるかとか、そういう観点っていうのはもちろん必要なんですけれども、
これに追随してきて、ようやく解約の率が止まりましたよみたいな話が出てくるようだったら、
あーなるほどそろそろインフレが限界点を迎えているのかもしれないなっていう感覚に、僕は仮説として立つかなと。
なるほど。ちょっと詳しくないんでわからないんですけど、
例えばAmazonプライムとかもめっちゃ多機能じゃないですか。
はいはい。
あれの廉価版とかもあるんですかね。
いや今はないんですけど、出てくる可能性があるし。
例えばその急いで便はできて、別にビデオとかはないみたいなね。
やっぱりね、インフレの途中って、より付加価値を足すことによって販売価格を上げるっていう方向に行くんですよ。
高機能、高付加価値。
そう、高機能、高付加価値がやっぱり常識というか、お客さんにとっても嬉しいし、利益にもなるしってなりやすいんだけど、
そうは言っても消費者がついていけなくなるポイントっていうのは絶対どこかにはあって。
そうね、米だけ炊ける炊飯器でいいんですけどみたいな話やね。
そういうことですよ。
オーバーキルですよね。
そう、オーバースクリプションでいいけどね。
そうそうそう。
そこまでいらんねんな、1000円、1万円安くしてほしいねんなみたいな。
地点がやってくると、ダダダダダーとそっちの方に流れていくんで。
そうよね、でもなんか日本の家電業界がさ、海外にビャーって取られるのもさ、もう映るテレビでいいですやんみたいな。
そうそうそうそうそうそうっていうところがあったりして、
今後他社が追随するかどうかとか、追随したとしても顧客層を広げるっていう方向のニュアンスなのかどうかっていうところはちょっと注意してみないとはいけないんだけど。
結構注目じゃない?だってこの後例えばさ、ネットフリックスとかがさ、
月何百分までやったら半額でいいですよって。
例えば、例えば。
そうそうそうそう、そういうのが来たらおって感じがする。
あ、おって感じがする。僕はおって感じがする。
なるほど。
っていう視点ですね。
これ以外からやってきてる巨大なサブスク系サービスの、
いわゆる。
廉価版が出たらインフレがご注意ということですね。
そうですね。
いやこのじゃあ例えばさ、インフレが限界点まで、
まあ米国でね、起こったとした場合に、我々サラリーマンとしてはこういう事態が来るっていう予想しておいた方がいいよみたいなのは、ざっくり軽くね。
インフレと消費者の影響
まあ一つはやっぱりインフレが限界点に達して、消費者が物を買えなくなってるっていうことは、
元気循環としてはやっぱり消費が縮小してるっていうことだから、
アメリカの消費が縮小してるんだなってなると、当然日本から輸出するものを影響を受けられて、
日本の消費も、消費じゃないな、輸出、だから生産の部分がどうなるんだっていうところに繋がっていくし、
やっぱり日本、輸出の国なわけじゃないですか。
そうですね。
その一番買ってもらってるのは中国米国だから、やっぱり中国米国の消費が明確にこけてくると、
日本もやっぱり景気としてはかなり影響を受けやすい。
なるほど。
構造には、経済構造ではあるから。
じゃあその、いわゆる不況じゃないけど、のスタートラインっていうののシグナルになってもおかしくないくらいかな。
とは思いますね。
なんかそれで不況になるとは言えないけど、一種のシグナルですよ。
そうですね、はい。
見方してもいいか。
そうですね。
あとは日本でもね、もちろん消費者がインフルエンに対してどう感じているのかっていうところ。
限界点を感じできつつある感はやっぱり個人的にも感じるところではあるから。
逆に言うとね、高付加価値を目指す、さっきも言ったやん。
高付加価値を目指すっていうのは常識なんだけど、オーバースペックで売れないくらいなら機能限定版作って、
ちょっと廉価なものを出してっていう、で高い市場シェアを獲得するっていう方向に、
大企業さんの方が多分中心にはなると思うんですけど、そういう戦略を組んでくるところっていうのが今後、
特に2Cの企業でですね。
そうね。
出てくるかどうかっていうところが、一つ見物だな、見物っていう表現悪いか。
マクロシの人っぽい。
マクロシの人っぽい。
口悪い。
口悪いね。
カットで。
カットで。
残します。
みたいなことは考えておるので、そういう方向に舵を切るような企業がポンポンポンって複数とか、
ニュースで目にするようになってきた暁には、ちょっと警戒感じゃないですけれども、ちょっと着目するかなっていう感じはあります。
価格戦略の重要性
あとなんかこれ特定の業界の方は気にした方がいいかなと思ったんですけど、
はいはい。
YouTube Musicは使えないって書いてるんですよ。
ああはいはいはい。
広告なし、ライト版はね。
はいはいはい。
ってことはYouTube自体が音楽をより広めたり再生させたりとか収益のもとだっていうようなビジネスプランの方はきつくなるかもね。
ああそれはそうかもしれない。
今音楽の発信値って多分その、なんて言ったんやろね、再生数とかバズらせるのはTikTokで、収益化していくのはYouTubeの再生数みたいなのがあると思うんですけど、
そうやね、今すごいよね。
その辺に影響を受けるかもねみたいな。
あるかもしれないですね。
だから結局そのプラットフォームが変わると参加者は変わらざるを得ないみたいなのは結構細かく、実は一言ではない人たちもいるかもねっていうのは思ったりしました。
確かに。適応しないといけないね。
っていうことですね。
かもしれないですね。
じゃあこの辺にしておきましょうか。
はい。
いやめっちゃ面白いニュースでした。
ありがとうございます。
野村さんニュースがまさかここからマクロに行くってことですけども。
ありがとうございます。
パッと見たニュースも野村視点であればマクロで楽しめるというのが、うちのビジネスファンのための面白い経済ニュースの特徴でございますので、ぜひアイデアとかひらめきにしていただければ面白いなと思っておりますので。
いつ日本に来るかわかんないですけどね。
ぜひ我々のトーク視点が面白いと思っていただけましたら、お友達に紹介いただきましたり、エックスとかノートとかをフォローしていただけると嬉しいと思っております。
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオインタビューワーの井田でした。そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている話し手の野村でした。
なんか毎回これと必要あるんかなって今思いながら喋ってます。これあの毎回喋ってます。
台本見ずに喋ってるもんね。
10:07

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