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2025-10-21 25:45

[18-1]令和7年度の経済財政白書を解説!日本全体のマクロな経済環境の現状・課題・対策・展望がひとまとめ!私たちは今度どのように経済活動をすればいいかの決定版【経済財政白書R7解説編】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

こんなに具体的に書いているんだと驚きです by 飯田


▼本日の番組チャプター▼

() 通称:経済財政白書/令和7年度 年次経済財政報告(経済財政政策担当大臣報告)

内外のリスクを乗り越え、賃上げを起点とした成長型経済の実現へ

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2025/0729wp-keizai/setsumei00.pdf

() 日本経済の「現状分析・問題点・今後の展望」だから日本政府はこのような対策をします、という政府レポート

() 今回のシリーズのお品書き

() 経済財政白書は著者:経済産業省、出版公開が内閣府というレポート。毎年1回、7月ごろに出る

() なんのためのレポート?国民に現状の経済と方向性を提示する

() シリーズ[9-1]から始まる財務省レポートと発行元や部署、目的が違うから両方参考になります

() 経済白書は、日本国を経営する視点における「経営戦略室」が出しているレポートという位置づけ

() 経済白書を具体的に知ってもらうために:過去レポート令和2年「コロナ禍」だとどんな内容で、その展望はどうなったのか?

() コロナ禍レポートでは「ITに関わらず、コロナをチャンス機会と捉えてデジタル化してイノベーションを目指そう」という内容でした

() 働き方を変えるチャンスでもあるという内容、雇用管理や時間管理を見直そう、というメッセージ

() 女性の就労時間が伸びたが、それを継続就業でき男性の働き方の見直しが、個人の余暇の充実やQOLのため、ワークライフバランスではなく日本の経済成長のために必要という提言

() 飯田持論:デジタル化・DX化なされていないと、次の社会対応たるAI対応組織ができない

() 令和7年度のこの最新版の経済白書は、まとめるとざっくりどんなことが書いてて提案してくれているのか?

経済情勢が悪化しても人件費は上がり続けるから、それに対応できる利益構造をつくれる組織でなければならない

() 人材確保ができているなら、人材不足企業への進出や関与を検討してもよいかも

() インバウンド需要が今後落ち込む予測なので、あまりに依存しすぎる企業構造である場合は注意

() 素人の飯田が経済財政白書を読んだ感想:グラフだらけで初見ではめっちゃ読みづらい。圧があって閉じたくなる

() 飯田が思った読み方のコツ:概要資料のグラフの近くにある白枠に書いている「まとめ」の文字だけ読めば十二分に理解できる

() 飯田感想2:賃金上昇ノルムや蓋然性などの専門用語は手加減なく使われている


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年10月6日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣意:私たちが目指すこと (note)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

令和7年度の経済財政白書では、日本経済の現状や課題、政策の方向性が詳しく分析されています。発行主体である内閣府は、国民への情報提供と政策企画の役立てを目的としています。白書には、日本経済のマクロな現状が詳述されており、特にコロナ危機を受けたデジタル化の重要性やそれに伴う働き方の変革について考察されています。また、賃金や人材需給、インバウンド需要の状況とその課題、及び今後の対策が示されており、賃金は経済状況に関わらず上昇すると予測されています。人材不足の業界では事業機会が指摘されています。これを元に、日本のマクロ経済環境の現状や課題、対策について深掘りし、今後の経済活動に向けた展望が考察されます。

経済財政白書の概要
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ
こんにちは、インタビューワーの飯田です。
そして、毎日6時間以上国内・海外のニュース情報を見ている
話し手の野村です。
この番組は、政治や経済のニュースを働く社会人の方が
日常の仕事の中で活用できるように読み解いていく番組です。
野村さん、今日もお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
さあ、今日も政府レポートやっていきましょう。
はい。
令和7年度年次経済財政報告
経済財政政策担当大臣報告というやつですね。
はい。
経済財政白書って呼ばれたやつですよね。
はい、経済財政白書です。
はい。
全体感としてなんですけど、どういうこと書いてあるんですか?
日本経済や財政の現状を分析すると。
まず一つ。
現状認識。
まあ、例えば何やろう。輸出伸びてますよとか。
ああ、そうそうそうそう。
あの、輸入高ですよとか。
この業界どうですよみたいなのが書いてある。
そうそうそうそう、ざっくり。
まずそこ。
で、現状を把握したら問題点を炙り出すね。
問題点を書いてある。
問題点と政策方向性
経済産業省さんが今の日本経済、ここが問題だと考えていますっていうことが書かれてある。
じゃあさ、よくあるさ、戦略立てるためにはさ、現状認識をして、課題を設定して取り組みな。
はい。
全部やってくれてるってこと?
そういうことです。
コンサルいらんやん。
そうなんです。
コンサルいらん。
これこれこれ。
言い過ぎ言い過ぎ。
めっちゃ全体のね。
そう、めっちゃ全体の。
もっと言うなら、日本国としてのを経営してる人にとってのコンサルティングした現状認識レポートみたいなイメージね。
そういうことです。
で、我々は中で過ごしてるから、当然、だいぶミクロに降りてくるけど、生かせる部分はあるんじゃないかってことね。
そういうことです。
で、さらに問題点まで洗い出した後に、今後の展望まで書かれている。
あー、こうやったらこうなるみたいな?
そう、この問題をこう潰したらこういう風になっていくだろうし、この問題を潰せなかったらこういう風になっていくと考えているよと。
おー、すごいやん。
みたいなことまで書かれている。
はいはい。
で、その上で、さらに具体的な政策の方向性。
だから、日本国政府はこういうことを政策として打ち出していこうと考えていますよっていうところまで考えている。
へー、読まない手はないじゃないですか。
そういうことだね。
毎回言ってるけど。
でもさ、こんなに言ってたら全部読みきれないじゃん。
発行主体と目的
いや、読みきれない、読みきれない、読みきれないです。
ということで、私たちがやりましょう。
もうこれ、これもう絵か?
もう絵か?
様式みたいなね。
様式みたいなね。
毎度回し者じゃないんですかっていうところまで様式部屋なんですけど、やっていきましょうかね。
そうですね。
まずはどういう風な感じでいきますかというと、どんなもんなんですかというね。
どんな目的でどこが出してて、どういうこと書かれてるんですかっていうその全体像のお話。
過去こんな特徴的な回もあったりとかして、まあおおむねこんなことがこういう時期に書かれてたんですねっていうような具体的事例を伴ったお話。
なるほど。
で、全体観、経済財政白書っていうのはこういうもんだよっていうのを掴んでいただいて、
今回の令和7年版ね、つまり2025年版は野村さんがまあざーっと全部読んだ感じでいうと、
私たちに対してこういうことを伝えてくれてるんですよっていう全体のまとめみたいなのをお話しいただきまして、
で、どうやらなんかこっちの方が聞きやすいよみたいなのが、僕が選んでるからそういう風に勝手に思ってる可能性があるんですけど、
素人の僕が読んで、ここどうなんですかっていう質問する形式が結構初めて聞く人にとっては聞きやすいみたいなね。
あーなるほど。はい。
と、勝手に僕が解釈してるんですけど。
縁ちゃおうかな。縁ちゃおうかな。
ですので、野村さんの全部の詳細解説の前に飯田がピックアップして、ここどうなんですかっていうね、
資料読んでみた感想とここ詳しく教えてくださいっていう面白かったところのピックアップをざーっとやりましょうと。
はい。
で、その後野村さんから今回の資料のもっと詳しく深掘りして、この箇所こうでしたよっていうのをまあ経済循環っていうね、
我々がやってるフレームワーク停滞の経済学の知識というか学問的なやり方にのっとって、
それを詳細に解説して、まあ感想戦のエンディングと。
まあそんな感じでやろうかなと思っております。
了解でございます。
はい。
ではもう早速なんですが、経済財政白書ってどこがどんな目的で出してるんですかっていうその全体感を教えてもらっていいですか?
はい。発行主体自体は内閣府さんです。
あ、そうなんですね。
はい。
あのそうなんですねって僕言ったらあかんかもしれないですけどね。
はい。
あの昨年取ってるからね。
確かに。
だから白書のタイトル的にはさ、経産省とかさ。
あーそうね。
まあ出してそうじゃない。
正確に言うと、経済産業省さんが内閣府に提出した資料なんですよ。
あ、だから作ったのは経産省。
作った、提出したのは経産省。
うん。
ただそれを吟味して。
はい。
まあこれで出すよ、出していいよって最後お墨付きを与えて出すっていうのは内閣府なので。
発行主体としては内閣府に一応なる。
だから出版と編集は内閣府で。
はい。
著者は経済産業省みたいな。
そんな感じです。
はい。
で公表時期は?
毎年夏頃ですね。
うん。
7月が多いです。
あ、そうなんや。
はい。
今回のやつ何、いつ出たんですか?
今回は7月ですね。
あ、7月なんや。
はい。
例年通り7月半ぐらいに出ると。
はい。
いうような感じなんやね。
そうです。
結構我々遅めに撮ってるってことね。
撮る。
はい。
そうですね。
やること多かったよね。
いやいや、まあまあまあ。
石場さんが辞めるユウシさん。
本当はもうちょっと早く撮って。
次は総裁選あるさ。
そうそうそうそう。
日銀展望レポートは当然速報制持ってやりたいさ、みたいなことやってたら。
実は収録してるの今10月6日なんですけど。
はい。
もう10月6日になっちまったみたいな。
10月6日になってしまいました。
もう既に読んでる方はすいませんね。
いやいや、もう本当に申し訳ない。
でも改めて3ヶ月前に読んだ方も、
あ、言ってたなとか思い出しながら聞いてもらったらいいんじゃないかなと。
そうですね、はい。
思うんですけども。
ぜひぜひ。
これを発行してる内閣さんがチェックして出してるとしてですね。
はい。
発行目的ってのは公的にどういう風に言われてるんですか、これは。
まず一つは、一番重要なのは国民の皆様に経済財政の現状を知らせる。
うんうん、なるほど。
国民の皆様って言ったらめちゃ中の人っぽく聞こえるけど。
多分内閣府がでしょ。
そう、中の人が。そうおっしゃっておられる。
もう一つが、政策の企画立案に役立てるっていう目的があって。
あ、そうなんや。
内閣府の方から政策としてこういうことをやるよみたいなことも当然書いてあるから。
それに対して他の省庁さんも含めですよね。
官とは言わないけど、完全な民ではない方々とかもたくさんおられるから。
関わっておられる方がね。
そういう方にこういう方向性ですよっていうことを打ち出すために書かれてるっていうことです。
政策に役立てる経済系のレポートっていえば、なんか昔取ったやつにも似たようなのあったと思ってて。
財務省レポートみたいなの取れませんでした?
財務省は財務省さんでレポート出しておられる。
だからあれは財務省が出してるレポートで、こっちは経産省が出してるレポートで、
出してる省庁は違うけど、両方ちゃんと内閣府で全部問んで政策に活かしてくださいねってことね。
そういうことでございます。
なるほどね。だから発行元が違うから書いてる視点も違うし内容もちょっと違うよみたいな感じで。
その通りでございます。
財政が中心なんか経済が中心なんかで違うってこと?
財務省さんは財務経理、会社で言うと財務経理部やから、
日本国政府のお金の周り、資金繰りっていうところを中心に考えて書き張る。
経済産業省さん、こっちね。経済財政博書は経済産業省さんが発行してる、書いてるから、
経済成長、経済の構造っていうところをどのようにすれば良くしていけるかなっていうところを中心に書いておられるので、
発信の起点が違うというかっていう違いがあるので、結論もちょっと違ってきたりするところはあったりもする。
間違ってたら訂正してほしいんですけど、会社で言うと財務部、会計部が出してるか、成長戦略室みたいなのが出してるかの違いってこと?
そういうこと。
今回はどちらかというと経営企画室とか成長戦略室みたいなところが出してるってこと?
そういうことです。ざっくりそう思っていただければ。
違う視点の方もちょっと知りたいよって方は前回の聞いてもらったらいいかな?
聞き比べるのはそれで面白い?
はい。めちゃくちゃ面白いです。
じゃあ言うとくと、財務省さんが出してる内閣府に提出してる政策に活かしてくださいよっていうレポートに関しては9-1番にあります。
今ちょっと言ったら間違ってて、財務省が出してるわけじゃないですよね。
財務省に有識者の先生方が提出したレポートなんですね。
9-1はそうです。
9-1はそうですよね。
コロナ危機とデジタル化の重要性
9-1はそうです。
なので財務省のレポートではないですっていうことは注意してください。
3感覚ね。3感覚の有識者が日本の現状ってこうですよね、政策に活かしてくださいっていうプレゼン資料が9-1番聞いていただいたら聞けますので、
ぜひ合わせて聞いてくださいというところです。
正確な意味でもうちょっと具体的にということで、今回の回の説明は今回するんですけども、
過去に特徴的な回、財政白書にこんなこと書いてて、この時こんな展望を書いてて、問題点もこう書いてくれてて、
時間が経てばさ、実際そうなったかどうかだと、例えば財政白書で言ってた展望間違いなく取れんけみたいな場合もある可能性があるわけ。
なので過去回のこの回こうで、こうなりましたよみたいなのってあります?
それで言うと、コロナの時?
まあまあ毎回登場しがちなね、コロナ期のレポートね。
そう、コロナ期のレポートは、例えばテーマで言うと、コロナ危機、日本経済変革のラストチャンスって。
ちょっと待って、なんかドラマのタイトルみたいな。
そうそうそう。
プロジェクトXのタイトルみたいな。
そう、あ、気合い入れたねーって思いながら。
え、それで終わり?コロナ危機、日本経済変革のラストチャンスっていうタイトル?
はい、タイトル。
めちゃめちゃおもろいな。
めちゃくちゃかっこいいやん。
じゃあ実際どんなこと書いてたかというと。
ちょっと待って、それ何年の資料だそれ。
例は2年?
2020年かじゃあ。
2020年。
5年前ね。
コロナど真ん中かね。
本当にコロナど真ん中か。
の時の経済年次報告ね。
全産業がデジタル化しようねと。
って書いてたんや。
その内容なんですよ。
なんでそれをすべきかってこと?
そう。IT産業に偏った人材配置を政府も含めて非IT部門に広げることがイノベーションに重要であるって書いてて。
すごいやん。
当時それを言って貼ったから。
5年前に。
5年前に。これはそうだよねって今でも思うし。
今なんかもっとやん。だって全企業がAI対応していかないといけないって言われてるから、IT産業だけがデジタル強いんじゃなくて、全産業デジタルに対応するどころか、その向こう側のAIに対応しないといけないわけでしょ。
そうです。それをその絶好の機会だよねっていう言い方をしていたところが。
コロナで外出れないから。
面白いとか興味深いというか、ネガティブな論調が多かった時期に、当たり方変えないといけないよねとか言ってた中やけど、これイノベーションに重要っていう文脈に
言ってる人は少なかったもんね。
言ってる人は少なかったと思うんで。しかもそれをIT産業をどんどんやりましょうとかじゃなくて、非IT部門に分配せって言ってるのは、結構当時としては良いこと言ってた。
すごいね。
新しいことを言ってたんじゃないかな。
まさに今の文脈ってさ、ピンチをチャンスに理論やん。
テーマがコロナ危機、日本経済変革のラストチャンスやで。ピンチはチャンス。
捉え方次第でそうなりますよと。今こそデジタルにしざるを得ないんだから、ここでデジタル化不得意だった企業産業界もデジタル化しましょうねってことね。
働き方の変革
せっかく意識ちょうどブッて上がってる時やから、もうこの流れで行ってまおうやみんなって。
助成金も出すし、張ったしねいっぱいね当時ね。
そうそうそう。
なるほどね。
次行きますね。
だから時短労働だとか、リモートワークとかかな。あとはもう会議オンラインで良くないとか。
ああそう。
柔軟になってそういうことかな。
あとは副業とかも込み。
その後にリスキリングで副業でっていうの流行ったけど、この時点で言ってたってことね。
さらに具体的にミクロにコート仕込んでくださいねっていうところで、時間管理と雇用管理の仕組みを見直せって。
おおー。現場でタイムカード合算させてるんじゃなくてそこもITできるでしょとか。
そういうことでございます。
そういうことだよね。
そう、すごいよね。で、僕は当時思ったのは覚えてる。
それはせざるを得ないからやな。
そう、せざるを得ないし。だからせざるを得ないって文脈じゃなくて、せざるを得ないだとさ、しょうがないからやるやん。じゃなくて、違うんです皆さんと。ポジティブに考えましょう。
いいチャンス来ましたね。
いいチャンス来ましたね。
今まで毎日忙しいからさ、デジタル化したいって言ってもさ、目の前に業務が来るやんってなってたのを、せっかく産業が止まってるんだから、今やりましょうってことで。
そう、止まってるからこそできるでしょなんですよ。
できる、そう。
ねえ、ほんまにそう。
働きながらやらなきゃいけないの。
マジでむずいから。
意外とできないよね。
だからそのために、政府としてもお金、助成金とか補助金とか個人に対しても含め、みんなにちょっと頑張って出すから、この間に変革してくださいね、チャンスですよって言ってたのが経済産業省さん。これは軽減じゃないかなと思ったりしてます。
いいじゃないですか。
まあ三つ目最後ですね。当時女性の就業は大きく増加していると。まあおそらくですけど、これは野村の適当な解釈ね。男性の就労時間が減って、男性だけで十分な所得を得られなくなったからとかの文脈もおそらく込みで、女性がもっと働くようになったっていうのがあって。
次の課題はその人たちが継続して就業を続けてもらうこと。それを促すことだって言ってあって。
労働人口が減ってるからね。
はい。保育施設などの拡充に加え就業と出生の両立を図るためには、男性の働き方を見直すことが重要っておっしゃっておられます。
なるほどね。
これ厚生労働省かなと思ったんですけど。
個人の幸福とか寄与を得るの話のために働き方を見直すんじゃなくて、経済成長のために男の人は働き方を考えてくださいねって言ってるってことだよね。
だって経済成長の白書だもんね。
なるほどね。
よかの充実の文脈じゃないってことだよな。
全然違います。
だから働き方を変えること自体が日本経済の成長と関連するよというレポートだよね。
そういうことになりますね。
経済財政白書の展望
5年前としては結構先鋭的というか。
だと僕は思います。
もともと安倍内閣ぐらいからはそういう風潮というか流れはあったんだけど、何にしてもこれをこれチャンスですねって明確に提示したっていうところが素晴らしいものだったんじゃないかなって。
でも怖いのはさ、今5年経ったわけやん。でもさ、こんなに先に対する目線のある資料のテーマタイトルがさ、コロナ危機日本経済変革のラストチャンスって書いてて。
俺気になったのさ、基本経済変革のチャンスって書いてもいいやん。ラストチャンスってことはさ、結構な言い方じゃない。
政府資料としては結構強い言葉を出したなというふうに思っています。
ということは今ね、もう5年経っちゃったわけやん。2025年に当時問題点として出席されてた、意外と5年経った今もコロナ終わっちゃったから、デジタル化しなくてもまた元に戻れていけてるわっていう対応できなかった企業さんとかはラストチャンス逃したよとも読めるってこと。
ああ、それはあるかもしれないですし。
実際どうなるかわからないけどね、これから。
もちろん。
けど当時はそれぐらいのメッセージで言ってたんだろうね。
だし、逆に言うと当時やってた人たちは、例えば今のAI時代とかでも対応しやすいとは思うんで。
私自論として持ってることなんですけど、コロナ禍にかかわらずDX化、デジタル化してない企業ってAI化できないんですよ。
AIって社内データとか自分専用データとか会社専用データがあって、それを会社専用のエレベーターみたいなのと、チャットGDPと自分の会社のデータを合わせて自社のAIエージェントになること自体がAI活用のゴール地点の一つだと思ってて。
ああ、なるほどね。
だから、例えばデジタル化されてないものをAIに学習させることができないから。
だから紙物全部一旦電子データになってない企業とか相当苦しいから。
だからそれこそここでデジタル化してなかった企業は今苦しくなる可能性はあるやろうねっていう。
だから経済の流れ止まって事業ができませんっていう時に何をしてたかっていうところが問われてるのかなっていうところはあったり。
これ読んでたらちょっとヒントにはなったかもねぐらいのお話ですね。
いやもう恐ろしいことにさ、15分っすよ。
あら、結構言ってますね。
びっくりした。
ありがとうございます。
何が違ったかなとか今思い始めてる。え、過去回やん第一回みたいな。え?みたいな。令和7年教えてよっていう。
逆にさティザーとしてみんなテンション高まったってことでいいか。そういうことにしようか。
ごめんなさい、僕話すぐ長くなっちゃった。
でもまあ具体的にそういうことを書いてくれる資料だということは分かりましたと。
はい。
しかも現状分析問題点今後の展望と具体的にやった方がいいことが書いてるんですよね。
はい。
ということはどの業界の人も日本で仕事をしている人も全員参考になりますよねということで。
はい。
まあ我々活用ラジオなんだけど活用の仕方書いてくれてる資料がないからもうそれ読もうや。
ああ、それはそう。それはそう。
われわれが読んで解説するだけで我々の仕事終わったことになるやん。
そうそうそう。
もうこれこれ。っていう感じでいきましょうよ。
はい、了解です。
ということで、令和7年度の経済財政白書、年次経済財政報告ね。どんなことが書いてあるんですか?ざっくりまとめね。後で詳細版をやるとして。
ああ、ほんまに。
野村さんが読んでみた感想というか、今回こんなこと書いてましたっていうのをバーっとこう言ってもらうと。
ちょっと僕の解釈も含まれてるということは。
まあまとめ部分なんでオッケーですオッケーです。
賃金と経済環境
前提でお願いしますっていうことなんですけど。まず賃金ですね。
はいはい。
特に最低賃金です。
今すでに上がってるけど、今後も上がり続けることを大前提に利益構造を組み立ててくださいねっていうことが書かれてある。
企業における給与として渡さないといけない金額は、害虫にせよ何にせよどんどんどんどん増えるから、利益出せるように売り上げの方をちゃんと上げてねってことね。
荒利ですね。荒利をきちんと上げていきましょうねっていうと限界利益かな。限界利益を上げていきましょうねっていうところが言われているのと。
なるほど。
僕の注釈にはなっちゃうんですけど、名目賃金って多少なりと過方向直線って言って下がりづらいから、みんな賃金下がるかなって思っておられる方がもし一人でもおられるんやったら、経済情勢が悪くなったら、給料ちょっと下がる場面とか来るかなって思われてる方がおられるんやったら、それは今すぐ伝えましょう。
そんな心配しなくていいってこと?
逆です。経済情勢が悪いから賃金が下がるって思ってるんやったら、それは上がり続けるから、経済情勢が悪くなろうが良くなろうが、賃金は上がるものとして考えましょう。
賃金はどっちにしろ上がり続ける。今から景気が悪くなっても賃金上げざるを得ないという環境ってことね。だから経済状態が今いいかどうか知らんけど、この後多分あると思うんだけど、悪く今後なったとして、でもそのいわゆる人件費は上がり続けるってことね。だから経済状態が悪くても利益出せる構造を組み立ててくださいねってことね。
そう。おそらくね、デフレ時代を知ってる方の方が経営者の方とか特に多いと思うから。
時代的にね。
時代的に。あれってさ、経済状態が悪いから人件費下がっていったよねっていう論理やったんやけど、そうじゃないよと。
詳しくは後で聞けるってことでいいかな。
ああ了解です。
じゃあまとめもうちょっと教えてもらっていいですか。
人ですね。従業員数を揃えられるのであれば。
採用ができるのであればってこと?
採用ができるのであれば、もしくは既に持っているのであれば十分に。人材需給が逼迫している業界を選んで、一つ事業ピボットのアイディアというかね、あの事業のアイディアを出してみると、まあ面白いのかなというふうにはここからは読み取りました。
人材需給が逼迫してるってさ、どういう状態?
人が足りていない業界ですね。
ああなるほどね。じゃあ人材不足の業界にってこと?今の話は。
人材不足っぽい業界がどこかはこの後出てくるとして、そういう業界がこの報告書に書いてると。
自社の仕事の中でその業界と関われたりとか、何ならその業界に参入できるような事業アイディアをやっておくと、さっきの賃金が上がり続ける利益構造になれる可能性もあるってことね。
そういうことです。
二つまとめて言うとね。
そのとおりです。
インバウンド需要の影響
僕の解釈も含めですけど、インバウンド需要に依存して成立している事業を行われている方がおられたら、それは一応その依存度は低下させるプランBを案として、副案として持っておくと良いと思いますっていうのが一つです。
インバウンド需要が今後落ち込む可能性があるってこと?
はい。
って書いてんねんよ。
書いてます。
それは野村解釈じゃなくて書いてんの?
あの書いてます。
それってさ、タイムリーすぎねんけどさ、ご存知の通り今日10月6日なんです。
はい。
高市新総裁決まりましたやん。
あーそうね。
そう。で、高市さんに決まったやん。
はい。
高市さんになったことは、この資料は考慮されてないやん。
考慮されてないっす。
ここはもう、マジでタイムリーな雑談で台本にもないし資料にもないねんけど、今高市さんになってもこれはそのままやと思う。
あーそのままね。
そのままやと思う。
はい。
になった現状においても
だって7月の終了ってことは
当時は石破さん辞めるとか辞めないの
話がない頃やん
と変わらず
インバウンドジオは落ち込むよってこと
落ち込むよとは言わないですよ
落ち込むよとは言わんけど
落ち込む想定のままだとの裏は考えてます?
っていうのは
あくまでプランB
なるほどね
落ち込んだ時にも
可能性としてはゼロじゃないから
持っとかないとマズいかもねってことね
そういう上位認識ね
以前より期待値が上がっているからっていう感じ
インバウンドジオが落ち込む期待値が上がってるから
一本足だほうやめてねってことね
そういうことですね
今って特に輸出とか
インバウンドで観光客に対してっていう
文脈がすごい流行りというか
ちょっとバブルじゃないけど
盛り上がってますよって
盛り上がってますよっていう中で
そこ一本足してると
ちょっと手痛い目に遭う可能性があるから
国内ジオしっかり掴んでいきましょうね
っていうことは
一つ二つ仕込んでおいてもいいかもね
なるほど
だから文字で見たらもっと明確なんでしょうけど
言葉なんでもう一つ正確に言っておくと
インバウンドジオに依存して成立してる事業はって書いてるから
まさに文字通り依存して成立してる事業やったら
もう一個考えてたほうがいいよってことね
はいその通りです
なるほど
飯田の感想を読んでみて感想とさ
ピックアップ一本目に終わると思ってたんだけど
読んでみた感想だけ先しゃべろうかな
経済学書ね
シロと飯田今回も読ませていただきました
一年ぶりに読んだらまず恐ろしいことに
こんなシロやったっけって思います
何も覚えてない
でもさ当時俺読んでない気がする
読んだ記憶がないもん
過去放送聞いたら読まずに撮って
アドビデやってますって言ってるかも
あーそうかもなー
うるさいとごめんなさい
って思えてるんですけど
まずね感想言っていい?
はい
マジで読みづらい
でただコツ掴むとめっちゃ読みやすい
で今回から初めてもし読む方いらっしゃったらね
僕が見つけたコツなんで参考になるか分かんないんですけど
一応聞いといてください
一つはこれねまずねパーッと開いたら分かるんですけど
僕概要資料見ました
概要資料っていうのはPDFで横長で
プレゼン資料みたいな感じで
20ページぐらいまとまってるやつです
で経済財政白書は200ページぐらいあるんかな
の詳細な文字だけの論文みたいなやつと
そのPDFのパワポっぽいやつの2種類があるんですよ
で僕はパワポっぽいやつだけ読んだんですけど
ずーっとずーっとグラフなんですよ
あのね所狭しと
そんなにグラフ入れたいっていうぐらいグラフなんですよ
ひたすらね
もうね横軸と縦軸と矢印と
この線はこれ示してるからっていうのを
もうメモリともうそれしかない
そうですね
それがあんまり続くから
初見でね流し読みしようと思ったら
うってなって閉じます
まあそうよね
ちなみに私3回ぐらい閉じかけました
そう
なんだけど収録しないといけないから
頑張って読む
頑張ってたんやね
で気づいたことがある
あのねこれグラフの下に
日本語でまとめが入ってるんですよ
あーそうね
白い四角で小っちゃい四角なんですけど
白い四角があってね
そこにこのグラフはこれが結論ですって書いてくれてんのよ
そこだけ読めばいい
これコツ
でどういうことかっていうと
グラフ全く見なくていい
あーそう
見たほうがいいねんけど
多すぎるくし読み解くの大変だから
たぶんこのグラフだけを目に入れると
圧迫感のほうがかっちゃうし
圧迫感で3回ぐらい閉じるから
じゃあって脳が処理できないから
脳が拒否する
いやね
確かに文字のほうが読みやすいかもしれない
この白枠の文字だけ概要資料のほうの読んだら
これここが重要なんですってことやね
おそらく全部読んだら
確かに
すごく重要なことだけ書いてるっぽい
だからまず資料開いてこの20ページの
グラフの下とかについてる
この白枠の文字だけ読みましょう
これすごい僕おすすめ
それでも読みづらいし
いやそっちじゃなくてグラフ読んだほうがいいっていう方がいらっしゃったら
あのすいませんでした
これ僕の思うコツね
まあコツねはいはい
もう一つは専門用語がすごく多くて
読んだ感想ね
すごくあの
結構勉強してることを問われる資料だなと思った
これね日銀展望レポートの大きな違いね
あーそっか
どういうことかっていうと
さっき言った白枠ね
文字数入れれるのが少ないから
フルパワーで書くしかないのよ
まあそうね
でどういう単語出てくるかっていうと
この絵に関しては
フィリップス曲線がこうたらこうたらで
あー出るね
でそれは
チンギン上昇ノルムがだーたらこうたらで
出るね
でチンギン上昇ノルムって言われて
知ってるやつなんによるみたいな
でもこの資料読む人はそれでいいから
だからそういう
勉強しないと苦しい専門用語がたくさん出てくるから
そこは調べながら読む必要があるから
そこがしんどいなと思った
なるほどね
あとなんかアンカーされるとかね
これぐらいだと分かるかもしれないけど
改善性とか
改善性難しいよね
資料ではよく出るけど
経済財政白書の解説
言ってしまえば確率のことやけど
確率じゃないんだけどね厳密に言うと
まあまあ
改善性って見てこれ確率のことなんやって
読めるかどうか
読めんよねなかなかね
っていうのが
まあ感想はその2つやね
なるほど
パッと見開いたら閉じたくなる圧がある
けど白枠読めばすげー読みやすいんで
ここだけ読むだけでめっちゃ勉強になるし
白枠の文字だけ読んだら文字数実は少ないから
20ページ全部いってもね
多分ね30分かかんないです
そうね
実際ね今読み合わせというか台本ね
この収録前に僕読んだ時間
多分30分切ってるやん
あー全然
だから一瞬で読む
ただ専門用語が結構あるから
そこだけは問われる
っていうのが感想でした
なるほどね
その上でこの後何するかっていうと
白枠の中で
おーって思ったとこピックアップして
抜いてきたんですよ
あーなるほど
それを野村さんに
どういうことなん
質問してどういうことなん
っていうのを教えてもらおうかなと思ってて
次回以降のやつね
この概要資料開きながら
僕何ページの
右下のこの白枠とか言うから
あーはい
そこ読みながらやったら
同時にグラフ見れるんで
あーなるほど
てかポッドキャストでながら作業やのに
私たちに目を問うんですか
白を読みながら聞けてっていう
反応はすごく思うんだけど
それは
ながら作業で聞けるようにしてくれたんじゃないか
ちなみに見なくても伝わるように
2人とも頑張りますけど
より掘り下げて
腰すげて聞きたい方は
ぜひ資料見ながら聞いていただいたらいいかな
というところで一旦休憩して
次回からそれやりつつ
今後の流れでいうと野村さんの詳細な解説もついてて
まとめで今後の展望を
資料に書いてる事実としての展望と
エンディングに関してはね
毎回僕らエンディング撮ってますけど
僕らの解釈感想を含めた展望っていうのを
喋って終わりというシリーズにしたいと思います
一旦休憩しますか
はい続きます
政治経済情勢活用ラジオ
次回へ続く
25:45

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