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2025-10-24 24:21

[18-2] 2025年の物価・賃金の動向、個人消費の回復、労働市場の長期的な変化と課題【経済財政白書R7解説編2】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

通称:経済財政白書/令和7年度 年次経済財政報告(経済財政政策担当大臣報告)

内外のリスクを乗り越え、賃上げを起点とした成長型経済の実現へ

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2025/0729wp-keizai/setsumei00.pdf


▼本日の番組チャプター▼

() p1. 右下:世界需要の輸出への影響は過去よりは低下も、引き続き大きく、世界経済の下押しはリスク要因。

() p2. 左下:可処分所得等から推計される理論値よりも個人消費の回復は緩やかにとどまる。

() 経済循環の最後の出口は「個人消費」であるという重要な認識

() p3. 左上:消費者物価は2割を占める食料品を中心に3%を超える伸びが継続。財物価の伸びは米欧ではゼロ近傍の一方、日本では高い伸びが続く。

() 野村さん、財物価ってなんですか?

() p4. 右下:東京都の募集家賃指数は、都区部を中心に近年急速に上昇。CPI民営家賃への先行性が高く、都区部の家賃は今後も上昇が続く見込み。

→ 個人住宅だけでなく事務所家賃・テナント家賃の変化がビジネス構造に影響

() p7. 右下:2022年度にかけて中小企業等の投資補助金の受給件数・金額が増加。補助金受給は一定の投資誘発効果があった可能性。

() p9. 左下:高齢であるほど、予想物価上昇率の高まりに対して耐久財を前倒し購入する傾向が弱く、マクロの消費の停滞の一因となっている可能性。

() シルバーテック・シルバー経済の助成金が今後予想される

() p.10 右上:医療・福祉や建設等、公共部門、官公需の影響を受けやすい産業では、人手不足感が高くても賃金上昇率が低い。市場メカニズムが機能しにくい分野の政策対応が必要。

() p11. 左下:勤続年数に応じた賃金上昇度合いはこの15年で見ても低下。

() p.12 人材ミスマッチはなぜ拡大?


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年10月6日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣意:私たちが目指すこと (note)

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政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

2025年の物価と賃金の動向に関する経済財政白書の解説では、個人消費の回復が遅れている現状と、それが企業利益や労働市場に与える影響について議論されています。また、東京都の家賃が急上昇していることにも触れられています。2025年の日本経済については、物価や賃金の動向、個人消費の回復、労働市場の変化と課題が論じられています。特に、高齢化に伴う消費意欲の低下や賃金上昇の必要性、さらには政策の対応の重要性が強調されています。2025年に向けての物価や賃金の動向、個人消費の回復に関する議論が展開され、特に労働市場の長期的な変化とそれに伴う課題についても深く掘り下げられています。

経済動向とリスク要因
【マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ】 前回からの続きです。
では経済財政白書を読んでいきましょうというところなんですが、前回のまとめを言っておくと、日本経済財政の現状を分析して問題点も言ってくれるし、今後の展望も言ってくれるし、具体的にこういうことをした方がいいよということが、日本経済全体と各業界と諸々が書いているレポートだから、全産業陣参考になりますよ、という資料です、みたいな話をしましたね。
【おだしょー】ということで、それを初見で素人が読んだEAがピックアップして、こんなん書いてるには面白みたいなのを野村さんにぶつけて質問で答えてもらうというね、こういう資料が得意じゃない方も聞きやすいコーナーをやっていこうと思うんですが、早速いきますね。
まず1ページ目から、概要資料の1ページ目からいきますね。ポッドキャストの概要欄にリンク貼ってると思うので、見たい方はそこから見てください。
そちらの右下ですね、一番右下の四角枠、世界需要の輸出への影響は過去よりは低下も引き続き大きく、世界経済の下押しはリスク要因、書いてます。つまり、世界経済は悪くなりそうで、それに引きずられてしんどくなるよって書いてるってこと?
ザックリとそうですね。特に7月だと、これ発行したのが7月の中旬から下旬のあたりで、最終公とかが6月下旬とか7月とかに上旬になってくるから、トランプさんの関税、もう何名も言うてごめんな。
本当ね。うちの放送をトランプ関税の話しするポッドキャストになりつつあるよね。良くないと思う。
良くないね。良くないけどしょうがないよね。
それぐらい出てくるくらい大事なんですよと。
そうなんです。トランプ関税まだ決まってないから、その影響まだわからないですしっていうところで下押しリスク要因って書いている。
でもさ、今結果出たわけやん。これ7月中でしょ?今10月6日でしょ?で決まったわけやん。
この3ヶ月経ってトランプ関税に決着がつきつつある現在、下押しリスクがまだこの資料の頃同等ぐらいあると思う?
私個人の感覚としては、この当時よりはちょっとマシにはなってる。
マシにはなってる。世界全体の経済って、今要は経済的に好調不調で言うと、そんなに好調じゃないよってことね。
いや、好調は好調ですよって言ってんのよ。ただニュアンス難しいんやけど、好調なんだけど
陰りが見えてるとか。陰りが見えたちょっと後の下り坂に入ったかなーぐらいのニュアンス。
この四角枠で言いたいことは、この先も今まで通り世界経済がどんどん伸びていくから、輸出企業さん安心していいですよとは思わないでくださいってことね。
その通りです。
そこが分かればいいや。こんな感じでバシバシいきます。時間もかかりますので。
個人消費の回復の遅れ
次ね、だいたい全ページあるんですけどね。2ページ目。2025年半ばでは経済動向2のページなんですが、左下っすね。
左下。過小分所得等から推計される理論値よりも、個人消費の回復は緩やかに留まるって書いてあるんですよ。
つまり、儲かってる量の理論値に比べて、みんなはあんまお金使ってませんってこと?
そういうことです。
で、合ってるんや。これ結果どういうことを生むの?わざわざ書いてるってことは大事なことなんでしょ?
そうですね。経済循環として、消費ではなく貯金とか投資とかをしている方が多いと、消費そんなに伸びないから企業利益になってくれないよねと。
企業利益になってくれないと、みなさんの給料出せなくなっちゃうから、利益から出てるわけでしょ?
そりゃそうや。
たまごが先かひよこが先かではあるんだけど、ただ利益一向に出なかったらそりゃ倒産っていうところが待ってるから。
っていうところで言うと、最後、経済循環の最後の最後の出口はやっぱり個人なんですよ。
個人の方が買ってくれないことには、企業は企業間同士の取引もしないし、
BtoBだけやってるんだよっていう方でも、それを追っていくと、すんごい先まで追っていくとちゃんと個人の消費者が売られて、
っていう個人消費が回復しないよってなってくると、全体の利益に関わるから良くないねって。
例えば半導体作ってる会社さんはBtoB企業やん。半導体作ってる会社さんから見ても、最後その半導体がめぐりめぐってiPhoneになって買われてたりとか、
もしくはそれがBtoBでさ、データセンターに使ってますやん、BtoBで終わりやんって言っても、データセンター使うくらいデータ貯め込むような、
それこそYouTubeみたいなビジネスモデルとか、最後個人がお金払うようなビジネスの形になってない限り、ダメじゃんってことね。
そうでございます。最後個人消費をしてくれるのは、個人の給与なわけじゃないですか。
給与が上がってるにも関わらず消費が増えてないってことは、この3分どこいったんやと。貯金か投資かにどっちかに回しますよね。
投資にいってるのはいいかもしれんけど、循環上は止まってることになるもん。
投資から配当は確かに生むんだけど、やっぱり消費を生んでるわけではないから、もうちょっと消費してほしいのは、もしかしたらあるかもしれないですね。
われわれ経済循環のさ、循環っていうのの意識高め対応っていうのがノートで書いたことやん。設立集やん。
その中でさ、人体に例えてさ、お金が血流量でさ、どっかに血栓ができたら心臓止まりますみたいな、たとえ書いたか。
書いたと思います。
っていうのと一緒で、今個人消費が決戦じゃないですけど、ちょっと流れを止めてる要因になってるかもね、という示唆ね、これは。
あくまで理論値と比べてだし、推計でもあるから。
そっか、その理論値あってんの問題もあるから。
そんなに強くはないんですけど、この書き方としてはね。
怪しいポイントですと。現状分析と問題点とさ、展望を書いてくれる資料やからさ、だって企業においてもさ、全ての現状分析はこれが原因です、ズバーンって言えへんやん。
そうです。
原因の可能性をいっぱい並べてくれるわけ。
そういうことです。
その可能性の一つとして、こんな可能性もデータとしては出てます?
はい。さらに言うと、決してね、今のお話を、僕のお話を個人が消費せえへんから悪いんやって言ってるわけでは、
実際言ってるんですね。
決してなくて、これさっきの話にも繋がるんかもしれないですけど、もうちょっと消費してくださいねっていうのは、もちろんありながらも、消費したいものが出てきてないよねとか。
ああ、それはよく言う話やな。
あとね、インフレで素直に消費できない感情っていうのが消費者の方々に来てるよねとも読み取れるし。
そうだね。よく言うやんね。老人になったらさ、それまでにこんだけの金融資産貯めといてくださいねみたいなのがさ、どんどん今情報として出回るようになったやん。
だから貯金しとかないとっていう、そういうマインドになってる可能性があるってことね。
とか、投資今のうちにしとかないとっていうマインドになってたり、そもそも目の前の物価が上がっているから、もっと上がるかもしれないっていうところで、ちょっと財布を占めてる可能性とかっていうところがちょっと垣間見えるかなっていう感じ。
なるほど。いいよ、資料の読み方わかってきた。
ありがとうございます。
物価賃金の動向
次行きます。3ページ行きます。3ページは物価賃金の動向という章になるんですけど、それの左上ですね。
消費者物価は2割を占める食用品を中心に3%を超える伸びが継続。財布価の伸びは米欧ではゼロ金房の一方、日本では高い伸びが続くということで。
2つ文章あるんですけど、とりあえず食料品だけめっちゃ上がってるってことね。
そうです。
それはもうデータにも出ましたと。
総務省の消費者物価指数出してますね。日銀からも同じようなこと言ってはるし。
店舗レポート取りましたもんね。
そうそうそう。だからそうなんだなっていう感じですね。
続きが気になってて、財布価の伸びは欧米はゼロだよね。日本は高い伸びが続くって書いてて、確かにグラフ見てもなんかめっちゃ乖離してると。なんですけど、まず財布価って何?
物価っていうものが測られるときって日銀レポートでもそうだし、どんどんの政府資料がそういう風になってるんだけど、物に限りなく近いと思ってもらえればと。財とサービスっていう分け方をするんですよ。
例えばサービスだと外食とか公共サービスとかサービスにあたるんですけど、財っていうのは食料、エネルギー、家電等の工業製品、自動車とかも財にあたるはずなんですよね。こういう物というか、物じゃないんだけどエネルギーとか言っちゃうとちょっとややこしくなるから物ではないんだけど。
合ってるかがわからへんけど、目に見えるものぐらい感じる。何を持って目に見えるって概念難しいけど、店員さんのサービス業の接客も目に見えるやんって言ったら目に見えるかもしれないけど、形のあるね。
その通りです。
っていうものを財布価っていう。それが日本は高く上がってるけど、レオはゼロ付近ってことね。これ何を言いたいの?
聞くまでこれは僕の解釈込みですよ。輸入物価が上がってると。基本的に日本は原材料を輸入してとか、
食料も輸入してるしね。
食料も輸入してるし、他の完成品もそれこそiPhone輸入してたりとかするから、物を輸入する方に結構頼っている日本にとって、物の輸入物価が上がってるよってことを言いたいんじゃないかなっていうところが一つ。
今さ、それこそタイムリーな話またすんで。高井さんに決まったやん。10月6日で円安2円ぐらいバコン進んだんでしょ。
そうね。
こことはさ、ここしんどいんじゃないの?円安ってことは輸入苦しいよね?
合ってます。
円安ってことは輸出業が儲かるから、輸入は苦しいわけやん。今その輸入の財布価がしんどいから上がってんじゃないって言ってるってことは、そこもっと苦しくなるかもね。
なるほどね。
7月時点でも、なかなかだったからっていうことは、今見えるのかなとは思います。
じゃあ今後の展望としては、この資料が出た時よりも、さらに傾向が強くなっていると読める可能性あるってことね。
まあ今日時点では。
今日時点ではね。この撮影日の明日になったらさ、また2本円バコン戻ってくる可能性あるから。
全然あります。
10月6日の。
12時時点では、今のところちょっと円安に触れましたね。そうなると輸入物価上がるから、消費者物価もちょっと上がる方向は変わらないのかなと。
今日の、もし2週間後に聞く人がおっても、10月6日のドル円だけ見て、あ、そういう放送撮りたくもなるわーって許して?
あの、もしね、いやわかんないから。
これ撮影が出る頃には、多分相当な時間が経ってて。
そうね。
え、なんなら円高なってるやんとかなってたら、いやでも、俺らこの日しか知らないから。
全然あり得ますから、申し訳ない。
10月6日としてお話してるから、ごめんなさいねってことなんですけど。
よろしくお願いいたします。
続き行きましょうか。4ページ行きます。
こちらもですね、物価賃金の動向に関する資料のページになってるんですけども、右下ですね、右下のグラフの四角。
東京都の募集家賃指数は、特部っていうかな。
はい、特部ですね。
特部を中心に近年急速に上昇。CPI民営家賃への先行性が高く、特部の家賃は今後も上昇が続く見込みということで。
はい。
すごいよね、グラフえらいことになってる。
すごいね。
これ見たことないようなグラフになってるけど。
なかなかですよね。
なんなこの右肩あたりパコーンみたいな。
そうね、それは思います。
だから東京の23区と呼ばれるところの家賃がめちゃくちゃ上がってるってことだよね。
そういうことでございます。
他はそんな上がってないってことなの?
上がってはいるんですけど、23区内よりはマシだよねってことですね。
しかも今後も上昇しそうってことだよね。
上昇しそうってことです。
だから東京住んでる人は、もっと家賃上がるかもねって思っといてねってことだよね。
そういうことです。
物価と賃金の影響
その上で賃金も上がるけど、それ以上に家賃上がったら本当に東京住んでて手取り上がるの?ってこととか考えないといけないってこと?
個人で言うとそういうことになる。
個人に対してはあんまり言ってる資料じゃないからそうではないかもしれないけどってことね。
例えばこれ家賃だと事務所家賃も含まれるとは思うんで。
そうかそうか。
そう、企業さんで言うと事務所家賃が例えば契約更新だとかの時に交渉入るかもしれないねとか。
あとは移転とか考えておられるんやったら。
飲食店のテナントとかの家賃が上がるんやったらどっかで利益出さないといけないもんね。
そういうことです。
それは価格に乗せるのって飲食店難しいやん。だいぶ上がるようになったけど。
ってことはどっかで削ったりとかなんやりかんやり考えないといけないから。
それを踏まえてさっきのさ、いろんなところのコストが上がるかもしれへんけど利益が上がるような構造を考えましょうねっていうのはこういうところからも読み取れると思う。
そう、僕はこういうところから読み取って。
なるほど。いいじゃないですか。
ありがとうございます。
次行きます。7ページ行きます。ちょっと飛ばします。
7ページは財政の現状と課題っていうページなんですけども。
こちら右下でございますね。
2022年度にかけて中小企業等の投資補助金の受給件数金額が増加。
補助金受給は一定の投資誘発効果があった可能性って書いてて。
これどういうこと?
2020年から2022年っていうところでコロナがありましたと。
コロナ対策として補助金とか助成金結構出したっていうのは事実としてある。
で、受給件数金額が増加しましたねっていうことを書いていて。
グラフにはものづくり補助金、IT導入補助金、持続化補助金って書いてるからこの辺やろうな。
で、これらって当然のことながら補助金の仕組み知っておられる方には本当に釈迦に説法で申し訳ないんやけど
ちゃんと投資先がないと、お金を使う先がないと補助金っておりなくなってるから
補助金を出しました、ちゃんと使われましたねとってことを仰ってる。
で、それが利益構造につながってるかどうか分からへんねんけど
ちゃんと利益拡大を目指して補助金の採択をしたってことやな。
おそらくなんですけど、これは野村解釈です。
よく補助金、助成金パッパカパッパカ出して
お前予算ないない言うてる中何やっとんねんっていう国民の方々多分結構おられると思うんですよ。
に対して、ちゃんと投資は誘発していますから、ちゃんと審査もしてますからっていうところはちょっと垣間見えるのかなとは個人的には思いました。
まあ不政治級問題とかあるからその辺はちゃんと見ないとねとは思うけどな。
だからその辺がもしかしたらどっかで振られてるかもしれへんけどってことやね。
おだしょー 2番の補助金受給の固定資産増えの影響っていうところが多分主張したいところじゃないかなと思います。
次行きます。9ページ行きます。
高齢者の消費行動
9ページの左下でございます。長いんですよ文章。バス一周行きますね。真ん中ぐらい。
高齢になるほど予想物価上昇率の高まりに対して耐久剤を前倒し購入する傾向が弱く、マクロの消費の停滞の一因となっている可能性。
これ注目したんですけども。では今や少子高齢化ですから高齢者の方の方が多いんだけどそういう人たちがあんまお金使ってくれませんよってことを書いてるってこと?
おだしょー 簡単に言うとそう。特に耐久剤なので。
耐久剤って何?車とか?
おだしょー 車とか。
家とか?
おだしょー 家とか。
まあ家とか車は変わんわな。
例えば他のものに関してもご高齢の方でも買ってもらえそうな大きなものっていうのはきっとあると思うんですよ。
っていうところがなかなかちょっと買ってくれないねっていうところで。僕よく住宅見るって言うじゃないですか。
経済情勢見るね。
おだしょー 経済情勢見るときに不動産、住宅建築をよく数字として見るよって飯田さんには言ってるんですけど。
なぜかっていうと建築が起こって新しい家が建ってマンションができて人が入ってくるわけでしょ。
何するかってやっぱね家具買うんですよ。
買い替えたりね。
おだしょー 買い替えたり。
なんか引っ越すときにさ持っていくの大変やからさエアコンとか洗濯機新しいの買おうかってことやろ?
おだしょー はい。でそれがやっぱり起こるのは大きい買い物をしたときなんですよね。
そうね。
おだしょー 家とかはもう分かりやすいからやけどもっと小っちゃい物理的に小っちゃいものであっても大きなお金が動くと当然それに付随して小っちゃいお金もきっちり動いてくれるから。
謎に安く見えるもんね。
おだしょー あーそうそうそう。
安くないんだけど。
俺今聞きながら何感じたかっていうとさ車買ったときになんぼで何がついてみたいなのでさ200万円に対して5万円くらいだったら5万円は5万円やねんって思うんだけど。
おだしょー 分かる分かる分かる。
どこに大阪の人間やから。
おだしょー 5万円は5万円やねんってやばい。
焼き肉団回復やと思ってんのに。
おだしょー そうそうそう。
すぐ言っちゃうんやけど。
でも政府としては経済産業の観点から言うとそれはやっぱり出してくれてる方が経済循環を生むから。
おだしょー そうね。
っていうことをおっしゃっておられますね。
おだしょー でもそれこそ単話の方でさ面白い経済ニュースで撮ったと思うんですけどシルバー経済ってやったやん。
はい。
おだしょー 高齢者の方が気持ちよく楽しく使えるお金買い先ってあるんですかっていうのでそれに対して中国はもう取り組んでてみたいな話が撮りましたやん。
はい。
おだしょー そういうのがやらないといけないんでしょうね。
本当は誰かがやらないといけないし本当は政府が後押ししていきたいなと考えていると。
おだしょー シルバーテックシルバー経済ってことやね。
はい。
おだしょー 上級になったら何年後になるか分からへんねんけどシルバーテックとかシルバー経済の助成金とか出そうじゃない?
出ると…
おだしょー 可能性としてはあるよね。
可能性としてはあると思います。
おだしょー どうやって判断するか難しいけど65歳以上の方が対象の購入者の何割を占めるような事業やったら助成金が出るとかね。
もしかしたらあるかもしれないですよ。
おだしょー 高齢者の方が最新のバッチバチのiPhone欲しいかって確かに買わんやん。iPhone高いやん今。
そうなんですよ。
おだしょー 20万ぐらいするやん。
そうなんですよ。
おだしょー けど確かに買い替えへんわなって考えると。
でも買い替えてくれるとそこに付随してアプリ落とすとかスマホケース買うとか付随してついてきてくれるしとかっていうね。
あとあれじゃない?シルバー経済のとこで出てきたけどさ、高い靴買ってる話があったやん。ニュース記事。
それってさ、出しやすいよね。
高齢者になっても楽に歩けます、歩いても怪我しづらいです、こけづらいですっていうめっちゃいい靴とかやったらさ、これ買っといたらちょっと外出しやすいし、
そうね。
そういうのはこれからめっちゃ高い靴でも10万の靴とか売っても、場合によったらストーリーによったら売れそうな気がする。
おだしょー そうね、ストーリーとか。
おだしょー それがね、消費意欲の停滞が物価上昇率の高まりっていうところが全文で書かれてるんで、やっぱりインフレを高齢者の方々意識しやすいんだろうなと。
おだしょー 我々よりもより高齢者の方がインフレに敏感だなっていうところはちょっと頭に入れておくと良いのかもしれないです。
確かにね、そういう風にも読めるか。
次行きましょうかね。
おだしょー はい。
10ページ行きます。10ページの右上ですね。
賃金上昇の実現に向けて
10ページは持続的な賃金上昇の実現に向けたという章になってるんですけども、
おだしょー はい。
医療福祉や建設等、公共部門、観光樹の影響を受けやすい産業では、人手不足感が高くても賃金上昇率が低いと。
おだしょー はい。
ミカニズムが機能しにくい分野の政策対応が必要って書いてて、そうなんやって思ってる。
おだしょー あーそう。
だってこんなに必要な場所やん。
おだしょー あーそうね。
だってさ、なかったら吹っ飛ぶ訳でしょ。
おだしょー はい。
社会インフラ支えてないとかさ、医療福祉やん。
おだしょー はい。
の人たちは賃金上昇知ってないんや。
おだしょー そうなんです。
大丈夫なの?
おだしょー いやーだからちょっと手入れないといけないよねって言ってるし、
逆に言うとまとめのところで、人手不足感のところにセクター。
あーやったね。
おだしょー あーやったじゃないですか。
あれここからですね、
あーそうなんや。
おだしょー はい。
政策対応が必要って書いてるってことは、
政策対応しますよとほぼ同義だと思ってもらっていいと思うんで。
なるほど。
おだしょー 何かしらの政策出てきますよと。
医療福祉、建設業、情報通信業の方々は特にですね、経済産業省あたりの情報を貼っておくと、
もしかしたらワンアイデア出せるような何かが出てくるかもしれないねと。
こういう風にやって上手くいってますよみたいなさ、あんまり見られてないけどさ、
政府資料ってさ、結構ケーススタディ書いてくれてる。
おだしょー あーそうですね。
その辺見たら、うちも真似できるかもとかあるかもね。
おだしょー うんとかもあるかもしれないです。
結構あれアイデアフォークスもんね。
おだしょー あーそうです。
なるほど。
次行きましょう。
11ページ行きます。
11ページも持続的な賃金上昇に向けての資料なんですが、
左下でございます。
左下。
金属年数に応じた賃金上昇度合いは、この15年で見ても低下。
って書いてて、そうなんやと思って。
そりゃみんな転職するくない?と思って。
こんなデータあるんやと思って。
これ、昨年かな、経済財政白書でしたかね。
転職を促すよみたいな話を、石場会でしたっけそれこそ。
おだしょー わからん。
どっちか忘れましたけど、した覚えがあって。
で、実際にそういう傾向なんねっていうのが出てきてるっていうところで言うと、
政府の転職をプッシュしていきますよっていう政策やりますよ、
副業をどんどんプッシュしていきますよっていう政策に対して、
一応結果は出てそうだよねっていう感じは一応見受けられる。
おだしょー 考え方難しいよね。
だってさ、賃金が上がること自体が常に幸せじゃないやん。
それ個人の価値観やから。
だから賃金上昇を目指して、
お金がもっと自分のキャラに対して払われる企業に勤め続けましょうって言われても、
それは一つの大きな物語であって、
その物語通りじゃない人が増える世界のことを多様性ってわけでしょ。
だから15年いても金属年数で給与反映されへんから、
5年に1回ぐらい転職した方がお前儲かんねえって言われてもさ、
お金が全てじゃないよねって人増えたらさ、難しいよね。
結局これってインフレさせていきたいですっていうのとワンセット、
経済成長させていただきたいですっていうのとワンセットには一応なってるから。
物価がどんどん上がっていく中だと賃金上げていかないとみなさんしんどくなるから、
労働市場の現状と課題
じゃあどうやって賃金上げましょうかっていう文脈も含まれてのこういう結果を上げておられる。
まっすぐ読み取るなら、自分が仕事でもっとお金を稼ぎたいって人は
転職した方がいいよって書いてある。
だからそこで判断したらいいんじゃないかね。
次いきましょうか。12ページいきます。
12ページはですね、労働市場の長期的な変化と課題ということで、
労働市場の話ですね。ここの左上でございます。
2010年代前半以降、女性高齢者の労働参加が促進された結果、
全体の労働参加率が高まり、労働者力人口は増加傾向が継続ということで。
もういろんな資料でこれ言ってきたね。
これは日銀さんがまず言っておられるし、財務省さんも言っておられるし、
ほぼ共通見解なのか、認識なのかなとは思います。
改めて、よく労働者になってないところを掘り出して使いましょうみたいな文脈がずっと言われてきたけど、
結構もう掘り出しましたよってことは知っておこうねってことだよね。
そうです。
それに踏まえて、12ページは結構ツッコミのところが多くてですね。
右上行きたいんですけど、職種別決員率のばらつきが見られミスマッチが拡大って書いてあるんですよね。
だから働きたい人と働いてほしい業界が合ってなくて、
人気の職業にめっちゃ集中してるってことだよな。
そういうことです。
ミスマッチが拡大してるってことだから、今人材会社増えてるはずやん。
なんでこうなのって思ったりするのね。逆にそうなの。
政府じゃないから難しいけどさ、人材エージェント会社が仕事をめっちゃするんやったら、このミスマッチが減るでは?と思ったりするんだけど。
ただやっぱり働きたい側にも働きたい側のやりたい職業があるから、
政府がどれだけ後押ししても、日本は民主主義、自由主義の国家だから、
お前これで働けって言われへんからね。
できないんですよっていうところが、すごくデータに出ちゃってるっていうところはあるかもなぁとは思いました。
加えてさらに左下いきますね。この12ページ連続で。
歴史的な人手不足下の高まりの中でも有効求人倍率は横ばいで乖離。
ハローワークから民間職業紹介への求人がシフトしたことによる影響も大きいって書いてて。
なるほど。
へーってなって。
だから逆に言うとさ、人材会社がめっちゃ仕事をしてる頃より、
ハローワークが機能してた頃の方がミスマッチ少なかったとも読めるってことやね。
鋭いですね。
そうやん。このミンツをさ、ジェンダーに読んだらそう読めるくらい。
だからさっき言ったようにさ、全体の200ページ読むのしんどいです。最初に僕の言った感想ね。
はい。
前回のやつかな。
グラフ読んだらうってなりますけど、この白の四角読んでいくだけで間を繋ぎ込める操作が働くのよ。
だからこれ白枠だけ読んだらいいやんってコツ気づいたん。
ちなみに僕このページなんですよ。
あーそうなのね。
20ページ中のこの12ページくらいに来たときに、
あ、俺財政白書の読み方わかったかもって収録前にボソッと言ったやん。
ボソッと言った。
ここだよね。
あーいや素晴らしいと思う。
実際そうとも読めます。
グラフっていろいろ読み方というかね。
グラフ、統計って。
間に想像力同士の人間。
そう、間に想像力いるから。
一つじゃないからね、結論はね。
って思いましたよと。
そうですね。
だからこんな読み方できるんだねっていうのにわざわざ3つ紹介したんですよ。
あーなるほど。
ピックアップしてないところでも読みたいところいっぱいあるんですけど、
ここで私読み方のコツに気づいたから。
なるほどね。ありがとうございます。
そういうことかーってなりました。
じゃ次13ページいきますね。
13ページの左下でございます。
長期的な変化の影響
ここ労働市場の長期的な変化と課題の続きなんですが、
へーってなって。
これ僕もびっくりしました。
そうなんや。
読んだ時どう思ったんですか?
いやもう同じ。へーって。
これさ間違えないように読み解いていくとさ、
はい。
自己都合退職すると、
政治経済情勢活用ラジオ、次回へ続く。
24:21

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