![[単話#41] 東京脱出！？資本金1000万円以上の中堅以上企業2809社が本社移転。逆に、企業の転入超過数トップはあの都道府県、政策が実体経済を動かす【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]](https://image.listen.style/img/TN1l2e6Y0mE_FcC85SFdqp-MpCSI-mLkMBC9yFOjeEQ/resize:fill:1200:1200/aHR0cHM6Ly9kM3Qzb3pmdG1kbWgzaS5jbG91ZGZyb250Lm5ldC9zdGFnaW5nL3BvZGNhc3RfdXBsb2FkZWRfbm9sb2dvLzQyMTI0NjQ2LzQyMTI0NjQ2LTE3MzAwNjc1MTEyNjEtMjQ3MGFhMDQwNGFkNS5qcGc.avif)
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本社移転の活発化
政治経済情勢活用ラジオ。本日は、ビジネスマンのための面白い経済ニュース1本のコーナーです。
マクロ担当、開設の野村です。
ミクロ担当、インタビュアーの飯田です。
本日のニュースは、飯田持込。ニュースタイトルはこちら。
本社移転が活発化。東京脱出の傾向顕著に7割が黒字企業ということですね。
東京商工リサーチの調査で、2024年度に他都道府県に本社機能を移転した企業は16,271社で、前年度比18.7%増と大きく増加したことがわかったということですね。
多いね。
多いな。
16,000社ですよ。
これは多いね。しかも前年度比18.7%増っていうのは結構なインパクトありますね。
本社移転した資本金1,000万円以上の企業は2,809社で、同17.4%増ということですね。
1,000万未満は13,462社ということで、3年連続増加しておりますということなんですけども、どれか。
九州の転入超過
中小零細企業が本社を移転する感覚っていうのはわかるんですよ。
オフィス家賃上がってるからとか、その辺の物価の関係とかあると思うんですけど。
中堅企業以上は移転してるっていうことやし、本社が多く移転したエリアがどこかっていうのが、これ面白いね。
これマクロだなって思いました。
これはマクロ経済で野村さん好きだろうなと思って持ってきました。
さすがですね。
僕読んじゃっていいの?
読んじゃってください。
転入超過数のトップは九州で148社だったと。
そうなんです。これ次言おうと思っててね。
みんなどこに行ったのってことですよね。
実は九州がトップ。
なぜかここよね。
TSMCの九州進出。製造業を中心に活況が続き、設備IT投資も活発化した影響が考えられると。
そうなんですよね。TSMCは半導体の企業ですけども。
はい。世界シェア60%70%を握る半導体の。
もう電化製品にはないと絶対にダメな。
電化製品の米と言われる半導体を製造するTSMCさんが熊本にやってきたということで。
だって製造業と情報通信業の2業種に関しては九州全8県全てにおいて転入超過となっているんだから。
すごいよね。
産業が行くとそこに雇用が生まれて人が動きますからね。
本当にその昔ですけどパナソニックが九州に工場を作ってそこに人がザーッと行って。
マッチが強くなったみたいな。もうだいぶ前の話ですけど。
そんなのもあったりとか歴史的にはね。
地方創生とは言わないんですけど東京一職集中に対して企業側の動きももちろん追逐しますよね。
これの元がやっぱりTSMCが九州に来たっていうのは当然国と熊本県が誘致活動を行った結果ですから。
やっぱり政策が経済を動かし売るっていうのはあるんですよっていうところはね。
声を大にしておきたいと思います。
企業の動きと経済政策
すごいテンション高い今日。シリーズでもないのに。
これテンション上がるね。
それは僕らがなぜ経済経営情報ではなく政治経済情勢なのか。
特に政治なんか扱おうもんならね、いろんなところから槍が飛んでくるわけですよ。
いろんな発信をするからね。だから本当は経済情勢だけを扱いたいんですけど、
ここは密接な関係があるからマクロ経済を扱うからには政治っていうのは切っても切り離せないというところが感じていただければと思うんですけども。
で、転出超過だったら当然関東ですよというところなんですけど、
転入超過なんかは九州、中部、あとは面白いのは埼玉が圧倒的にトップだと。埼玉県。
だから東京の地価高いんじゃないですか。
純粋にね。
埼玉だったらそこだしみたいなのは。
これは勝手に予測で喋ってるんで実際そうかわかんないですけど、っていうのはすごく感じる数値だよね。
ふと今思い浮かんだのは、以前面白経済ニュースの方でやった地方移住の回やりましたよね。
あの辺とも結びつけたりとかもできるだろうから、これに関しては。
例えば熊本への移住っていうのが絶対起こるし、今のお話だったら埼玉、あの時は群馬でしたよね確かね。
群馬だったはずです。
群馬もこれ転入超過ですもんね。
96、48、95、ずっと3年連続転入超過ですもんね。
絶対関係あると思うんですよ。移住が、転入が増えてるっていうところと。
この辺りとも重ね合わせて考えてみると、すごく自分のポジショニングできるんじゃないかなというふうに思いました。
長いこと取ってきてよかったなと思いますね。
いろんなものが関連していって、複製になってるというわけではないんですけど、過去の放送と組み合わせてみるとよりわかることが増えてくる。
あの話っていうのが出てくれば出てくるほど、皆さんにも楽しんでいただけるんじゃないかなとは思いました。
注目ニュースっていうと、速報制とかの方に見えるかもしれないんですけど、ずっと使えるような情報を僕らは選んでるつもりなので。
できる限りね。
是非過去のやつとも照らし合わせてみたら、何かわかるかなというふうに思ったりもします。
あとは、本社移転した企業の7割は黒字企業っていうのが面白いね。
いかにさっきの地価が上がってるからじゃないかって勝手な仮説を僕らは喋ってるんだけど、ちゃんと黒字の間に行ってるというか。
家賃が苦しくてっていうか、赤字解消するためのコスト削減を目指した本社移転ではなくて、っていうようなところが見えるって記事にも書いてるんですけど。
ここがポイントかなと思います。
攻めの移転なんですね。人材拡大を狙った話ですよね。
っていうふうに書いてるね。
あとは証券の拡大や需要とか、そういうところも書いてたりするんですけど。
黒字企業だからこそ初期費を払えるっていうのもあると思うんだよね。
これはね、おそらくなんですけど。
だからもっとコストを下げることができるっていう。
これ経営層の方々には社会に説法で申し訳ないんですけど、大体のものは費用、投資が先で、入りが後なんですよね。
だから出さないといけないんだけど先に。
出そうと思うと、当然内部留保必要だから、キャッシュが必要だからっていう。
永遠にこの矛盾というか、戦い続けることになるっていうところがね、買いは見えるなっていうのはちょっと思いました。
あとはもう記事には書いてないんですけど、この東京商工リサイサーの調べなんですが、表があってね、全都道府県分書いてるわけなんですが。
東京のことばっかり記事では注目してるんですけども、転出超過してる都道府県は主に2つで、もう1つは大阪ですよってことですね。
これも特徴かなとは思います。
他のね、愛知とか先ほどの福岡とかはもうほぼ微増か変わらないみたいなレベルなんですけど、
大阪も東京から見ると20%ぐらいではありますけど、圧倒的に転出超過でありますので、
この辺も注目してね、関西の方は注目できるんじゃないかなって思ったりはしますけどね。
はい、こんなところでしょうかね。マクロニュースを扱うとやっぱり野村さん喜ぶんですね。
野村 いい聞きしちゃいました。
持ってきた甲斐があるということで。
野村 ありがとうございました。テンション上がりました。
こんなところで、シリーズにはなりませんけども、ビジネスマンのアイデアやひらめきのきっかけになる大きなニュースとしては取り上げられづらいものを紹介しております。
面白いと思っていただけましたら、お友達に紹介してくださると嬉しいです。
野村 嬉しいです。
マクロニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、インタビュアーの井田でした。
そして、毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
野村 話し手の野村でした。
はい、今日はありがとうございました。
野村 ありがとうございました。
