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2025-09-19 07:21

[単話#40] 大規模チェーンが値下げを開始、他社にも波及すると急激な逆スパイラルで経済環境悪化のドミノ倒しになる可能性ーマクロ経済の視点【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

単発完結の面白い経済ニュースのコーナー

大きなニュースとしては取り上げられづらいけれど、経営者やビジネスマンのアイデアや発想につながるニュースをお届けします。


▼本日の番組チャプター▼

() 米マクドナルド、人気セットメニュー15%値下げへ=報道

https://jp.reuters.com/markets/world-indices/I2EAG452TBNFTFPIFU6BAZCZAI-2025-08-20/

() 大企業が廉価版プランを出してくると経済情勢悪化の兆しである場合が多い

() すき家が11年ぶり値下げ 牛丼並盛30円下げ450円、客離れ防止

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC281NO0Y5A820C2000000/

() 値下げの波及効果と経営戦略が「値下げ」で一致するとドミノ倒しになる

() 我々の主張する「経済循環」の観点でいえば、いかに「心地よい」範囲に収まってくれるかどうかが重要

経済循環で意思決定する(note)



※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年9月1日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣旨:私たちが目指すこと

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

米マクドナルドは人気セットメニューを15%値下げし、消費者の消費意欲の改善を図っています。この動きは日本のスキアにも影響を及ぼし、値下げ競争を引き起こす可能性があり、経済環境の悪化やインフレ圧力の低下につながるかもしれません。

マクドナルドの値下げ
政治経済情勢活用ラジオ、本日は、ビジネスマンのための面白い経済ニュース1本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビュアーの伊田です。
本日のニュースは、野村持込、ニュースタイトルはこちら。
米マクドナルド、人気セットメニュー15%値下げ、報道
おー、はい。
米外食王帝マクドナルド等3家のフランチャイズ店は、人気セットメニュー8品の価格を15%引き下げるほか、
5ドルの朝食メニューと8ドルのスペシャルコンボを提供することで合意した。
うん。
消費意欲が低下した顧客の呼び込みを図る狙いがあるとみられる。
はー。
はい、ウォールストリートジャーナルが報じたということで。
下げてきましたか。
下げてきました。
消費意欲が低下ってことは、売上件数的なものが減ってるってことよね。
売上件数ですね、はい。売上件数が減っている。
じゃあね。
はい。
で、定格戦略を疑われないということで。
はい。
はい、もう野村さんの台本メモに書いてるんですけども。
はい。
こういう下げが始まると、そろそろだよねという話をね。
んーかなっていうところをYouTubeライトプランの話の時に言ったんで、
まぁちょっとちらほら見れるようになってきたかな、どうだろうねっていうお話でちょっと持ってきてみました。
はい、注目ニュースの過去の回にですね。
YouTubeプレミアムライトっていう新プランが出ましたよと。
はい。
これはまだ日本は来てないんですけど。
はい。
こういう企業が廉価版プランとか、解約されるぐらいなら派動名をさせるための防波堤的なね、プランを出してくると、
経済状態のこう、兆しになるよみたいな、とっております。
はい。
どんな兆しですかっていう話はですね、過去回聞いてくださいということですね。
はい。
マクドナルドがもう一回発表した第二四半期決算は低価格戦略が走行して世界既存店売上げだが市場予想を上回ったって書いてるんで、
スキアの対応と影響
うん。
まぁでもここでもね、やっぱ低価格戦略にちょっと移行しようとしてるような感じが書かれてるから、
はい。
特にね、日本なんかそうだったんだけど、
うん。
より高付加価値、高価格っていうところで打ち出してきてて、一時期より60円からしたら今、
190円。
チーズバーガー220円。
あ、210円やった気がするんだけどな。
上がったんでしょうね。
僕チーズバーガーばっか食うから。
はいはいはいはい。
どちらかというと。
まぁでもね、60円時代から比べると3倍になっておりますからというところで、
うん。
これ日本だけじゃなくてアメリカもそうだったんですねっていうところがありましてと。
で、関連するニュースでね、今のは米マクドナルドと関連するフランチャイズ10ということなんですけども、
はい。
野村さんにはもう一個ニュース持ってきていただいてまして、
はい。
日本経済新聞のニュースですね。
はい。
こちらも僕読みましょうか。
はぁ、お願いします。
スキアが11年ぶり値下げ、牛丼並み30円下げて450円客離れ防止ということですね。
はい。
お米が高く高く高くなりまくり、
はい。
もう牛丼系というか米を出す系ファストフードチェーンは値上げを繰り返してたわけなんですけども、
はい。
ここでスキアさんは下げてきましたよというお話ですよね。
はい、そうです。
これもね、ま、直接的には、あくまで直接的にはですけど、
はい。
ちょっと、あの、提供した商品に異物が混入していたっていうちょっと事件というか事故がありまして、
事件ありましたね。
はい、あったんで、そこから露骨に5ヶ月連続で客数が全年下回っていると。
うん。
明らかにと。
だから値下げでちょっと来客数を回復したいなっていうところでやってるんじゃないかっていうところがあるんですけれども、
はい。
これ記事にも書かれてます。
うん。
ただね、これ循環とか波及効果としてね、
元々スキアに行っていたお客さんたちが、
はい。
別のチェーンに行っている、すると。
うん。
で、それを、
松屋とか吉野屋にね。
はい。
戻すために値下げをすると。
うん。
他者どうするか。
うん。
値下げで出ていったお客さんをもう一度戻したいと思うかどうかっていう思想は、検討は必ずするんですよ。
するでしょうね。
必ずします。
はい。
で、そこで値下げをしていく決断をするところが一者でも出てくると、
はい。
ドミノだと思います。
だからあの、戦いが始まるわけですね。
はい。
経済環境の変化
値下げ競争が始まると。
はい。で、値下げ競争が始まるということは、当然インフレ圧力の低下につながりますから、
はい。
あの、いつかどこかでね、あの、面白いニュースでちょっと流すかどうかわかんないですけど、
はい。
牛丼指数にね。
牛丼指数にね。
牛丼指数にね。
はい。
はい。
はい。
で、下がり始めるということは、
はい。
インフレが落ち着いていく兆しと見ても良いかもしれないから、
うん。
もしかすると、日銀さんのおっしゃる通り、来年再来年はちょっと下がっていくかもしれないねっていう兆しになり得るかもね。
でもそのインフレって捉えていいんかなって今ね、話聞きながら素人的に思ったんですけど、
はい。
牛丼の価格が競争激化によりね、
はい。
苦しいながら下げたとしてですよ、
はい。
原材料が高いままやったらさ、ただ企業利益を削る戦いになるだけじゃないの?
あー、それはそうです。
それはインフレ圧力というか、もう単純にさ、経済状況の悪化を招くんじゃないの?
あ、それもそうです。
うん、ですよね。
はい。だから回り回って経済状況の悪化からの、
はい。
他のものも売れなくなっていっての、
あー、そういう手順になるのか。
とかもなるかもしれないっていうところとかね。
なるほどね。
はい。
いろんな循環のパターンというか、
うん。
想定し得ることって結構たくさんあるから、
うん。
あの、もちろん細かく見ていかないといけないんですよ。
はい。
だから皆さんのおっしゃる通り、
うん。
悪い方向を生むのでは、
うん。
ただ単に利益削られるだけで、おっしゃる通りなんです。
うん。
はい。っていうところがね、ありまして、
まあちょっと注目するというか、
波及ですね。
これ自体というか、波及効果をどのように生んでいくかなっていうところが、
僕はちょっと注目して、
まあそうよね。
見てます。
はい。
だって利益もし削るっていう話やったらさ、
回り回って結局給料減るわけでしょ?
そうです。
で、また買えなくなるでしょ?
はい。
で、嫌な循環に入るわけじゃない?
そういうことです。
でもさ、今のこのさ、牛丼がもう500円近いわけじゃないですか、
はい。
っていうのもさ、まあまたそれも苦しいわけじゃないですか。
どっちみち消費者がね、
うん。
あの、ついていけるかどうかっていうお話なので、
なんかそれこそもうね、我々経済循環でいつも言ってますけど、
はい。
あの、いかに気持ち幅に収まってくれるかが大事かっていうのが、
ああ、そうなんです。
もうよくわかるよね。
そうなんです。はい。
高くてもダメだし、安すぎてもダメだしね。
そうなんです。はい。
高くなり続けることはいいんだけど、高くなり続け方があるしとか、
うん。
別に安くなり続ければ、すなわち絶対悪なのかって言われると、
また別だもんね。
また別だしっていう。
まあおそらく何かしらの規模に応じたなんかいい幅っていうのがあるんだろうけど、
はい。
まあそれを読み解いていく仕組みとして我々経済循環という枠組み使ってるわけで、
はい。
それはぜひノート読んでほしいなと思っております。
ああ、ありがとうございます。めっちゃまとめてくださいます。
我々はそのためにラジオやってますからね。
ありがとうございます。はい。
あれが本来伝えたいことであって、
そうですね。はい。
そのきっかけとしてこういうニュースをね、とか政府レポートとか読ませていただいてるというところなんですけども、
はい。
こんな感じでよろしいでしょうか。
はい。大丈夫です。はい。
ビジネスマンのアイデアやひらめきのきっかけになる大きなニュースとしては取り上げられづらいものを紹介しております。
面白いと思っていただけましたら、ポッドキャスト、お友達にご紹介していただけると大変嬉しいです。
嬉しいです。
コメント等もお待ちしております。
はい。
マクロニュースを日常に落とし込む政治経済女性活用ラジオインタビューワーの伊田でした。
そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている話し手の野村でした。
はい。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
07:21

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