多動迷子の理解
さあ、今回はですね、多くのタスクとか、アイディアに囲まれちゃって、
あれ?自分何がしたかったんだっけ?って、こう立ち止まってしまうような。
そんな感覚、まあ多動迷子とでも呼びましょうか。
これについて深く見ていきたいと思います。
あなたにも何か心当たりありませんか?
ああ、ありますよね、そういう時。
で、その感覚なんですけど、実は単なる集中力不足っていうわけじゃないかもしれないんです。
え、そうなんですか?
資料によるとですね、それはむしろ、感受性とか想像性が豊かな脳が持つ、
まあユニークな特性の現れかもしれないと。
え、特性?
そうなんです。なので今回は、その特性をちゃんと理解して、
自分らしい満たされた状態、いわゆるウェルビーイングですね、
これにどうつなげていけるのか、そこを探っていきましょう。
ポジティブ心理学のパーマモデル
まず、ちょっと驚いたのが、その多動迷子の捉え方なんですけど、
はいはい。
集中できない、じゃなくて、自分にあった集中の仕方をまだ、
まあ見つけられていないだけなんだっていう。
そういう視点ですね。
今までのこう、一つのことに黙々と集中すべきだ、みたいな考え方ってありますよね。
資料だと定住主的思考って言うんでましたけど。
ええ、定住主的思考。
それに何か縛られなくてもいいんだっていうことなんですね。
まさに。その定住主的思考にこう無理に自分を合わせようとしちゃうと、
結構自己否定につながりやすかったりするんですよね。
ああ、わかります、それ。
資料にあったあのウェブデザイナーさんの例、ありましたよね。
ありましたね。複数のタスクを同時に進める方が得意っていう。
そうそう。彼なんかは、まさに複数の案件を同時進行する方が、
むしろパフォーマンスが上がるって気づいた。
これは、彼の脳の特性にちゃんと合った働き方だったということなんですよ。
そのデザイナーさんの話、面白いですね。
その複数同時進行が得意っていうのが、
じゃあ具体的にどうウェルビーング、満たされた状態に関わってくるんですかね。
そこがポイントでして、資料では次にポジティブ心理学のパーマのモデルっていうのが出てくるんです。
あ、パーマ、P、E、R、M、Aの。
そうです、それです。ウェルビーングを構成する、まあ5つの柱ですね。
Pがポジティブ感情、Eがエンゲージメント、つまり没頭。
不老体験とか言われるやつですね。
A、Rがリレーションシップ、良好な人間関係、Mがミーニング、人生の意味とか意義、そしてAがアチーブメント、達成感。
なるほど、その5つ。
すごく大事なのは、これらに別に優劣はないっていうことなんです。
優劣はない。
はい、だから自分にとって何が大切で、今どの要素が満たされてるかな、足りないかなっていうのを把握すること、これがすごく自己理解につながるんですね。
自己理解と多動性の活用
ふむふむ。なんかこう、自分を知るための地図みたいな感じですかね。
そんな感じ。昨日嬉しかったことって何だっけ?とか、何かに夢中になった時間あったかな?とか、そういう簡単な問いかけで自分の現在地を確認できるわけです。
なるほど。
ここからがさらに面白いんですけど、資料では多動性の特徴とされるもの、例えばエネルギーが高いとか、衝動性、注意散漫、あと過集中とか、マインドワンダリング、心のさまよいみたいなものが。
あー、一般的にはちょっとネガティブに捉えられがちな。
そうそう、そういうものが必ずしもネガティブなだけじゃないよって指摘してるんです。
えっ、それらの特徴がさっきのパーマの要素と結びつくっていうことですか。例えば、注意散漫って普通はマイナスなイメージですけど。
そうなんですよ。例えばですけど、高いエネルギーっていうのは、没頭Eとか異議Mに向かう原動力になりますよね。
あー、なるほど。
衝動性だって、見方を変えれば行動力で達成感Aにつながることもある。過集中はもうまさに没頭Eそのものだったり。
確かに。
そして注意散漫とかマインドワンダリングも、実はこれ、想像性の厳選になりうると。
心がこうあちこち行くことが想像性に?
そうなんです。脳がリラックスしてこうさまよってる時って、いわゆるデフォルトモードネットワークっていう。
あ、聞いたことあります。何もしてないようで実はいろいろ考えてるっていう脳のモード。
それです。それが活性化して新しいアイデアが生まれやすくなるって言われてるんですね。
つまり、これらの特性って直すべき欠点みたいに考えるんじゃなくて、扱い方を学ぶべきエネルギーなんだと。
へー、エネルギーの扱い方ですか。面白い捉え方ですね。
その扱い方の具体的なアプローチとして、さっきのパルマをウェルビーイングKPIとして使ってみるっていうアイディアが紹介されてましたよね。
あ、ありましたね。なんか今日笑えた回数Pとか、終わらせたToDoの数Aみたいに日々の状態をちょっと見える化するみたいな。
そうそう。そして行動と感情のフィードバックループっていうのを意識することが提案されてるんです。
フィードバックループ?
はい。まず今日はちょっとポジティブな感情を意識してみようかな、みたいな小さな意図を設定する。
で、実際に行動してみる。そしてその結果、KPIがどう変わったかとか、自分の感情はどうだったかを記録して振り返る。で、次どうするか調整する。
意図して、行動して、記録して、振り返って調整する。なるほど。
この小さな繰り返しが結構変化を生むんですよ。大事なのは完璧を目指さないこと。
ああ、それすごく大事な気がします。ついついなんか自分を責めちゃいがちなので。
そうなんですよね。だから資料でも自己慈悲、セルフコンパッションですね。自分への優しさを持つことが大切だって強調されてました。
自己慈悲ですか。これは特にちょっと意識したいですね。
本当にそう思います。うまくいかない日があったとしても、その記録自体が自分のパターンを知るためのすごく貴重なデータになるわけですから。
なるほどな。まとめると一見扱いにくいなって思える多動性の特性も、ちょっと視点を変えれば、それはそれでユニークなエネルギーとか創造性の源泉になる可能性があると。
そういうことですね。
そしてパーマっていう地図みたいなものを手に持って、自分だけのウェルビーイングへの航路を見つけていく、そんなイメージでしょうか。
まさにそんな感じです。だからあなたにちょっと問いかけてみたいのは、あなたが時間を忘れて没頭できるものって一体何ですかってことなんです。
時間を忘れて没頭できるもの。
その答えの中に、きっとあなたのウェルビーイングへの大きなヒントが隠されてるんじゃないかなと。ぜひその自己理解の眼差しをご自身に向けてみてほしいですね。
今日の話でご自身の特性との向き合い方について何かヒントを感じた方もいらっしゃるかもしれないですね。
そうだと嬉しいですね。
もし、うん、でも一人でこれを探求していくのはちょっと難しそうだなとか、もっと具体的な方法を知りたいなって感じたら、そういえば資料の最後に紹介されてた多動迷子コーチングメルマガっていうのはありましたよね。
はい、ありましたね。
あれをちょっと覗いてみるのもいいかもしれないですね。
そうですね。あのメルマガでは、まさに今日お話ししたような多動性を弱みじゃなくて才能として生かす視点とか、具体的なツールとか、あと同じように感じている仲間たちの声なんかに触れることができるって書いてありました。
へー、仲間たちの声も。
ええ、だからあなたのそのグルグルしちゃう思考がちゃんとした筋道に変わっていくその第一歩をサポートすることができるかもしれないですね。
なるほど。もし興味があれば資料の最後に案内があったと思うのでチェックしてみるのも良いかもしれません。
ええ、きっとあなたらしいコールを見つける度の良いら新版になるかもしれませんね。