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スピーカー 2
え、リクエストいただけるんですか?
スピーカー 1
オーダー!
スピーカー 2
始まりました、「大人の近代史」。よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。何その茶番。
スピーカー 2
またまた、長まろがリクエストということで、今日はどんなものを話してくれるんでしょうか?
スピーカー 1
えっと、じゃあまずコメントから読みたいと思います。
えっと、ちょっと今日2人もらってるんで、抜粋って形でちょっと読みたいと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
まず、おっちゃんさんからいただきました。
まぁ、おっちゃんさんって付けるのちょっと違和感あるけど、まぁいいや。
毎日通勤中に楽しく聞かせていただいております。
大人になり、歴史を知らなさすぎる自分を何とかしたくて、数年前から学習漫画や小説などで近代史を中心に勉強するようになりました。
そんな中、偶然おときんと出会ったのです。
で、今後も末長くよろしくお願いします。
前置きが長くなりましたがリクエストです。
ベトナム戦争や朝鮮戦争など代理戦争に興味があります。
日本史ではありませんが、近代史として取り上げていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
で、まず1個いただきました。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
と、でもう1個。
にゃご姉さんからいただきました。
昨年、カノン姉妹のラジオを聞きたくてSpotifyというアプリを導入したところ、おときんさんを発見し以来楽しく聞かせていただいておりますよ。
音声プログラムの数々があることを知り、歴史系を中心にいくつか聞くようになり、大変勉強になっています。
中でもおときんは一番好きです。
で、仲良しの2人が代わりバンコにリサーチし、互いとリスナーにシェアするスタイル、いいですね。
私は長年今の世界がどうしてこんな姿かを理解するのに、人間の歴史、特に近代史を学びたいなと思っていました。
だからこんなにわかりやすく教えてもらえてとてもうれしいですよ。
ホームページの写真やスクリプト、他の資料もめっちゃありがたいです。
お仕事、本業の傍ら、かなりの情熱がないと続きませんよね。
魂の養生も怠らず末永く続けてくださりませ。
今後の主題リクエストっていう形で、ちょっといくつか書いてあるんですけど、挑戦戦争をいただいたので、今回ちょっと挑戦戦争をやりたいと思います。
スピーカー 2
挑戦戦争、いやでもすごい温かいね。
かの姉妹を聞こうと思ってうちを聞いてくれてるとかね。
いやー、なんかいいですね。
スピーカー 1
お二方に共通して、近代史っていうところでやっぱりうちを聞いてもらえてるんだなっていうところが。
歴史って広いじゃん。歴史っていうと古代から現代に至るまですごい長いものがあって、そういう番組ってきっと多いんだよ。
うちらも近代史だけを全部それでやってるわけじゃないんだけど、でもやっぱり近代史だけに焦点を当ててる番組ってそんなにはないからさ。
やっぱりそういうところでちょっと差別化というか、うちらちょっと注目してもらえてるのかなっていう気はしてて、今後もやっぱりその方針はなるべく曲げないようにはしたいと思うんだけど。
スピーカー 2
そうだね。うちらもね、近代史がやっぱり今につながるというか興味あるからね。
スピーカー 1
まあそうだよね。やっぱり現代につながってるのは近代であってっていう単純なところだけど。
じゃあそんな感じで、挑戦戦争のことについて話したいと思います。
スピーカー 2
はい、お願いします。
スピーカー 1
まず挑戦戦争っていうのは何かっていうと、年号でいうと1950年から1953年にかけて行われた戦争なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、まあ挑戦戦争っていう名前だけでもうわかると思うけれども、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国、この2国間の戦争なわけよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、国名ちょっとこれ以降は韓国と北朝鮮にするからちょっとよろしくお願いします。
スピーカー 2
はいはい、その方が多分わかりやすいね、今の人。
スピーカー 1
今の人はっていうか、北朝鮮特にね長いから。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
で、この戦争まずものすごい死者が出てるのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
3年間もさ行われてる戦争っていうのもあって、死者は南北合わせて、これすごいもうブレがあるんで正直何が正解かわからないんだけど、大体300万から500万人ぐらいの方が亡くなったって言われてるんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
そう、だから第二次世界大戦の日本の犠牲者ともう同じくらい、よりももっと多いのかもしれないっていうぐらい大勢の人が亡くなった戦争なんだよね。
スピーカー 1
はいはい。
まあそんな感じで、朝鮮戦争っていうのはかなり激しい戦いだったっていうのはわかるんだけれども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
じゃあまずなんでこれ起きてしまったのかっていうところで、ちょっときっかけの部分をちょっと話したいと思うんだけれども。
朝鮮戦争の背景
スピーカー 1
はい。
まあ時は第二次世界大戦の前にまでこう1回遡って、当時の朝鮮半島っていうのは1910年に韓国併合によって日本が統治してたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
それまでは朝鮮っていうのは立地朝鮮っていうのがあって、この立地朝鮮っていうのも中は中国と主従関係があったみたいな感じで、独立国家ではあったけれども、本当の意味でのって言うとちょっと語弊はあるんだけどさ、ちょっと弱い立場ではあったんだよね、常に。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、そんなところに日本が来て日本が統治してったっていう歴史がまずあって、ただ朝鮮半島として見たら常に一つの国だったわけよ。
うん。
まあそれがさ中国にこうね、従属するにせよ日本に統治されるにせよ、半島としてはずっとこう一個の国としてやってたわけね、長い年月の間。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そんな中、1945年に日本が敗戦したことによって、日本が元々統治していた、例えばさ台湾とかさ、この朝鮮半島もそうだし、他の海外領土っていうのは全部サンフランシスコ平和条約で最終的には決まるんだけど、一旦は他のその連合国に占領されるわけだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、連合国側でじゃあこれどうしようかっていうのを決めた通りになっていくわけなんだよね、統治方法に関しても。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあそもそもなんだけど、日本の敗戦がもう濃厚になった段階で、例えばさ、ヤルタ階段とかさ、いろいろ回路階段とかいろいろあるんだけど、戦後処理の話っていうのはもう連合国側でずっとこう話は合われてきてて、この朝鮮半島についてももうあらかたこうしようみたいな方針はあったわけね、もともと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、日本の敗戦とともに朝鮮半島は北緯38度線を境にして、北側がソ連が支配する、南側がアメリカが支配するっていうような形で一応決着がついたんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、実際その通りになってっていう形で、まあ今に似た形になるんだよね、南北にこう分かれるっていう。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ただこの時はあくまでも国を真っ二つに分けようっていうところではなくて、あくまでも連合国側の占領政策として、北はソ連で南はアメリカでっていう形にしただけなんだよ。
別にそこにじゃあ真っ二つに国を分けましょうっていう意図はなかったはずなんだよ、当初。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
たださ、歴史的なところちょっと先に語ったけど、朝鮮半島ってもともとさ、同じ民族であって同じ文化であってっていうところでさ、別にこうなんだろう、民族的な部分で見たらナショナリズム的な部分で見たらさ、全くこう分かれるような要素は一切なかったわけね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからなんだろう、日本で言ったらさ、関東圏と関西圏でさ、まあ例えば言葉とかが若干違ったりするじゃん、方言とかみたいなところで。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でもさ、別に民族としては一緒だしさ、かといってじゃあ文化が全然違うかって言ったらそういうわけでもないからさ、じゃあもうあいつら全然違う民族だぜとはなんないわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからそれぐらいのレベル感で北と南も、多少のさ、なんか方言とかそういうのはもちろんあったし、食べるものだってちょっと習慣とかも多少違うのはあるけれども、民族としては全く変わらない。
で、文化としても全然その許容範囲というかさ、全然要は朝鮮人という枠組みの中から少なくとも逸脱するようなものは全然なかったはずなんだよ、南北間では。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ただ、ここで米蘇が占領したことによって、イデオロギーに違いが生まれちゃうんだよね。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
簡単に言うと資本主義と社会主義的な考え方の部分なんだけど、
だから民族的な違いはなくてもそのイデオロギーの違いによって、南北っていうのは大きな溝ができちゃうんだよね。
はいはい。
南北の独立
スピーカー 1
で、そのことによって、まず先に南の大韓民国、韓国ね、が独立を果たすわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから当初はもちろん一国として、北と南一国として独立しようって朝鮮の中ではずっと思ってたわけよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ただ、アメリカとソ連っていうイデオロギーが真っ向対立するところが入り込んで占領政策を行ったことによって、民族間でイデオロギーの差ができてしまったんだよね。
うん。
それによって先に韓国が、もうじゃあいいやっつって独立しちゃうんだよ。
要は南側がね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、これが1948年で、大統領はイスンマン大統領。
このイスンマン大統領は竹島の会の時にちょっと出てきたんで、もしよかったら聞いてくださいっていうところなんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、この南の韓国の独立に対抗して、もうすぐさま北朝鮮も独立するのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、北朝鮮のトップはキムイルソンね。
はいはい。
だからイスンマンとキムイルソンをそれぞれトップにおいて、両国は独立を果たすっていうところなんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから、くしくもなんだろうね。結局この時に決まった国がずっと今の今まで続いてるっていう状況が続いてるんだよね。
スピーカー 2
はい。
朝鮮戦争の発端
スピーカー 1
で、本題の朝鮮戦争の部分なんだけれども、1950年の6月に北朝鮮側ね、北朝鮮側のキムイルソンが率いる軍が突如韓国に侵攻を始めるのよ。
はいはい。
で、これはさ、もちろん韓国人が憎くってこう殺してやろうとかそういうことではなくて、略奪をしようとかそういうことでもなくて、これは当初から掲げてた朝鮮半島統一を目指したわけよ。
はい。
さっきから何度も言ってるけど、もともと朝鮮半島として一つの国だったし、イデオロギーの違いがあるだけで民族が違うわけでもなんでもないからナショナリズム的に別れる必要もないし、両国とも多分一致してるんだけれども、半島の統一っていうのは一個同じような目標なわけなんだよ。
うんうん。
で、それをもう要は北朝鮮が武力を用いて一気にやっちまおうっていうのがとにかくこの朝鮮戦争のまず発端なんだよね。
うん。
で、キムイルソンもとはいってもうさ北朝鮮って傀儡国家だからこの時ってまだ全然。
はいはい。
ソ連のね。だからソ連のスターリンにお伺いを立てるわけ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちょっと韓国に攻めたいんだけど戦争していいですかみたいな許可を取ろうとするんだけど、スターリン反対するのよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そう。反対というかまあ消極的。いやーやるの?みたいな。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあやってもな武器はあげてもいいけどソ連参加したくないなみたいな。
はいはい。
だから中国にちょっと許可もらってって言って毛沢東に許可をもらうんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあ同じ共産主義だからあので当時はソ連と中国も仲良かったから。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
毛沢東はスターリンをすごい崇拝してるような感じだからそのなんだろう。
まあソ連からしたら中国っていうのはさちょっとこうまあ部下じゃないけど部下に近いような感じでさ。
まあ一応ちょっと中国がOKって言ったらいいよやっちゃってみたいな感じで言って。
で中国の毛沢東はあのOKって出したわけよ。
はいはい。
それで回戦を決断してキム・イルソンはあの攻め込んだわけ。
うんうん。
でこのちょっと冒頭の話全然どうでもいいように思うかもしれないけどこれ後々ちょっと響いてくるんだよねこの話って。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
中国とソ連の支援
スピーカー 1
そう。で戦争が始まって北朝鮮っていうのはソ連の傀儡国家みたいなもんだったからとにかくソ連の支援を受けてたわけよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だから兵器援助をしてもらってたわけ簡単に言うと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからソ連制のさ最新の武器とかそういうのを揃えて一気に攻め込もうっていうんで攻め込んだわけなんだけど。
で対する韓国っていうのはまあ言っちゃ悪いんだけど対して強くないんだよ。
防備もそんなに強いものを持ってたわけじゃないしアメリカも積極的に韓国の防衛をしようって思ってたわけでもなくてその時って。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからまず兵器に圧倒的な差があったのと単純に兵員の数も倍ぐらい違ったらしいんだよね。
うんうん。
だからどんどんどんどん北朝鮮軍っていうのは韓国に攻め込んで勝ち進んでいくわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
であっという間に首都のソウルは陥落しちゃうわけ。
で普通戦争って首都奪われたら終わりなんだけどただ韓国は諦めずに逃げてとにかく南の方にこう逃げて戦い続けたわけ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で最終的にこれプサンまで追いやられちゃうんだよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
でこれちょっと地図がないからさプサンって言われてもピンとこないかもしれないけどもプサンってもう日本と本当に一番距離の近いような都市のところだから。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だいぶ南っていうのはわかると思う。
はい。
一応本当に端っこ韓国の端っこまで追い詰められちゃったんだよね韓国軍って。
うんうん。
でこれさ何もちょっと言い方よくないんだけど韓国軍だけが負けてたわけじゃないんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
この時ってもうすでにアメリカとか国連軍も参加してるから。
うんうん。
ただ単純に用意がちゃんとできてなかったっていうのもあってどんどん押し込まれちゃっててそこまで追い込まれちゃったんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でアメリカって参戦意志が当初なかったとも言われててだから出遅れちゃったって言われてるんだけど。
はい。
まあやっぱりアメリカが参戦することによってソ連を刺激する可能性もあったし。
うん。
あと当初からアメリカって韓国を防衛ラインに見てなかったっていうことも言われてるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうなんか旧日本領で言うとフィリピンとかさなんかどっちかというと南方方面だったりアリューシャン列島とかあっちの方とかはこうなんか管轄っていうかなんか防衛ラインみたいな感じで見てたんだけど韓国をそんなに重要視してなかったって言えばいいのかな。
あんまりいい言い方じゃないけど。
うんうん。
っていうのが当初あってそれで出遅れちゃったとも言われてるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でただやっぱりこれはまずいぞっていうのでちょっと危機感がやっぱり出てきたところで何としてでもちょっと戦線を押し込もうって思ってここでマッカーサーが出てくるんだよ。
インチョン上陸作戦
スピーカー 1
はいはい。
まあマッカーサーって当時日本を占領してたGHQの最高司令官だけれどもそのマッカーサー式のもとインチョン上陸作戦っていうのが行われるんだよね。
はいはい。
でこのインチョン上陸作戦自体マッカーサーが考案したって言われてるんだけど作戦の内容としてはインチョンってさ地図で言うとソウルの西側にある都市なんだけれども。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
今のその北緯38度線のさ国境線の本当に結構近いところなんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で首都ソウルにも近いところなんだけれどもそのインチョンに上陸してそこを一気に占領してそこから戦線を押し上げようっていう作戦を取るんだよ。
スピーカー 2
あー上陸ってことは空からってことか。
スピーカー 1
海からだね。
スピーカー 2
あ海から行けんだ。
スピーカー 1
そうインチョンってあの海に面してる都市だから。
あーはいはい。
そうでインチョン上陸作戦実際に行われてまあ成功するんだよこれ。
うん。
でこれによってあの北朝鮮のまず補給量を遮断することに成功したわけよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
まあ要は南側にこう今北朝鮮でガーって進んでたところでその途中を塞ぐわけじゃん。
うんうん。
だから北朝鮮軍はまず補給量を渡れちゃったっていうのとプラス南に残ってた韓国軍とその北から上陸したあのインチョンから上陸した軍で挟み撃ちにできるようになったんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で北朝鮮軍っていうのはこれでもうなすすべもなくどんどんやられていって戦線も北にこうどんどん押し上げられていったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこのやっぱ作戦の成功がもう朝鮮戦争のあの転換点とも言われてて。
うん。
でこの作戦がもし失敗してたら多分朝鮮半島は統一されちゃってたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
北朝鮮によって。
うん。
っていうぐらい結構あの重要な作戦が行われてでこれによってとりあえず形勢逆転するのよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で今度はあの北朝鮮側がもうほぼ北の一部分の都市だけにまでこう追いやられちゃうわけよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でこのままもう北朝鮮終わりかってなったところで中国が来るんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これさあの戦争の始まりのところでさ中国の同意を得たって言ったじゃんキムイルソンが。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でこれソ連はなんでそもそもあの消極的だったかっていうとソ連は直接参戦したくなかったんだよとにかく。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
直接参戦するとさこれって要はアメリカと直接戦うのに等しくなるじゃん。
はいはい。
でまあこの後さずっと冷戦って続くわけだけどさとにかく冷戦時代で避けた一番避けたことってさ米蘇が直接戦うことを避けたわけじゃん。
うん。
でだからお互いがこうちょっと空気を読むような風潮はずっとあったわけよ。
うちらが戦っちゃ絶対まずいぞみたいな。
はいはい。
だからソ連もそれをあの感じててだから直接支援しなかったって言われてるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ単純に何だろう参戦するにしてもそんなにこうソ連あんまり得もないのかなっていうところもあったのかもしれないけどねもしかしたら。
うん。
でそれで中国を使いたかったわけよ。
それで毛沢東に同意をもらっとけよって言ってで同意をもらっちゃってるもんだからあの毛沢東としては参戦はしないとまずいよなっていう感じにはなるわけよ。
はいはい。
これもまたちょっと政治の話っぽいんだけど何て言えばいいんだろう中国も中国軍が参戦しましたっていうのがあんまりよろしくないわけよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんかめっちゃ対立構造生んじゃうじゃんそうなると。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
国連対中国みたいになるから。
はいはい。
だから戦いたくないなっていうんでまあ中国軍なんだけれども義勇軍っていう名目で100万人ぐらい兵員を送ることにしたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
あくまでも中国の義勇軍として参加してるのよ。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
うんただこれはもちろん実態は中国軍って言われてるんだけど。
うん。
でこの中国が参戦したことによって戦線っていうのはまた押し戻されちゃうんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあとにかく別に中国の武器装備が優れたとかそういうことじゃなくて単純に数の問題なんだけどめちゃめちゃもうなんだろ人海戦術でとにかく押し返したっていう感じ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
プラス中国側っていうのは第二次世界大戦で対日抗争をずっと行ってたわけじゃん。
うん。
だからね戦闘経験がとにかく豊富な兵員が多かったわけよ。
はい。
戦い慣れしててそれでめちゃめちゃそういう人がいたから装備こそ劣るもののその経験値でカバーできちゃったりして再度ソウルを奪い返したりとかちょっとこう快進撃を加えるわけよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
それで戦線を韓国側にこうまた押し返すんだけれどもただこの戦争って3年ぐらい続くんだけど長期化するにつれてさやっぱりさ長い間戦ってると兵員っていうのはさこう疲弊するっていうかさどんどん消耗してっちゃうわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ単純に死ぬからなんだけど戸山兵もどんどん死んでっちゃうわけよそのさっき言った中国の実戦経験豊富な人っていうのもさ。
うん。
兵隊ってさやっぱり勇敢な人ほど先に死ぬじゃん。前線に行くから。
はいはい。
だからやっぱりそういうところもあってそういう実戦経験豊富な人ほどやっぱり慣れてて前の方で戦ったりするからどんどん死んでっちゃってっていうのもあったしあの単純にやっぱ補給炉も伸びてきちゃっててそれで攻撃がやっぱり鈍り始めちゃったんだよね中国側っていうか北朝鮮軍の。
うんうん。
硬着状態とスターリンの死
スピーカー 1
だから結局またソウル奪い返されちゃったりとかっていう感じでこうどんどん戦局はずっとこうぐるぐるするんだけれどもなんか押したり押し返されたりがずっと続いて最終的に両軍とも元の38度線付近で硬着状態になるんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
もともと38度線付近はさあの38度線でピーってさ国境に線を引いてたわけよ国境っていうかさあのこっちはアメリカの統治かこっちはソ連の統治かっていう感じで一直線に引いてた線がちょっとこう凸凹したぐらいな感じで硬着状態になるわけね。
はいはい。
まぁちょっと先に答えちゃうとこれが今の国境になるんだけど。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
そうだからあの北朝鮮と韓国の国境って今一直線ではないんだよねとりあえず。
スピーカー 2
あーその頃のままなんだ。
スピーカー 1
あーそうそうこの時の硬着状態のまま止まった状態の線が残ってるっていうようなイメージ。
はいはい。
だからもともとさその線量可能さあの線だったらピーってまっすぐ引かれてただけだから北緯38度線ピーって引っ張ってただけだからだからそこからちょっと凸凹してるんだよね。
同じような場所ではあるんだけど。
うんうん。
そうそう。でこれ最終的に硬着状態になったまま1953年にスターリンが亡くなるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ソ連の指導者のスターリンが亡くなったことによって急戦の流れにこうどんどんなっていくんだよ。
うんうん。
これもともとスターリンが急戦に反対してたのよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そうキムイルソンはもういい加減やめたかったの。ちょっともうダメだ全然これ勝ち目がないっていうかちょっともう戦線をこれ以上韓国側に押し返す感じでもないし北朝鮮としてもめちゃめちゃ疲弊しちゃってるからちょっとそろそろ撤退したいんだけどやめたいんだけどみたいな感じで。
でただ北朝鮮って傀儡国家だからさとにかくソ連の許可をもらわなきゃいけないわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからソ連にだいぶこれ早い段階からいやちょっともうやめたいんですけどって言ってたらしいんだけどスターリンがいやダメですって断っててでそれで結局3年ぐらい続いちゃってたんだよね。
あーはいはい。
っていうことがあるらしいんだけどでスターリンが亡くなったことによってそれをだから拒む人がいなくなったからどんどんこう急戦の方に流れが行って最終的にまあ急戦になるんだけどっていう感じなんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
日本の影響
スピーカー 1
でオトキンちょっと一応日本の近代史だからさじゃあこの戦争をそもそもじゃあ日本に与えた影響というかまあ日本にどんな影響があったかっていう部分なんだけれども。
はい。
まず日本はさ国連軍の中には入ってないんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
これは憲法9条がとか自衛隊はとかそういう云々じゃなくてそもそも当時占領下だったから日本に主権がないから。
はいはい。
そうそうだから国連軍としてまず兵員として送ってないわけよ。
うん。
ただ連合軍の命令で特別総解体としてまあ兵員というかそういう人たちを送ったりとかあとは海上輸送などで助けてたんだよね国連軍側を。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれ結構ね動員してたんだよなんか延べ1万人以上とも言われたりするんだけれどもまあ実際ちょっと正確な部分はわかんないんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
当時日本の海上保安官とかはもう派遣されてたんだけれども民間も派遣されてたんだよね民間の人も。
例えば海上輸送ってちょっと前に言ったけどその海上輸送なんかは民間の公安ので働いてるような人たちがこう行ったりしてたから結局民間人も参加したりしててで結構この任務中に亡くなってる人もいるんだよね。
はいはい。
この海底なんか操作してるとさやっぱり嫌いで間違って爆発しちゃってそのまま亡くなるっていう事故もあったりしたりまあ海上輸送中でまあなんか攻撃受けて死んじゃうとかっていうこともあったりとかでやっぱり任務中に亡くなって犠牲者もいるんだよね。
はいはい。
っていうところでまあ日本は全然このなんだろう対岸の舵を見ていたわけじゃなくてまあ日本としてまあ国としてちゃんと何かをやっていたっていう事実がまずあるんだよね。
はいはい。
そうでもう一個は何と言ってもこれはもう教科書にも載ってくるレベルだけど特殊景気を生み出してるんだよねこの朝鮮戦争によって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いわゆる朝鮮特殊って呼ばれるやつだけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で戦争が起こるとさなんだ戦争してる当時国としてはさとにかく武器や弾薬や食料まああとはなんか細かいところで例えば軍服とかさまあ服とかだよねそういうもの防寒寒いところだったら防寒も必要だしさそういったとにかくさ物資が欲しいんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからその物資を自国じゃとてもじゃないけど作れないけどだって自分の国が戦場になっちゃってるから。
うん。
作れないっていうか正確に言うと間に合わないんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからとにかくあの他国から買い付けるわけね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれを買うんだったらさもちろん近いところがいいわけじゃんすぐ来るから何もさ例えば朝鮮で戦っててヨーロッパからさ買ったとしてもだいぶ来るのかかるじゃん時間が。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
であれば日本にやっぱ頼みたいわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
っていうところがあってとにかく日本にめちゃめちゃ大量の発注が来たんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ日本はとはいって兵器を作ってたわけじゃないから発注されたのはなんか土納用の朝袋とかさっき言った軍服とかの衣類系のものだったり要は繊維製品だよね。
だったりあとはなんか鉄縄網とかを作るための針金とかさ鉱材まあいわゆる鉱材だよね。
コンクリートだったりとかあとは食料単純なところで言うとなんかのこう発注がものすごくあったわけよ。
うんうん。
あとはあの使ってたその車両とかの修理なんかも日本にこう頼んだりとかしててそういったところで日本というのはものすごく経済がこう潤うんだよね。
うんうん。
でちなみにさっきちょっと兵器生産はしなかったって言ったんだけど正確に言うとこの時に兵器生産って解禁されるのよ。
スピーカー 2
あそうなんだ。
スピーカー 1
そうで戦前にあの戦闘機とかさまあ戦車とか生産してたこの時あの三菱重工とか富士重工っていうのは実際にその兵器関係も依頼されるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
っていうところも一応あるんだけどまあそんな感じであのとにかく日本国内としては経済がめちゃめちゃこう潤ったんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で1950年から1955年までのその間接特需も含めると約36億ドルにも及んだとされるんだよねこの経済効果っていうのが。
はいはい。
だからまあ日本としてはめちゃめちゃ言い方は悪いけど本当に対岸の火事状態でちょっと潤っちゃったみたいな感じなんだよね。
朝鮮特需と経済効果
スピーカー 1
うん。
ただちょっと誤解がないように言っておくと市民生活が向上したかっていうとこれは変わんないんだよね。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
そうあくまでも国家として潤うことはできたんだけれども市民生活はじゃあそこまで劇的に変わったかっていうとまあそんなには変わらなかったんだよね結果としては。
うん。
で日本のさ市民の生活が向上するのって高度経済成長期からだからそれまでってそんなにまあ戦前すぐのさもうめちゃめちゃ食うものもない着るものもない戦争火事が街にあふれてますとかそういう状況ではなかったけども1950年ぐらいまでになると。
はい。
ある程度立て直ってきてるから。
でもかといってその朝鮮特需によってめちゃめちゃ日本人一人一人のこう生活の質が向上したかっていうとそういうことはなかったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうあくまでも国としてまあ潤いましたっていうその部分だね日本への影響が強かったっていうところは。
うん。
で最後ちょっと求戦のところに入りたいんだけれども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
1953年に交わされた朝鮮戦争の求戦協定があってこれによって朝鮮戦争っていうのは求戦するんだけど。
はい。
これには一応最終的な平和解決が成立するまで朝鮮における戦争行為とあらゆる武力行使の完全な停止を保障するっていう内容になるんだよね。
はいはい。
これによってまあ北緯38都線付近の求戦時の前線が軍事協会戦でして両国を分断して今にまで続くことになる。
まあちょっとさっきも言ったけれども。
でちょっとポイントがこれあくまでも終戦じゃなくてさ求戦なんだよね。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そう朝鮮戦争は終わってないんだよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そうあくまでも求戦だから国境も決まってないんだよね正確に言うと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
さっき言い方ちょっと前国境って言っちゃったかもしれないけど正確に言うとこれ軍事協会戦なわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
今の地図上とかでこう見るなんかちょっとデコボコしたようなあの形っていうのは要は軍事協会戦であって両国の一応そこが何だろう求戦時点でのいわば国境になるわけよ。
はいはい。
だから例えばこれさ平和条約が締結された時にじゃあ元の38度線PEの一直線の国境に戻しましょうって話が出るかもしれないしなんならその条件次第でどっちかに寄ったような国境になる可能性だって全然あるわけね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そうだからまあ確定はしてないけど軍事協会戦のところで今言った線を引いてでそこからなんか半径どれぐらい1キロだか2キロだかごめんちょっと正確なところ忘れちゃってるんだけどはなんか両国とも非武装地帯にしましょうとかそういうのが決まってるんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
それでもう今のこの1953年から2023年までずっとその状態が続いてるっていうところなんだよね。
南北の分断と統一の動き
スピーカー 1
はいはい。
でこの状態っていうのはまあ歴史的に見てさ何度かこう解決しようっていう動きはもちろんあったんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で一番大きいところだとこれ2018年に当時のね韓国大統領ムンジェイン大統領とキムジョン総書記の間で反問天宣言っていうのが行われるんだよ。
うん。
まあこれが簡単に言うと両国統一のためにこう向けた枠組みみたいなこういうことを決めていきましょうみたいな感じの内容なんだけど。
はいはい。
ただこれはまあ実現にはいたらなかったんだよね。
うん。
ムンジェイン大統領ってさあのどっちかというと北朝鮮とかそっちをこう支持するというかさよりの政権で要は朝鮮半島統一をこう目指すような政権でまあ反日の結構にやり玉にも上がるような人ではあるけど
そういった形でそういう政権化だったからこそやっぱりこう北朝鮮にも歩み寄りが生まれたんだよね。
はいはい。
ただあの今またそういう政権じゃなくなってるからまあしばらくまたこういうさっき言った反問天宣言みたいな実現はまあなかなか厳しいんじゃないかなとは思うけどね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
なおその反問天ってそのいわゆる軍事境界線のところにある地名なんだけれどもそこってツアーとかで行けるんだよ。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
そうそうこれ両国ともやってるっぽいんだけどまあ特に韓国側だと反問天ツアーとか行って個人旅行はできないんだよ。
なんかツアーに申し込むとその軍事境界線の結構近くまで行ってあそこが北朝鮮の領土なんですよみたいなのがこう見れるわけよ。
はいはい。
覗き見できないようにお互いさこう気を使ってるというか気を配ってるっていうのはあるんだけどまあそういった感じで一応なんかツアーなんかもあったりしてちょっと興味ある方は是非参加してみてほしいなっていう。
まあ自分は行ったことないですけど。
はいはい。
まあそんな感じでちょっと今日は朝鮮戦争について話したんだけれどもまあちょっと尾形朗の最後感想をちょっと聞かせていただけますでしょうか。
スピーカー 2
朝鮮戦争ってさ結構その数年に渡ってっていう長い戦いをこの1回の放送でコンパクトにわかりやすかったなっていう。
あと朝鮮戦争って改めて聞くとさっていうことはやっぱり一つの民族だったものが他の国というかまあアメリカとソ連によってさ
イデオロギーが他国から入り込んできて結果今も民族が2つの国として別れちゃったっていうのがなんか悲劇なようなね。
スピーカー 1
これは単純に悲劇だよね。
だって別にある日境にさ急にさ北と南を分断されてその中にはさもちろんさ親族とかそういうものもさお互いあってただ分断されちゃってる
会えなくなっちゃってるっていう人も結構多くて。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
まあこれはあのこういう南北で分かれちゃったとかっていうところの国ではよくあるある問題なんだけどさ。
やっぱりそれって完全にさそういう個人のものは関係なくてさ。
国家同士のさ争い事に巻き込まれちゃってるってことなんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
もともとはその別に民族同士でなんかもう北と南でを対立してるっていう構造なんてなかったってことでしょ。
スピーカー 1
全くない全くないこれは断言してもいい。
あのだから日本で言うと東と西で多少文化違うけど別にいやもうなんかわかんないけどさ日本を半分にしてなんかあっちの民族とはもうさよならして独立しちゃおうぜなんて動きないじゃん。
はいはいはい。
そうだから本当そういう感じで普通なんだろう同じ民族でさ使ってる言語もまあ一緒でさ文化も似たようなもの使ったらさわざわざ分かれようとは思わないわけよ。
たださ国家のさ運営に関する決定的なイデオロギー的な部分が違っちゃうとどうしてもそこは受け入れられなくなっちゃうんだよね。
はいはい。
かたや資本主義かたや共産主義だとさやっぱりもう全然合わないわけよ水と油のように。
だから本来憎み合うべき人たちじゃないのになんかイデオロギーの違いで憎み合ってるまあ要は国家の問題なんだよねこれって。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だって人と人で見た場合にさ言葉も通じるしさ見た目もまあ一緒なわけじゃん同じ民族で。
うん。
朝鮮半島の分裂と内乱の関係
スピーカー 1
で文化的にも似てて似ててっていうかまあ一緒かいもう一緒なんだよだから何にも争う理由ないはずなのに考え方の違いで争ってるっていうようなそんな感じだよね。
スピーカー 2
えーそう思うとすごいなんか深いよね。
スピーカー 1
うんまあこれがナショナリズムの難しいところでもあるんだけど。
スピーカー 2
うんそう思うとなぜドイツは一つになれたんだろうとかなんかいろいろ発展していきそうだね。
スピーカー 1
まあドイツに関してはねドイツも東西に分かれてたからでやっぱりさ東西に分かれてた国東西っていうかそういう感じでさイデオロギーで分かれちゃってた国ってさ今統一されてるところもまあベトナムなんかもそうじゃん。
うんうん。
そうそんな感じでさあの統一はされて特に問題は起きないわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそれは要はイデオロギーが統一されたからなんだけど。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
ドイツにしたらあの要は資本主義で統一されたわけだしベトナムで言ったらあの共産主義で統一されたわけだし。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そうで別にそこでなんか南北のいざこざがさめっちゃあるわけではないからさ少なくともその国内っていう意味ではね。
うんうん。
そうだから朝鮮もまあどっちになるにせよどっちになったことによってじゃあずっと内乱がこう起きてるかっていうと多分そうはなんないと思うんだよねきっと。
スピーカー 2
うんうん。
朝鮮人の苦境
スピーカー 1
そうただただ今もう本当国家同士の争いの犠牲者になってしまっているのがやっぱりその朝鮮人っていうところになるのかなと思う。
スピーカー 2
いやーすごい興味深い話をありがとうございました。
スピーカー 1
いやいやいやもうそんなモガタロウの足元にも及ばない話だけど。
スピーカー 2
やったそれ。
はいじゃあ今回のテーマは朝鮮戦争についてでした。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
じゃあということで大人の近代史のトップ画面とかでアップルポッドゲストとかスポーティファイとかでもフォローボタンがありますので他の媒体で聞いている方もぜひそういったリアクションいただけるとありがたいです。
スピーカー 1
はいぜひともよろしくお願いします。
スピーカー 2
はいそれでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。