1. 「大人の近代史」今だからわかる日本の歴史
  2. #126「海軍乙事件」歴史に残る..
2023-08-22 26:28

#126「海軍乙事件」歴史に残る海軍の不祥事

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大戦終盤に差し掛かり日本は絶対国防圏の死守が厳しくなりつつあった。
そんな折司令部をパラオからダバオに移すために当時の司令長官を載せた飛行機が行方不明になってしまう。
また、別動隊は軍の機密情報を持ったまま敵地へ不時着し捕まってしまう。
そのためアメリカ軍に機密情報を奪われてしまうこととなった。

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サマリー

海軍乙事件は、第二次世界大戦終盤の1944年に起こった海軍の不祥事であり、小神根市連合艦隊司令長官が亡くなった事件です。この事件は、山本イソロク連合艦隊司令長官の海軍高事件と同時期に起こったものであり、ミンダナオ島での不時着やコウニチゲリラによる拘束などが含まれています。海軍乙事件は、機密文書が敵に渡されてしまい、海軍の情報が漏れてしまうという重大な事態でした。また、指揮系統の甘さと身内への処遇の甘さも問題視されました。海軍乙事件は、海軍の不祥事として広く知られていますが、情報が漏れたことはあるものの、それが特に悪いこととは考えられません。

00:04
スピーカー 2
実業家吉田忠夫は言った、ファスナーは壊れなければよし、壊れたらダメ。
始まりました、「大人の近代史」よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。なんか、おが太郎がファスナーって言って、俺ちょっと下ネタしか思いつかないんだけど、大丈夫かな?
スピーカー 2
いやいや、なわけないだろ。
スピーカー 1
いやいや、なんかファスナー、おが太郎×ファスナー、下ネタみたいなさ。
スピーカー 2
いやいや、あのさ、今YKKっていうのがさ、ファスナーの国内市場、もうほぼ95%ぐらい独占してるのよ。
世界試合もね、45%とかもう半分ぐらい、そのYKKが占めてて。
いや今日さ、ズボンのチャック見たら、いや本当にYKKだと思って。
スピーカー 1
なんか逆に俺、YKK以外って確かに見たことないかも。他何があるか知らないもん。
スピーカー 2
そう、まあそんなね、創業者の人の言葉。
スピーカー 1
うん、その心は。
スピーカー 2
なんか気になって、このファスナーだけで独立して一本立ちした姿がすごいなと思って。
スピーカー 1
いや、なんか俺はもうなんかそれ以上のコメントがないわ。
スピーカー 2
ごめんごめん。はい、じゃあということで、今日は長丸がどれだけの人のファスナーを下ろすのか楽しみです。
スピーカー 1
結局下ネタじゃねえかよ。
スピーカー 2
いや、俺20年越しに言うけどさ、俺下ネタってダメな人なのよ。
スピーカー 1
いいいい、いいいいいいいいいいいい。
そういうネタはいらない。
スピーカー 2
はい、じゃあ今日はテーマは何でしょうか。
海軍乙事件の背景
スピーカー 1
今日はリクエストなんですけれども、海軍乙事件やりたいと思います。
スピーカー 2
あー、はいはい、来てましたね。
スピーカー 1
もう早速入っちゃうけど、海軍乙事件っていうのは、そのいわゆる海軍の不祥事、まあ不祥事っていう言い方もちょっとあれなんだけど
スピーカー 2
海軍が起こした事件であって、乙ってさ、あの高乙の乙なんだけど
スピーカー 1
海軍甲事件っていうのももちろんあるわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
ちなみに甲事件の方が実は有名なんだけど、山本イソロク連合艦隊司令長官が飛行機で撃墜された事件のことを海軍高事件って言うんだよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
それに対して海軍乙事件っていうものもあって、これも結構有名な事件でリクエストがあったので、ちょっとせっかくなんで取り扱いたいっていうところで
スピーカー 2
はいはい、私全然知らないんで興味がありますね
スピーカー 1
海軍乙事件はすごい一言で言うんだというと、古賀 峯一連合艦隊司令長官が亡くなったっていう事件なんだよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
ちょっと事件の背景からまず入るんだけど、時代としてはその第二次世界大戦がもう終盤に差し掛かっているところで
日本としてはもう当時はミッドウェイ海戦に負けたことで、どんどんどんどんアメリカに追い込まれる側になってっていう時なんだよね
はい
で、ミッドウェイ負けてガダルカナルからも撤退してっていう感じで、今までこう守っていたというか拡大した領土っていうのを維持していくのが厳しい状況下に置かれていて
それで絶対国防権っていうのを定めるわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
これは何回か他の回でも出てるし、サイパン島の回でも自分が結構説明したところなんで、ちょっと興味ある方はサイパン島の回を見てほしいんだけれども
見てほしい、聞いてほしいんだけれども
その絶対国防権自体もただ定めたものの、全然もうアメリカにはどんどん押し込まれていっちゃうんだよね
うん
古賀 峯一の移動とミンダナオ島への退避
スピーカー 1
だから絶対国防権そのものがそもそももう窮地に立たされているっていう状況で起きたこの事件なんだよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
で、その当時の、要は山本勲は公事権の方で亡くなってるから、その代わりに新しく連合艦隊司令長官になったのが古賀 峯一さんという方なんだけれども
はい
この古賀 峯一がトラック諸島っていうところに当時その司令部があったんだけれども、そこにいたわけね
ただどんどん追い込まれてるから、なんかそろそろこのトラック諸島もアメリカの空爆きそうだなっていうんで逃げるんだよ
逃げるって言わないけど、転戦とかさ、言葉はちょっとうまく考えてほしいけど、簡単に言うと逃げたんだよ
空爆されちゃうからっていうんで
はいはい
実際これは移動したすぐ結構後に空爆されたから、日本軍の読みは正しかったんだけど
うん
で、この移動したのが1944年の2月ぐらいなんだけど
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
パラオに移動するのね
うん
あ、ちなみにトラック諸島は今のマーシャル諸島の、まあなんかあの辺いっぱい島あるじゃん、まああの辺って感じ
南太平洋の結構ど真ん中にボンってあるところなんだけれども、そこからパラオまで後退するわけよ
うん
ただパラオに移動してもアメリカ軍パラオまで追ってきて、あの空襲するわけねパラオ
うんうん
それが3月の話なんだけれども
はい
だから結局パラオに移動して、あの司令部っていうのはここでももう人頭指揮なんか取ってられないっていう状況になっちゃうわけよ
はいはい
そうだからもうちょっと安全なところ、まだ日本軍の圏内のところに行かなきゃいけないっていうんで
それでミンダナオ島のダバオに退避することを検討したのね
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
ミンダナオ島ってちなみにフィリピンの南の方
はいはい
でダバオはその日本軍の基地があったから、あのダバオに行けば大丈夫っていう感じになってて
それでダバオにじゃあ行こうってなるんだよね
ただパラオってもうその時から空襲とかされてて結構早く行かなきゃヤバいなっていう状況ではあったんだよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
だからとりあえず飛行機をあのにてちょっと急ぎで用意するんだよ
まあこれは他から持ってくるんだけどサイパンにいたやつをこう持ってくるんだけど
うん
でサイパンからさパラオまでも距離があるからさ
もちろん飛行機ってこう乗るからさエンジン食うじゃん
はいはい
エンジンというかガソリンね
でパラオに到着した時に補給するわけよ燃料
うんうん
その補給してる最中にまあ他にも飛行機の整備とかもしてたんだけどあのしてる最中に米軍の空襲受けちゃうんね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
だからヤバいこれは早く逃げないとっていうんで
まあ小川司令長官とかまあその他あの他にもいるんだけれどもメンメンをこう連れて飛び立つことになるんだよね
はい
結構大慌てで急いで出発したっていうところがまずあるんだけど
うん
ちなみにこれ飛行機2艇あったんだけれども
岡村中尉の2番機と不時着
スピーカー 1
うん
ちょっと便宜上1番機2番機って呼ぶけど
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
1番機にあの小神値市司令長官が乗ったのね
うん
であの操縦してたのはナンバ大尉っていう
でナンバ大尉はそもそもまあベテランのパイロットだったから
まああのサイパンからあのパラオだったりとかパラオからそのダバオだったりっていう
こう飛行経験を持ってる優秀なパイロットだったわけよ
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
で2番機の方は福富茂中将と操縦したのは岡村中尉っていう方なんだけれども
うんうん
この岡村中尉っていう方はダバオへの飛行経験がなかったのよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
これからダバオ行くのは実は初めてですみたいなそんな感じの人だったわけよ
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
それにさ結構偉い人を乗せるってまあまあ勇気あることじゃん
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
ただ1番機のナンバ大尉があの航路わかってるし
ベテランだから大丈夫先導するから問題ないよっていう形で
とりあえずそのメンツが決まったわけよ
てかそもそもそんなにあの悠長なことも言ってられない状況ではあったんだけどね
うん
だからもうとりあえずもうこの編成で行くぞってなるわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
ちなみにこれちょっと余談なんだけど実は3番機もあったのよ
うん
ただ3番機はちょっと機体不良とかで飛び立てなかったわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
だから3番機は残すんだけど
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
で1番機と2番機でパッて出発することになるわけ
スピーカー 2
うんうん
スピーカー 1
ただもう攻撃を受けてる最中とかそういうところもあって結構混乱してたわけよ
はい
早く行かなきゃ早く行かなきゃって言って
だから1番機はパッてスムーズにスムーズでもないんだけどパッて発進できたんだけど
2番機は1番機の発進から5分遅れちゃったんだよね
スピーカー 2
あーはいはい
スピーカー 1
で飛行機の5分って結構じゃん
スピーカー 2
うんそうだね
スピーカー 1
だからこれ結果から言うとあの1番機を見失っちゃったんだよ2番機は
あーはいはい
だから2番機の岡村中尉はもう自分の力で飛行経験ないのにあのダバオまでの操縦しなきゃいけなくなっちゃったんだよね
はい
そんな2番機ダバオに行く途中に途中で天候が荒れちゃってもうすごい大嵐になっちゃったわけよ
うん
これはこのまま突っ込んだら多分墜落するぞってなって
ちなみにめちゃめちゃそういう天気が悪い時ってめっちゃ低空で飛ぶかめっちゃ高度を上げるかなんだけど
うん
どっちも危ないって判断して迂回するんだよね予定航路を
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
たださ迂回するとささらにさもう見失うじゃんもう見失うっていうか方向とかもわかんなくなっちゃうから
スピーカー 2
うんうん
スピーカー 1
目的地を見失うわけよ
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
だから結論を言うとまあそもそもダバオですらなくてミンダナオ島から400キロもう北のセブ島に到着したんだよね
スピーカー 2
あーはいはい
スピーカー 1
まあ400キロ結構なんだよねしかもまあ到着って言ったけどこれ実際は不時着なのよ
うんうん
まあもう一言で言うと墜落なわけ
スピーカー 2
あー2番機が?
スピーカー 1
そう2番機は着水に失敗して墜落するわけよまあ墜落っていうほどの墜落じゃないんだけど
うんうん
もうここで21名乗ってたんだけど8名死んじゃうんだよねその時点で
スピーカー 2
あーはいはい
スピーカー 1
で13名はその時は生きてたらしいんだけどその後すぐ4名が行方不明になっちゃってまあ水の中に落ちてるからね
スピーカー 2
うんうん
スピーカー 1
で最終的にあのこう陸に着いて行動を伴いできたのは9名って言われてるんだよね
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
でこの中にフクトメシゲル中将もいたわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
生き残ってたわけちゃんと
うん
だからこの生き残った9名はまあ運悪いっていう言い方も変なんだけど
コウニチゲリラ隊に拘束されちゃうんだよね
スピーカー 2
あーはいはい
スピーカー 1
これ何でかっていうとそのセブ島はハンニチフィリピンゲリラのもう真っ只中にあったんだよね
勢力圏としてはあの日本軍の勢力下にあるわけじゃなくてコウニチゲリラのこう勢力下にあったわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
だからそんなところに不時着しちゃったもんだからあの速攻捕まっちゃうわけ
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
ちなみになんだけど今あのフィリピンゲリラって言ったけど
うん
実際指揮してるのは米国人なんだよねアメリカ人
スピーカー 2
あーそうなんだ
スピーカー 1
そうそうこの時のハンニチゲリラ捕まったねあのハンニチゲリラの指揮者はあのアメリカ人のクッシング中佐っていう方なんだけど
うんうん
まあそんな感じでなんだろうハンニチゲリラって言ってももうアメリカ軍と密接に関係があるというかそんな感じのゲリラなわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
で捕まったことによってなんと持っていた重要書類とかを全部奪われちゃうんだよね
スピーカー 2
あーそうなんだ
うん
スピーカー 1
例えば新Z号っていう作戦の計画書があったんだけどそれを奪われちゃったりとか
スピーカー 2
うん
機密文書の漏洩と日本軍の敗北
スピーカー 1
あとは司令部用の信号書信号ってあのモールス信号みたいなの信号のことね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
とかあと暗号書もここで奪われちゃうんだよまあ要は軍の最重要機密
この後展開する予定の作戦だったりとか軍の配置とかさこういう暗号文使ってますよとかそういったものを取られちゃうんだよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
で当初はこれカバンごと水に投げ捨てたっていう証言もあるんだけど
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
でそれを拾われちゃったらしいんだよね
はいはい
これはねなんかいろいろ審議があの怪しくってアメリカ側の資料だとそんな記述は一切ないらしいのよ
うん
だから素直に渡しちゃったんじゃねーのみたいなことも言われたりするんだよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
捕まった時に
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
でなんかゲリラたちはそんな日本語で書いてあるような重要文書に興味なさそうだったからなんか安心しきってたみたいな証言も出てたりとか
なんかまあ実はなくしちゃってて向こうが勝手に拾ったんだよとかさなんかいろんな証言があるからさ実際どれが事実かはわかんないんだけどどういう経緯で渡っちゃったかは
うん
ただ最終的にその米軍にこの機密文書が漏れていたっていうのは事実っぽいんだよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
まあ普通の感覚っていうかさその当時の普通の感覚で言ったらね
うん
そんなめちゃめちゃ重要な文章を持ったままさ急に敵に捕まるってことはないわけじゃん急にいるんだしこっちも
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
まず囲まれるじゃん
うん
でまあわかんない銃とかこう構えられて手を上げろみたいな感じになるわけじゃん
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
でもさ多分すぐは打ってこないわけじゃん
スピーカー 2
あーうんうん
スピーカー 1
そうだからさその間にそんな機密文書なんとかできたんじゃないのっていうすごい批判もあるわけよ
はい
当時ってさほら敵に捕まるなんてさもうありえないぐらいの恥みたいなところもあったし
うん
まして敵に情報渡しちゃうなんてさこれも当時の感覚で言ったらいやいやいやみたいなところはあったわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
だからおとなしくそんな渡しちゃったのっていうところの疑問譜もあったりとか
とにかくねこれあのちなみにこの9人って全員生き残るんだけど
うん
なんかね証言がねあんまりこう一致しないというか
だから本当のところどうなのっていうのはちゃんと分かってないんだよね
スピーカー 2
あー落ちたところもどこだか分かってたのかな
スピーカー 1
大体は分かってるはず
スピーカー 2
あーそうなんだ
スピーカー 1
そうでそこから拘束された場所とかも全部それはもちろんアメリカ側の証言もあるからねそういうのは全部分かるはずなんだけど
うん
ただ事実として9人が生き残ったっていうことと機密文書がアメリカの手に渡ったっていうことは事実なわけよ
はい
持っていた機密文書が渡ってしまった
だからもしかしたらその着水しちゃった時にもう流れてしまってそれをたまたま拾っただけなのかもしれないし
もう色々分からないもう本当にここは全然分からないことなんだけどっていう
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
でちなみに話がちょっと戻るんだけど
うん
先発してた1号機があるじゃん
うん
この1号機は実はそのまま消息不明になるんだよね
スピーカー 2
えーそうなんだ
スピーカー 1
そうこれ2号機は嵐にあってさ迂回したじゃん
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
2号機はおそらくそのまま行ったんじゃないかって言われてて
はいはい
だから墜落
で乗ってたコガミネイチ司令長官は殉職っていう扱いを受けるんだよね
もうね機体すら見つかってないんだよ未だにだからもうどこに落ちたか
まあそもそも落ちてないのかもしれないけどもう消息不明でどうなっちゃったかが分からないわけよ
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
だからもしかしたらフィリピンまで行ったけど似たようにゲリラに拘束されて殺されちゃったのかもしれないし
単純に海に落ちただけかもしれないし
まあいろいろ分からないアメリカ軍に追撃されてたのかもしれないしとかさ
まあ本当に真実は闇の中全くこれは分からない
うんうん
でちなみにさっきコガミネイチ司令長官殉職って言ったじゃん
はい
これ戦死じゃなくて殉職なんだよ
スピーカー 2
うんうん
スピーカー 1
これがねまたちょっと闇なところでもあるんだけど
はい
これ島田重太郎海軍大臣がそのコガミネイチ司令長官の行動
要はパラオからダバオにこう行ったっていう行動を敵前逃亡って批判したんだよね
スピーカー 2
あーはいはい
スピーカー 1
それでもう女のは戦死じゃないよって逃げてその間事故って死んじゃったんだから殉職でしょっていう感じ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
そうだから戦死じゃなくて殉職扱いなんだよね
スピーカー 2
うんうん
スピーカー 1
でまあ思い直して戦後にあの殉職を取り消そうとしたんだよねでもとはいってもこの島田海軍大臣
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
だけどもう福音局は認めてくれなかったわけ
うんうん
だから結局あのコガミネイチ司令長官の死因ってあの死因っていうかは戦死ではなくて殉職ってなってるんだよね
スピーカー 2
あーそうなんだ
スピーカー 1
ただまあ一応最終的には減衰の称号までは賜ってるんだけど
うん
そうだから一応名誉としては減衰っていう称号までもらえてるからまあなんだろうお命があるわけじゃないんだけど
うん
ちょっとなんか人間のちょっと嫌なところが出たよねみたいなところはここはちょっとあるなって思った
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
でこの要は今日ゲリラに捕まっちゃったクトメシゲル中将の要は機密文書漏洩とコガミネイチ司令長官のまあ墜落なのか分かんないけどあの死亡の一連の事件を海軍落つ事件って呼んでるんだよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
でちょっと続きになるんだけどクトメシゲル中将だってあの9名ねなんで助かったかっていうとその後
うん
捕まったは捕まったんだけどまあ運がいいか悪いかちょっと置いといて捕まったことはみんな知らないわけよ日本軍は
はい
なんなら墜落して死んじゃったのかとかもまあいろいろ消息不明になってたからだからそもそも反日ゲリラっていうのはさ日本軍と戦ってるわけよ
はいはい
だから日本軍にとっては敵なわけね
うん
だからそんな捕まってること知らない日本軍がその反日ゲリラをめっちゃ攻撃しまくるわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
もちろん捕まってるなんて知らないわけよだから下手すれば本当その行動が逆に捕虜を殺すことにもなったかもしれないけど
うん
結果的にゲリラを追い詰めるわけね
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
だからゲリラの方から人質がいるから取引しないかっていう感じで持ちかけて
うん
それで結論としては解放されるわけよ
スピーカー 2
あーそうなんだ
スピーカー 1
そうそうでこの時にあの指揮者のクッシング中佐も結構日本がしっかりと約束を守って何だ交渉したことっていうのが結構後々ね裁判とかに響いてくるんだけど
うん
まあそれはちょっと全然別の話なんでちょっとここでは割愛しちゃうけど
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
でその後の副止め中将ね
うん
は仮にも敵に捕まった人間じゃん
はい
当時の価値観で言ったら捕虜なんてもう恥ずかし目以外の何でもないわけよ
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
何なら自決するよねっていう感じの風潮もあったしきっと
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
ただ戻って何のお咎めも処罰もなく
副止め中将っていうのは何にもだからお前は何で捕まったんだって言われることもないし
言われることもないしっていうのは上からね言われることもないし
あの自分で何かこう責任を取ろうってしたわけでもなかったわけよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
まあそのことが逆に批判を浴びちゃうわけね
うん
恥ずかしいと思わないのかみたいな感じで
だから海軍がねそれはあまり良しと思わなかったから
この副止め中将をむしろ栄典させんのよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
第二航空艦隊司令長官に任命するわけよ
スピーカー 2
あー
スピーカー 1
そうそう偉くしたわけさらに
あー偉くしたんだはいはい
そうそうでこれ何で偉くしたかっていうと
要は対外的に何にも悪いことしてないからってむしろ隠蔽しようとしたわけよ簡単に言うと
失態をね
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
いやだって何にも悪いことしてないよって
でなんならゲリラって敵軍じゃないしみたいな感じで
もうそんなよくわかんない謎の論理引っ張ってきて
ゲリラってさアメリカ軍じゃないじゃん
フィリピン人のただのいわゆる民兵みたいなもんなわけよ
はいはい
だからアメリカ軍に捕まったわけじゃない
私たちはアメリカ軍と戦っているからアメリカ軍が敵だけど敵軍に捕まったわけじゃない
だからホルじゃないみたいなさ
はいはい
なんかもうむちゃくちゃな謎論理をかざし出したりもしてて
なんだろうね結構こう海軍の甘さっていうのがそこに出てくるんだけど
うん
そんな感じでちょっとまとめると
この海軍没事件っていうのは
機密文書をむざむざと敵に渡してしまった
まあ渡してしまった結果的に手に渡ってしまったっていうところがまずもう事件としては大きいところで
うん
たださ今の感覚で言ったらさ何か情報を漏洩させてしまったっていう時にさ
取るべき対策ってあるじゃん
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
例えばさ暗号が漏れました
まあ漏れましただったら多分当時だってなんかするんだろうけど漏れたかもしれない
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
変えるよね普通
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
変えなかったんだよ
スピーカー 2
ああそうなんだ
スピーカー 1
そう確実じゃないにせよ機密文書が紛失したわけよ少なくとも
戦は喋ったけど実際どうだったかちゃんと分かってないけど
結果的に紛失してて敵に渡っている可能性はゼロじゃなかったわけよもうその時点で
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
だけど何も変えなかったの作戦にせよ編成にせよ暗号にせよそういうものを一切変えなかったわけ
うん
でこれがさその後の戦いサイパンとかマリアナとかのその海戦とかで
日本軍の情報がダダ漏れしてるんじゃないかっていう感じで負けるんだけど日本は
はい
だからこれはその機密文書がアメリカに渡っちゃったせいなんじゃないかっていうのを結構言われてて
ものすごく批判を浴びてるんだよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
で最後にやっぱりその身内への処遇の甘さっていうのがやっぱり最後の最後で出ちゃってるなっていう
指揮系統と規律の問題
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
結構さ軍隊っていうのはさ指揮系統が大事っていうのもあるし規律が大事っていうのもあるじゃん
だからさいくら偉い人だからって処罰はしっかりとやらないと下に示しがつかないんだよね
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
でもさ結果音が目なしだったわけじゃん
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
悪くはないと思うけど正直悪くはないと思うけど当時の価値観で言ったら多分悪いんだよ
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
でもさ何もしなかったわけよむしろ英天させちゃうぐらいだからね
うん
まあそんな感じで結構海軍のなんだろう身内への甘さっていうのも露呈したっていうところでこの海軍を打つ事件っていうのは海軍の不祥事だっていう言われ方をするんだよね
はいはい
まあそんな感じでちょっと今日の海軍を打つ事件はあの以上になるんだけれどもちょっと小片郎の感想を聞かせてください
スピーカー 2
はい全くこの事件やっぱ知らなかったしなんか自分はやっぱ今の価値観でこう聞いちゃうから確かに情報は漏れたっていうのはあるけど別にその吹き止め中情が特筆悪いのかっていうのはあまり思わないからさ
うん
まあなんかそういう事件があったんだなって思って
スピーカー 1
でも今の価値観で言ったら逆にこんな漏えさせたらやばいよねもっと情報っていうものの位置付けって多分昔以上に今の方がさすぐ広まっちゃうからさ
スピーカー 2
ああまあなんかその後の管理は確かに暗号は変えるべきだなと思って
スピーカー 1
うん
スピーカー 2
ただ結局さ経緯がわかんないからさその人が自ら私に言ったんだったらまあ確かにそれはまずいでしょと思って
もし拾われたとかねそういうのだったらいやまあそれはしょうがないなって思っちゃうけどね
スピーカー 1
まあ拾われること自体もアウトだと思うんだけどさ軍の機密文書だし
スピーカー 2
ああでも墜落してさそんな余裕なかったのかなと思って
スピーカー 1
でもさ多分着水場所はさもちろん水だからさ少なくともそこから持ち出せてるはずなんだよね
スピーカー 2
ああそうなんだ
スピーカー 1
うんそこでなくしてる可能性ももちろんゼロじゃないんだけど多分そこでなくしたんじゃないんだよ多分持ち出してるんだよ少なくとも
スピーカー 2
ああそうなんだ
スピーカー 1
おそらくね
うんうん
普通に考えて持ち出せてて多分持ってる最中に本気で紛失したのか
敵に出会ってから脅されて渡しちゃったのかとか本当にちょっと正確なところじゃないからそこは推測なんだけど全部
スピーカー 2
ああそうだね落ちたところがさ敵の陣地だっていうのも分かってたのかな
スピーカー 1
ああセブ島に落ちたっていうのが初め分かってたかどうかっていうのはちょっと正直分かんない
スピーカー 2
ねそれもあったのかなってちょっと思ったけど
スピーカー 1
何なら確かにミンダナ島に着いたんだって思ってたのかもしれないね初めは
はいはい
でなんかミンダナ島の原地民が歓迎してくれてるぐらいに思ってたらあれゲリラでしたっていう可能性もあるよね
スピーカー 2
でなくはないよね
スピーカー 1
まあなくはないと思う確かにねそれはあり得ると思う
スピーカー 2
ああそうなんだ
スピーカー 1
そうただ何を言ってもやっぱり多分ね本人の口からはねちゃんとした証言が聞けないんだよこういうの恥ずかしいから
スピーカー 2
ああ喋んないんだ
スピーカー 1
福留本人は私は敵に渡したわけじゃないのになんか渡したみたいな感じに言われてるのは嫌だなんかおかしいっていうのは言ってるんだよね
スピーカー 2
はいはい
リスナーコメントと終わり
スピーカー 2
じゃあ今回は海軍オツ事件でした
スピーカー 1
はいえっとじゃあ最後にあの今回リクエストいただいたのであのコメント読みたいと思います
はい
ニパオさんかっこニッパーが好き好きなため友達に呼ばれています
さんからいただきました
はい
ニッパーが好きってどういうことだろう
スピーカー 2
すごいね
スピーカー 1
いやなんかガンダムとかみたいなプラモ作るのが好きなんかなニッパーってそれだよね
スピーカー 2
ニッパー使うかもねよくね
スピーカー 1
うんまあいいやえっと長丸さん尾形郎さんいつも楽しく拝聴させていただいてます
ところで僕は中学1年生なのですが海軍が好きなので海軍オツ事件をお話ししてくださると嬉しいです
もしよかったらよろしくお願いしますお体に気をつけて頑張ってください
でいただきました
スピーカー 2
おおすごい中学生だったんだ
スピーカー 1
うん海軍好きみたいね
スピーカー 2
海軍好きですしかも海軍オツ事件ってすごいとこついてくるね
スピーカー 1
まあ海軍好きならみんな知ってんじゃないのかなわかんないけど
スピーカー 2
そうなんだ
スピーカー 1
そのさ今の海軍じゃないんだよねきっとだから昔のその大日本帝国海軍がきっと好きなんだろうね戦艦とかみたいな
ああそうなんだ
たぶんねほら艦これとかわかんないけどさそういう影響なんじゃないの
スピーカー 2
えー俺も中学校の時オツって聞いたらもうオツベルとゾウしか思い浮かばなかったよ
スピーカー 1
宮沢賢治ね
そうそうそう
グララガーでしょ
スピーカー 2
いやでも嬉しいねなんかね
スピーカー 1
いやなんかそんなね若い方がねうちらみたいなねオッサンの放送聞いてくれるなんてね本当ちょっとね逆に恥ずかしくなっちゃう
はい
スピーカー 2
まあということでこの番組私知ってるんですよ
ん何を
あなたがまだフォローボタン押してくれてないことと評価ボタンも押してくれてないこと
スピーカー 1
また茶番かよ
いやいや
スピーカー 2
まああの今すぐにとは言わないですけどもいつか僕たちの番組を聞いて押してくれたら嬉しいなって思いました
スピーカー 1
フォローとかあのなんだろ評価の星がこうね増えるとマジで嬉しいんですよ
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
ねあのマジでちょっとここでフォローがグッて増えたり評価の星がねグッて増えたらちょっと大喜びします
スピーカー 2
はいそれでは最後まで聞いていただいてありがとうございました
スピーカー 1
ありがとうございました
26:28

コメント

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