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スピーカー 1
ネルソン・マンデラは言った。 何事も成し遂げるまでは、いつも不可能に見える。
スピーカー 2
始まりました、「大人の近代史」よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。 ネルソン・マンデラと来ましたか?
スピーカー 1
そうそうそう。 なんか、おが太郎好きそうだもんね。
いやいやいや、彼はあれだよね、初の黒人として南アフリカ共和国の大統領になったっていうね。
この人の人生もさ、すごい戦いというかさ、この人が言うこの言葉の重みってあるよねって思って。
そうだね、ネルソン・マンデラもさ、俺らが小学生ぐらいの時ってすっげーもてはやされてたじゃん。
スピーカー 2
ああ、そうなの?
うん、だってそれぐらいの時代の人じゃん。
スピーカー 1
まあ、確かに名前はよく聞いたって感じ。
そう、で、今結構ね、南アメリカ自体がさ、ちょっとやばいからさ、その動き自体が見直されちゃってるところもあるんだけど。
南アフリカ?
南アフリカね、ごめん、南アフリカ。
ああ、そうなんだ。
そう、別にネルソン・マンデラの評価が下がるわけじゃないんだけど、結果これ良かったのかなみたいな感じにはなってんだよね。
ああ、そうなんだ。あの国もすごい興味深いけどね。
なんかアフリカっていうさ、なかなか難しい地域なんだよねって思った。
スピーカー 2
まあ、今宵は長丸がどんな不可能を成し遂げてくれるのか楽しみです。
スピーカー 1
不可能?
なんかよくわかんないけど、えっと今日はあの前回その朝鮮戦争を扱った時に、あえてちょっと言ってなかった自衛隊の設立についてちょっとやりたいなと思います。
おー、自衛隊か、すごいそこちょっと興味あるね。
うん、自衛隊っていうとね、ちょっと最近物騒な事件もあったけどさ、常にこう何かしら、やっぱこうワードとしてさ、良くも悪くも上がってくる組織であるからさ、
スピーカー 2
まあなんだろう、その設立の経緯というかを簡単に触れときたいなっていうところでちょっと今回は取り扱うっていう感じかな。
スピーカー 1
はいはい、お願いします。
スピーカー 2
で、朝鮮戦争の時にまああえて触れなかったのは、触れちゃうと多分これが長くなっちゃうからちょっと別の回でって思ってて、
スピーカー 1
朝鮮戦争に関してはちょっともうその朝鮮戦争の回を聞いてもらえればいいんだけれども、
ちょっとまず歴史的背景というか、まあちょっとっていう部分で話すと、まず日本はさ第二次世界大戦に負けて、それで日本軍っていうのは解体されるんだよね。
はいはい。
そう、まあ日本軍って言っても日本帝国陸軍と日本帝国海軍があったんだけれども、
まあこの両方とも解体させられて、日本というのはポツダム宣言の受諾で連合国に管理下に置かれるっていう体制の中、まあ軍は解体されて、
スピーカー 3
陸軍省っていうのと海軍省っていうのがあったんで、それぞれ陸軍を管轄する陸軍省っていうのと海軍を管轄する海軍省っていうのがあったんだけれども、
それぞれ陸軍省は第一福音省で海軍省は第二福音省っていう形でこう形が変わったんだよね。
はいはい。
ちなみに福音っていうのは兵士がさ、こう戦地から行って戦地に行って戻ってきて、その戻ってくるところから、例えば職を圧戦するとか戻ってくるっていう事業も含めて、
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
そうそう。7万5千人の警察予備隊の創設とプラスで8千人の海上保安庁の増員をやりなさいっていう命令を下すのよ。
スピーカー 1
はいはい。
そう。さっきも言った通りアメリカ軍が朝鮮に行っちゃうから、要はその分を日本人で補ってくれよっていうのがこの命令の趣旨なわけ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、日本はさ当時まだ戦後間もないっていうか5年ぐらいの話だからさ、まだまだ治安もそんなにすごい良いわけでもないし、
単純に他国から攻められる。朝鮮半島隣で戦争やってるからね、何かあった時に隣から攻められる。隣じゃなくても攻めてこられるって可能性はあるわけじゃん。
スピーカー 3
はいはい。
スピーカー 2
だからその日本の治安維持と防衛をとにかく日本人に行わせたいっていう意図でそういう命令を下すわけよ。
うんうん。
スピーカー 1
で、7月8日に吉田繁はその命令書っていうか所管を受けて、もうこれすごいんだよ。8月10日にポツダム命令の形式で警察予備隊を交付施行するんだよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
交付執行か。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
するんだよね。で、ポツダム命令ってさっき言っちゃったけど、あのポツダム命令っていうのはこれ本来的には法律でこう定められなければいけない事項ももう命令で行えるようにっていうんで、
連合国側がそういう緊急勅令の形式があったんだけれども、それでこの警察予備隊令っていうのはもう交付したんだよね。
はいはい。
スピーカー 2
だからこれだけスピーディーな、たった1ヶ月ぐらいでそんな法律、政令なんだけれどもを出すことができたんだ。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
で、これがまあ割とねポイントなんじゃないかなと思うんだけど、要はさ、何ら誰の許可も得ることなくもう一方的にやりますって言って作っちゃったんだよね。
スピーカー 1
あーはいはい。
この時に、まあその警察予備隊の活動の範囲っていうのもちゃんと決められたわけよ。
うん。
これ治安維持のため特別な必要がある場合に限って内閣総理大臣が主導で行動することができるっていう、まあ一応これが活動の範囲なわけよ。
はいはい。
だからあくまでも治安維持部隊。
うん。
スピーカー 2
で、どんな人が集められたかっていうと、軍人はさ公職追放されてたから警察官として集められたんだよね。
うん。
スピーカー 1
治安維持がこう目的だったってこともあって、まあ装備品なんかもすごい限定的だったんだよね。
うんうん。
だけどこれに関しては朝鮮戦争がどんどん悪化していくことによってどんどん重装美化していくのよ。
はいはい。
戦車なんかも普通に持ってたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちなみに戦車とは呼ばないで特車って呼んでたんだけど。
はいはい。
まあそれはもちろん戦車って呼ぶとさ、もうなんか戦争するみたいじゃん。
うんうん。
あくまでも治安維持が目的の警察予備隊なんだよね。
はいはい。
で実際この警察予備隊ってどんな活動してたかっていうと、まあ自衛隊とそんなに変わらないイメージでいいと思うんだよ。
結局あの災害派遣なんかもされたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これね1951年にルース台風っていう台風が来たんだけれども鹿児島に。
うん。
この時死者と行方不明者合わせて300人以上ぐらいがなんか犠牲になったって言われてるんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
まあだからそういうあのちょっと大きい災害の時にこの警察予備隊が災害地派遣されて支援するみたいなそんなことはやったんだよね。
うんうん。
スピーカー 1
まあだからもうこの頃からちょっと今の自衛隊とそんなにこう変わらないような組織だったっていうところなんだよね。
はいはい。
で警察予備隊の時期っていうのはまあものすごく短くって。
これささっきポツダム命令形式で作ったって言ったじゃん。
はいはい。
そうだから法的根拠がないんだよ。
うん。
スピーカー 2
だからなんか法的根拠を持たせないとまずいよねって組織としてそれ良くないよねっていうところでまあその法的根拠を明確にするためにまあ法律を作るわけよ。
はい。
スピーカー 1
これが1952年に保安庁法っていうのを成立させて保安庁を設置するんだよね。
うん。
スピーカー 1
でここでこの警察予備隊は保安庁の中に組み込まれて保安隊っていう風に名前変えるのよ。
スピーカー 3
はいはい。
スピーカー 1
まあ名前を変えるっていう言い方もあるし改変されたっていう言い方もあるんだけどまあ要は保安庁っていう組織を作ってでそれでそこの中に警察予備隊をちゃんと組み込んだっていうそんなイメージ。
うんうん。
でここからはだから保安隊って呼ばれるのよ。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
ちなみに海上警備隊は保安庁の警備隊として再編成されるんだよね。
うん。
そんな感じでなんだろう日本のこう防衛とかそういった治安維持とかっていうのはあの警察とは別に保安庁っていうのがまあ行いますよっていうのをここでまず完全に区分が分かれたっていうそんなイメージなんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
警察予備隊と警察っていうとさそんなに正直違いがないというかさ。
うん。
スピーカー 2
警察予備隊は治安維持じゃん。でも警察も治安維持してるでしょ。
そうだね。
スピーカー 1
そうそうだから名称の通りそんなに明確な違いがないんだよただ装備品が全然違うよっていうその辺がちょっとなんだろうね難しいところではあるけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからなんかその組織微妙だよねってなってだから保安庁っていうものを作ってで保安隊として要は警察は完全にこう日本の国内の治安維持を目的とする。
まあ治安維持というかまあそういう今の警察のイメージだよねで保安隊っていうのは日本領土の警備隊みたいなそんなもうだから国土防衛に近い感じの役割が与えられるんだよ。
はいはい。
そうだからここでまず明確にもうパッて分かれたわけよ。
うん。
スピーカー 2
それで最後ね保安隊から自衛隊に変わるんだよ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
でこれもねあの早いんですスパンが保安隊の補足からたった2年であの1954年に日米間で相互防衛援助協定っていうものが締結されるのよ。
スピーカー 1
はいはい。
まあその名の通りなんだけど日本は自分の手で防衛しなさいよっていう義務がこう生じる協定なんだけど。
うんうん。
だから今までは敗戦国っていうこともあったし軍を持っちゃいけないとかそういうこともあったからあの日本の国土防衛っていうのはアメリカがまあ代わりにやりますよみたいなところがあったんだけど。
うん。
スピーカー 2
ただこの日米間の相互防衛援助協定が締結されたことによって日本はもう自分で自分の国は守りましょうっていう一応義務が生まれたことによってまあいろいろ法律とかもこう変えなきゃいけなくなったわけよ。
はい。
スピーカー 1
ここで防衛庁設置法っていうのをまず制定してであとプラスで自衛隊法っていうのを制定するのよ。
で保安隊はそのまま自衛隊に改変されたわけ。
うんうん。
でこの時に今の形陸上自衛隊と海上自衛隊と航空自衛隊のこの3つに分かれて防衛庁が発足するんだよね。
スピーカー 2
あーここで分かれるんだ。
スピーカー 1
それまではまず航空っていう概念はそこになかったから。
はいはい。
スピーカー 2
これ戦前もそうだけど日本ってさ陸軍と海軍じゃん。
うんうん。
でそれぞれが飛行部隊を持ってたっていうようなイメージだから。
あーはいはい。
スピーカー 1
そうでこの保安隊から自衛隊に改変されたところで名称も陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊っていう形でこう分かれるんだよね。
スピーカー 3
はいはい。
スピーカー 1
まあこんな感じで自衛隊っていうのは設立したわけよ。
スピーカー 1
でちょっと触れておきたいのがさ憲法9条だよね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
自衛隊といったらやっぱちょっと憲法9条が必ずこうねセットで出てくるようなイメージがあると思うんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
憲法9条っていうのはまああの言わずもがなの平和についてのことが書かれててで戦力の不保持っていう概念があるんだよね憲法9条には。
はいはい。
スピーカー 2
じゃあ自衛隊はそもそも憲法に反しているのではないかっていうちょっとこう疑問符が湧くよね。
はい。
スピーカー 1
これに関してはさもういろんな議論があるから何が正解かって言われるとちょっとわかんないわかんなくもないんだけどさうん何が正解かって言われるとちょっとあれなんだけど最高裁はこれ合憲とも違憲とも言ってないんだよねあの判断してないんだよ。
うん。
そうこれは何でかっていうと高度な政治性を有する事柄に関しては裁判所が司法判断すべきでないっていう立場を取ってんのよ。
はいはい。
これさ普通に考えたらさ違憲ってすぐ出てきそうじゃん。
うん。
スピーカー 2
戦力の不保持めっちゃ軍備持ってんじゃん世界でトップ10内に入れるぐらいのあの軍事力を持ってんだよ日本つーのは。
はいはい。
それが戦力の不保持なんですかみたいなことを聞かれたらさなかなかノートはちょっと不保持ですなんてことはちょっとなかなか言えないと思うんだけど。
スピーカー 1
はい。
でも裁判所はこれは司法判断するわけするべきじゃないっていう姿勢を貫いててだから最高裁では違憲判決は出ない出てないのよ。
うん。
スピーカー 2
でそんな状況だからあの自民党っていうのはこの憲法9条の解釈を変えないで自衛隊について明記させることで決着したいんだよね。
スピーカー 1
はいはい。
ただこれは公明党あの連立組んでる公明党がなかなかこの憲法9条のに関してはこう慎重姿勢を崩さないから今もなおこのあやふやーな状況が続いているっていうね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうあと最後になるけれどもこれそもそもなんだけど朝鮮戦争が起きなかったらじゃあ日本は再軍備しなかったのかっていうところに入るんだけど。
うん。
これはねあの確実にノーなんだよ。
はいはい。
いずれにせよあの時期はずれたかもしれないけど日本っていうのは必ずなんか自国の防衛を何かになるための組織っていうのを必ず絶対作ってたと思うんだよ。
はいはい。
スピーカー 2
これは何でかっていうともうそもそも論で1948年まだ朝鮮戦争が勃発する2年前だよねの時点でこれGHQが日本の再軍備官についてずっと話してたんだよね。
スピーカー 1
はいはい。
これはあのいつかどこかのタイミングで在日米軍っていうのは日本からこう撤退するわけよ。
はい。
スピーカー 3
でその時にじゃあ日本の防衛を誰がするのかって言ったら結局日本人じゃんっていう話でもう戦後その3年4年ぐらいの段階でもうそういう構想はあったんだよねGHQに。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
日本軍は解体したけれども結局日本の防衛を考えた時に日本人自身に日本っていう国をこう守ってもらわないとどうにもなんないねっていう。
はいはい。
スピーカー 2
そんな感じでだからまああの結局朝鮮戦争が契機でっていうところもあるんだけど警察予備隊自体は。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
ただあのあくまでもそれはなんだろう最後の背中の一押しが朝鮮戦争だっただけでこれは朝鮮戦争が起きてなくてもおそらく自衛隊まあ自衛隊なのかどうかわからないけど同じような形で日本っていうのはきっと軍備してたんだよね。
はいはい。
スピーカー 1
まあそんな感じで今日ちょっと自衛隊の設立についてこうざっと話してみたんだけれども。
スピーカー 3
はい。
スピーカー 1
でちょっとまあ小片郎の感想を聞かせてください。
スピーカー 2
そうだね自衛隊ってその軍隊っていう名称ではないけれどもっていうその微妙なところは小さい時から思っていて。
うん。
スピーカー 1
なんかあれだねこれはさ過去からもずっとだけどさ国をさ維持するのにはさ必ず自国を守る戦力っていうものがさかつての歴史からも必ずなんかそういう組織はあるわけじゃん。
うん。
スピーカー 1
逆にそういうのがさあまりないというかさ軍事力が整ってないところっていうのは他国に支配されてっていう歴史があるなっていうその人間のね歴史をちょっと感じちゃったけどね。