なぜ戦争はなくならないのか
始まりました、「大人の近代史」。今日は突然なんですが、ゲストをお呼びしております。
世界情勢に明るく、著書「ふんわり卵は弱火が大事」でお馴染みの長まろさんです。
スタジオにお越しいただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。私、ふんわり卵焼くの本当に得意なんです。
うそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそ
っていう見た目してるからねさすがすごい引き出しいっぱい持ってるですね 持ってない持ってないダメだって話だから
じゃああの先生ちょっと今日はあのテーマがなぜ戦争はなくならないのかっていう テーマでやっていきたいなって思っています
広いテーマですねちょっと漠然としてるんであのなんか難しいなと思っちゃって なんか答えが出そうで出ない的な感じになる終着点な気はするけど
そうですねまぁ答えはあの私には求めないでください
皆さんでちょっと考えながら考えていきましょうっていうのもテーマなんではい じゃああのということであの早速なんですがあの始めます
はい第二次世界大戦の終結から今年で78年が経つんだよね そうでその間にも約ね135もの戦争とか内戦が起こっているんだよね
そうでその中にはね今も継続して続いているものもあるし 人類はその世界のどこかで今も戦争をしてきているっていうことなんだよね
で戦争とはっていうことをまずちょっと考える上で 古くからね多くの人が参考にした書物があって戦争論っていうのがあるんだよね
これはの著者のクラセビッツっていう人はドイツが統一される前のプロイセン王国の 将軍でもあった人で
当時勢いのあったナポレオンの戦略戦術を徹底して分析して対抗策を練ったのがこの 戦争論なんだよね
今でもさ各国の士官学校で参考にされてたり 政治や軍事行動に影響を与えてきた書物としても知られてるんだよね
その中でさ戦争とはっていうのに触れていて 戦争とは相手に自らの意思を強要するための実力行使である
決闘するものはすべて互いに物理的な力を振るい 完全に自分の意思を押し付けようとする
でまたね敵を打ち負かし後の抵抗不可能とすることが当面の目的っていう風に 戦争の定義が書かれてるんだよね
でこのね戦争論で特にね注目されているものが 戦争は他の手段を交えて行う政治的交渉の継続に他ならないっていうふうに言っている
そうそう戦争はさ政治の相互作用の一部であって それ自身が独立して存在するものではないって言ってるんだよね
戦争の定義と戦争論
この考えについては先生どう思いますか まず俺先生じゃないしね
あと俺そんな喋んなくていいでしょこれ まあ任せます
まあ戦争っていう定義をさそんなクラウゼヴィッツがやってくれてるんだから俺が 口を挟むことじゃないと思う
であのこれささっき言ったさ政治的交渉の継続っていうのがさ 今聞いた人の中でもやっぱりあれなんか受け入れがたいっていう人多いと思うんだよね
特に日本の人が何か多いっていうふうに書いてあったのがあって 戦争は外交の失敗の結果起こるものっていうふうに考えている人が多いんだって
日本が 日本がねそうそう戦争は政治の外にあるものだっていうふうにその別個で考えてるっていうのが
まあ今の人は特に多いと思うんでね そうなんだ
あそうじゃなかった いや俺全然そんなそんな風には思ってなかったけど
あそうなんだ 結構そういう方なのがどっちかというとマジョリティなわけね
そうそうそうまああのアンケート取ったわけじゃないから自分が
そりゃそうだ そうそうまあそういうふうにあの書かれてたのがあったんで
欧米なんかとかさあのもちろん戦争はできるだけ避けたいっていう考えはあるんだけど
特にさ大国とかアメリカとかイギリスとかロシアもそうだけど政治目的のために譲れない場合に
戦争っていう手段を使ってきたっていう側面があるんでね
でこっからねあの過去の戦争についての歴史をちょっと覗いてみようかなと思います
はい あすいません先生そういう覗き方はやめてもらえますか
大丈夫です私はおが太郎と違うんでその辺はご心配なく
過去の戦争と反省、国際連合の役割
じゃああの人間はさいつから争うようになったのかって言うと
これねえっと1万年以上前の旧石器時代においてもすでにね人類の間でも戦いがあったことが確認されてるんだよね
なぜかというと発掘された人のね頭蓋骨に1個じゃなくていくつもね争いによって傷つけられた痕跡がね確認されてるんだよね
これはね近年わかってきたことでもあってそれまで農耕社会になって人は集団で争いを行うようになってきたっていうふうに思われてたんだけど
旧石器時代のようなあの狩猟採集時代においても集団で争った痕跡が確認されたんだよね
そうだからそれくらいまあ人類はもう昔から争いをしてきたってことがわかるんだよね
でその後農耕社会となって人はさそれまで以上に集団で一つの場所に定住するようになっていくんだよね
そしてあの組織化された社会が誕生して争いも大規模なものへと変わっていったんだよね
でこれ初期の戦争ではさ王とか貴族のような有力者が所有している傭兵同士を戦わせるのが主な戦争だったんだよね
日本もさ江戸時代までとか武士が戦いをしてさ基本的には農民とか商人は戦いに参加していないんだよね
それが19世紀頃から戦争は国民全員を巻き込んで行われる大規模な総力戦となっていったんだよね
こんな感じに戦争っていう行為がだんだんと大きくなってきたってことが歴史からもわかるんだよね
人類はねそんな戦争をただ繰り返してきたわけでもなくて二度と起こさないような取り組みもしてきたっていう事実もあるのでちょっと一部紹介していきたいと思います
まずは第一次世界大戦を見るとこの戦争はヨーロッパ中心に行われて各国が連合国と同盟国に分かれて行われた大規模な戦争なんだよね
その結果さ多くの犠牲者を出して国は疲弊してその反省からさ取り組んだものがあってそれがね1920年に設立された国際連盟なんだよね
これさあの歴史上初めて国家同士が協力して世界平和を維持しようっていう組織なんだけどそれ以外にもさ各国はパリ不戦条約とか海軍軍縮条約などの戦争を起こさない取り組みっていうのを行ってきたんだよね
ただ結果第一次世界大戦終結後20年ほどで再び第二次世界大戦が起きてしまったんだよね
そうでちなみに第二次世界大戦が勃発するまでこれ第一次世界大戦の呼び方っていうのは世界大戦争とか欧州大戦っていう呼び方だったんだって
そうそれがさまあ再び世界大戦が起きたことでこの第一次とか第二次っていう呼び名ができたんでね
じゃあなんで再びこう世界大戦が起きてしまったのかっていうのを考えるとまあこれはいろいろあるけどさその最大の要因として第一次世界大戦の敗戦国ドイツに莫大な額の戦時賠償金を請求したことなんでね
ドイツはさ賠償金を支払うためにさ紙幣をたくさん発行してさそうするとドイツ国内にはハイパーインフレが起こって物価がさ1兆倍にもなったって言われてるんだよね
そう卵10個の値段が1920年では3.9マルクだったのが3年後には3兆マルクっていうもう莫大な数字になってて
レストランでさランチをするのにも紙幣をね4000枚持っていかなきゃいけないっていうような時代もあったって言われてるの
そんな風にドイツ経済はさめちゃめちゃになってさその国民の不満がヒトラー率いるナチスへの支持へと繋がっていくっていう背景もあって
ヒトラーはさまあ戦争を再び起こすことでこの問題を解決しようとしたんだよね
でこれがまあ第二次世界大戦が起こった要因の一つと考えられているんだけどもこの反省からさ
あの第二次世界大戦の戦勝国っていうのは敗戦国に過大な戦事賠償金を求めるのをやめたんだよね
日本とさ連合国との間で行われたサンフランシスコ講和条約でも調印したさ各国は日本に対する戦事賠償を放棄してるんだよね
一応補足でただ日本も全く支払ってないわけではなくて戦事賠償を要求したフィリピンとかベトナムとかインドネシアには支払ってたりするし
韓国にはさ経済援助っていう形で支払いもしてるし ODAっていう形でアジア諸国に対して技術協力をしてたりもするんだよね
同じくさ敗戦国のドイツに対しても多額の戦事賠償は要求していないんだよね
これは第一次世界大戦の戦後処理の反省から来ていて
賠償金よりも戦争を起こさせないことの方が重要だっていうのを多くの国が判断した結果なんだよね
さらに第二次世界大戦からの反省でできたものがあって
これは国際連合があってその中で議決権が以前の国際連盟の時から変更してるんだよね
それまであった国際連盟っていうのは加盟国全てに議決権があって一カ国でも反対があれば可決されないっていう全開一致の原則だったんだよね
たとえて言うとさ長まろが10人の女性と付き合いたいと思っていて
その親とか兄弟とか60人くらいのうち1人でも長まろと家は付き合わせたくないって言えば
たとえ残り59人が ok だとしても付き合うことができないんだよね
そのたとえカットだな
なんで?
分かりづらいし現実味もない
事実と重なっちゃってるんだよねごめんごめん
事実と重なってたら分かりやすいんだけど全然重なってもないし分かりづらいからねカットで
遠ざかっていく
でもさこれだとさ物事が決まるスピードが遅くて多くの議案は可決されることなく機能しないってことが多かったんだよね
その反省をもとに国際連合では多数決で決めるってことになってるんだよね
さらに常任理事国の一カ国でも反対すれば可決されないっていう拒否権っていうものもできたんだよね
この拒否権も国際連合から加わってるんだけど
かつてその国際連盟の時に常任理事国だったのは日本イタリアイギリスフランス
その後にソ連とかドイツも加わってるんだけど
その後さあの満州事変をきっかけに日本は脱退してドイツもイタリアもソ連も脱退したことで国際連盟ってもう事実上機能しなくなってしまうんだよね
そこでさ国際連合では常任理事国に拒否権っていう特別な権利を与えていて
常任理事国はさ今でもさ第二次世界大戦に勝利したアメリカロシア中国イギリスフランスなんだけども
これらのさ5カ国のうち1カ国でも拒否すれば議案は通らないんだよね
この権利があることでさ例えばロシアなんかはさアメリカとかイギリスをはじめとする反社会主義国とは真っ向対立してるけど国際連合を脱退しないんだよね
それはさこの拒否権を行使できるからっていうことも考えられるんだよね
例えばさもし脱退すれば拒否権を行使できなくなってロシアにとっては都合の悪い議案が国連で決まってしまうかもしれないっていうのもあるし
国際連合を維持するっていう過去の反省のものをできているものもあるよっていうお話でした
たださこれもこれでさ決してベストな方法ではなくてさ第二次世界大戦の戦勝国が有利な決定権をその後も持ち続けてるってことで
その国にとってさ都合の悪い議案は通らないし結局国際連合という形は維持できるけど実質機能しないっていう問題もあるんだよね
ドイツの例から学ぶ
で続いて第二次世界大戦の反省から行っている国で言うとドイツがちょっと例を挙げたいんだけど
ドイツはさ直接民主制から間接民主制にしてるんだよね
これはさヒトラーが首相として実権を握ったのは当時のワイマール憲法にのっとって民主的手続きによって決まってるんだよね
そこにはさ国民の熱狂的な支持によって選ばれたっていう背景があるから
ドイツではさ例えば国民から直接首相を決めずに国民が選んだ議員が議会で首相を決めるっていう間接民主制を貫いてるんだよね
日本もそうだけどそこにはさこういった過去の反省からなってるものなんだよね
それにさナチスを称賛する言論が法律で禁止されてたりこういった言論の自由を制限してまでも二度と同じ悲劇を繰り返さないっていう仕組みを作ってるんだよね
戦争を起こさないための取り組みによる悲劇っていうのもあってこれはちょっとソ連を例にしたいんだけど
前に長まろが地政学から見たロシアと中国でも触れてるんだけども
よかったらそっちの方がちょっと詳しく語ってるんで聞いてください
いやまあおが太郎が説明した方がきっとわかりやすいからまあこの回でも大丈夫だと思うけど
やめろやめろ
ソ連はさ第二次世界大戦中に最も多くの犠牲者を出した国なんでね
その死者はさなんと約2700万人って言われてるんでね
特にさドイツがソ連に侵攻して行われた戦いは人類史上最大規模の地上戦って言われてるほど大きな被害が出たんだよね
結果さギリギリのところでソ連は持ちこたえてドイツに勝利することができたんだけども
この過ちを繰り返さないためにソ連が何をしたかっていうと
二度と周辺国からの侵略を受けないように国境の外に干渉地帯を設けることに力を入れるんだよね
このさ干渉地帯には自分たちと同じ思想を持つ社会主義陣営で固めること
これがあのソ連が第二次世界大戦から学んだ教訓の一つなんだよね
でそのためさ周辺国のポーランドやハンガリーユーゴスラビアなんかのその東欧諸国を社会主義陣営に取り込んでいったんだよね
でここでソ連の南側にあるアフガニスタンという国に触れたいんだけども
ソ連はさアフガニスタンを自分の支配下に置こうとするんだよね
ただアフガニスタンっていうのはイスラム教徒の国で当時のさソ連は無神論を掲げていて
宗教者を弾圧してきたという背景もあるんだよね
そんなさソ連の支配下には入ろうとしない反対勢力に対してソ連軍がさアフガニスタンに侵攻したことで
まあ起こったアフガニスタン紛争っていうのがあるんだけども
国内はさ共産主義陣営とさそれに反対する勢力との戦いが続いて
アメリカもさソ連と対立する形で裏で支援したことで長期化したんだよね
その後さソ連がアフガニスタンから撤退してこの事態収まるかと思ったんだけども
国内ではさその後も内戦が続いてアルカイダが起こしたとされるアメリカの同時多発テロっていうのも起こったりとか
アメリカなどによる軍事介入もあって国内ばかりか周辺国家の混乱をもたらす要因を作ったんだよね
これ今のさロシアによるウクライナ侵攻も理由はそれだけじゃないと思うけど似たような要因が考えられるんだよね
もともとさあのソ連がさその第二次世界大戦の悲劇を起こさないための干渉地帯を作るっていう対策がさらに戦争を起こして悲劇を生んでるっていう事例なんだよね
で次にねちょっと話したいのがリトアニアって国でリトアニアはさベラルーシーとポーランドの間にあるヨーロッパの国なんだけど
ロシアやさドイツに侵略されてきたって過去の経緯があって第二次世界大戦後はさソ連の一部に組み込まれたんだよね
だからさソ連がさアフガニスタンに侵攻した時リトアニアはソ連側についてたんだよね
でさそのソ連がさ後に崩壊してリトアニアはさロシアのさ脅威から逃れるためにNATOに加盟するんだよね
でそしたらさNATOがさアフガニスタンの治安維持のために派兵するっていうのがあってそこで地獄の兵士を派兵して実際にさ多くのリトアニアの人は亡くなってたりするんだよね
これってさリトアニアからしたらさアフガニスタンはさ遠く離れた場所で直接こういざこざがあるわけでもないんだけども
治国を戦争の被害から守るためにNATOに加盟したことで戦争に巻き込まれるっていうことになってるんだよね
こんな具合にさ戦争がなんか複雑化してるっていうのもあるんだよね
もともとさ昔はさその地域の権力者が自分たちのさ利害に基づいて戦争を始めてやめたってさ
言えばそこで戦争が終わるっていう単純なものだったんだよね
それがさこのイデオロギーとかさ宗教だったり人種なんかのこういろいろな要因が複雑に絡み合って戦争が起こっているんだよね
ちょっとここでなぜ人は戦争してしまうのかっていうのを考えてみたいと思うんだけど
これはさもちろん明確な答えが分かっているわけでもなくて
だからこそ今も戦争が起きてるし
ちょっといろいろな説がある中で今回はね2つ紹介したいと思います
所有概念と脳の発達による戦争の原因
一つはね所有っていう概念で
狩猟最終時代においてはさずっと同じ場所に定住することなく今日またはさ数日後の食べる食料を探してさ暮らしてきたわけで
農耕社会になってさ集団で同じ土地に定住して田畑を耕して取れる作物が多くなればなるほど貯蔵する量も増えていったんだよね
貯蔵する量が増えるってことはその人あるいはその集団が取れた作物だったりっていうものを所有するってことになって
これがさあいわゆる財力になっていくんだよね
この財を巡って争いも起こっていくってこともあって
さらにさ土地を所有するっていう意識が強くなるんだよね
狩猟最終時代はさ縄張りっていう概念はあっても土地を所有するっていう概念は薄かったって言われてるんだよね
これによってさあっちの土地の方が水源が豊かだとかさこっちの土地には豊富な資源があるって言った具合にさ
領土を巡っての戦争っていうのが人類の歴史を見ても多く見られるんだよね
でこれはまあちょっと所有っていう概念なんだけどもう一つがちょっと人の脳に注目したものがあって
その中でもさ前頭腰っていう部分が注目されてるんだよね
人はさ前頭腰が他の動物に比べると発達していて脳のね3分の1を占めてるのがこの前頭腰なんだよね
でその名の通りさ頭の前側にあるのがこの前頭腰で前っていう漢字に頭って2時50分って書いて
それ絵頭じゃん
一人で突っ込んだよ
ごめん時間帯ちょっと間違えた
時間帯の問題じゃねーな
前に頭に葉っぱのね葉って書いて前頭腰って言うんだけど
このさ前頭腰にはさ物事の発生が単なる偶然なのかそれとも何らかの関係性があるのかを考察する能力があるんだよね
そしてねあの後に起きたことは前に起きたことの結果であるっていうふうに考えるんだよね
この能力によって人は未来を予測したりその対策をしようとするって言われてるの
でこれがね戦争とどう関わってくるかっていうと
例えばさ軍閣競争なんてまさにそうであっちの国よりさ軍備を大きくしないともしかしたら攻めてこられるかもしれないとか
たとえさもし相手の国に実際に攻めてやろうなんて意識はなかったとしても
人はさその未来を勝手に予想してさその危機意識から競争がエスカレートしていくっていうのがあるんだよね
19世紀末からさ20世紀初頭にかけて大国がさ軍艦を競うように建造した時代もあったし
第二次世界大戦後にはさ各国が核兵器の開発を競って行ってきたっていうこともあるし
今もさあのロシアによるウクライナ侵攻でさ日本も含めさ各国がまたその軍備を増強してきてるよね
でこれはさあの軍備の問題だけじゃなくてさイデオロギーの問題にも言えてさ
違う思想を持つ国がさ例えば国境の周りにできていくとその先を予想して対策をしようとするっていう
こういったあの人間の発達しすぎた前東洋が可能にした能力が戦争の原因になってるんじゃないかっていうのも一つの説として言われてるんだよね
だから戦争をなくすにはもしかしたら前東洋をなくすことなのかもしれません
なるほど結構極論だけどね
いやそうなんだよこれさあのゴールデンカムイのつるみ注意が前東洋ないじゃん
これもしかしたらなんだけど考えすぎかもしれないけどこれ作者の壮大なメッセージなのかもしれないね
どういうこと
いや戦争をなくすにはっていうメッセージが込められてるんじゃないかなと思って
いやめっちゃつるみ注意戦争じゃん
あそうだねごめんちょっと多分今聞いてる人のほとんどわかってないなと思って
まああのそれはちょっとそれでさ難しいという側面もあると思うんで
やっぱりさ過去の歴史から学び続けるしかないと思うんだよね
でさ日本は第二次世界大戦という戦争からどう学んで今に来てるかっていうのをちょっと概略だけ説明したいんだけど
戦後さ78年間経つけど日本にとってはさ今でもその戦後っていうのは第二次世界大戦を指してるんだよね
日本はさ戦後どの国とも直接戦争はしてない
それはさ戦後連合軍の統治のもと二度と戦争ができないような憲法の原案がGHQによって作られたりとか
教育言論統制など統治政策の結果っていうのもあるかもしれないけど
日本人の中にはさやっぱもう戦争はしたくないっていう強い思いがあって今に来てるっていうのもあると思うんだよね
例えばさアメリカの戦後っていうのは第二次世界大戦ではないんだよね
その後もさ朝鮮戦争だったりさベトナム戦争イラク戦争とかアメリカ軍の兵士はさ実際に戦争で大勢亡くなってるし
反面さ日本はさ自衛隊で言うと一人もさ他国の人をさその戦争によって殺してもないし殺されてもいないんだよね
この事実はある意味誇っていいことだなって思うんだよね
たださ課題もたくさんあってさアメリカが決めたことにこう振り回されていくっていうような
日本がさ自ら主体的に決められないっていうことも起こってきてるんだよね
そしてさ戦後戦争には直接関わってないんだけどもアメリカが加わっている戦争に対して間接的に金銭面や物資援助を通して関わってきてるっていう事実もあるんだよね
でまぁいつまでもさこんなその戦後のままでいられるかっていうのを改めて過去の歴史から学ぶ必要があるのかなっていうのを
今日はあの先生をゲストに招いて思いました
先生ほとんど喋ってないけどね
ごめんなんか先生ゲストに呼んだのに私ばっか喋ってしまって
先生じゃないからねそもそも何度も言ってるけど
そうじゃあということで今回のお話いかがでしたでしょうか
そうだね戦争っていうのはさ人類の歴史で常々起こってきてさ
戦争の規模と兵器の凶悪化
まぁ初めはさまぁ例えばこの小っちゃい単位部族なんだかさあの集落なんだかさまぁ都市なんだかっていう感じの単位で起こってたものがだんだんだんだんさそれが国を形成して国同士とかさで今じゃもう連合国同士とかそんな感じでさ規模がどんどん大きくなってさやっぱそれに比例してさ人的被害っていうのはものすごく多く
まぁそれはもちろんさあの単純に規模が大きくなったからっていうよりは兵器がさどんどん凶悪なものになってきたっていうところもあってさ昔はだからさまぁなんかを決めることの手段の一つとしてやっぱり武力でっていう考えもさ全然あったっていうのはさなんとなくさまぁしょうがないのかなっていう気もするんだよだって個人レベルで見たってさ殴り合いの喧嘩ぐらいするじゃん
でもそれがさやっぱりさナイフ持ち出した銃持ち出したってなってくるとまた話が別になってきてさちょっとそれはやりすぎじゃないっていうのが多分今の考え方なんだろうけどさ喧嘩のレベルで言ったらでそれが戦争のレベルで言うともう今核兵器すら持ってしまうっていう状況になった時にじゃあ果たして戦争で解決するのがあの手段の一つとしてあっていいのかどうかっていうところになるんだと思うんだよね結局のところ
でただもちろんそれは日本人的な考え方で言うとさもちろん平和っていうところがさ一番最優先に来てさ戦争っていう手段で解決するっていうのはさ選択肢にないわけじゃん日本の中には
そう日本は選択肢にないんだよ戦争をするっていう憲法上ダメなんだから
だからその大前提がまず日本にはあるから日本が戦争を起こすことはないんだけどただ他の国ってそうじゃないじゃん
だから日本は戦争しかけることは絶対ありませんって言ってもさ他の国からしたらさ本当かよっていう目で見られちゃうしだって自分らの価値観で言ったらそんな価値観ないわけだから
だからやっぱりねそうやって疑われるから結局軍備を持たなきゃいけなくなっちゃってるっていう現実もあるから
まあ戦争がこうどうやったらなくなるんだろうってこう考えるさその方法みたいなものは全然思いつかないけど
戦争に巻き込まれる可能性はやっぱりあるんだなじゃあ巻き込まれないようにするにはどうしたらいいんだろうっていうところを考えていった方がまずいいのかなっていう
まあすごいなんか自分ばっかりっていう話になっちゃうけどさ
はいはい
まあそんな感じですね
いやすごい先生
いや先生じゃないよ
単なるあの一般人のもうね社会的地位で言ったら底辺の方にいるような存在だから
いやもうこれは弱火どころじゃないですねもう今日強火のコメントありがとうございます
いやいやいや何の牽引性もないただの40間近のおっさんが喋ってるだけだからね
いやいやいや喋れない喋れない
じゃあまあということで今回は
え?なんだったっけ
いやいや自分のでしょ
今回はあのなぜ戦争はなくならないのかっていうテーマでした
はい
まあ今回の話は結構こう漠然としているのもあって答えがないものだからちょっと大人の方もねこういう考えがありますみたいなさコメントいただけたら嬉しいです
はいぜひともよろしくお願いします
はいコメントフォームはね概要欄にありますのでよかったら見てください
それでは最後まで聞いていただいてありがとうございました
ありがとうございました