- POST Dev 2025
- オープニングと岩瀬さんの自己紹介
- The Engineering Leader
- 翻訳レビュー参加の旨味
POST Dev 2025
オープニングと岩瀬さんの自己紹介
The Engineering Leader
- @catehstn on X
- The Engineering Leader
- エンジニアリングリーダー
- Automattic
- DuckDuckGo - Protection. Privacy. Peace of mind.
翻訳レビュー参加の旨味
サマリー
このエピソードには、イワシさんがゲストとして参加し、エンジニアリングリーダーに関する新しい書籍『The Engineering Leader』の内容や魅力について語ります。この書籍では、多様性やインクルージョンの重要性が強調されています。エンジニアリングリーダーとしてのマネージャーの役割について、良いマネージャーと悪いマネージャーの違いやチームの成果を意識する重要性について考察されます。また、コーチングの視点から親切さと優しさの違いにも触れ、具体的なマネジメントの事例も紹介されます。エピソードでは、『エンジニアリングリーダー』という書籍の内容や、技術組織におけるリーダーシップやセルフマネジメントについて深く掘り下げられます。この書籍は、実践的な情報を提供し、エンジニアリングリーダーが直面する課題を解決する手助けを目指しています。
イベントへの登壇
昨日も登壇されてましたよね。
あー、出てました。ポストデブのやつに出てました。
そうですよね。なんか、あらたまさんと古川さんとお話しされてるのを、
ちょっとすみません、僕聞けなかったんですけど、
はい、出られてるなーっていうのを拝見してました。
あれは現地で撮影して、オンライン配信って感じだったんですか?
そうです。リクエストテクノロジーさんのオンラインの配信スタジオがあって、
グリーンパックとすごいイケてる会場で撮影をして、そのまま配信っていう感じの設定でしたね。
なんか、話した内容とかって公開されるんですか?
あー、後ほど、確か動画で上がるって聞いてた気がしますね。
おー、それは楽しみですね。
なんか、アランケイさんとかの話もあったり、質疑もあったりして、
いや、すごい、なんていうか、すごい回ですね、すごい。
最近、大門の方が日本にいらっしゃる機会とか、日本のイベントに登壇される機会が増えていて、
運営側の人、すごい頑張ってるなと思いながら見てたりします。
そうですよね。本当に、僕たちとしてはすごい嬉しいですよね。
そうですよね。スーパースター、ケント・エッグさんとか、憧れの人みたいな感じですかね。
いや、なんかもう、アランケイさんとかってもうレジェンドだから、
クヌース先生とかと同世代みたいな感じだから、
いや、なんか、さらにすごいレジェンドですよね。神、クインみたいな。
僕らからすると、ちょっとトムさんと一緒にしていいかもしれないけど、
原点というか、教科書とかを書いた人たちの世代なので。
そうですよね。普通に、もう2000年ぐらいの僕が大学にいる頃に、もうすでにそういう方でしたからね。
もうダイナブックっていう。てか、僕が最初に持ったパソコンが東芝のダイナブックだったんですけど、
もうまさにその名前のもとになってるダイナブック構想をされたのがアランケイさんなので、いや、すごいなと思いました。
エンジニアリングリーダーの書籍
ということで、この番組は趣味でOSSをやっているものだという番組で、
OSS作家のソムがゲストを交えながら、趣味や仕事について話すポッドキャストです。
今回のゲストはイワシさんです。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
じゃあ、イワシさん、自己紹介をお願いします。
はい。ポッドキャストなので、ポッドキャスト的な自己紹介をすると、深堀.fmというポッドキャストを主催しております。
ソムさんにも以前、ゲストで出ていただいたことがあってですね、結構エンジニアの方に聞いていただけてるので、
聞いていただけるとうれしいですし、どっかで接点があったらうれしいなと思ってます。
方もGenerative AI、生成AI、今流行りのやつですね。
生成AIのR&Dのチームのマネージャーしてます。よろしくお願いします。
お願いします。そうですね。
イワシさんはもう深堀の方ということで、すごい有名だと思うんですけど、
普段、たぶん回すことをすごいうまくされてるっていう印象なので、
逆にイワシさんの話を聞きたい方っていうのもたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思って、
お声掛けをしたっていうのと、今回この後話すんですけど、
The Engineering Leaderっていう本が出るんですけど、
それの翻訳レビューに僕が参加させていただいたみたいなのがあって、
これがすごくいい本だったので、その辺のお話をさせていただければなというふうに思っております。
イワシさんの話とかは後半とかやろうと思うんですけど、
最近横浜ノースAMっていうポッドキャストに出られてて、
結構そこでもいろいろ話をしてたので、ちょっと先を越されたなと思います。
ということで、よろしくお願いします。
お願いします。
ということで、いきなりThe Engineering Leaderの話をしていこうと思うんですけど、
これもともとなんとなくレビューのお知らせみたいなのが、
それこそ深掘りでアナウンスされてましたよね。
そうなんです。あそこでしか実際にアナウンスしてなくて、
深掘りを聞いてる人だけが参加権限というか知れるみたいなやつですね。
それで結構僕の課題意識とかにも近いような本っぽかったので、
応募させてもらって参加させてもらったっていう感じでした。
この本がどういう本かっていうのと、
来月いつ出るんでしたっけみたいなところちょっとお話いただいていいですか。
ありがとうございます。
これ原著はケイト・ヒューストンさんという方が書かれてる書籍で、
どういう本かっていうのもすごいざっくり言うと、
やっぱりリーダーとかマネージャー向けの本なんですね。
エンジニアリングリーダーとかマネージャー向けの本ですと。
結構マネージャー向けの書籍って最近割と出てきていて、
私も2冊ほど翻訳してるので、それもそうなんですけど、
この本は面白いことに前半がひたすらマネジメントとかそうじゃなくて、
あなた自身、自分自身についてどう考えますか。
みたいなとこ書かれてる本なんですよね。
なので面白いのは転職するしないみたいな、
転職するしない、まずは前進するっていう章になってるんですけど、
もっとキャリア進めた方がいいんじゃない、
それとも踏みとどまった方がいいんじゃないみたいなこともちゃんと書いてあって、
確かに自分自身を考える上でめちゃめちゃいい本だなと思いながら前半読んでいくと、
後半の方ではいきなり採用とかビジョンとかミッション、戦術みたいな、
事業のマネジメントにすごい役立つ系のところが結構解像度高く書かれてるんですよ。
たぶんこの人本当にケプさん本当にこれでやってるんだろうなぐらいで書かれてるので、
現場のマネージャーにめちゃくちゃ役立つ知見が載ってるっていうのは後半のですね、
ざっくりこんな感じです。
そうですね、そういうかなり包括的な内容だけど、
それぞれ解像度高く書かれているので、すごい面白いですよね。
前半はまず自分自身をマネジメントしようぜみたいなことが書かれていて、
後半はちゃんとチームをどうスケールさせて、
何というか自律的なチームにしていくかみたいなところが書かれているので、
すごく普通にエンジニアリングリーダーっていうか、
そういうエンジニア全員に勧められる結構リーダーシップを身につける本なのかなみたいなのも結構思ったりしました。
そうだと思います。
エンジニアって基本的に数年経つとテックリード任されたりとか、
何かしらちょっとまとめポジションみたいになると思うんですけど、
そういう時に手に取ってもらえると相当役立つんじゃないかなって気がします。
そうですね、前半とかだと、
結構ちゃんと自分のキャリアをマネジメントしようぜみたいなところから、
時間のマネジメントからエネルギーをマネジメントしましょうみたいな、
時間マネジメントのスキルからリーダーとかになってくると、
エネルギーマネジメントするのが大事になってくるみたいなことが書かれていて、
いや、ほんとそれそうだなみたいなのを思ったりしました。
めちゃくちゃ共感しますね。
マネージャーって下手するとすごいサーバントな存在になって、
一番バーアウトしやすいようなポジションだったりもするので、
多様性とインクルージョンの議論
そうじゃないんだよってことをしっかり書かれてるのはいいですよね。
なんか結構サーバントリーダーシップの落とし穴みたいな、
そのマインドセットが必ずしもいいものではないみたいなことも結構書かれてたりするので、
そこもかなり共感できるとこだったなっていうのを思いました。
めちゃめちゃ共感します。
僕、この本のレビューをしようかなって思ったきっかけとしては、
ケイトさんっていう方が女性の方で、
割とその上でのリーダーシップの取り方とか、
そういったものを埋めて書かれてるみたいなところがあるっぽくて、
あるっぽくてっていうのはレビュー以来の時点ではわからなかったんですけど、
でも実際読んでみたらそういう本だったので、
すごくやっぱり参考になったなっていうのは思ったんですよね。
これまで、ちょっと話しちゃうんですけど、
エンジニアとしてマネジメントとかそういうのをしてくる中で、
そもそも僕が結構そのウェブ業界みたいなところの良さとして、
いろんな人がいる、いろんなバックグラウンドの人がいて、
割と多様な人がいるとか、いろんな職業から来たとか、
なんとなくマイノリティ感覚っていうか、
そういうものがあってウェブ業界に受け入れてもらえたみたいな感覚が僕にはあるんですけど、
なのでそういう業界であるっていうことがすごく好きなんですよね。
ただすごくその中で僕としては目を背けてたことっていうのがあって、
そこがやっぱり女性比率低いし、
自分が関わってきたエンジニアリング組織に対して、
そこに対して特に打ち手を打てなかったなっていうところに、
結構後悔があるんですよねっていう。
そこに対してそもそもでも応募も来ないし、
応募してもらうためにはどうすればいいかもちょっとわかんないしって言って、
困ってたし今も甲斐もないんですけど、
結構その辺のところのヒントになればいいなっていうのがあって、
そういう意味でこの本はすごい面白い本だったなっていうふうに思っています。
そうなんですよね。
たまたまなんですけど、
私3冊訳した中で、マンディアンジュメント系で2冊が女性が書かれてる本なんですよね。
女性のディレクターだったり、エンジニアリングのリーダー、スタッフエンジニアとか書かれてる書籍で、
やっぱ共通で、ものすごくDRIの話とか、
いかに女性がマイノリティなのか、
マイノリティで他にも別にたくさん人種だったりとか、
いろんな切り口はあるんですけど、
とはいえ一番着手しやすい、一番わかりやすいところで、
一番最初に手をつけるっていうところだと、
女性という指標を使ってやっていくみたいなところの話が書かれていて、
これなんかもう反省とか自戒を、自分で反省しながら訳してたような気がしましたね。
本当そうですよね。そう、結構そういう多様性みたいなのを考慮するときに、
別に女性に限ったことではないから、
女性比率みたいなのに注目するのも、
いいのか悪いのかよくわからんなみたいに僕は思ってたんですけど、
結構この本にもそこに対する答えっていうか、解釈みたいなのがバチッと書かれてて、
やっぱり多様性を考慮するときに、
女性だけを考えるっていうのは、もちろんそれだけではないんだけど、
女性比率っていうのはちゃんと多様性指標としての代理指標としては結構有効だから、
そこに着目するのはやっぱり大事だよねってことが書かれていて、
確かにそれはそうだなっていうのを思ったんですよね。
それは私も予約しながらすごい腑に落ちたところで、
これ考え始めたら選択肢とオプション無限にあるような領域だと思うんですけど、
とはいえ自分で力点をかけてやっていくんだったら、組織はそこがいいんじゃないっていうのを、
発祥とかで言い切ってくださってる本なので、これは考え方としてめっちゃ参考になりますね。
本当にそうなんですよね。
あともう一つすごい僕として感銘を受けたっていうところで、
ダイバーシティとインクルージョンみたいな風に言われることがあるけど、
まずインクルージョンの方を先にした方がいいみたいなことが書かれていて、
確かにそれはそうだなって思ったんですよね。
僕も結構そういう組織の器みたいな話をすることがあるんですけど、
組織に受け入れられる人を増やすべきだっていうのはあるけど、
ちゃんと受け入れられない人を受け入れても、
お互い不幸になるだけだと思ってたんだけど、まさしくそういうことが書かれてて、
だってそれこそ僕らの言葉がしゃべれない人とか、
受け入れられない国籍の人とかも絶対いるわけじゃないですか、組織として。
でもそういう器を広げていくことが大事だなって思ってたんですけど、
まさしくこの本の中にインクルージョンニーズトゥカムファーストって書いてあって、
まさしくそうだなっていう、だいぶ多様性とインクルージョンだったらインクルージョンの方が先に来るよねって書かれてたのは、
すごいハッとさせられたところでしたね。
言われて、書かれてみて、確かに似てるやつですね、ほんと。
だからちゃんとインクルージョンって言葉大事なんだなっていうのをすごい思いました。
でもそういう話だけじゃなくて、割と包括的にいろんなテーマについて書かれてた本だったなっていうふうに思うんですけど、
岩瀬さんも結構気になったところとか書いてくださってますけど、好きなトピックってどういったのがありますか。
これ冒頭、確かイントロに書いてあった話だと思うんですけど、
マネージメント、マネージャーっぽい考え方として書かれてるのが、
グッドマネージャーの定義
マネージャーにて、著者のケイト・ヒュースタンさんが、ちなみにこの方ワードプレスの会社にいる人です、オートマティックっていう。
ワードプレスって全世界に分散するリモートの企業なんですけど、そこの方が書かれてる中の一節で、
マネージメント、良いマネージャーってどんな人ですかってことを、自分同僚とか周りに行くと答えとして、
みんな何もしないマネージャーとか、悪いマネージャーこうだっていう悪いマネージャー像はみんな持ってるんですけど、
グッドマネージャー像は持ってないみたいな話が出てくるんですよ。
で、実は私も自分の社会人経験に似たようなワークをしたことがあって、
バッドマネージャーみたいになると結構書きやすいんですよね。
これなんかアンチパターン、悪いパターンだなって思うんですけど、
でもグッドマネージャーを知っていないと、反面教師しかできないので、
自分の目指すべき先、こういう状態になりたいっていうのが描きづらいから、
すごい自分の成長曲線というとか、目指すべきところにいたり、何を勉強したいとかがわかりづらかったりするんですよね。
で、そのグッドマネージャーを頑張って言語化しましたっていうのは、この本の一個の意義だと思うので、
こういうことをやるとうまくいく可能性が高い、
マネージャーにとって銀の段がないと僕は思ってる派閥なので、
それを得られるヒントっていう意味で、これ確かに思いながらめっちゃ読んでましたね。
そう、なんかすごく全体的にやっぱ整理されてるし、
なんかその時に、これこそさっき転職の話とかでも、
踏みとどまるべきポイントとか、ちゃんと前に進めるべきポイントとか、
そういうのも、いくつかの論点とかつ進むべきか、戻るべきかみたいなのが整理されてて、
いや、ほんとすごい、すごいなっていうのを思いました。
どっかの客注かなんかに書いてあるんですけど、
この方の本を書くのが夢だったっていうか、こう一個やりたい、人生やりたいことだったんですよね、ケイツさんは。
ただの、書いてみたら本当に大変で、なんかちょっと後悔そうな客注を書いて、なんかちょっと別れるというか、それも訳してました。
おだしょー いや、そうでしたね、そこも見た気がします。
いや、あと、そうなんですよ、なんか反面教師は役に立たないみたいなことが書いてあって、
ほんとそれそうだよなっていうのを思いましたね。
あとなんかその、なんだろう、こう、そう、割とバッドマネージャーっていうか、
バッドマネージャーみたいなのを考えるときに、それで自分がマネージャーになったときって、
なんか自分がやってほしくなかったことをやらないとか、自分がやってほしいことをやるみたいなマネージャーになりがちだと思ってて、
まあそれはそれでいいと思うんですけど、なんかそれってすっごいチームに向いちゃってるな、向きすぎてるなって思うんですよ。
なんかチームで仲良くするとか、なんかそういうことばっか考えちゃって、チームがどうバリューを出すかとか、
なんかそういったところにやっぱ目が行かないことってやっぱすごい信任マネージャー多いし、すごい多いよなって。
なんかそういう意味でやっぱちゃんとバッドマネージャーみたいなものじゃなくて、やっぱグッドマネージャーのあり方みたいなのを書かれてるのすごいいいですよね。
そうなんですよ。だからこのマネジメントってやっぱこう自分のチームだけ見ててもよくなくて、今のこの組織全体とか会社全体の位置づけに応じて、
私たちとか自分のチームはこうあるべき、こういうことによって成果を出すんだってところを意識し続けて、
こうなんか上からの接合をずっとしないといけないと思うんですけど、例えばその接合とかはまさに語られてるんです。
最後のほうの章はまさにその話です。
例えば会社のエイターミッションに対して、それを戦略レイアウトして戦術レイアウトして、最後は実行。実行がないと何も進まないので。
そこまでを一気通貫で自分で喋れるように語れるように言語化しますというのがまさにワークであったりして、
これできたら確かにいいんだよねと思いながら、もちろん参考にしてもらえてると。
いいシーンにはなると思いますね。
そうですよね。しかもそういうのをやっぱオートマティック社とか、今はタクタクゴードンにいらっしゃるっぽいんですけど、
そういったところで、その規模のところでやってるのはすごいですよね。
なんか結構会社が大きくなると、なかなかそういう会社のバリューとかから含めて考えるのって難しい部分も出てくると思うんですけど、
でもちゃんとそこをつなげようと、なんか多分ご本人もかなり努力されてるんだなっていうのを感じられる内容でしたよね。
そうだと思います。
マネジメントとコーチング
あとちょっと別の観点から言うと、この方、いわゆるしっかりコーチングを学ばれてるんですよね。
コーチングっていろいろな流派があるんですけど、コアクティブっていう結構メジャーな方の流派を学ばれてる方なので、
コーチン系の話も多かったのが結構印象的だなと思います。
本当にそうですよね。結構言葉遣いが巧みというか、そういったところもあって、
なんだっけな、ちょっと原文忘れちゃったんですけど、たぶん書いてることとしては、
マネージャーは優しさよりも親切さが大事だみたいなことが書いてあるところがあって、
それめちゃくちゃそうだなっていう、表向きの優しさではなくて、
ちゃんとその人の価値創出とか、そういったところに親切に付き合ってあげる必要があるよねってことが書いてあって、
いや、これは耳の痛い話だなって思いましたね。
ここで普通に共感しかなくて、ネタバレになるのでちょっとだけ紹介をすると、
優しい人っていっぱいいるんですよね。例えば危機的な状況、困難な状況に陥ってる人に対して、
大変だね、ちょっとお気の毒にみたいなこと言いつつ、何かできるとか言いながら、
がっつり行動するわけじゃなくて、しっかりその人の真面目に立って、
じゃあその人の状況を改善する、その人が自分で事実的に復活するためには何がしたらいいんだってことを、
同じ目線に立ってしっかり考えて、1年休んでもらったりとか、
いろんな行動を起こすための支援をするところまで踏み込んでるんですよね。
するともう優しさを問い越えて、その人も親切までいってるみたいな。
そうすると、ちょっといい人で終わっちゃう。それは本当の優しさではない、親切ではないみたいなところがあって、
グサッてこうなりますね。
なりますね、本当に。
なので、そういう、それこそ転職の話とかもそうですけど、
この本、かなり踏み込んだところまで書かれてる本ですよね。
それこそパフォーマンスマネジメントの本とか、つまりPIPみたいな、
本当に必要に応じてどうやって辞めてもらうかみたいなことも書いてあったりするので、
結構そこまで書いてあるんだなーみたいなのも思いました。
そうですね、人が入社するというか、実際にダイレクトスカウトを送るようなところから、
エネルギーマネジメントの重要性
その地元、地獄だって書いてありましたね。
そういうところから実際にインタビューをして、点数をつけて頑張って定量化して通すためにするとか、
あとは個人的に好きなのは、採用するときの考え方で、みんなジョブディスクリプション相当なものって書くと思うんですよね。
よく使われるのは、こういう要件だからこの人を落とすっていうフィルターとして使うってことが、
前振りで書かれてて、よくあるのはこれですと。そうじゃなくて、
本当に来てほしい人に届くような招待状のつもりで書くみたいなのが書かれていて、
スタンスの違いとかが素敵だなと思って読むところだったりしました。
その辺も良かったですよね。10段階の話とかもいいなって思いました。
正直面白いのが、10段階にして、この点数以上は本当に面接する価値があるとか言って、
3点とか4点とか、ちょっと点数漏えなんですけど、時間の無駄だったりとかもちゃんと書いて、正直なんですよね。
多分6点以上が意味があるけど、6点でも多分時間の無駄になることが多いみたいなことが書いてあって。
なんか採用も、あとすごい個人的にちょっとだけ受けてしまったのは、
結構受けてしまったのは、ATSとかそういう採用トラッキングシステムが出してくるダッシュボードは、
すごくセールスがかっこよく売り込んでくるけど、全然役に立たないから、
結局CSV履き出してスプレッドシートに向き合うしかないんだみたいなことが書いてあって。
書いてありました。
わかるーみたいな気持ちになりました。
もう断言してましたね。いかにATSってみんなセールスなのか売り込んでくるんですけど、
素晴らしい機能言うじゃないですか。こんなにメトリックスなの取れるんですって。
結局それ全部役立たないというか、本当に必要なのは自分で作らないといけないっていう、共感しかないですね。
なのでそうですね、この本はだいぶ、まあ文量もそれなりにありますよね。
あるけど結構読みやすかったなっていう、通読しやすかったなっていう感じがしました。
そうだと思います。結構割と他の企業の方のストーリーというかナラティブとかを差し込んでくれる本なので、
なんかささっと読めるところもあるし、あと内容自体は超難解なわけではないです。
ので多分文量の割には読みやすいと思います。
そうですよね、本当にそれは思いました。何ページぐらいでしたっけこれ。
多分400ページを超えてると思います。
そうなんだ、そうなんですね。あんまりそこまでは感じなかったな。300ページ台ぐらいの印象だった。
はい、そっちだったらまあまあですね。多分紙の本はまだ見てないんでわかんないんですけど、それなりです。
そうか、そうですよね。なんかまだ少し先ですもんね。今収録時点では9月末なんですけど、
発売自体は10月の28とかでしたっけ。
そうです、10月28です。あ、言ってなかったですね。10月28が発売日なので。
はい、なんか楽しみです。
なんか他にもそうですね、自分がいなくてもちゃんと回るみたいなと書かれてるんですけど、これはなんかどういうお話でしたっけ。
これは実はこの本以外にも書かれてたところと、あと自分のポジションなんか色々考えたところがあって、
なんか本を訳している時と自分の仕事があまりにも重なってしまって、いかに自分がいなくても仕事を回る環境を作ることの大切さみたいなことが刺さりすぎてしまって、
なんかその一言だけここに書きましたね、メモ帳に。
いや、そうなんですよね。結局そういうやっぱり変化していくことが大事だからみたいな、手放すことの重要性みたいなのもなんか書かれてた気がしますね。
確かになんかそうですよね、いわしさんもマネージャーとかになられて何年ぐらいですか。
でもまあ10年は経ってないけども、5、6年は経ってますね確実に。
ああ、じゃあ結構もうベテランですね。
多少なり経験はあるかもしれないですね。なんか一個の目安として、自分が一週間何もなくサクッと休めるかみたいなところを作れるかどうかと思いますね。
そうですよね、それもあれ書いてあった、書いてましたよね多分。
そうですそうです、一節になるやつです。
いやあ、そうなんですよね、やっぱそれ難しいですよね。まあでも結構勇気を持ってチームを信じて休むみたいなのは大事ですよね。
だからまあ僕そうだな、育休とかを取った時にまあやっぱりそれなりに休んだけど、まあ気になってやっぱチャット見ちゃうとかもあったけど、まあなんとかなってよかったなみたいなのがあったりはしましたね。
なんか一週、マネージャーができるカオスエンジニアリングの一部みたいなもんですよね、障害を起こしてみて。
そう、本当そうですよね、やっぱ結構そういうカオスエンジニアリングみたいなのやるの大事ですよねチームとしても、やっぱり誰かへの依存が高い時にちゃんとその人にちょっとしばらく休んでもらうとか、ちょっとその人抜きでやってみるとか、そういうのやらないと本当に硬直化しちゃうみたいなのがあるから、自分自身がボトルネックになってる時は自分が離れるみたいなのがすごい大事ですよね。
そうなんですよね、こうやってみることによって、まあ一生こうアジャイルですけど実験できるからディスカバリーできるんですよね、今のボトルネックがここだっていうのがすごい可視化されるので、だから本当に休むみたいなめちゃくちゃいいアプローチだ、マネージャー持って休んだらいいんじゃないかこれ見てて思います。
いや本当にそうですよね、なんか結局エネルギーマネジメントが大事って散々書かれてるんでこの本に本当にそう、結構そうマネージャーってチームに張り付きたくなっちゃうじゃないですか、だから時間ってあっという間に溶けていくんですよね、でも実はその時間何もしないでリフレッシュしてた方が良かったんじゃねみたいなのがすごくあるから。
エンジニアリングリーダーの重要性
実際そうですね。 そう、本当に。 油断するとこうマネージャーのスケジュールでパズル手取りしてきたくなってくる。 そう、ミーティングをこなすだけみたいになっちゃいますからね。 そうなんです。
あとなんかこう、余裕がなくなってくると、どんどん最適化してるつもりで詰め込みたくなっちゃうみたいな、謎のそういう力学というか思惑が働いてしまうというか、ここ30分空いてるけど何もできないから誰かとのミーティング入れちゃうかみたいな、
そういう何か、なぜか予定を埋め始める、自分で埋め始めるとやっちゃうみたいなのがあって、本当に良くないよなって思うんですよね。 そうですよね。あんだけリソース効率とフロー効率の話とかを我々は聞いてるのに、なぜかやってしまうという可能性がありますね。
なるほど。やっぱりこういう本を読むとね、刺激は受けますよね、本当に。 そうだと思います。なんかいいこととしてはしっかり読んでる間って、一回ステップバックできるじゃないですか。現業から離れて、今の自分の状態ってどうなんだろうっていうのを振り返りながら読めるので、ずっとずっと学びというつもりではなくて、普通に自分のセルフマネジメント1項、点検のつもりで外の書籍とか読んでみると非常にいいんじゃないかなと思いますね。
そうなんですよね。だからそれをちゃんと翻訳みたいな形でやられてるの、本当すごいなっていうふうに思うんですけど、僕の場合はやっぱり翻訳レビューみたいなものが結構募集されてたときは、なんか結構興味が近ければなるべく参加させてもらうようにしてて。
もうなんかそうすると強制的に読まざるを得ないから、なんかすごくお得なんですよね。なのですごい今回もありがたい機会をいただけたなっていうふうに思ってます。
こちらこそめちゃくちゃありがとうございます。レビュー結構大変なので、なんかちょっと申し訳ない気持ちもありながらお任せお願いしてるときもあるので、ありがたいです本当。
本当に翻訳レビューのいろんな方、何人か関わらせてもらったことあるんですけど、やっぱそのGitHubリポジトリの一周上でのディスカッションみたいなのが、なんかすごい貴重な機会すぎて、あれすごいいいものだなって思うんですよね。
そこでどういう議論をしてその役に落ち着いたのかみたいな、そういうのとかも結構議論ってあるじゃないですか。 確かに見えないですね、そうですね。
あとなんかそれこそ僕が提案した役とかが通って入れてもらえたりするとやっぱすごい嬉しいなーってなったりしますね。
そうですよね、あのもちろんこう、検討した結果他のショーとの兼ね合いから今回はこっちの役でいきますみたいなところもあるし、ままるっと採用するときもあったりするので、この辺は本当に良くなるものとしてはありがたいコメントめちゃくちゃ多いですね。
一周の話は確かに本に、紙に落ちちゃったりとかPDに落ちちゃうと全部飛んじゃうので、参加した人しか見れないですね。
そうなんですよね、なんかあの辺のやっぱ裏話、裏話みたいなのもなんかうまくできると面白いかもなって思ったりはしますね。
確かに。 なんかそうチームトポロジーズの時に、もう僕ちょっと参加してたんですけど、それこそたぶん角谷さんとかがその辺の裏話をどっかでしてた気がして、なんかすごい良いよなって思います。
でも今回思ったこととして、なんかすごいスケジュールとか含めてしっかりやられてる印象を受けました。なんかそれこそレビュープロセスとかしっかりその期間が定められていて、
そのちゃんとその期間が終わったらビシッと終わったので、お、なんかしっかりしてるって思いました。具体的にはたぶん2週間ぐらいでしたっけ?2週間ぐらい。
割と短めで。 楊 そうですよね。で、結構集中的にレビューツ乗ってみんな頑張って1週あげて、それでなんかやってた印象でしたね。
で、なんか終わったらすぐもう、なんていうか、リポジトリアクセスも閉じられるみたいな感じだったので、お、しっかりしてるって思いました。
そうですね。なんかあの、大体こう編集さんと目安のデッドラインというか、エンドを決めているので、そこからバックキャストして普通にこうここまでにコールしてこれっていうのを全部、すごい簡単なタイムラインを作っておいたんですよね。それに沿ってひたすらやっていったって感じです。
楊 なので、僕としてはまだその最終形がどうなったかっていうのはまだ見てないので、ちょっとどうなるかすごい楽しみだなっていうふうに思っています。
ありがとうございます。ある程度、そうですね、コースはよかったんですけど、細かい表現とか結構こっちの方が読みやすいかなーっていうので、書き下したところもあるし、そうじゃないところもありますね。
楊 そうですよね。はい。なので、いや、今回すごい良い経験をさせていただきました。で、なんかちょっと本の宣伝をもう一度改めてしてもらっていいですか。
ありがとうございます。ということで、これオライリージャパンさんからですね、10月の28日に出るエンジニアリングリーダーという書籍です。で、サブタイトルは技術組織を育てるリーダーシップとセルフマネジメントとなっていてですね、どちらかというとゼロから経験するというよりはちょっとだけ経験した後に読み始めると、おそらくですね、そばに置いておくと、これこのタイミングで何考えたらいいんだろうっていうところが刺さる情報がいっぱい書いてあると思いますので、
横に置いておいてもらうといい書籍かなと思います。最初にこう座って読んでいただいて、みたいな私はイメージをしているので、ぜひお読みいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
お願いします。あと、元々の英語の方はあれですよね、オライリーの方でも読めるし、オライリーのサブスクのやつで僕は入っているので読めるんですけど、そうですね、それをチェックしてもいいかもっていう感じですね。しつつ、ちゃんと訳の方も買うといいんじゃないでしょうかっていう感じですね。
思います。ラーニングプラットフォームに入れば見れますね。
書籍の内容と魅力
そうですね、ラーニングプラットフォーム、よくできている。前半はこれぐらいにするかな、ということで前半はひたすらThe Engineering Leaderについてお話ししました。ということで後半に続きます。ひとまず切ります。ありがとうございます。
ありがとうございます。
32:49
コメント
スクロール
