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2024-10-21 37:08

6: プログラマの三大美徳再び (magnoliak)

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はい、こんにちは。この番組は、「趣味でOSSをやっている者だ」というポッドキャストで、今回は前回に引き続きマグノリアさんをお迎えして、
ヤップシーの話とか、パールの話とか、まあいろんな話をしていければなと思っております。よろしくお願いします。
はい、マグノリアです。前回に引き続きよろしくお願いします。
ということで、先週ですね、先週末にヤップシー函館っていうものがありまして、それに僕もマグノリアさんも参加していたっていう感じですね。
で、まあ結構またその興奮も冷めやらぬという感じではあると思うので、フレッシュなうちに収録したいなというふうに思っております。
結構その前回っていうか、実はこの間にモゾニーオンさんにも来てもらって話したりとかはしてるんですけれども、またちょっと別の角度でお話を伺っていければなと思っています。
ちなみにマグノリアさんって初ヤップシーいつでした?
これ思い出したんですけど、2012年ですね。
おー。2012年って東大ですか?東高大?
そうですそうです。いや、東大です。東大です。
あの一回だけ東大でやったときですよね。
そうなんですよ。だから僕もそこだけすごく妙に覚えていて、東大が最初に行ったところだなって記憶してるんですけど、あれ一回だけだったなっていうので、2012年ですぐわかりました。
なるほど、確かに。
そうか、そうですよね。あのときも。あのときは面白かった。なんかインギードットネットさんとかが来てた覚えがありますね。
結構海外からのゲストが多く来られてたと思いますね。
そうですよね。あと、ホールの隣のスペースで延々とLTソングをやってるみたいなのもあって、たぶんあれ?割とLTソングみたいなのの起源の一つなんじゃないかなって思ってるんですけど、うずらさんがすごいやられてた覚えがありますね。
ありますね。ずっとLTをやってるのを見てました。
あれもう良かったですね。僕はもうちょっと早くて、そうですね、2010年ぐらい。たぶん9年か10年が初参加っていう感じでしたね。なので東高大時代を一応知ってるっていう感じですね。だからマグノリアさんはギリギリ東高大時代を知らないっていうか。
知らないんですよ。
なんですよね。
はい。もともとヤプシリを知ったのがたぶん2011年で、2011年のときはチケットが取れなかったんですよ。売り切れちゃってて、これは来年ぜひ行きたいなと思ったので、いわゆる東高大の芝生は経験しないまま、今に至るって感じですね。
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なるほど。で、そうですね、そこからもう10年以上経ってヤプシリ函館2024でしたけど、これ陸路移動の可能性があったんだなっていうことに、僕も後から気づいたんですよね。なんかそういう人結構いるなっていうふうに思ったんですけど。
そうですよね。なんか途中で合流した方がいらっしゃって、本当に家がわりと近いところにお住まいの方がいらっしゃって、飛行機どうでしたって聞いたら、いや陸路でしたって言われて、あ、そんなやり方があったんだっていうのが発見でした。
結構みんな新幹線で行きますみたいな人が何人かいて、あれ、あ、そうかと思ったし、そこ何も調べてなかったから、でも確かに全然行けるのかみたいな感じにはありましたね。それこそ僕新幹線比較的好きだから、本も読めるし作業もできるから。
それこそ前回の広島の時とかはもう飛行機じゃなくて、新幹線で行ったんですよね。だから今回も別に移動距離とか同じぐらいなのかな。短いぐらいなのかな。なのでそうか、陸路で行く可能性、てか新幹線で行ってもよかったかなっていうのを後から気づいたんですよね。
私もそう思いました。やっぱり飛行機とかで乗り換えたりとかしてると、本とかあんまりバタついちゃって読めなくて、あ、これはゆっくり新幹線で来たほうが正解だったなって。あんまり時間もそんな変わらないしなって思いましたね。
そうですね。また機会があればやってみたいなっていう感じですね。今回マグノリアさんはスタッフで参加されたんですよね。
そうですね。今回はスタッフで参加しました。前回、ヤプシー東京2019の時がスタッフ参加だったんですけれども、それで前夜祭のLTの司会とかメインホールの司会進行とかそういうのをやってて、その後ずっとオンラインでしか参加できてなかったんですけども、
そういうのはもう本当に一般参加者という形でずっと一般参加してたんですけども、今回久しぶりにオフライン参加するにあたって、コアスタッフのパピックスさんとちょっとお話をしてるときに、スタッフやってみませんかっていうふうにお誘いをいただいたので、じゃあスタッフやりますっていうことで、当日は主にトラックAの司会進行をやってましたね。
いやーすごいですよね。スタッフやろうってなるのがパワフルだなーっていうのをこう思いましたが。まあでもスタッフはそうですね、しかもあれですよね、Aの進行だからずっとAに張り付いて、ホールAに張り付いて、ずっと話は聞くことができるみたいな感じではあったんですよね。
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そうなんですよね。どうしてもホール一つは聞きたいなっていうところもありましたし、他にもたくさん聞きたいトークはあったんですけども、一つには集中できるかなと思いまして、司会をやってました。
ただ、意外とやっぱりタイムキープとか質問の準備とか、そういうのを考えてると意外と集中できなくて、ちゃんと聞けたかなっていうのは怪しいのも結構ありますね。
いやまあそりゃそうですよね。まあでも大吉ジョージPMのときよりかは改善したっていう感じですよね。
そうですね。これ今日喋ってないんですけど、大吉ジョージPMという10周年イベントをもう7月なんで3ヶ月経つのかな。3ヶ月前にやりまして、それは200人ぐらい集まったのかな。代々的にやらさせていただいたんですけども。
いろんな人のトークが聞きたいなと思ってやったんですけど、直前になって実行委員長はどこに座りますかって聞かれて、あれまさか俺は聞けないのかっていうことに1週間前に気づきまして、なるほど、カンファレンスの実行委員長っていうのは忙しいんだなっていうのはすごくよくわかりました。なのでトラックの横で聞けるっていうのは非常に良かったですね。
そうですよね。しかもそのトラックAは、今回そのGAPCにしてはかなりパール色が強いトークが多かったと思うんですけど、たぶんこれすごいハイコンテキストで、たぶんそのGAPCはパールのトークがあんまりないっていうそういうのがあるんですけれども、その割にはパールのトークの割合が結構あって、
でもそれでも多分多くの参加者にとってはあんまりパールのトークないなっていう印象になってるだろうなっていう感じはするんですけど、なんかでもその辺はやっぱり主催っていうかオーガナイザーのワイトンさんとかが結構意識してこういうのを選ばれたっぽかったし、割とそういうオーガナイザーとかの色があるトーク選定がされてるっていうのは結構いいですよね。
いいですね。どうしても組織論だとかマネージメントみたいな話も結構最近のカンファレンス増えてきてると思うんですけど、もう1回ちょっと揺り戻して行動拡張っていう強い意思が見られるラインナップだったので、そこがすごく今回GAPC良かったなって思いますね。
もうほんとトラックAはもうパールの話ばっかですね。
そうなんですよ。
もういつものチャーズバーさんの最新のパールのアップデートの話もあり、ゲストトークもあり、あとパールで開発する話とか、コピーさんの話とかもあって、あとダンさんもあったのか。
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ダンさんもいます。
すごいですね。そこでスタッフやってる中で、トラックA聞いてる中で印象に残ってるトークって何でしたか?どれも多分印象深かったと思うんですけど。
これはゲストトークの深町先生のトークが非常に面白くて、これは現地で聞いてた人はすごく喋りとかスライドの構成、客中がすごく多いスライドの構成とかも含めて、
学校に来て聞いているっていうのはすごく良い、より深まる感じのトークでしたね。どういうふうにその研究にUNIXとかそういうのを使われてるとか、マシンのスペーカーどう上がっていったかとか、
多分前期とか後期とかそういう一連の授業の中で喋られるようなことを本当にギュッと喋られてる感じがすごく良かったです。
このトーク面白そうでしたよね。なんかすごい盛り上がってたし、すごくユーモアを交えながら面白い話をしてるっていうのが雰囲気がつたまってきていて。
僕は別のパールで始めるEBPFっていうトークを聞きに行っていたので、こちらは残念ながら聞けなかったんですけど、資料とかも後から見て、
いやー面白いなーっていう。こういう変わらないものの良さみたいなものを維持しつつも、その上でちゃんと変わっていくみたいな、そういうのが伺えるようなお話だったのかなっていう感じがしますね。
そうですね。やっぱり歴史というか、ある日突然すごい技術ってできるものじゃなくて、段階を経て少しずつ変わっていって、
いつの間にかすごい便利なものになっているとか、すごく役に立つものになっているとか、そういう変遷が見える良いトークだったなって思いますね。
そうですね。今回やっぱりそういう、パールがちゃんとアップデートされているんだなみたいなところの感じるトークも多かったですし、ちゃんといろんな記法が使えるようになっているみたいな。
最新のパールで書くとこんな風に書けるみたいな話があって、すごく良かったですよね。
現地で聞けなかったんですけど、令和最新版パールコーディングガイドとか、昔パールを書いてた人たちに、今こうなってるんだっていうのがすごくわかる面白いトークだったなと思っていて。
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なので、パール、残念ながら採用率減ってはいるし、徐々に減ってはいくんだと思うし、僕も新規で採用するみたいなことはなかなかないと思うんですけど、ちゃんと言語として進化してるみたいなのがあって、良いなっていう感じにはなりましたね。
僕が聞いてた中だと、ハテナの滝沢さんが話していたデータマイグレーションの成功戦略みたいな話があって、それこそ、あれ何の話だったっけな。
ハテナダイヤリーのデータを移行するみたいな時にどうしたかとか、そういったものがあったんですけど、それこそハテナダイヤリーとかって、ユーザーがダイヤリーを作るとクリエイトテーブルされるみたいな、そういう世界観だったらしくて。
おだしょー すごいなあ。
おだしょー すごい。でももう多分そういう、今はもうネット上にある程度セオリーみたいなのが転がってるから、それが結構びっくりな設計だっていうことはわかると思うんですけど、多分もう20年前とか、何もわからずみんながワーッと開発していく中で、そういう今から思うとマジかみたいなやり方をしながらも、ちゃんとサービスを提供できてたみたいなのはすごい。
おだしょー いい話だなって思うし、あとなんかやっぱり結構パールのコードが汚いみたいに言われるのも、パールの言語的な問題も、もしかしたら多少あるのかもしれないけど、どちらかっていうとそういうノウハウが共有されてなくて枯れてなかった時代になんかみんながすごいワーッと頑張って作ってたから、どうしても今からすると読みづらいコードだったりとか難解なコードが多いっていう、
おだしょー そういう、なんていうか、その時代時代のやっぱり特色が出た話なのかなっていうのをすごい思ってるんですよね。だからちゃんと今パールも言語として進化してて、ちゃんとそういう新しい公文とかも使っていけば、もう全然もうわかりやすいコードが書けるんですよっていう、なんかそういったところも全体として示されてるようなそのやっぷしだったのかなっていうのが思いました。
おだしょー 2024年にこのラインナップでトークが聞けるって、あ、これは何か予想してなかったというか、あ、これ面白いなって本当思いましたね、今回は。
おだしょー そうですね。あとまあ、ひらたらさんっていう方の、パール本体の文字列処理のバグを見つけて直したみたいな話をLTでされてましたけど、あれもすごい良かったなっていうのがあって、パールやっぱり文字列変換処理すごい得意なんで、
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エンコードっていうものを使うとあらゆる、シフトジスとかUCJPとか中国語のビッグファイブとか、そういったものの総合変換みたいなのがすごくできるみたいなライブラリがあるんですけれども、で、なんかそれがバグってるのかと思いきや深く追っていくと、実はパール本体の文字列判定処理が、実はおかしい部分があったみたいな話だったんですけど、
なんかそれもすごくなんかそのあたりの文字列処理のところを最適化したSIMドとかに置き換えたときに、そこがちょっとエンバグしてたみたいな話だったので、なんかそういったところでもパールすごい、なんていうか、進化してんだなみたいな逆、そういうなんかのもうなんかこう、わかる内容になってたので、なんかあれはすごいちょっと印象深いトークでした。
よかったですよね。あとはモズニオンさんのLTもすごく僕は大好きで、このコードはパールかルビーかっていうのをみんなにクイズとして問うっていうのがすごく、昔からコードを書いてる人だとちょっと似てるよねみたいなところがあって、似てるけどちょっと違うっていう、
これはもっと昔にあってもよかったなって思うんですけど、これを今持ってきたっていうところのセンスにすごい感動しましたね。
そうですね、センスにすごい感動しましたね。モズニオンさん、やっぱLT上手いんだよな。
上手いですね。あとやっぱりインラインルビーとかああいう技術って多分今時の言語とか今時のライブラリできっと実装しないと思うんですよ。
そういう謎テクノロジーっていうか、プロダクションでこれ使うのみたいなのがいっぱいあるのが僕パール大好きで、悪名モジュールとか本当に役に立たないようなモジュールがいっぱいあったりするんですけど、そういうのがあるって、でもそれをよくよく紐解いていくと実は技術的にすごい高度なことをしてるとか、
その裏に支えられているテクノロジーが次のモジュールですごく活かされてるとか、そういうのがあるのがパールのちょっと面白いところだなって思いますね。
それは思いますね。それこそそういうインラインルビーとかは完全にっていうかある程度ジョークモジュールではあると思うんですけど、
それこそ10年前のヤップシーとかのトークとかで、たぶんコボルをパールに置き換えるみたいな話をしてる方がいて、それはたぶんインラインコボルみたいなやつを作って、
ちゃんとコボルのコードをパールで動かせるようにするみたいなやつを結構本気で作って本気で使ってたっぽかったから、すごい狂ってていいなみたいな、そういう気持ちにはなりましたね。
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それ覚えてますね。ありましたね。これでプロダクション回してるんだね。
そうですよね。
あとはキーノートが良かったというか、キーノートを聞くために行ったような側面も結構大きかったので、ちゃんとうまく締めてくれたのと、
あとこれはヤップシーに参加された方だとご存知だと思うんですけど、プログラムの構成的に各トラックがみんな終わって、
一番でっかい会場にみんなで集まって、LTとキーノートとクロージングを聞くっていうのがいつもの置き前の構成だと思うんですけど、
あれをみんなで聞いているっていう、全員がそろそろかなっていう感じでどんどん会場に集まっていく感じがヤップシーだなって思いましたね。
そうですよね。ゾロゾロ集まっていく感じがいいですよね。
かつてはクロージングの時はメインフォールパンパンになるから、とりあえずみんな席を寄り始めるみたいな、そういう感じも。
良かったですね。
あとはあれですね、前夜祭?前夜祭とかでも面白かったですけど、やっぱその中で50代のエンジニアの話みたいなのがあって、あれもあの辺の話に関わる話ちょっと今日したいなっていうのはあるんですよね。
やっていきましょう。
それこそ50、僕今44歳なんで、普通に6歳上の人が50なんですけど、もうこの年齢になってくると6歳差とか5歳みたいになってくるんで、結構もう50近いんだなみたいな気持ちになるし、
じゃあその辺の人たちが残り10年とか十数年になってきたキャリアについてどう考えているのかなみたいなところはすごく気になるんですよね。
そういうキャリアの終わりを意識し始めるみたいなのが結構僕の中で最近あって、結構そこが新鮮な驚きがあるんですよね。
マグノリアさん的にはその辺りってどういうふうに考えられてるとか、なんか気持ちの変化みたいなのが最近あったりとかされましたか。
そうですね、自分ももう50代に突入してきていますので、この座談会を聞いていて、まず俺にも喋らせろって思ったんですけど。
やっぱり50代になるとやれることとやれないことと、あと残りの期間でやれることって何だろうなっていうこと、今できることとこれからできるようになること、やれることみたいなところをすごく考えるようになってきますと。
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今までバリバリにコードを書いてたりとか、それからマネジメントをしてきたりとか、そういうことができてきたペースがやっぱり同じペースではどれもできなくなっていくんですよね。
作業にかかる時間だとか、あと判断をするスピード感だとか、あと新しいことを吸収することとか、すべてにおいてやっぱり時間がかかるようになってくると思うんですけど。
これはもう避けられないと思うんですね。避けられたいと思うので、自分がどうやって戦略を立てていくかっていうことだと思うんですけど。
たぶんウェブとかの世界でいくと、やっぱり50代の方とか、ほんと60に近い方って数が圧倒的に少ないじゃないですか。
だからこういうような場で、こういう年の取り方をしようと思ってるとか、こういうキャリアの積み重ねをしようと思ってるっていう話は、なんかもっとみんなした方がいいんじゃないかなって思うし、みんなもっと聞いた方がいいんじゃないかなって思います。
はい、そうですよね。たぶん前提の話をごめんなさい、僕がすっ飛ばしていきなり話を振っちゃったんですけど、ヤッピシーの前夜祭で50代のエンジニアの方が何人かでお話しするっていう、そういうパネルディスカッションみたいなのがあって、それのタイトルが50代。
50代を迎えるエンジニアのキャリア。
みたいな、必ず来る未来、IT業界での50代の過ごし方みたいなやつですかね。
それの、そこでコガさんと、カッパさんと、おぎじゅんさんがお話しされてたみたいなのがありましたね。
それで、いや、これそうそう、マグノリアさんもいるといいよなーみたいなのはすごい思ったりはしていました。
結局やっぱ、結晶性知性の話と計画的偶発性理論の話はやっぱ絶対出てくるよなっていうのは思いましたね。
あとなんかその、今回のヤップシーで思ったのは、やっぱりそれこそモズニオンさんとか秋山さんとか、ああいう新卒とかから知ってる世代、10代の頃から知ってる世代がもうめちゃくちゃ業界の中核にいて存在感を出してるみたいなところとか、
あとそういう若い人が参加してすごくお刺激を受けてくれてるみたいなのが良かったなと思ったんですけど、それに加えてそれこそマグノリアさんなんかお子さんを連れてきてたじゃないですか、お子さんというかもうなんてか親子さんか。
そうですよね。そうか、成人してるんですね。18歳を超えてるからって。
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超えてるのでもう成人ですね。子供というよりかはもう本当に一人のそういうことを学ぶ人っていう感じで参加してたんじゃないかなって思いますね。
そうですよね。だからそういう、親子でヤップシーとか参加できたらすごい良いよなーっていうのは思いますね。だから僕は、まあもう僕もいけるのかな。
今回学生の方がすごく多かったなと思っていて、今回その企画としても25歳以下の方にも支援します。今までの学生だけじゃなくて25歳以下の方も支援しますっていう企画がヤップシーでも行われていて、すごく意識的に若い世代の方に来てくださいっていうメッセージが強かったと思うんですけど、
そういう人たち同士で知らない間に交流してるというか、そういうのがすごく見てて良かったなって思いますね。場所が大学っていうのもまたそういうことに一つ良かったのかなって思うんですけど。
そう、地方カンファレンスと大学の予算もあったと思うんですけど、その地方カンファレンスってやっぱりこう居合なし密室みたいな、密室っていうかそこにみんな一同に会するのでかなりその親密度は上がる感じがありますよね。
それこそ仕事をやりながらトークを聞くみたいな感じにはならないので、そういう関係地みたいなところはかなり良いなって思いますし。あと、いや、函館未来大学すごい良かったですよね。ロケーションっていうか、建物とかすごく良かったなっていうふうに思ったんですけど。
衝撃でしたね。あそこは本当に吹き抜け構造で。トラック間の移動をしていくために教室の間を渡るための渡り廊下みたいなのがあって、そこを通るだけですごくテンション上がっちゃいましたよね。
いや、上がっちゃいますよね。あの開口感とすごい、やっぱりオープンな感じみたいなのとか。天気も良かったんですけども。あと、あれ結構、そういう動線をすごい分かりやすくしてあるし、結構あえてちゃんと階段を使わせる設計になってると思っていて、あれもすごい良いなっていうのをこう思いました。
ちゃんと、もちろんエレベーターとかもあるんですけど、むしろエレベーター、まあまあこの行き方だったら階段使うかみたいな感じになってて良かったなあっていうのはありますね。なんか最初ちょっとなんか全然こう位置関係とかが分からずに、まごまごしたんですけど会場で。なんか慣れるとすごい分かりやすいみたいな。
だいたいこっちの方に行っときゃ、いつかはこの3階のホールには着くでしょうとか、なんかそういうのが分かって、すごい場所として良かったですね。
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良かったですね。目の前は芝生ですごく広々としてましたし、ブラインドがヤプシーの形になっているという非常にフォトジェニックな感じも良かったし。
あれもめっちゃ良かったですね。
ヤプシーはそんなところですかね。
はい。
ということで、マグノリアさんがとにかく三大美徳の話をしたいっていうのがあるっぽいので、それの話をしようかなと思います。
なんか以前も、以前出られてたポッドキャストでも横浜納生AMでもお話しされてたけど、なんかそれではちょっとまだ話し足りないみたいなのがあると聞いているので、じゃあお話をしましょうっていう感じですね。
パールをご存知の方は当時も聞いてたと思うんですけど、プログラミングパールの原点と言いますか、解説書みたいな本があるんですけど、この中でプログラマーの三大美徳っていうのがあるんですよね。
これが語られていて、プログラマーの美徳、備えるべき性質みたいなのを三つ挙げられていて、仏性、短期、傲慢というのが三つあるんですけれども、それぞれ理由が書いてあって、なぜそうなのか。
一瞬聞くとぎょっとするような言葉がわざわざ使われているんですけど、よくよく聞いていくと、短期っていうのはプログラムを使って早く問題を解決しましょうとか、怠け者っていうのは本当に怠けるためだったらどんな努力でも惜しまないといったようなことを解説しているようなものなんですけど、
ちょっとこれってある種の言葉遊びみたいなところがあったりするので、現代でそのままちょっと使うと通じないかなって思うところがあるので、その解釈の仕方みたいなのをちゃんと考えながら、今だと喋っていかなきゃいけないことだと思うんですけど、すごくいい、
これまさにハッカーらしい発想っていうか、エンジニアらしい発想だなって思っているので、これ本当にぜひみんな一度ネットとかで検索するとよく解説記事が出てきたりするので、見て欲しいんですけど、そのまま多分、例えば職場とかで後輩とか新人の方とかに言うととてもハイコンテキストなものなので、そのまま絶対言わない方がいいと思うんですけど、
ちゃんと注釈をつけながら喋っていくとすごくいいことが言われています。
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そうですよね。武将であるためにちゃんと、結構そういう反語的な部分がある言葉でもあるし、でも割とそういう勢いを出すために、やっぱりそういう、なんていうか、もうとにかくなんでもいいから、武将でもいいから一行目の行動を書いてみるとか、
ちょっと短期に怒り駆動みたいなもので、なんかとにかく始めてみるとか、なんか傲慢みたいな、俺にはできるんだみたいな、やっぱりそういう勢いを持たないと始められないこともあるし、やっぱりそういうのがすごい大事みたいなのは間違いなくありますからね。
ありますね。これ、こういう短いキーワードでわかりやすい、精神性といいますか、迎え合い方みたいなところを解説する言葉って結構いろいろあると思うんですけど、やっぱりその中でも言葉の使い方として上手いなって思うのが、このプログラマーの三大美徳ですね。
そうですね。あとまあ、これパールコミュニティの言葉だと思うんですけど、ラリーウォールとかが言い出した言葉で、ラリーウォール他にも努力、忍耐、謙遜っていう文章も書いてるので、ちゃんとそこは意識してるんだなっていうのはすごいありますね。
まあ、この武将短期傲慢とかは、結構良い良い良いというか、大事な、個人の心の持ちの話なので、すごい良い言葉だなって思いますね。
これを人に強制して言い出すと、なんか話がよくわからなくなっちゃうんですけど、自分の中でこういう価値観でやっていくぞっていう持ちでいるとすごくいいんじゃないかなって思いますね。
そうですね。やっぱ対打であるために対打じゃなくする、短期であるためにちゃんとしっかり考える、傲慢であるためにも謙虚であるみたいな、表裏だとも思うし。
そうなんですよ。
だから、あんまりこういうのを乱暴な態度を取る、いいわけに使うのは良くないけど、あんまりそういうニュアンスも含まれてないから良いかなっていう感じではありますね。
そうですね。
なんか結構こういう、乱暴な言葉を使う文化みたいなのもともとあったと思っていて、あるんですけれども、若干やっぱり今からすると、ギョッとするみたいなものもあるなっていうのは感じることがあるんですよね。
まさかりを投げる的なやつですよね。
そうですね。とか、戦うプログラマーとか、すごくいい本だと思うんですけど、戦うプログラマーっていうのは、そのWindows NTの開発機みたいなやつで、もうかなりそれのデビッド・カトラーっていうすごい可烈なプログラマーの人が、
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壁を殴って穴を開けながら開発したみたいな、そういう逸話が含まれてるような話で、ドックフーディングっていう言葉がよく知られるようになったのは、たぶんその本が原点ですよね。
自分たちがWindows NTを開発してるんだけど、開発してるWindows NT上でWindows NTを開発してると、もう全然ポンコツで動かないWindows NTであえてWindows NTを開発するみたいなことをやっていて、そこも含めてすごい良い本なんですけど、
やっぱり結構たまに過激な物言いだったりとか、ちょっと乱暴なニュアンスが含まれるので、今からすると若干ちょっと怖いなみたいな、大丈夫かなみたいなのを感じることがあるんですよね。
けっこうあれですよね、書評とかでも評価が分かれるみたいなことが書かれてますよね。
そうなんですかね、最近はそうかもしれない。
今読むとやっぱり、このやり方は。
そうですね。でもカトラーさんはもうたぶん70とかを超えてて、なんかまだそれこそ60代ぐらいの後半でも、の頃でもAzureの開発に関わってたみたいなのもあるので、やっぱすごいなって思いますし、やっぱりなんかそれこそそういう人は上の年代のロールモデルになる人だなっていうのは思いますね。
今82歳ですね、ウィキペディアに。
82歳ぐらい。
すごいですね。
すごい。だから海外やっぱいますよね、まだ。だからロブパイクさんとかも、すごいですし。
さっきの年齢の話に戻るんですけど、50代、定年60歳っていうのは日本の話だと思うんですけど、自分がこの先何ができ続けるのかっていうのと、何ができなくなるかっていう話と、何ができるようになるかっていう話が多分あると思ってまして、
そういう中で実際やってる人がロールモデルとしていると、すごく励みになりますよね。
そうですね、本当に。なので、そういうパイオニアみたいな人がいると励みになるし、僕らも今後何らかの形でそういう他の人がやってないようなことをやり続けるのかもしれないけど、そういうのを見せられるようにはなりたいけど、
少なくとも、そうですね、完璧なロールモデルはいないしいない方がいいと思ってますけど、でも何か参考になる人、真似できる人とか、目指せるものがあるのはすごい良いですよね。
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完全に同じことっていうのは目指すべきでもないと思いますし、実際できないと思うんですけど、いろんな人の振る舞いのつまみ食いをしていく中で、自分らへのスタイルが出来上がるんじゃないかなって思いますね。
はい、そう思います。なのでまあ、やっていきましょう。
やっていきましょう。やっていくしかないんです。
よし、じゃあ大体話したい話もできたし、時間的にもちょうど良いかなと思うので、今日はこの辺で終わりにしようと思います。
はい、ということで、趣味でOSSをやっているものだ。今回はマグノリアさんをゲストにお迎えして、いろいろお話を伺いました。ということで、よかったらポッドキャストの公読などしてください。ということで、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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